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アリエッタ幼女、スラムからの華麗なる転身  作者: nyannsuki


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33/55

幼女、お米

 お姉ちゃんと私の服を3着ずつ買って、全部で12000Gと、随分とお金を使ってしまったが、これは1日で稼げるお金だから問題ない。


 そして今まで着ていた服は、アイテムボックスにしまって、新しい服を着て、私とお姉ちゃんはケイティさんの引率で、町での買い物を続ける。


 そんな中、町を散策していると、食品売り場が見えて来たので、そこへ行って見る事にした。


「ケイティさん、食品売り場、寄ってみたいですわ」


「アリエッタちゃん、食品売り場に興味があるの?良いわよ、寄って行きましょう」


 私はケイティさんに、食品売り場に寄って見たいと言い、2人を食品売り場まで行く様に促した。


 食品売り場は、活気が満ちていて、色んな人が行き交っていた。


 食品売り場からは色んな匂いがして来て、様々な香辛料も置いてある様だった。


 食品売り場の中を歩いていて、私はある物を発見した。


「ケイティさん、あれはお米じゃありませんか?」


「アリエッタちゃん、良く知ってるわね、あれはお米よ」


「ケイティさん、お米を買いたいですので寄って行きましょう」


「わかったわ、アリエッタちゃん」


 私は、お米、それも精米済みのものを発見した興奮を抑え、店員さんに声を掛ける。


「店員さん、そのお米、売ってくださいまし」


「はい、お米を買ってくれるんですね、でもお米、お嬢ちゃんが買うの?お父さんとお母さんは近くにいる?」


「お父さんとお母さんはいませんけれど、保護者ならいますわ、ね?ケイティさん」


「え〜、私がこの子の保護者よ」


「そうなんですね、小さな珍しいお客さんがいらっしゃるものだからつい、保護者同伴でしたら問題ありませんね、それでお嬢ちゃん、どれくらいお米が欲しいの?」


 私は食卓にお米が並ばられるのを、にまにましながら考える。

(お買い物はまたケイティさんと一緒か、ガウディさんと一緒に来れば良いから、取り敢えず30kgぐらいで良いかしら)


「店員さん、取り敢えずお米、30kgくださいまし」


「はい、わかりました、はいどうぞ、15000Gになります」


「15000Gですわね?わかりましたわ」


 お米は結構高かったけれど、私は前世日本人だから、白米の誘惑には勝てなかった。


「お米30kg重たいですよ、良かったら台車がありますけれど」


「台車は入りませんわ」


 そう言って私は何気なく、お米30kgをアイテムボックスにしまう。


「ストレージ!!!お嬢ちゃん、小さいのにストレージを持ってるのね、私の所で働いてくれないかしら?良いお金になるわよ」


「仕事の依頼なら、冒険者ギルドを通してくださいまし、私、これでもれっきとした冒険者ですわ」


「そうなのね・・・、こんなに小さいのに、お嬢ちゃん、名前を聞いても良いかしら?」


 店員さんは、私がお米をアイテムボックスにしまう所を見ると、目の色を変える様にして言って来た。

 そんな私はちょっと失敗したなぁと思ったが、名前を尋ねられたので、今後の事を考えると、名前くらい名乗っても良いかなと思った。


「先ず名前を名乗る前に、店員さんの名前を聞いておきたいですわ」


「あ、ごめんなさい私ったら、自分の名前も名乗らずに名前を聞いてしまったわ・・・、私はカエラ、

シムラ・カエラよ」


「シムラ・カエラさんですね?私はアリエッタ、ただのアリエッタですわ」











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