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元おっさん,猫と異世界ライフと旅に出る。  作者: 猫を愛でる会
第5章宇宙旅行と冒険編
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アズール星の食料狩り。

旅行最終日です。

シャロと二人で食堂のキッチンに居る,二人で朝食を作り先に食べてると,寝不足のフローラとロゼがゾンビの様に来た,薬草配合のエナジーピーチ味を二人に渡し,目がシャキンと成り朝食をゆっくり食べ,スッキリするハーブティーを出したらおかわりが来たので,シャロと3人に淹れて3人は幸せそうに飲んで居た,まあ3人には新しいハーブと隠し味,薬草入りハーブティーの試飲して貰ったが,何処のハーブかは雅史は言えない,まあ知ってるのはカルミアだけだ。

もしカルミアがあの場所に行かなかったら,このハーブとは出会ってはないが,カルミアには素直に礼は言えないけど,まあ色々カルミアとあった空白に隠したい2時間だった。


「頭がスッキリするわね,このお茶。」

「そうですねフローラさん,何かやる気が沸き上がります。」


フローラとロゼが会話を始めた。


「大丈夫かしらロゼ?」


何かロゼに不安しかないシャロだった,雅史はエネーブルを待つが来ない,どうやら昨日は楽し…………


「…………よお……………おはよう…………ハァ~」


何故か息が荒いエネーブル。


「今俺の事誰か噂しなかったか?…………」


4人は(雅史はシラをきりながら)知らないと頭を振る。


「アナタ待ってよ,誰も………あら?マサさんとシャロさんはもう居たのね,トムさん達は昨日凄い音してたけど。」


シャロは真っ赤な顔に成る。


「あらシャロさんごめんなさいね,下世話な話で。」


ポカーンとするフローラとロゼだった。


「エネーブル丁度良いや。」


エネーブルは雅史に向く。


「狩に行こうぜ!」

「軽く言うな雅史。」


仕方ねえなぁ~的な顔でエネーブルは,雅史との狩に参加することに成った,ロゼはシャロのスパルタが発動した為強制連行され,フローラと勉強しに引き摺られて行った。

エトワールを沖に停め次元アンカーで止め,トムはまだ来ないが旅装備に似たトム分身や,一番最初のトムにそっくりなトムの4人?で,甲板より下のデッキで釣りを始めたなかなか釣れなかったので,キャナルに推進力を止めて貰い雅史は後部へエネーブルはそのまま,分身は二手に分かれて雅史とエネーブルに付く,良く見たら釣糸が余り沈んでなく更に深く釣糸を垂らすと,大物感抜群な引きに雅史は踏ん張り,リールを巻きステータスフル活躍して,デカイ白いマグロの様な物を釣り上げ,眼を光らせるトム分身は刀を抜き斬撃を放つが,空中で躱す白いマグロらしきモンスター?キャナルが言う。


『アレはクイーンマグロです,白い外皮は硬く津波すら操る力を持ってます,そして近くには同じクイーンか雄のブルーキングマグロが居る筈です。』


何か海底恐竜レベルの白い巨大クイーンマグロは,雅史とトム分身を睨んだ様に見え,海が荒れ始めると雅史は万能スーツを起動し装着し,トム分身に釣竿を託しクイーンマグロと対峙する。


『マスター待ってました,俺を忘れたと思ったぜ。』


雅史はうるさい存在その2の事を忘れてた。


「主そいつより俺を鍛えて下さいよ。」


うるさい存在その1が言う。


「なら行くぞ。」

『俺様の力を示すぜ。』

「俺が鍛えて貰うぜ。」


鬱陶しいが雅史はフィンを2枚を起動させ,ラックからパージと共に変形させ刀を抜きクイーンマグロに,突撃すると見せ掛けDシステムとリンクさせ,フィンで脳天を10%の出力で撃ち抜く。

クイーンマグロを倒し回収したが,クイーンマグロの血に興奮したのかブルーのマグロが海中から飛び出し,口から海水を吹き出したが推進力を使い緊急回避した,フィンに脳天をロックオンしクイーンマグロより一回りデカイ,ブルーキングマグロを

