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元おっさん,猫と異世界ライフと旅に出る。  作者: 猫を愛でる会
第4章 素材集めと宇宙(そら)へ
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人生の試練(主に雅史のみ)

雅史は先ずはキャスビル王の暇な時間を聞いて,次にカルミアとセーラを連れカルミアの実家に向かい,後にたぶんの義父さんを連れバイエルンのレストランに連れて来たら,やはり知り合いらしく,ルーウィックさんと握手しながら雑談して居た。


「さて次のゲスト連れて来るよ。」

「誰ですか?………何か嫌な予感がします。」


可愛く美しい彼女の頭を撫で誤魔化す,これからある王様を連れて来るからだ。


「行って来るけど,後で少し散歩をするから帰ったら大変だね。」


セーラは逃げ道を失った。


「編集が居ないのは久し振りね。」


雅史は知ってる,毎日編集を振り回しスランプを誤魔化してる事を,大抵セカンドハウスの桜の木の下で寝てるか,ジェラールマスターと雑談してるかだ。


「仕事終わらせないとカルミアだけ,12月末に編集さんと二人きりだね。」


カルミアの顔から血の気が引く,雅史はキャスビル王を呼びに行ったら,フローラ姫も合わせて全員行くらしいが,セーラも居ると耳打ちしたが。


「構わん,もうフローラには教えてある。」


王妃も頷いてるので全員連れて向かうと,キャスビル王を見たルーウィックさんと,カルミアの父ヴィッツさんは挨拶を始め,フローラ姫は久々に会えたセーラには行かず,何故かカルミアに抱き付いた,そしてセーラは何とも言えない寂しさを感じた,あとルーウィックさんにはセーラの事は口止めして貰ってる。


「初めまして,薄情お姉様の愛読書の作者さん,私も貴女の小説が好きに成りました,薄情お姉様よりファンです。」


セーラにフローラ姫の容赦無い,言葉のダメージを受けるがセーラの心の体力ゲージは,あと一撃でKO寸前である。


「黙っててゴメンネフローラ。」

「仕方ないから一週間私が夜眠るまで,添い寝してねお姉様。」


あっさり許されたセーラだが。


「あとセーラお姉様の………彼氏?さん,後で面白い場所に案内して下さいね。」


雅史はフローラ姫の接待が,クエストとして増えた。


「畏まりました姫,でわカルミアの仕事部屋に………」

「マサそれは止めて,今資料とか散乱してるからお願い。」


仕方無いので。


「散らかってるセーラの……」

「マサさんそれだけは~」


青い顔で言うセーラ。


「仕方ないから,接待に暇なヤツを連れてくるか。」


仕方無いのでもう一人ゲストを呼んだ。


「何よ私は忙しいのよ。」


ミリスタを見て全員固まった。


「マサ,ミリスタさんがミリスタさんが。」

「マサさんどうして妖精の………」


フローラ姫は興味津々にミリスタに話す。


「貴女は妖精なの?」


ミリスタは答える。


「それは前までの事ね,今は妖精人になったのよ。」


雅史は面倒なので外套を使いステルスモードで,静観する事にした,フローラ姫はミリスタと談笑を始めミリスタも此までの話を盛り,セーラとカルミアは盛った話を冷ややかな目でミリスタを見る。


「ミリスタさんの話は凄いから,私と一緒に住まない?」


フローラ姫はミリスタを気に入ったらしいが。


「私は安くないの,プリンやバナナにチョコが主食なの。」


それを聞いて苦笑いをするセーラとカルミアだが,二人の苦笑いを察した,フローラ姫以外全員だがいつの間にか雅史は援軍を呼んで居た。


「ミリスタまたホラ吹いてるの?」


チノ店長の登場にフローラ姫の興味はミリスタから,ちゃんとした妖精のチノ店長に変わる。


「妖精さんの主食はプリンとかお菓子なの?」


フローラ姫の問いにチノ店長は。


「妖精は花の蜜とか主食ですよ,ミリスタはアレは妖精擬きです。」

「今の私は妖精人よチノ。」


フローラ姫は混乱しカルミアは父と同じ席に,セーラは王妃とバナージ王子と同席し,一人寂しくキャスビルは座る,フローラ姫は周りを見渡してからチノ店長達と一緒に席に付き,更にキャスビル王が一人ポツンと化した。


