幼女、初めての強目の依頼を受ける
かなり久しぶりに更新しました。
長いスランプに陥りましたが、ちょっとだけ復活しました。
読んでくれている方、いつもありがとうございます。
ケイティは冒険者ギルド内で、
ナイフ初期装備でピンからキリまで、2000Gの物が良いと教えてくれたので、早速係の人に言って見る事にした。
その係の人はカウンター越しの座っていて、お客さんを待って居たのだろう。
私は特に気持ちもまばらでもなく、自分の欲に忠実に言った。
「すみません、ナイフを1本買いたいんですけど売ってくれませんか?、ちなみに2000Gのモノが欲しいです」
プリフィは自信満々に係の人に言った。
「はいよ、お嬢ちゃん、これが2000Gのナイフだよ、じゃあお金ちょうだい」
そして言われてお姉ちゃんはお金を払って、ブツを手に入れた。
しかし、カウンター越しに座っていた係の人は、50〜60代に見える。
私やお姉ちゃんよりは背は高いけど、なんだかずんぐりむっくりで小さくてドワーフでは無いかと思った。
最もこれは私の前世の知識のドワーフのイメージで、この世界にどんな種族がいるのかわからないけども。
ともかく、お姉ちゃんはナイフを手に入れたので早速。
「アリエッタ、このナイフ例の場所にしまっておいてくれない?一応刃物だから私達には危ないからね」
「わかったわお姉ちゃん、これからお世話になるナイフだから大事にしまっておくわ」
ちなみに例の場所とは、私のアイテムボックスの事だわ。
だから私はお姉ちゃんの言う通りにして、買ったばかりの2000Gのナイフを即座にアイテムボックスにしまった。
「では今度は依頼ボードに向かいましょ」
「「はい」」
ケイティの言葉に私とお姉ちゃん元気に答えて、ケイティの後に続いて依頼ボードまで戻った。
そして戻って来て私は依頼ボードを見たのだけど、
ちょっと気になる鳥のイラストが描いてある紙を見つけたので、ケイティにそれについて質問する事にした。
「ケイティさん、この鳥のイラストの依頼はなんて書いてあるのですか?」
「この依頼?この依頼はEランクで、コカトリスの生け取りって書いてあるわ、コカトリスの生け取りは難しいからオススメは出来ないけれど、コカトリス1匹につき3000Gって書いてあるわよ?」
「ケイティさん、その依頼、受けたい場合にはどうすれば良いんですか?」
私は今思い付いている魔法を使って見たいと言うこともあり、この依頼を受けて見たくなったので、ケイティにどうしたら依頼を受けれるか聞いてみた。
「この依頼を受けたいのなら私に言えば良いわよ、ちなみに私以外でも受け付けに居る職員に、この依頼の紙を持っていけば受け付けてくれるわよ」
ケイティは何気なく私とお姉ちゃんに言ったけれど、その後ちょっとだけ不穏なことを言った。
「これは白い依頼で、中々受け手が居ないの、何故ならコカトリスは唾液や糞を撒き散らして徐々に敵と見做したものを化石化していくから・・・
厄介な依頼だから白い依頼って言われているのよね」




