幼女、常時依頼
次の日、私とお姉ちゃんはケイティさんの家にもう慣れたもので、いつも通り早朝を過ごし、ケイティさんと一緒にギルドに来た。
今日もコカトリスの生け取りの依頼でもしようと思っていたのだが。
「プリフィちゃんアリエッタちゃん、コカトリスは生け取りの依頼は無くなったから、今日からは新しい依頼を探して見てね?」
「そうなんですの?残念ですわ」
どうやらコカトリスは生け取りの依頼は無くなってしまった様だ。
コカトリスの生け取りの依頼は割りが良かったので残念だ。
仕方なく私とお姉ちゃんはギルドの中の依頼ボードの前に来て、新しい依頼を探す事にした。
「お姉ちゃん、どんな依頼があるか見て見ましょう」
「そうね、アリエッタ」
ケイティに出会ってから私達は、空いた時間にケイティさんに文字を教えてもらい、今ではすっかり私とお姉ちゃんは文字が読める様になったのだ。
だから依頼ボードも今では私達だけで読めるのだ。
そんな依頼ボードにあったのは。
常時依頼: 薬草の採取、ポション草、1株50G
エネル草、1株100G 霊草、1株500G
魔物の討伐、ゴブリンの討伐1体500G 討伐の証、左耳
オークの納品、1体1300G
ワイバーンの捕獲、1体2000G
オーガの討伐、1体1000G、討伐の証、左耳
孤児院の炊き出し、2000G
護衛依頼、ランクに変動。
「お姉ちゃん、ゴブリンの討伐の証は左耳ですって、そろそろ私のアイテムボックスの中のゴブリンを始末したいですわ」
「まだよ、アリエッタ、ゴブリンはまだとっておきましょう、とっておきだけに」
お姉ちゃんが私に対していやらしいギャグを言った。
確かに、左耳があるゴブリンとそうで無いゴブリン、混ぜこぜになる危険性もあるし、これからもゴブリンは私のアイテムボックスに蓄積されて行くのだ、チクセう。
まぁだからと言って、私に負担がある訳では無いのだが。
「お姉ちゃん、私達が出来る依頼はここに書いてあるものだけですけれど、今日はなんの依頼を目指しましょうか」
「オークの納品、これが良いわね、アリエッタのアイテムボックスがあるからこれにしましょう」
「オークの納品ですか?今更ですけど、危険は無いのですか?」
私とお姉ちゃんは、北の森に入って数日経っているが、オークとオーガにはまだ会っていない。
何故なら私達が使う『サーチ』に、とっても禍々しく反映されているから、今まで私達はこれで避けて来たのだ。
「な〜に、アリエッタの攻撃魔法もあるし、私だって鉄拳もあるから多分大丈夫よ」
「お姉ちゃん、お姉ちゃんが言うなら、オークの納品を頑張って見ますわ」
と言う事で北の森までやって来て数分、早速私の『サーチ』の魔法で禍々しい気配を探るとあたりがあった。
これはお姉ちゃんも同じ反応をしている様だ。
「お姉ちゃん、怖いけど行ってみる?」
「え〜、行って見ましょうアリエッタ」