「では先ずは一品目のムニエルです。」


やはり王族は優雅にナイフとフォークを使い,食して行く。


「なんだ?この魚?いやモンスターか?だが何かが違う。」

「食べた途端に広がるこの上品な味は…」


唸りながら食べるキャスビル王とヴィッツさん,全員頭を捻り考え込むのだが。


「続いてはステーキ風を。」


全員食べた途端に固まるが,フォークが止まらない。


「…………」


そして無言で食べ終わると。


「もう食べ終わってしまった,何て不思議な料理なんだ。」


ヴィッツさんが不思議そうに言う。


「ルーウィックこれは?」


キャスビル王はルーウィックに聞く。


「2品共同じモンスター肉で御座います,しかも常連さんの提供食材で御座います。」


全員雅史を目で探すが居ない,本人はフローラ姫の空いてる席に居るが,ステルスで見えない。


「珍しい海のモンスターらしいですね。」


またトムの食糧調達で狩ったモンスターと,カルミアとセーラは思った,のちにセーラは三人も増えた事を後で知り,エルリーナも恋人になった事を,最初は複雑に思う事に成るが………


「次の料理も食べれますか。」


全員頷き次々にルーウィックさんの,料理が運ばれるが全部好評だった。


「魚料理にも肉料理にも適応出来る食材,なかなか興味深いモンスターだな,私が倒したい位だ。」


理由を付け隠居雰囲気を出すキャスビル。


「残念ながら貴方の隠居生活は,私が許しません。」


エフェルナ王妃に却下されたキャスビル王だったが,それを聞いて胸を撫で下ろすバナージ王子だが。


「バナージは卒業したら,信頼できる仲間と共に世界を見て来なさい,民の暮らしや世界の国の統治の様々なやり方を,その身で感じて来なさい。」


バナージ王子は。


「ではマサシさんと………」

「大丈夫よ,一人目はバナージの婚約者だから。」


バナージ王子の青色が悪くなる。


「頑張りなさいねバナージ。」

「セーラアイツの魔法成績,セーラは知って言ってるだろ。」


どうやら顔色が悪く成る程の成績らしいが,どんな人物だろうか?セーラは「バナージが甘やかせるからよ」と言ってた。


「王位とか大変だから,バナージは旅に出ても節操は持ちなさい,まあセーラの子供は早く見たいわね。」


セーラはフローラの近くの席に,何と無く視線を送り通話モードにする。


『マサさん催促来ましたわよ,そろそろ私と結婚して子供作りましょう。』


何かを察したカルミアが割り込む。


『私と子作りよねマサ………』


だが雅史の答えは変わらず。


『結婚も子供もシャロが優先,嫌なら何時でも去ってもかまわないよ,後カルミアは仕事終わらせたら,甘やかしてあげるから早く原稿編集に渡しなよ。』


この日カルミアとセーラのターニングポイントになった,拗ねたり待ちきれなかったりした,カルミアが去った物語もあるが,結局この雅史の物語では8人共誰も去らなかった,だがカルミアとシャロとある人物四人同時結婚の未来もあったが,この選択肢の雅史にそんな度胸は無い。


『去らないわよ私は。』


カルミアは言い。


『マサさんに救われた命,貴方を捨てる事なんて出来ませんよ,カルミアお姉様と違って。』


ムッとするカルミア。


『セーラより先に私と結婚してねマサ。』


だが雅史は。


『さてシャロの次は決まって無いからな,ロゼとアリシアも次は私とか言うし。』


カルミアとセーラはロゼの顔が過る,雅史はステルスを解除しけろっとした顔で,フローラ姫の近くの席でミリスタとお菓子を食べて居た,ミリスタはお菓子を食べる度に人間成人女性位に大きく成ると,もう驚き疲れた全員が料理を食べるのに集中した,フローラ姫とカルミアとセーラで白鯨の庭園散歩をした,ついでにバナージ王子も居たが。




そして数日が過ぎ,グランドモササウルスの解体は終わり,解体したグランドモササウルスの料理を,一家に打ち上げとして店を貸し切りして労を労った。そして雅史は全人生初の試練に挑む,今日はウオルス神殿で手に入れた洋服スーツだが,ネクタイを就活以来の身嗜(みだしな)みを整え,スーツを着てシャロと手を繋ぐ。


