幼女、コカトリス
お姉ちゃんがゴブリンを殴った後、お姉ちゃんは仕留めたと言って、宣言通りゴブリンは動かない。
(ゴブリンって、小説とかでは女性達をチョメチョメするのでしょ、女性の敵ね、それにしても禍々しいわねゴブリンは)
「アリエッタ?」
「あ!!!ごめんなさいお姉ちゃん、考え事をしてましたわ」
(しかし大きな音が鳴ったなぁ、周りの魔物とか近づいてこなきゃ良いけど)
「ゴブリンは本当に仕留めたのかしら」
「『サーチ』から気配が消えたし、動かなくなったから仕留めたと思うわ、アリエッタ、そのままにしておけないからアイテムボックスにしまえる?しまえるならしまってね?」
「う〜、わかったわお姉ちゃん」
私は、倒れているゴブリンに近づくのを躊躇ったが、たしかにこのままにはしておけないので、私はゴブリンに近づく。
「ゴブリンなんて、肉も食べられないからね?けれど一応アイテムボックスにしまっておいてね?」
「わかりましたわお姉ちゃん」
そして私は嫌々ゴブリンをアイテムボックスにしまっていった。
「それじゃあどんどん『サーチ』の気配を追って行きましょう」
「そうね、お姉ちゃん」
こうして、私とお姉ちゃんは『サーチ』の気配を追っていった。
しかし出てくるのはゴブリンばかりだったので思う様に行かない。
ちなみにすべてのゴブリンはお姉ちゃんがワンパンで倒した。
私が魔法を使うまも無かった。
そんなこんなでゴブリンを16体倒した後、ようやく、鳥型の魔物に出会った。
「お姉ちゃん、コカトリスだよ」
「そうね、コカトリス、大きいわね」
私とお姉ちゃんの前に現れたのは、3mほどある鳥型の魔物、コカトリスだった。
「アリエッタ、生け取りでしょ?何かかんがえはあるの?」
「うん、お姉ちゃん、一応考えはありますわ」
目の前の魔物のコカトリスは、私達に気付いているだろうけれども襲ってこない、どうやら敵認定されていない様だ。
でもその方が助かる、何せ生け取りが依頼だから策を講じなければならないからだ。
それで、私はまず魔法で捕まえる事を思い付いていたので、早速魔法を使ってみる事にした。
「バインドネット」
私は恥ずかしいけれど、『キャッチネット』に言葉をそれにしようかとも思ったけれど、考えて『バインドネット』と唱えてみる。
私が『バインドネット』と唱えると、コカトリスの周りを包む様にして魔力の網が展開し、コカトリスを包みとらえる事に成功したのだ。
「コケー!!!コケー、コッコッコッコ、コケー!!!コッコッコッコ」
コカトリスは、魔力の網に囚われた瞬間、大きな声で泣き始める。
でもこればかりは仕方ない。
取り敢えず私の魔法の『バインドネット』に覆われたコカトリスをそのままにして、考える。




