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元おっさん,猫と異世界ライフと旅に出る。  作者: 猫を愛でる会
第4章 素材集めと宇宙(そら)へ
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真・ゴーストシップ

もう1作追加で。

12門の砲から水の弾丸が放たれた,雅史は魔法展開間に合わなかったが,水神竜の加護の腕輪でダメージは無いが,水圧で少し後方に押された。


❪水撃砲撃❫


希にこの技を使う魔物が居るが,水棲系のモンスターや魔物の上位個体が使う,たまに人間の魔法砲を身に付け攻撃する者も居るらしい。



「攻撃は防げたが,水圧は凄いぜ。」


エネーブルは少しビビって居た。


「さっきの盾でも押されたよ。」


トムが盾を仕舞うと千石さんは。


「何て化け物面妖イカだ,しょうが醤油で刺身にして食ってやる。」

「それは賛成。」

「食えるのか?」


何か脱線する3人。


グオオォォォ!!


「何で私まで狙われるのよ。」


水中から立ち上がりながら文句を言うミリスタ,そのミリスタを忘れてた雅史だったが,怒り狂った様に触手で暴れる真・ゴーストシップ。


「食うなんて挑発するから。」


真・ゴーストシップの砲に動きが見えたので,雅史は防御魔法を展開する。


「リミッター解除版,金剛の盾四枚×6」


再び水の弾丸が襲って来たが,金剛の盾の四枚合体回転で防いだ。


グオオォォォ!!


防がれたのが気に入らないらしい。


「行くぞ!!」


千石さんが裸足に成り,先陣を斬る。


「秘剣神速陽炎(かげろう)


一瞬で陽炎の様にボヤけた千石さんの姿,本人は神速で真・ゴーストシップの触手を素早く4本切り落とすが,超再生で触手が気持ち悪く再生する,再生した触手は陽炎の千石さんに攻撃するが,陽炎なので実体ではない。


グオオォォォ!!


「技なら神速使えるのだな,私達も行くぞトム。」

「どんなに強く成ろうと,僕達も前より強いよ。」


真・ゴーストシップのレベルは352と,雅史と千石には強敵だったがエネーブルに格下の敵ではあるが。


「分身残剣乱れ斬り」


❪そんな技は在りません。❫


トムは四方八方に分身を展開し,一気に真・ゴーストシップに襲い掛かると,触手を斬り何体かが剣でみじん切りにし醤油に浸けて食べてたが……


「前より歯応えあって美味い。」

「腹一杯食べれるよ。」

「どんどん切ろうよ。」


グオオォォォ!!


「拙者にはあそこまでの食欲は無いぞ。」

「トムさんの食欲は半端ないぜ。」


怒り狂う真・ゴーストシップ。


「どんどん再生してね。」

「切ってて僕はまだ食べて無いよ。」

「本当に美味しいわ。」


どさくさ紛れビオラさんも食べて居た,流石のエネーブルも開いた口が塞がらないのである。


「何だこのカオス,だが魔法撃ち放題だな。」

「私の経験値の糧に成りなさい,流星撃。」


先にミリスタが技を仕掛ける,流星の様に光る妖精の槍が真・ゴーストシップの胴体を貫く。


グオオォォォ!!


「倒れないかしら。」


雅史が魔法を発動させ,光る輪を放つ。


❪雅史オリジナル魔法,ライトリングスラッシャー❫


リープ・エアースラッシャーを光魔法に応用した魔法,アストラル体にも対応可能魔法だが,試作の為威力不明。


光るリングが雅史の頭上から放たれ,一気に触手を一網打尽に切り裂くと,微妙に超再生速度が落ちるがそこに,運悪くなのか?天井の魔法陣からマグロキングが数十体降って来たが,目敏くトムが数体を狩るも何体かは,再生した触手に捕らえられ真・ゴーストシップの食料になってしまった。