「マサ緊張し過ぎよ。」


だがシャロも何故か緊張気味。


「シャロを嫁に下さいて挨拶だぞ,私の心臓ははち切れそうだぞ,それにシャロ両親から娘を貴様にはやらんとか言われそうだし。」


隣では苦笑いするシャロ,両親の説得は手紙でしてたシャロだが,一番の難関に頭が痛いシャロだが,母の手紙では今日の休日は彼女とデートらしいので,困った弟問題は何とか成りそうと,シャロは安心して居る。


「さてシャロのご両親に挨拶に,いざ出陣だ…………燃え尽きたら骨拾ってね。」

「大丈夫よ一生私がマサを支えてるから,それに何時もの貴方なら大丈夫よ。」


笑顔で雅史の隣に居るシャロ,二人は冒険者ギルド本部経由でシャロの実家のある,職人街に向かうのだった。




❪ドラルーラ第2の大都市ファンタジア❫


異世界人がベネチアやヨーロッパのアニメ作品を,異世界の街造りに趣味を入れた街,ファンタジアのこの都市の名も街を作った,異世界勇者や異世界仲間達が付けた名前らしい。

ファンタジアには特殊な魔法で建設された,冒険者ギルド本部と商業ギルド本部のタワーがあり,魔法転移エレベーターで各階に移動出来る,タワーの中は異世界とは思えない造りは,異世界で異彩を放つ建築である。

この建物の中を見ての反応次第では,異世界人とバレる可能性が高いので,異世界人バレしたくない方はお勧め出来ないビル観光だろう。

ファンタジアには沢山の水路があり,ベネチアを真似したかの水路だが,残念ながら全て再現してなく木組みの街の風景や,色々なアニメ作品のヨーロッパ街並みが混在する,微妙にカオスな街でもある。

その異彩を放つファンタジアでも,職人街は異彩を放ちランクにより陶芸工房や武器工房,ガラス工房やパン工房等が一番地の職人街を目指す。


❪職人街一番地とは。❫


陶芸家ならより優れた釜を建てれるフアンタジアルプス麓に,優れた武器工房なら小さな街工房に比較に成らない,数十人が働け色々な鉱石を優先で買え,港近くの住居や僚付き工房に住める。ガラス職人も輸送や材料を手に入れやすい,港街に工房が建てられる,武器工房もガラス工房も火エーテル魔石補助を受けられるが,厳しい審査次第であるが一等地は審査が無い。

パン工房は基本店舗の広さなので,商業ギルド審査次第であるが,小麦粉の等級に一等地とそれ以外の差がある。


雅史はシャロに付いて行き,優姫と買い物した服屋やパスタ店を懐かしく振り返る,中央広場を過ぎ観光客や冒険者の姿が減る,初心者冒険者らしき集団が増え始める,雅史の事を知らない残念キザ冒険者が,シャロをナンパするハプニングは在ったり,雅史を見た目で判断した闇討ち残念冒険者達を,雅史がぼろぼろにしたりしたが,やっとマイスター手前の職人が集まる工房街に着いた,ファンタジーアニメやコミックとは違い,何か中世のヨーロッパの鍛冶街て感じの,やや煤汚れや年季の在り過ぎる工房が集まってる,たまに何処からか怒声が響き渡り,その怒声にキレ乗り込む?らしき職人も見える,しかもマイスター前のはずの腕前なのに,立地的に町裏の工房とか寂れた薬屋や武器屋が在りそうな雰囲気。


「久々だけど相変わらずね。」


シャロは胸を張り雅史と恋人繋ぎをし。


「まさか婚約者連れて帰って来るなんて,あの日マサに助けられて好きになって,色々デートしたりキスしたりしたけど,やっとマサと夫婦に成れる。」


だが雅史は。


「シャロが卒業してからだよあと,春の桜が舞う場所で身内だけで結婚パーティーしようね,冒険者配偶者届けと婚姻届けも結婚パーティーしたら,二人で出そうね。」

「うん,最初の夫婦での一歩ね,婚姻届も冒険者ギルドなのよね,マサが冒険者だからだけど一般なら領主様に届けらしいわよ。」

『結婚パーティーにはキャスビル王とか呼びたくないしな,娘の結婚は何時だと睨まれるからね,あと結婚パーティーいはどのみち私が料理作らないと成らないから,パーティー的な計画では居る。』


雅史は考えながら歩き,シャロはこの先の未来に思いを馳せる,シャロは雅史と歩む未来の道はきっと,子供達と楽しい以外もあるかも知れないが,雅史となら一緒に立ち止まったり遠回りしても,後悔しないと思って居る。


