忘れたくないこと
おい小僧なにをやってんだと
蟻を見て吾に言いたい ただいきる
悲しみよりも喜びを数えるように
浜辺の小石拾い見る
「変わらないこと」
きみが風をわたしにおくる
紙飛行機を少しでも遠くに飛ばせる
ようにと 優しさか
風をおくるとき私にとっての
世界はあなただと
気がつく
あのときからきみに届けと
未来がみえなくても
これからも変わらないこと
あなたに貰った
思い出の言葉を開くとき
あたたかな感謝の涙が流れること
きっと枯れ果てるまでだと
感じて生きていること