冒険とブレイクタイムとシチュー。
マンモス恐竜の肉大好評?
モンスターも居ない場所でシートを広げ,お茶を楽しむがロゼはチョコをせがみ,セーラは甘やかしをせがみエルリーナは膝枕をせがみ,普通逆だよねエル?ルリスティーナは寄りかかり,目を閉じ幸せそうにして居た,まあセーラとエルリーナが睨んでたが,ルリスティーナは無視をして雅史に寄りかかり,雅史に腰に腕を回されて幸せな顔を更にする。
「マサシさんチョコを下さいよ。」
チョコミントアイスを食べながら言うロゼ,今チョコミントアイス食べてるのにチョコをねだる。
「それより私を甘やかしてマサさん。」
上目遣いにうるうる瞳で言うセーラ。
「マサは膝枕しながら私を褒めて。」
エルリーナが膝枕を要求するが。
「次は何を倒そうかな?」
『イメージ画面見たらレベル1008に成ってた,まだトムには遠い。』
雅史はエルリーナ達を見ると,600辺りのレベルに成ってた,その後お茶を飲んでたけど4人の体調がやや悪く成ってたので,一気に500以上は彼女達の身体にはキツかったらしい,エトワールを呼び4人を運び休ませた,まあ帰っても大抵の悪党やモンスターには遅れを取らない,まあまだ強くは成りたいらしいので,体調を回復させてから再びチャレンジ。
カルミアが普段着てるブラウスとスカートと,変わらない服装が多い,欧州の転移?の人がデザインしたのかも知れない,まあもう一つの大陸はまんま中世ヨーロッパだったけど,カルミアと来たのはさっきとは違うのどかな港町,猫耳や犬種系耳にたまに兎耳も居たがアニメや漫画ぽく無い,髪の毛と耳の毛の色は同じだった,兎人と言っても過言ではない,しかも耳も長さが違うので種族も違うかも知れない。
カルミアにはデートを楽しんで貰う,屋台では酸味が強そうな青リンゴや,やや大きなオレンジと洋梨は日本で見るのより3倍の大きさ,食感次第では色々使えそうなので,換金してる金貨で20個づつ買いカバンに収納,屋台の犬種系耳の店主は不思議そうな顔をした。
カルミアと手を繋ぎ骨付き肉の香草焼きや,骨付き肉フランクフルトみたいな物,肉なのに爽やかなハーブを使いあっさりした,鳥の丸焼き等ありカフェも何故か在り,豆のコーヒーではなく植物の根っこコーヒーらしきのが出た,だがパンケーキはなかなか美味かったが,カルミアは「マサの作ってくれたのが良いわ。」と言われ,2時間デートだったがもう少しデートし,カルミアに色々おねだりされ結局4時間デートをした,今日セーラにカルミアに骨抜きにされる日に成った。
セーラ達の体調も戻りもう少し他で,この星のモンスターと戦うことにした,あと何故かこの星のモンスターは倒すと宝石やお金をドロップする,次は魔法メインでの戦いをする場所を移動する,岩肌がゴツゴツした場所でエトワールを待機させ,冒険者が全く居ないスライムの巣窟に来た,巨大なゼリー状の透明なスライムや,山吹色で赤い目玉の様なゴールドレッドアイスライムに,白金の様なシルバーゴールドスライム等,スライム天国なので魔法で戦うには良い,たぶんスライムしか反応無いので人の目を気にせずに,スライムと不思議な装備シリーズで戦う,近くにはスライムに溶かされた家等も有ったので,討伐に失敗して増殖したのかも知れない,ロゼは魔法エネルギー2丁銃をホルダー装備と,予備エネルギーパックと予備銃も装備,あと例のウエディングドレス風の装備で出撃。
「ロゼだけズルいですわ,あと何気にルリもその服何ですの?」
肉弾戦とか使う魔法少女的な,水色のフワリとしたカボチャスカートのワンピース型の防具は,白いブーツに白ニーソックスにスカートには飾りフリルがあり,スカートの中はジャンプしても下から中を覗かれても,白いフリルしか見えない。
