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元おっさん,猫と異世界ライフと旅に出る。  作者: 猫を愛でる会
第4章 素材集めと宇宙(そら)へ
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突然現れる秘密のキジトラ喫茶店。

雅史は色々な材料でお菓子を作り,某漫画の喫茶店や地球に居た頃行った,喫茶店や珈琲チェーンを結晶にした店を作り,小鬼の里と猫人の集落等に頼み,喫茶店の店員をしてもらった。

店は基本モダンな喫茶店内装にし,香り安らぐ花や冒険者ギルド本部パンフレットや,白鯨のある場所で買った猫精霊新聞を配置,ついでに異世界の雑誌も数冊置き喫煙席を奥に設置し喫茶店は一応完成。

先ずはある人物に精神攻撃を仕掛ける,そしてわざとカシム達の行く手に,新しく魔法を解読した一つの転移魔法を使い,カシム達を店に招く,勿論食べ物は出来立てホヤホヤをストックして,放置した物だが時間が止まってる物を出してるので,基本問題は無いがピザとか熱々のに限り,釜に入れるタイプも次元倉庫に置いてある,コーヒーや紅茶は勿論専用サーバーから,コーヒーやココアや紅茶にキャロットジュースに,コーラまで注ぐだけで出せる様にしてある,また早く言えばドリンクバー状態にしてある,働きやすく分かりやすい様にしてあるので彼女達に全て任せてる雅史だった,さて招待を始めよう。


「何だこの光は。」


驚くカシム。


「くっ………罠か」


祐奈がしまったと言う顔をする。


「何で気付けなかったんだ!!」


レイナードは悔しそうに言うが,完全武装ではどんな罠だろうと無駄だろう一人だけ。


「何ですかここは?」


エリーの言葉に全員唖然とする。


「いらっしゃいませ。」


雪は知って居る,彼らは多分師匠(雅史)に雇われた猫人と小鬼達と,何故分かるかと言えばこの二種族の共通点は彼だけだから。


「あ…………お久しぶりです。」


エリーは猫人の一人を見て挨拶をする,前に雅史が好きだった頃にお世話になった猫人がちらほら居たのだった。


『既成事実は出来ませんでしたが,まあ色々師匠から………ぽっ今度はカシムにされたい。』


全員席に案内されメニューを見ると,祐奈の顔が引き攣る。


「…………私への当て付けよね。」


ムカムカする祐奈を尻目に皆は注文する,祐奈は一応聞く。


「お代は?」

「食い逃げ禁止ですよお客様,痛い目に遭いますよ。」


ドMに成りつつある祐奈にはご褒美に成りつつある,何処かのクルセイダーを越えそうである。


「兄貴は居ないか,不思議な光に入ったら喫茶店だし,兄貴が仕組んでると思ったんだけど…………て。」


和政はカシムと久々に顔を合わせると,祐奈は警戒したまた小太刀に変な名前を付けられては困るから。


「カズ?ココは?どんな場所ですか?」


中二病を卒業しイヤ和政の悪戯が終わり,膝丈の白いワンピースローブには花の刺繍があり,帽子は猫耳ファンシーなモフモフハットの白い帽子,ニーソックスは白と黒の色違いと猫足の様なブーツを履き,それを見たルナリアやルーシエやエリーは激しく嫉妬した,自分達にはこんな可愛い装備は貰って無いと嫉妬を燃やすが,これは和政が雅史にオーダーメイドした装備なので勘違いである。