「僕のマグロがぁ~」

「美味いマグロがぁ~」

「拙者はまだ寿司屋で食べた事無い,高級ネタ魚が……」

「アレ美味しいねよね。」


マグロを真・ゴーストシップに食べれれ各々言うが,そもそも真・ゴーストシップが体力回復として召喚した餌である。


「食い物の恨み。」


トムが自在剣を伸ばし襲い掛かるが,真・ゴーストシップのサザエの突起物擬きに偽装しきれない,砲塔から砲撃が始まる,巨大な水がトムに襲い掛かる。


❪高水圧砲❫


高水圧の攻撃で他の魔物やモンスターは,魔法や技として放つ攻撃である。


トムは咄嗟に回避をするが間に合わずに,金剛の盾が防ぐがうっかりしてトムは盾に激突し,下に回転しながら受け身を取りつつ着水する。


「うぇ~しょっぱい」


盾は回転前にトムの激突に合い,その後異常な水圧で砕ける寸前まで,ヒビが入ってしまった。


「マヌケなのよ。」

「うるさいよプリン中毒。」


また喧嘩勃発だが。


「まあ元ちんちくりんには倒せんよ。」

「毛玉には負けないのよ。」


トムの分身は食べるのに必死だ。


「………皆集合。」

「食べてたのに。」

「そうだそうだ~」


本体に反抗的な分身だが。


「ちんちくりんにバカにされるぞ。」

「…………それは許せないな。」

「あんなプリン中毒には負けられない。」

「それに倒せば沢山料理して貰える。」

「殺るぞー」

「おー」

「食欲の為に。」


一致団結したトムだが。


「スパイラルチャージ。」


❪スパイラルチャージとは❫


槍の刃に回転する闘気を纏わせ,敵に一気に突撃する技。


ミリスタは勢い余って槍が抜けない場所まで,深く突き刺し槍を諦めて引く。


「槍が突き刺さるなんて。」


だがミリスタの頭上に稲妻が発生し,ミリスタに直撃し墜落する。


「……………」


ミリスタは海面に浮いたまま動かない。


「拙者が助ける,秘剣神速陽炎。」


再び再生した触手を斬りながら千石はミリスタを助ける,ミリスタから息を感じない。


「一撃で死ぬなよミリスタ。」


弱点と会心の一撃だったミリスタは天に召され…………


『早く蘇生するのよ。』

「何か聞こえたが蘇生したくないな,色々仕出かしてるし。」

『もう悪いことはしないから,ねぇ………お願いよ。』

「………空耳にしては真摯だなミリスタの幽霊。」

『見えてるなら早く蘇生してなのよ。』


死にたてホヤホヤでもゴーストになってるとは,ダメージ受けないしそのままでもと雅史は思うと,ミリスタのゴーストがどんどん薄く成る。


「仕方ない,ライフメデキレイション。」

「……………復活させるの遅いぐぇ~」


再び空中に飛んだ途端また稲妻で倒された。


「………哀れなりミリスタ。」

「チィ弾丸が効かないぜ。」


銃で連発してるがかすり傷程度。


「アレを使うか。」


エネーブルは二丁銃をホルダーに仕舞い,アイテム袋からエネルギーライフルとグラサンを取り出す。


「コイツなら。」


エネーブルはグラサンをしトリガーを引くと,派手な収縮された魔力エネルギービームが,ライフルから真・ゴーストシップに放たれた。エネーブルが放つたエネルギービームは,真・ゴーストシップの目を貫く,反応出来ずにのたうち回る真・ゴーストシップ。


グオオォグオオォォォ!!


大地を揺する様に暴れる真・ゴーストシップは,暴走し触手を床に叩き付けながら暴れ始める。


「水の砲撃に稲妻の次は暴走暴れかよ。」


雅史は扉を見ると閉まって居た,どうやらビオラさんが入ったので閉まったみたいだ。


「仕方ない祭壇近くの柱の裏で,ミリスタの蘇生だな………神速トップ。」


雅史は余り使いたくなかった神速トップを使った,人間の限界を超える重力とスピードに,心臓と肺が悲鳴を上げる。


「やはり初使いは想像ぐはぁ………」


雅史は吐血しながら何とか目的の場所に一瞬で着く,代償が高い神速トップだったので後で対策をするとして,カバンから内臓損傷したので,回復にポーションを飲み回復させるが,痛みを消した程度だった。


「先にミリスタの蘇生して,自分の内臓再生だ。」


再び雅史はミリスタを蘇生させたが,吐血がまた始まると血の味に嫌に成る雅史だが,血が足りないのかクラクラし始めた。


『マズイ血が足りなく成る。』


急いで雅史は内臓治療を始める。


「自分に治療する日が来るとはな,キュアレーション!」


身体が楽になる感覚が終わると,身体が軽く感じる。


「何か微妙に違和感が。」

「………何で魔法使っただけで,少し痩せるかしら?」


何故か少しお腹が痩せた気がしたが,雅史は気にせずに立とうとしたら血液が足りないのか,クラクラして立てないので。


「よし肉を食べれば大丈夫のはず。」


山賊焼とご飯を取り出し食べる,ついでに疲労回復ポーションと貧血対応試作薬ポーションを,食後に飲み再び立つと真・ゴーストシップは虫の息だった。





時系列は巻き戻りエネーブルは雅史がミリスタを連れて,戦線を離脱後にもう一撃を目お見舞いし撃ち抜く。


グオオォォグオオォォォグオオォォォ!!