胸のリボン止めはスラットした猫のシルエット,灰色の髪はエフェクト付いたかの様に光輝く,白いレースグローブにはフリフリが付いている。
「皆,真面目にやらないと怒るよ。」
雅史の目が笑って無い,やや怒り気味に4人は慌てて戦闘態勢に成る。
「4人は戦う気ないらしいし,さっさと終わらせて帰ったらシャロに癒して貰お。」
「!?」
雅史は4人を煽る。
『『『『イチャイチャ何てさせない,私がアピールして二人で………。』』』』
4人は雅史の煽りにやる気を出す,色々な意味でだがスライム達は雅史達を餌さと認識したのか?やって来る。
「さてセーラとエルの実力が試されるな。」
エルリーナは雅史に魔法も上手いと,褒められたくってはりきり,セーラは成長した自分を朝とは違うアピールをする。
「マサさんに教わった,サンンライトアロー!!」
雅史に光魔法をスパルタされたセーラ,だがセーラは知らないルリスティーナはそれ以上の魔法も,習得してる。
セーラは光の矢をイメージし,妖精の弓を連想し光の矢を放つ,サンンライトアローは透明なスライムに直撃したが,コアに攻撃を与えられなかった。
「レーザー行きます!」
ルリスティーナは精霊石の杖から光のビームを2発放つ,透明なスライムを一気にコアを貫き,4体を貫き倒す。
「負けられない!」
ロゼは少し溜めてからトリガーを引くと,一気に解き放たれたエーテルと魔力エネルギーが,ライフルビームに近い出力でスライムのコアを貫く。
「ルリさん凄い魔法を,私もうかうかしてられませんわ。」
エルリーナは深呼吸し,セーラに更に差が開いた魔法を集中しまたセーラに近付く為に,エルリーナは魔法を放つ。
「ファイヤーカッター!!」
❪ファイヤーカッターとは❫
火魔法初級
エアーカッターを基礎にし異世界人が,アレンジして現地人でも扱える様にした初級魔法,魔法レベルにより炎の刃が増える。
「!?」
エルリーナが前まで何故か使えなかったが,雅史とデート中にコツを教わり努力の結果使える様に成った,エルリーナの成長に驚くセーラ,学園でのライバルはまだ健在を認識したセーラ,炎の刃はスライムを灼熱の炎で焼き倒す。
「エルには負けられない,ファイヤーカッター!!」
セーラも対抗し炎の刃を14枚放ち,前方のスライム達を倒して行く。
「「…………………」」
火花散るセーラとエルリーナ,ファイヤーカッターで競い合いが始まったが。
「フレイムレーザー!!」
「「「「!?」」」」
炎のビームを放つ雅史は,前方のスライム達を炎のビームで貫き倒す,4人は呆気に取られたが序の口だった。
「さて久々の,高出力炎破斬!!」
手の平から放たれた扇状の炎の魔法は,スライム達を炎に飲み込み消し炭に変えた。
「「!?」」
セーラとエルリーナは更に驚く,だがルリスティーナは自分も使えるが,教えてくれた雅史には及ばないのでまだ努力が必要と,意気込むルリスティーナだった。
ロゼはもう驚いても仕方ないと,やって来るスライムを再び倒し始めた。
まだゴールドレッドアイスライム等,レアそうな巨大なスライムが残って居る。
「そろそろ出番ですよね。」
「アレは物理が効かない………,魔法剣みたいな変な刀だし通用は……」
「変な刀て言わないで下さいよ。」
喋るし鍛えろと言うし変な刀だ,しかもモンスターや魔物を倒す度に,等身の色が変わるてオカシイだろうと雅史は思った。
「試しにゴールドレッドアイスライムに,刺してみよう。」
「ちょっと,刺すて………」
文句を言ってたが無視をし,刀を抜きゴールドレッドアイスライムに剣先向けて投げた。
「投げないでぇ~!!」
4人は見ない振りをし,スライム達を倒して居た。
「やはり倒せるな,よし次も投げよう。」
ゴールドレッドアイスライムから抜くと,名も無い刀は文句を言う。
「投げないで下さいよぉ~」