「カズ,怖いよ。」


ルナリア達の嫉妬に怯えるエミリア。


「家の嫁を睨むなよ。」


和政の言葉にカシム達は激しく動揺した。


「嘘だ嘘だ嘘だ……………」


カシムは頭を抱え現実否定,結婚しそうに見えなかったからだ。


「エイプリルフールは当の昔よ。」


祐奈は強がりながら否定する,まさか先に越された精神的ダメージは,強烈に祐奈にダメージを負わせた。


「カズ此処はどんな所だ?」


白いブラウスに黄色いベルト付きロングスカート,金髪にポニーテールのお嬢様が居た,だけどカシム達は何故か処かで逢った気がするが,変態クルセイダーの姿が見えない。


「あの変態が居ませんわ。」

「……………」


何かを耐える金髪ポニーテール。


「今日の変態はユウナだけね。」

「私をあんな女と一緒にしないで。」


ルーシエに言われ反論する祐奈。


「くっきゅ……………」

「くっきゅ?」


金髪ポニーテールは限界だ,エリーは不思議に胸のデカイ天敵金髪ポニーテールを見る。


「エクセル此処は喫茶店だ,あと家の嫁を変態と連呼は控えてくれ,やっと大人しくなったのに。」


全員エクセルを見ると。


「見ないでくれ,特に変態を見る目で見ないで,ご褒美になっちゃうから。」

「………………また再発したか。」


和政は溜め息を吐き悶える嫁エクセルを見る,くねくねするなと言いたいが此処は仕返しに。


「エクセルの仇を取る,スティール!!」

「私は死んでないぞ,カズ。」


エクセルの抗議も聞き流し,和政は久々に体力吸収や魔力吸収ではない,物を奪うスティールを使ったら,黒い紐パンゲット。


パパラパッパパー♪


「お宝ゲッ………グェ!!」


和政は何かに叩かれ倒れる,さて誰のパンツだったのだろうか?再び起き上がる和政。


「だが俺は負けないスティール!!」


パパラパッパパー♫♬


二枚のパンツゲット,白いレースのパンティとピンクのレースのパンティ,だが再び何かに叩かれるが手にした物はまたお宝だった。


「スゲ…………ぐはぁ!!」


さてまた誰のショーツだったのだろうか?カシムとレイナードは赤い顔をし,明後日の方向を見た。

真っ赤な顔のルナリアとルーシエとエリーに,何故前まで簡単に取られてた祐奈が取られて無いのだろうか?


「カズ兄さんは破廉恥ですよ,メェですよ。」


金髪美少女の出現に和政にある疑惑が。


「あんな美少女を誘拐するなんて………」

「彼は本当に勇者なんですか?兄弟子。」


カシムとレイナードの発言に,和政は言う。


「俺が居る国の姫で,俺の妻だよ。」


カシム達や店員が一斉に引く。


「何だよこの反応はよ,兄貴より妻少ないぞ。」


ルナリアが膝を抱え店の端で暗く成る。


「マサさんは私を妻にしてくれない…………」


カシム達が頼んだ物が来たので,膝を抱えたルナリア以外は席に付き,待つとカシムの前にはから揚げと緑茶,レイナードはフライドチキンと緑茶だが喫茶店ぽくない,ルーシエは生クリームたっぷりプリンケーキに青紅茶,エリーはダージリンとカスタードとチーズの鯛焼,だが祐奈だけ注文と違う物が。


「私はピザとコーラのはずだけど。」


祐奈の前には赤い衣のフライドチキンと,タバスコの香りがやや濃く香るトマトピザに,強炭酸のコーラらしき飲み物。


「…………計ったわね。」


祐奈は先ずは赤い衣のフライドチキンを食べると……


「辛い…………え?美味しい………ぐほっ」


美味しいが食べた時と美味しいと認識後に来る,辛いスパイスが祐奈を襲う。


「飲み物…………痛!」


強炭酸で更に辛みが痛いに成る口の中,水を手に取り飲むとレモンの爽やかな味がした。


「生き返る~」


精神的なダメージに味の物理攻撃に,祐奈は少し身が悶える。


「ルナリアが食べないなら,貰うよ。」


祐奈はルナリアが注文したチョコケーキに,手を伸ばすと空気の塊が祐奈に直撃後に,ルナリアと祐奈は転送前の場所に居た,セキュリティで追い出されたらしい。


「祐奈のせいで,マサさんのケーキ食べ損ねた恨み…………」


逆恨み発動でルナリアの魔法は効かないけど,魔法を撃たれるのは嫌なので逃げた。


「ゴン太。」


だが現れない,ゴン太には魔法を食らったら致命傷だからだ。


「成らば逃げないと。」


ファイヤーボールやストーンクラッシュを避けながら,逃げる祐奈のスカートの中はトンデモな状態だった,和政のスティールが意味が無い理由が有ったのだった。


「破廉恥祐奈…………マサさんの代わりに,私が倒す。」


そしてエリーはルナリアのチョコケーキを食べ,雪はパフェを幸せそうに食べ,どさくさに紛れて和政がフライドチキンを食べたら,辛くて悶えて居たがエクセルも食べ,悶えてながら歓喜の顔をして居た,このクルセイダーは食べるダメージもご馳走らしい,ピザまで完食したエクセルだった。


そして雅史の新しい魔法で現れたキジトラ喫茶は,最初に現れた場所はハルモニアだった,不思議に思った冒険者ギルドや冒険者が入ると,美味しいコーヒーや紅茶にケーキやプリンや,ピザに骨が無いフライドチキンに,初めて食べた冒険者やギルド職員は幸せそうに食べ終ると,奴等がやって来た。