撃墜し,海中から攻撃を開始したマグロ達に,出力30%のビームを食らわせると,脳天を貫かれたマグロが浮いて来て回収される,喜ぶ分身トムが落ちそうに成ったが大丈夫そうだった。面倒なのでヘルメットをして海中に行くと,巨大なアンモナイトやカブトガニや小さなクラゲに,巨大なカレイの砂の盛り上がりを見て,竜槍を出し思いっきり投げつけたがトムの様に貫けなかったし,体の中心に刺さっただけだったので動く前に,妖精の槍を出して。


「流星衝!!」


更思いっきり投げ闘気もマシマシの妖精の槍は,カレイの脳天より下に刺さりカレイは暴れたが,砂を巻き上げ絶命した。


「店の食料が増えるな。」


このアズール星の魚モンスター達は大きく,普通の魚達が大量繁殖しなければ絶滅する過酷な海だったが,雅史達の存在により生態系の頂点が変わったのだった。

デッキに戻り万能スーツを解除しポイントを北に移動する,何故か操縦はトム分身がして居たが解体したマグロに,トム達待望のアレが。


「よしトム達また宴会可能だぞ。」


影から現れるトム達,さて本体は何処に居るやら。


「張り切りますよ。」


全速力航行で北上コースで,前の場所から100㎞位の場所で釣りを始める,エネーブルはまだ釣れて無いみたいだ,だがエネーブルはこの後沢山釣れるのだった。


「さっきは雅史に遅れを取ったが,今度こそ釣り上げるぜ。」


さっきより長く釣糸を垂らし30秒,一気に引きが来たエネーブルは踏ん張りながらリールを巻き,海中から飛び上がる1角の長くデカイカジキ帝王マグロが現れた,エネーブルは片手で照準を合わせ,大出力のエネルギー弾を放ちカジキ帝王マグロにヘッドショットを決めた。


「俺の時代の幕開けだぜ。」


更にエネーブルはカジキ帝王マグロを8体倒し,いつの間にかレベル1187に成り,銃のレベルも528に成って居た。


「此は雅史を抜いたな。」


だが祭りは終わらない,次に釣ったのは巨大な大王秋刀魚でエネーブルは狙撃ライフルを一瞬で取り,早打ちガンマンの様に撃ち大王秋刀魚を一撃で葬った,またもや大王秋刀魚とカジキ帝王マグロと,死闘?を繰り広げたエネーブルだった,最終的にエネーブルはレベル1529まで上がった。


「トムさんを追い抜かしてしまったかな?」


残念ながらまだ遠いのだった。




その頃雅史もブラッディーカーニバルだった。


「更にデカイあんこう来たぁ~!!」


深海近くに沈めた釣糸は疑似餌に騙され,逃げる皇帝あんこうに負けじと更に強度を上げ,釣り針は逃がすまいと更に食い込み逃がさない。


「もう一丁大量だぁ~!!!」


分身刀持ちトムが滑るあんこうの脳天に,刀を突き刺し脳を凍らせ倒す。

その後皇帝あんこうを10体も釣り倒した,次はキャナルの探査でヒラメを標的に,ゴーストシップのゲソを餌にし沈めるとメテオキングマグロが釣れた,一体この異世界には何種類のマグロが居るのだろうか?

エトワールの半分位の長さと更に,恐竜より大きな魚体が空を舞ういや飛ぶ,トム分身に再び任せて。


「レーザー1点収縮………発射!!」


光のビームレーザーがマルチロックされた側頭部に向かう,光のビームレーザーは側頭部を撃ち貫き,メテオキングマグロを倒した。


「レベルもどんどん上げるぞ。」


主ヒラメが動き出し雅史が次に垂らした釣り針に食い付く,主ヒラメは雅史を海底に引き摺り入れよとする,雅史は釣り上げようと踏ん張り,腰を落とし更に踏ん張り15分の格闘の末に,釣り上げられる主ヒラメはさっきのメテオキングマグロより,体が巨大だったがトム分身にあっさり倒されてしまった,海釣りで雅史のレベルは1611まで上がった,光魔法は700にレベルが上がり,刀はレベル817まで到達した。