「流石に目は再生………するのかよ。」


叙事に最初に撃ち抜いた目が再生する前だったので,もう一度撃ち抜く様に構えたら,水柱を立てられ邪魔をされた。


「チィ」


そしてトムは四方八方からまた攻撃を仕掛ける,それを見てエネーブルは真・ゴーストシップの砲に向けて,エネルギービームを放って破壊に切り替える。


「砲は脆いぜ。」


12門の砲を破壊するが,ランダムで壊れた砲や突起物に擬態した砲から攻撃が降り注ぐが,大半は神殿の壁に当たってるがたまにトムの分身が,当たって吹き飛んで居た。


「何で~」


分身の敵討ちと触手を狙う分身達,触手の少し上の胴体を狙うトムだが,水柱に邪魔をされて近付けない。


「これなら。」


千石が刀に闘気を込め足を踏ん張り,居合い抜きと共に闘気を放つと急所に当たったのか,動きが鈍く成り再生するスピードが下がる。


「えらい目に合ったよ………て,吹き飛んでる間に無限増殖のゲソがぁ~」


他の分身から白い目で見られる。


「新鮮で美味しいわ………」


まだビオラさんは食べて居た。


「待たせたね。」


復帰した雅史が到着すると,水面がうねり始める。


❪メイルシュトローム❫


水棲系巨大魔物やモンスターが使う最大攻撃の1つ,巨大な水流で渦を形成して,全ての目標を渦と激流で攻撃する。


水が回転を始め真・ゴーストシップを中心に水位が上がり,渦潮の様に全員を飲み込み攻撃をする。


「またこの攻撃かよ,まあ効かないが。」

「でも前よりえんしんりょくぅぅ~」


トムが何故か巻き込まれて行ったが,ミリスタまで餌食なって居たが,端に居たビオラさんは呑気に此方を見て居る。


「目が回るわよ~」

「何で僕まで~」

「何でだろ?」


分身は全員ダメージを受けて居た,目が回るだけみたいだが。


「触手来る~」


水位が下がると狙ってか,回復した片眼でトムとミリスタを狙って,触手で叩き壁にぶつける。


「痛。」


痛いで済むトム。


「ぐはぁ………あのイカ許さないのよ。」


壁に人形成らぬトムとミリスタの凹みが残る。


「ライトヒーリングレイン!」


全員を光の雨で回復させる雅史。


「また来るぞ。」


巨大な津波が真・ゴーストシップの背後から現れる,ビル5階位の津波が雅史達に襲い掛かるが,何故か金剛の盾が無いトムとミリスタ,何故ミリスタに盾が無いのか不思議であるが,盾が無いので稲妻を防御出来ない訳である。


「何故トムの分身2体が,金剛の盾を持ってる?」


ミリスタと本体の前で分身は立ち,金剛の盾は全力で回転を始めたが,ひび割れてた方が限界を迎え砕け散り,隣の金剛の盾だけになったので。


「私の金剛の盾行け。」


回転しながら向かいトム達を全力で守る。


津波は回転してる金剛の盾に阻まれ,トムとミリスタは無事だったが,水が引くのを待ってたエネーブルが,再生した目を再び貫くと弱る真・ゴーストシップ。


「美味しい所は貰った。」


雅史はいつの間にか出した刀を構え。


「十六夜,お前の力を示せ……月光斬」


十六夜を居合い抜きから技を繰り出すと,月の光の様な斬撃が放たれた,その斬撃は頭の光る部分に向かい切り裂き貫通し,斬撃は祭壇前の柱付近で消える。


「倒せたのか?」


真・ゴーストシップが完全に動かなく成り,倒れる前にカバンの中に収納された。


「終わった~」

「まさか今日は技が冴えるとはな,次はもっと技が繰り出せる様に鍛練じゃな。」


千石さんは一人反省会をして居た。


歩きながら全員で祭壇へと向かい,10段位の階段を登り祭壇へ行くと,アクアマリンで出来た冠が浮いて居た。


「魔法宝石の冠とは凄いな。」

「不思議な気配がする冠なのよ。」


その時天井から声がした。


[汝らに水の祝福を………試練を越えし者達に祝福を………]