「不法営業とは許せんな,私はこの街のりょ…………」


とある薔薇マニア領主は,いきなり姿を消した。


「美味い物が…………」

『言ったら出禁になるが,まさか新しい店を出すとはな………本人居ないけどな,夜の方そろそろ呼んで欲しいのだが。』


そしてパウエルギルマスの隣には,プリン中毒巨乳が居た。


「食べ尽くすわよ。」

「お客様すみません。」


猫人にコロネは呼ばれる。


「はい?」


猫人が言う。


「貴女は先払い分のみ提供に成りますので,先にお支払してからテーブルに付いて下さい。」


コロネはパウエルにお金を貸してと見る,無視をするパウエルはカウンターに座り。


「トマトピザとコーヒー。」

「トマトピザとコーヒーですね,あと支配人からピザ一枚おまけだそうです。」


恨めしそうにパウエルを見る,コロネ商業ギルマス。


「お客さま,払えないならお帰り下さいませ。」


まさかこんな店が街に在るとは思わず,そんなに持って来て無かった,しかも肝心の片腕は新しい地に移動し今やギルマス,好き勝手が出来なく成って悔しいのである,まあ普通に優秀だがプリンが絡むと駄目人間に変貌する,残念巨乳なのだった。


「後払いで………」


また一人帰らされたのだった。


「お姉ちゃん,凄いお店だよ。」

「ユウナお姉ちゃんの店より,広いし不思議だね。」


パウエルは姉妹を見る。


「よお!フィーネとルイーズ,この店のメニュー見たら驚くぞ。」


いつの間にかパウエルギルマスの隣に,ピザを食べてるルリーナが居たが気にしない,しかもパウエルがオマケで貰ったピザだけど,ルイーズ達は子供用の席に案内された。


「お支払はパウエル様がしますので,ご遠慮なく食べて下さいと支配人が。」

「俺………いや何でもない。」


ゲスト枠で美味しい物をタダで食べてる手前,嫌とは言えなかったパウエルだった,後で珈琲ゼリーがパウエルに差し出されたのだった。


「…………あのドーナツがあるよお姉ちゃん。」


ルイーズがはしゃぎながら言う。


「色々在るよルイーズ,食べれるだけ食べよ。」


顔が引き攣るパウエルギルマスだった。



だが夕方誰も居ない時間帯に店は消え,翌日店は祐奈の王都別荘を潰し?現れた。


「なかなか面白そうな店だ,ユウナの新しい店か入ってみるか。」


赤い服装の男が入った店は,不思議な店で何故か見知った人物いやエルフが居たが,忙しく食べてたので店の外とは違う風景が見える,窓際に座ると大和か和の国の服装のメイドが来る。


「いら…………え~とキャスビル様ですね。」


注文を受けに来たユリは驚く,雅史に赤い服装のキャスビルて王様は,色々公務をサボる王様で怖い妃には逆らうなと言われて居る,何かアレば王城執務室緊急送還許可を貰ってる。


「…………私は王ではない,シャアと言う冒険者だ。」


嘘をさらりと言うキャスビル王。


「そうですか?ではご注文は?」


キャスビルは甘くないコーヒーと,チョコを頼んだはずだが。


「ブラックコーヒーと,ブラックコーヒーゼリーです。」


先ずはブラックコーヒーを口に運ぶと,香りが鼻を刺激し始めての香りにキャスビルは,コーヒーを一口飲むとコーヒーの香りが口に広がり,苦味と酸味が程好く刺激する。


「美味い!」


ある客が現れキャスビルは機嫌が微妙に成る,その客は色々聞いてカプチーノを頼み,甘い生チョコケーキを食べながらキャスビルを見る。

次の客はまた見知った客で,居心地が悪い。


「あら王様も彼から招待されました?」


キャスビルはその言葉に。


「!?招待だと…………」


また客が来たが………


「お母様,抜け駆けしてマサの喫茶店に先に行かないで。」


エルリーナが母ローリエに文句を言う,そして次に現れたのは。


「アレ?父上は招待されて無いのに,もしかしてたまたま入ったのですか?まあ,マサさんから父上なら絶対来るから,心配ないとは聴いてましたが,マサさん恐ろしいな。」


息子バナージは店員に紙を渡すと,何故か同席した。


「父上用の甘くないケーキを,頼んだので後でマサさんに礼を言って下さいよ,父上用に作ったらしいですが………誰が味見したんだろ?」


とあるギルマスとある喫茶店のマスターだが,誰も知る術は無い。



翌日はファンタジアに現れそして,翌日は伊岡の外れに現れそして次は聖条京の近くに現れ,次にナージュ王都に現れた。

そしてある日から現れなく成り,また現れては消える幻の店となり,現れて入れた旅人や街の人間は運気が上がると,都市伝説と成ったのだった。

アナタも見付けら入って下さい,不思議な猫人や小鬼の美人なおもてなしと,色々な異世界材料で作ったスイーツや,飲み物に異世界の雑誌に,窓辺で日向ぼっこして寝る黒猫を堪能しに,窓の外には不思議な世界が広がってるはずですたぶん。

















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