「トムに負ける訳にはいかないから,更に刀レベルを上げないと。」


昼前に一旦終わりアーサーにゴブリン餌をやり,そして2時間海釣りをして次に陸のモンスター達に挑んだ。


「なんだ?あの蟹みたいな蜘蛛は?」

『アレはクラブスパイダーです,蜘蛛の見た目の陸の蟹です。」


エネーブルはキャナルから更に弱点も聞いて,精密射撃で弱点を一撃で撃ち貫いた。


「俺と手を組まないか?キャナルさんよ。」


エネーブルの問いにキャナルは。


『無理ですね,では頑張って下さい。』


クラブスパイダーの団体が敵討ちに現れた。


「蜘蛛擬きの蟹にモテても,仕方無いけどな。」


土色のクラブスパイダーが一斉に,エネーブルに立ち向かうが返り討ちにした。


「ガンマンの俺に勝とう何て,身の程知らずだぜ。」


回収されるクラブスパイダー,分身トム達はエネーブル以上に倒す,それを見て焦るエネーブル格好つけてる暇はない。



そして雅史は赤茶色の陸海老達と対峙する,トム分身達と30体の伊勢海老にハサミが付いた,巨大なモンスターと格闘するが甲殻が硬く,トム分身の見えない斬撃が弾かれてる,ウォームレッドクイーンより硬いかと思ったが,試しに神速を使い名無しを胸に突き刺したら,あっさりと倒してしまったが陸海老達が更に増え,トム達は剣を抜き陸海老達を狩って行く。


「胸の甲殻が弱かったとはね。」


更に増える陸海老達は最終的に,102体を倒したのだった,次に向かい暴れ鈍牛が現れた,総重量20tらしい巨体を走らせトム分身が吹き飛ぶ,トム分身は色々な回復ポーションを飲み回復し,首を狙い見えない斬撃や剣を伸ばして貫く。

暴れ鈍牛が暴れ大地を揺らし地震撃を発動させるが無意味,トム分身は影で色々な装備や旅装備を着て,暴れ鈍牛と戦う。

雅史も神速セカンドで暴れ鈍牛の首を落としながら,他の暴れ鈍牛も倒したが,ボスらしき暴れ鈍牛が現れた。

見た目は大きな角が後ろに伸び,髷の様な形で顔はイケメン?系で動きが速く神速を使えてる様だ。


『マスター,アレは進化種の暴れん坊将軍牛です。』


暴れ鈍牛の進化種だからて将軍かよと,雅史は心の中でツッコミを入れた。

暴れん坊将軍牛は更に巨体で30t位有りそうだが,神速を使いトム達を追い回す。


「必殺スリーピング!!」


その場に居た暴れ鈍牛を眠らせ,踏ん張りながらふらふらする暴れん坊将軍牛は,トム達に蹴られ殴られそして頭を剣で串刺しにされ倒されたのだった。


「トムリンチ攻撃だな。」


呆気ない最後の暴れん坊将軍牛だった,最終的にエネーブルはレベル1777に成り,雅史はレベル1876に成ったがまだトムには遠い,雅史の光魔法のレベルは735に成り,精神魔法はレベル311に成り刀レベルは825に成った。


「さて次は貝類だな。」


岩場の海に巨大なトゲをミサイルの様に飛ばす,噴進ウニは強敵で万能スーツとオーラフィールドが無ければ,倒せるのも厳しかった,追尾機能のトゲで自己再生の様にトゲが復活したが,ネオ・ハイパーハンマーで一撃粉砕した,少し地形が変わり海流が荒れたが仕方ない。

噴進ウニ40体とサザエに甲殻類寄生サザエに剛毛大蟹や,擬態牡蛎等100以上狩終わりエトワールに帰った。

明日は帰る予定なので全員で外で,陸海老の甲殻ファイヤーボール焼きやウニを出したり,牡蛎をスライスしたり酒蒸ししたり,暴れ鈍牛の焼き肉を焼いたりして旅の最後の夜を楽しんだ,そう夜中まで分身トム達も合わせドンチャン騒ぎをして,途中で抜け出し三人を連れ妖精雑貨店の方の白鯨に向かう。