「マサ,もう少しよ。」


シャロは足取り軽く,雅史は緊張で足取り重いが道の先にスーツにスカート姿の,如何にもやり手の金髪女性が居たのだが,日本のオフィス街でもないのにと雅史は思ってると。


「お母さんただいま。」

「シャロ,凄く綺麗に成ったわね。」


三十代前みたいな女性は,シャロの母親らしいこの世界には美人母親何人居るんだと,雅史は心の中でツッコミをした。


「シャロ,それでその婚約者は何処かしら?」


どうやらイケメンを連れて来たと思ったらしい。


「お母さんそう言うベタは要らないわ,紹介するわね。」


雅史は腕を引っ張られ。


「私が将来を誓った人,マサシよ。」


胸ポケットから冒険者名刺を差し出し,受け取って貰ってから。


「シャロから紹介されました,冒険者をしてる下沢雅史です……まあこちらの名前ではマサシ シモザワです,娘さんを下さいお義母さん。」

「あらまあ私に言うね,まあお父さんはスランプ中だして,何か今思い出しそうなのに中々出ないわね………」


シャロの母親は何かを思い出そうと,唸って居た。


「どうしたのお母さん,マサをお父さんに紹介したいのだけど。」


だが動かないシャロの母親。


「ギルドで聴いたこと有るような…………」

「商業ギルドに,結構アイテムや素材を売りましたからね,ルーデウスギルマス長も知り合いですから。」


何かを思い出したぽいシャロ母親だが,まだ雅史は名前を知らない。


「あっ,そう言えば名前を名乗って無かったわね,私は商業本部補佐官のルキア・ローデンスよ,まあまたギルマス長が若いこ食べて,人手が少ないから困ってるのよ。」


雅史は頭を抱えた。


「まだ男漁り狩り(マンイータハンター)してるのですか。」


ルキアさんが困った顔で。


「今年はギルドの運営成績良いから,羽目を外し過ぎてるわよ。」


雅史にも責任があったのである。


「その運営成績の片棒は,私の責任ですが素材や要らない武器防具等売ってたので,まあその内一部入らなく成るので少しは落ち着きますよ………たぶん。」


だがルキアさんは。


「あの人はその程度では,それに従姉が出産したらしいから色々焦り始めてるわね。」


雅史の脳裏に顔がボヤけた女性騎士が,脳裏に浮かんだが興味無いので一瞬で消えた,ルキアさんは続ける。


「お父さんスランプでまた粘土ダメにして,私が働かないと赤字に成りそうなのよ,お父さん腕は良いけど詰めが甘いのよね,立ち話もなんだから入って。」

「お邪魔します。」

「ただいま~」


奥から慌てて来る人影と,シャロは何か避ける体勢で構える。


「お帰り可愛いワシの娘ぇ~!!!!!!!!」


厳つい金髪親父がシャロに襲い掛かるが,あっさり躱され地面ダイブしキスをするオッサン,格好は如何にも西洋の陶芸家て服装である。


「シャロがお義母さん似てて良かった。」


雅史は口を滑らせたが起き上がらない。


「娘にキスとハグを拒絶された~,ワシ寂しい。」


雅史はこの親父に殺意を向ける。


「シャロこの変態は?」


言い難くそうにシャロは言う。


「こんな残念な人だけど,私のお父さんよ。」

「…………まああのセリフで分かったが,現実を受け止めたく無いな。」

「まあ私も,ロイドマスターが理想のお父さんよね。」


そこに現れたロイドマスターの実の娘,少し息が乱れて居る。


「…………本当に今日挨拶に来たんだぁ~」


フローラは走って来たのか,白いロングスカートが少し乱れて居る,前に釣りで渡したトレンチコートを着て来た。


「あらフローラちゃん,お母さんのラストコンサートスケジュールは,もう大丈夫なの?」


ルキアさんがフローラに聞く。


「今引退カウントコンサートのリハ中ですよ,早く終わらせてお父さんとイチャイチャしたいて,毎日聴かされて困ってますよ,私もシャロちゃんと一緒に彼とイチャイチャしたいですよ。」


