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アリエッタ幼女、スラムからの華麗なる転身  作者: nyannsuki


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30/55

幼女、アリエッタとは

誤字報告、ありがとうございます。

修正させて頂きました。

  ーーギルド長視点ーー


「それで、ケイティ、報告とはなんだ」


 冒険者ギルドの中の2階にあるギルド長室の中で、私とケイティ2人きりの状態の中、私は椅子に座り、机に手をつけ、顎に手をやりケイティに言葉をかけた。


「では報告します、私が昨日保護した幼い姉妹のうちの1人、妹の方のアリエッタちゃんが聖女でした」


「え?聖女?聖女ってあのお伽話に出てくる?」


「はい、そうです、そのお伽話に出てくる聖女です」


 ケイティは私の座る机に前で、立ったままギルド長に報告をする。


「あのアリエッタちゃんが・・・、しかしどうして聖女だとわかったんだ?聖女はお伽話では癒やしの魔法を使いこなし、それも見ているものも魅了するとも言われているが、アリエッタちゃんはオンボロの服を着た幼い幼女じゃないか」


「アリエッタちゃんは昨日、私の息子のアレクを治癒してくれました、そして今朝もアレクは元気にしていました。

 それだけじゃ無く私が骨折した際も魔法で治してくれました」


 私はアリエッタちゃんが聖女だとケイティが言うが、とても信じられなかった。


「ケイティの息子のアレクって言ったら、いつも鼻水を流していて辛そうにしていたよな?

 それが本当に治ったのか?そうだとしたら凄い事だぞ、それに骨折って・・・、アリエッタちゃんは聖女なのか?」


「え〜、アリエッタちゃんは聖女です。

昨日、姉の方のプリフィちゃんに身体強化の魔法を伝授したのですが、その際私は弾かれてしまいました。

 それは何故か、ギルド長もご存知ですよね」


「ケイティが弾かれたと言うのは、ケイティよりも魔力が上だって言う事だろう?プリフィちゃんはまだ8才なのにか?」


 ケイティは私に勿体ぶって言った。


「アリエッタちゃんは鑑定の魔法まで持っていましたので、それで姉のプリフィちゃんの事を見たのだと思います」


「アリエッタちゃんは鑑定まで持っていたのか、それは本当に凄いな、ストレージ、癒やしの魔法、鑑定までもか」


 ケイティは立ったままだがたまに姿勢を崩して言うが、私は相変わらず座ったままだ。


「それで、プリフィちゃんの魔力が1000ある事がわかりました・・・、しかし鑑定をアリエッタちゃんが持っていたとしても、アリエッタちゃんは字が読めません。

 字が読めないのにわかるそうで、もしかしたら、アリエッタちゃんの鑑定は感覚的なものかも知れません」


「な!!!プリフィちゃんの魔力は1000もあるのか?嘘じゃ無いだろうなぁ、もし本当だとしたらギルド連に報告しなくてはいけないぞ」


「やっぱり報告が必要なのですね、それよりもアリエッタちゃんの魔力が凄いのです」


「それよりもか!!!」


 ケイティは冷静に私に報告していくが、私はプリフィが魔力が1000あると言う事で冷静さを欠いていた。


 そんな中ケイティは言う。


「アリエッタちゃんの魔力は30000です」


「30000!!!もしそれが本当ならアリエッタちゃんは聖女で間違いないだろう。

 これはギルド連だけじゃ無く王宮にも報告しなくてはいけないぞ」


「やっぱりそうですよね・・・、アリエッタちゃんとプリフィちゃんなんですが、王宮よりも私の所に居たいそうなので、ちゃんと便宜をはかって報告して下さいね?」


「そうなのか、わかった」


 聖女が見つかったり、王都のハズレにある森で魔力だまりが発生したり、何かの前触れでなければいいが。





 





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