「刀身が少し山吹色だぞ。」
「!?何ですと!!」
刀身の先が何故か山吹色だったが,少し振ると落ちたのでスライムの体液だった。
「体液だったわ。」
「豪華ぽくなったと思ったのにしくしく。」
更に雅史は,デカイスライムに刀を投げ倒す。
「何か刀身が面白い事に。」
「俺……………………あと何回投げられるのだろうか?」
何か聞こえたが雅史は無視をし,等身の禍々しい色が抜け刀身が光沢が増し白銀の様な,不思議な刀身に成っていた。
「御前さんは一体,どんな存在の刀何だろうな?」
「俺に聞かれても困るぜ。」
何か言葉使いが変わったが無視し,周りを見るとエルリーナとセーラがヘトヘトに成って居て,ロゼはエネルギー予備パックを使い終わったのか,次はビームライフルを出し倒して居たが,やや疲れた顔をして居た,セーラとエルリーナに魔法回復ノーアルコールポーションを渡し,ルリスティーナには予備が切れたらしいので,1ダースルリスティーナが好きな味のマジックポーションを渡した。
ロゼにはオレンジ味のエナジー回復ポーションを渡し,イメージ画面で後何体か調べたら,他の場所からまだ来るので4人もレベル800以上に成ったので,撤収する事にした。
「もうクタクタですね。」
「流石に張り合い過ぎましたわ。」
セーラとエルリーナが食堂で,ジュースを飲みながら疲れた身体に悲鳴を上げる,ルリスティーナは帰って来たら部屋に行ったきりなので,寝たか風呂のどちらかだろうがロゼは,チョコパフェを食べて疲れが癒される的な顔をしてた。
「風呂で疲れを減らさないと,後々疲れが大変だぞ残り3日で帰るからね。」
予定は1週間だけど中継地点の拠点を探す予定,後で移動して次の予定の星に向かう予定の雅史だった。
「今日はリラックス出来る香りの,お風呂に成ってるはずだからゆっくり浸かって,夕食には呼びに行くから寝てなよ2人共。」
だが後ろにある人物が現れた。
「ロゼは俺と射撃練習行きだ。」
エネーブルはそう言いロゼを捕まえ。
「マサシさん助けて下さい。」
エネーブルに引き摺られ去って行った,セーラとエルリーナも疲れてるので,コップを返還口に置き部屋の方に向かった,雅史はカレーとクリームシチューを作り始め,例の肉を使いコトコト煮込み作り終え寝かせるが少しシチューを,とある3人に持って行った,まあ未来?の異世界から帰って来たと,トムに何故か旅行前日に連れられて来た三人,一人は他の異世界人らしい,一人は名前を聞いてあり得ないと思ったし,本人領地に居るけどステータスを見ると,ガヴリエフて出るんだよねこれが,孫娘は前に助けたけどそれだけだしどうしたものか。
二人は自分達に接触を試そうと近くに行くと,身体が透明に成り意識が遠退き倒れそうに成ったらしい,エルビー博士曰くもし接触したらどちらかの存在が消えるらしい,存在が消える事はすなわち死を意味してるらしい,ガヴリエフさんは家の財政散財を何時かは分からないけど,息子を止める為に未来の異世界から帰って来たらしいが,そのアイテムを持ってたのは何故かエリスちゃん,ランダムで過去に帰るアイテムを渡した覚えは無い,一応ガヴリエフさんの新しい妻?の清水さんは料理が出来るが,旦那の孫娘のリクエストには答えられる,腕がないと嘆いて居たが普通に料理の腕は有るのだが………
三人にシチューを渡し,次はカレーをイレイナに持って行く,イレイナは雅史が入って来るのを見て笑顔に成る,イレイナは雅史に抱き付き雅史に甘えた。
イレイナは目覚めるとカレーの匂いがしたが,雅史の姿は見えず布団の温もりを感じながらイレイナは,また雅史が来るのを待つ事にした,雅史が置いて行った本とこの頃スキルを会得した,どんな文字も読めるスキルで漫画なる書物を手にした,悪役貴族令嬢に異世界の人間が憑依……。
「この漫画怖いですわ。」