翌朝皆疲れて寝て居たが,雅史とシャロとアリシアは甲板で朝日を見て居た,旅行最後の朝日を見る為に。


「また3人で見よう,まあ何時かは沢山の子供達も一緒かな?」


アリシアとシャロは雅史を見て言う。


「手加減してねマサ。」

「私はまだまーくんに,手を出されてないよ?」


雅史は眼を剃らし明後日の方向を見る。


「早くまーくんとそろそろ,心以外でも恋人以上に成りたいな。」


アリシアとその後他で恋人以上の関係を持つが,少し先の話しだがアリシアの試練は此からだった。

3人は艦内に戻り朝食を3人で取り,エトワールを出発させサングラン星系アクアアースに帰って来た。

雅史とアリシアは帰って来ても元気だったが,シャロは満腹過ぎて眠く部屋で寝てしまったので,雅史とアリシア以外全員満腹ダウンエルビー博士は,研究で忙しいらしく研究スペースから出て来ないので,アリシアを連れ雅史は砂浜を二人で歩く,アリシアはたまに砂浜で小さい赤毛の二人の子供が見えた,アリシアに手を振り消える子供二人,何故か二人の親は自分と雅史に似てる気がしたが,何か怖いので見なかった事にした,お昼は白鯨のケット・シーのなんでも屋に行った。


「ん~今日はミートパスタかな?」


アリシアは注文書に書き,ダージリンとスコーンも書くき,雅史はポテトフライとナポリタンにカフェラテを書き,ボタンを押し頼み一瞬で現れる。


「慣れないね,この料理とか一瞬で出て来るの。」


アリシアは雅史に言うと。


「私は驚き疲れてるからな。」


それだけ言ってポテトを1口食べ,窓の外を見ると白鯨の外は大荒れで周りは真っ暗闇,白鯨の見えないフィールドの中は明るく,外の嵐の雲が嘘の様だ。

二人はゆっくりしながら常連猫精霊と世間話をし,マグロの切り身を雅史はお裾分けして居た,アリシアは段々眠く成りテーブルで寝てしまった,雅史は勘定を終えアリシアを背負い拠点のアリシアの部屋に行く。


「服がシワになるが仕方ない,たまにはアリシアと添い寝しても良いよね。」


雅史はアリシアを抱き枕の様に抱き締め,一時間添い寝?したのだったが数十分後,アリシアは目を覚ます……目の前には雅史が自分に抱き付き寝てる,しかも手は出してくれては居ないと落胆するが,それでも大切にされてる嬉しさもありアリシアも雅史に抱き付き,また目を閉じ寝てしまったシャロに睨まれて言えない事を何時か言えるまで,恋人以上に認められたいから,シャロはまだ早いと言いたいかも知れないと,アリシアは思う。

戻ると全員少し回復して居て,何であんなにドンチャン騒ぎしたのに,二人だけ元気なのか不思議に思われた。

カルミアは二日酔いでまだ動かないので,トム分身に頼み部屋に送って貰った,ロゼとフローラは帰りシャロとアリシアに,ルリスティーナにエルリーナは残り五人で,シャロ達が休み終わるまで一緒に過ごした。


「何か新婚の予行練習よねこれ。」


五人で過ごす内に少し丸く成った,気がするシャロ。


「シャロさんは凄いですよ,私も見習います。」

「私もです。」


エルリーナの言葉にルリスティーナも賛同する,エルリーナは字は違えど共通の勉強を教えて貰い,エルリーナは更にシャロを尊敬したが逆に,エルリーナのカルミアのお姉様度が大暴落した,やはりシャロは人から慕われる力がある。


「どうせ私は凡人ですよ~」


拗ねるアリシアだが,ムードメーカーはアリシアである。


「アリシアまたゲームするよ。」

「今行くよまーくん。」


3人はどんなゲームか気には成るけど,一度も3人は誘われないしアリシアは言葉を濁す,楽しいだけは伝わるのだけど。

基本二階の一部は立ち入り禁止で,旅行中に何の信頼を得たかアリシアだけ,その部屋に入れてるが音が聞こえないし,キャナルは教えてくれないし,二人はラフな格好でお菓子やお茶を持って,何時間も出て来ない事もある。

たまに雅史が悔しがりアリシアが満足そうだったり,アリシアが半泣きしてたり雅史はまだまだと言ってたりしてた。


「次回に続くけど,僕の出番無くない?」


トムはとあるおっさんに,抗議に向かった。





シャロ「私もゲームしたいわマサ。」

エルリーナ「左に同じく。」

ルリスティーナ「右に同じく。」

フランソワー「私もです。」


何かデジャヴを感じる雅史だった。


次回に続くよ…………たぶん。


セーラ「私が入ってませんよ。」

おっさん「あっ!…………忘れてた…………」

セーラ「ガァ~ン!」


経たり込むセーラだった。








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