上目遣いをして訴えるフローラ,シャロは負けずに雅史に抱き付く。


「私はお父さんとレス中で,羨ましいわ。」


まだ地面に顔を付け泣く厳つい金髪親父,生々しい事を言うルキアさん。


「今日はシャロのご両親に挨拶に来たのだが,お義父さんは居ないみたいだね,娘さんを下さいとテンプレ言うついでに,酒を渡そうと思ったのだが。」


すすり泣くお義父さんうるさい。


「何かインスピレーションが欲しいな………シクシク,義息子に成るのなら義父の願いを叶えて欲しいな。」


雅史は聞く。


「どんなインスピレーションを欲しますか?」


雅史の問いにシャロの父ゼノンは言う。


「何か壮大な像や人間が作れそうも無い物。」


雅史はニャリとする。


「ではこの腕輪を着けて下さい。」


その場に居た全員に渡すと,ゼノンさんは。


「何かこれ素晴らしい細工だな,面白いドラゴンみたいな細工だな。」


シャロは雅史に。


「まさか今行くのて,この前マサが冒険に行った場所?」


雅史は答える。


「見てのお楽しみだよ。」

「私,楽しみ~」


呑気なフローラと。


「モンスターとか大丈夫かしら?」


心配なルキアさんを連れ,ウオルス神殿のマジックポートに向かった,一応スキルでダンジョンマップ見たら,またこの先の部屋に魔物が復活して居た。


「なんだ一瞬で………なんだこの像は,動物みたいだが脈動感が素晴らしい,アレは人魚族だよな母さん。」


人魚のイケメンと美女の像を見て,言うゼノンさんが。


「何か降りて来たぞ,イメージにしたいが…………」


何か考え込むゼノンさん。


「そうだ後はインスピレーションに合う粘土だ。」

「では帰りましょう。」


雅史はローデンス工房に戻った来た。


「挨拶代わりのプレゼントに,粘土数種類持って来ました。」


雅史はカバンからサンプルを,粘土回収場所付きで並べると興味が在るのか,全部を触り確かめた後粘土を弟子達を呼び,全部持って行く時に。


「娘を幸せにしろよ,しなかったら命無いと思えよワシの大切な娘だからな。」


雅史のは背筋が凍る,アレはヤバい殺意だと恐怖した雅史だった,去るシャロの父ゼノンの背中に一礼をした雅史。


「マサが私を大切にしないわけ無いのに。」


当然の様に言うシャロと。


「色々不器用なお父さんだから仕方ないわよ。」


呆れながら言うルキアさん。


「次は家かしら?」


フローラは恋人に成ったばかりなのに,気が早いのである。


「12月末は婚約者と過ごすのよね。」


ルキアさんに聞かれシャロは。


「マサと旅行予定よ。」


フローラは雅史詰め寄る。


「マサさん私誘われて無い。」


雅史は答える。


「引退ライブで付き添いのフローラは,忙しいだろ?」


だがフローラは言う。


「でも貴方と過ごしたいの。」


ルキアさんが雅史を睨んで居た。


「ロイドマスターに許可出たら,一緒に行こうまだ紹介したい人物多いし。」

「でも雅史が一番愛情あるのは私よ。」


胸を張るシャロにフローラは。


「でもシャロちゃんより先に,好きに成ったのは私だし。」


でもシャロは動じないで言う。


「マサは出会った時から,私に一目惚れよ。」


当の本人雅史は。


「本当に一目惚れしたけどお義母さんの前で言う,恥ずかしいのだけどシャロ。」


雅史は恥ずかしいダメージを受ける,傍観するルキアさんだった,フローラ旅行参加はロイドマスターに委ねられた。



「次回に続きますよ。」


ツインテールの青き髪の謎の少女は,それだけ言い去って行った。








アリシア「シャロ,旅行て何を持って行けば良いのかな?」

シャロ「着替えだけよ。」


アリシアはシャロを見て,着替え以外持って行かないと察したので,ロゼに聞きに行くと。


ロゼ「アリシア先輩,私は旅行の話し聞いてない。」


仕方無いのでシャロと同居してる,美人さんに聞くと。


ロゼ「まだ話し終わってませんよ,アリシア先輩。」

セーラ「私は聞いてますが,マサさんの事ですから着替え位ですわね。」

シャロ「ロゼはテスト勉強で,実家でお留守番予定よ。」

ロゼ「シャロさんそんなぁ~」

セーラ「あらロゼさん居ないの。」

『ライバル少なくてラッキーですわ。』


アリシアは後で雅史に聞くことにした。



次回に続く。













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