前までその悪役貴族令嬢部類だったイレイナ,青ざめながら逆ハーレムの物語を読み始めた。
雅史はシチューを火に掛け,またコトコトとシチューを煮込むと,アリシアとシャロとフローラがやって来た,フローラは作り置きのパンを次元倉庫に取りに行き,シャロは皿を出しアリシアは味見と言って近くに居る。
「アリシアも手伝いなさい。」
「私はまーくん専門の味見係だから。」
シャロはアリシアに言う。
「新作の味見は私よ。」
だが今回のシチューはこの星のジャガイモとニンジンと玉葱に,マンモス恐竜の肉シチューである。
「もうシャロの時代は終わったから,私が味見係だから。」
アリシアは雅史に目を輝かせ見て来る。
「美味し過ぎて病み付きに成るかもよ。」
味見皿に少しシチューを垂らし,倉庫から出て来たフローラからパンを貰い付けて食べると,アリシアは目を見開き固まるとシャロも残りを付けて食べると,アリシアの様なリアクションで動かない,フローラはどさくさに紛れて雅史にキスをおねだりすると,復活したアリシアとシャロに連行され席に座らされ,何かフローラに文句を言って居た2人だった。
エルビー博士やトム達も来たので,カレーとシチューの二択を選択にしトム意外は自由にした,トムを自由におかわりさせると直ぐに無くなるからだ。
雅史はカレーとシチューを両方盛り,二つの食器を持ち定位置へ,エルビー博士はカレーを選びユリはシチューを選び,ビオラはシチューを選びフローラはカレー,シャロとアリシアはシチューを選び食べると,全員無言で食べ二杯目を食べる六人だった。
雅史はお裾分け分のシチューを寸胴鍋に作り,お代わり解除かと浮き足立つ六人,雅史は仕方なく隠してたハヤシを出し,辛くないカレーの様なハヤシをご飯の上に掛け,シャロとアリシアにエルビー博士が食べ,マンモス恐竜の不思議な肉の旨味が,更に食欲を掻き立てる。
「私を太らせる気かしらね,まあ頭使うから大丈夫だけど。」
エルビー博士がいうとシャロとアリシアは言う。
「私は痩せすぎて言われてるし。」
「まーくんがまだ軽いて言ってたし。」
それは雅史のお世辞だと思ったが言わない,だがか怪物は居た………そうフローラだ。
「マサの食べ物は美味しいから止まらない。」
止まれよとトムは思ったがフローラと競うように,ハヤシライスを食べて居た。
「何であの二人は競って食べてるやら。」
雅史は溜め息をするのだった,雅史はプラネットワープで拠点へ,先にルイーズちゃんにシチューを渡した,此方はまだ昼前らしくお昼に出すそうだ,何か派手な女性が此方を見てたが無視をし,次に王城に行きたまに会うコック長にマンモス恐竜の肉付きで,シチューを寸胴鍋の残り4/1渡した,次にある少女に会いに行く,彼女とその祖父は違う時間から帰って来たらしい,その祖父は若返り彼女と異世界から帰って来たけど,まだ自分達が異世界に行って無いので,次に昼を過ぎCafeRabbitに行ったらジェラールさんに,シチューを没収されたので仕方なく,カシム達の分は肉だけに成ったが千石さんにも肉を分けて,拠点に戻りプラネットワープで戻る。
後にあの肉をもっと欲しいとか,俺は食って無い食わせろとか,色々言われる雅史だった。
「さて次に進もう。」
メインブリッジで次の星を,エルビー博士が入力しエトワールは発進し,大気圏を抜けワームワープをして次の星に向かった。
「何だこのシチューは………美味いではないか,次回も出せ。」
キャスビル王が言うと,バナージ王子が言う。
「父上,マサさんに言わないと無理ですよ。」
チィと言った顔をするキャスビル王だった,もうある場所に行けないからだ。
アリシア「まーくん数日ぶりに行こうよ。」
雅史「そうだな行こうか。」
雅史とアリシアは在る場所に向かった。
次回に続く。