天井から光が降り注ぐと,スキル欄に???が増えて居た。


「………追加されたが,いつか分かるのだろうか全部のスキル?」

「何か身体に力が漲る,不思議な感覚じゃが何か身体が徐々に疲れて来るな。」


どうやら千石さんは限界突破したみたいだ。


「祭壇が開いたのよ。」


水系魔法宝石らしきのが,大量に手に入った。


「拙者は宝石より金が良い,それにこの鎧と魔法の袋とか貰ってるからな,また良い剣が有れば。」


雅史は少し考えてから。


「次の冒険も行きますか?」


雅史の問いに。


「技が繰り出せる修行に成るから,是非とも。」


雅史と千石は握手し,次の冒険の約束をした。


「次はいつ頃やら。」


千石さんに霊峰御嶽山のダンジョンを,教えると。


「興味深い,あの近くに数年前修行したが知らなかった。」

「この竜王国にもダンジョン在りますよ,近くにドラゴンが居る場所が在るらしいですが。」


千石さんは青ざめ拒否をする。


「命が幾つ在っても無理だ。」

「魔族国の図書館ダンジョンは,鉄のゴーレムが居ますよ。」


考える千石。


「フラワーウエル連合首長国には,タイニーフェザーて言う山が有りますよ,鳥魔獣の巣窟らしいですよ。」

「空の敵には苦戦しそうだな。」


千石は暫く考えて。


「この付近のモンスター退治をして,少し修行致す。」

「モンスターとか沢山沸いてた場所ですから,宿屋や食事出来る施設は無いですよ。」


迷わず千石さんは言う。


「野宿は馴れておる故に,大丈夫じゃよ。」


雅史は仕方なくカシム達に持たせてるのより,更にグレードアップしてるキャンプ道具一式を渡した。


「野宿で使える道具です。」


カシム達は野宿はしてないみたいだし,祐奈が野宿しないアイテムでも使ってるみたいだし,米や肉を千石さんに渡す。


「肉と米ばかりじゃなお主は。」

「他は持ってますよね,後は鮫肉にマグロ……」

「マグロは絶対貰おう。」


千石さんにトロの部分を渡した。


「その前に。」


天井から虹色宝が2つ降って来たが,何故かチノ店長まで居る。


「………何でチノが居るのよ。」

「私だって,来たくて来たわけでは有りませんよ。」


事情を聞くと,あの悪魔が帰って来たらしい。


「それより何でミリスタが巨大化してるの?」


チノ店長に事情を話すと。


「雅史さん絶対店にミリスタを連れて来ないでね,何か嫌な予感しかしない。」

「それは私も同意する。」

「ヤツに会いたく無いのよ。」


3人は話題を変える為に宝箱に話題を変えた。


「宝箱の中身は?」

「新しいポーションレシピね。」


妖精秘技不思議なポーションレシピ,の本が有った。


「これはミリスタに失くされた,レシピ本だわ。」


白い目で見られるミリスタ。


「私はちゃんとエミリに渡したわよ。」

「あの子が他界する前ね。」


チノ店長が物思いに更けるが。


「まだ生きてるのよ。」

「ミリスタが本で殴るから,記憶喪失だけですがね。」


また全員に白い目で見られるミリスタ。


「何で私が白い目で見られるのよ~」


チノ店長と雅史は言う。


「日頃の行いだな。」

「日頃の行いです。」


膝を抱え拗ねるミリスタだった。


「あとは秘伝妖精ブレンドティーの作り方と,秘匿妖精ハーブの秘密………」


再びミリスタを見る。


「私の先人が失くしたレシピ本なのよ。」

「私の知らない本ですから,ミリスタしか知りません。」


焦るミリスタに白い目で見る目。


「ではこれは私が。」

「解明したら無料で差し上げるので,持って行かないで。」

「まだ宝箱に本が五冊残ってるのよ。」


他にも雑草が生えないエーテル操作に,土地開発住居編と農地編等の,植物等の本が一冊にエーテルを使った,永久機関コンバーターの資料と,永久機関のエネルギーの効率化等が詰まった本が一冊の計二冊等を,雅史は手に入れた。


「ロストシップに使えそうだな,まあ先にあっちの船で試作航行するかな。」


何か安心するチノ店長とミリスタ。


「さてレシピ本を解読。」

「しないで下さい。」

「するんじゃあ無いのよ。」


二人に怒られる雅史だが,好奇心には勝てない。


「超秘匿,蘇生ポーション…………どんな死んだ身体でも,魂が転生して無ければ,骨だろうと身体を修復し蘇生する………」


呆気に取られる全員。


「必要素材,不死鳥茸に不死鳥の卵の欠片に,聖獣もしくは恐竜系の牙の欠片に卵に光の鳥の爪の欠片,竜泉酒と氷城に眠る聖杯と大地の息吹杯,精霊王の杯と妖精星光の壺と月光華,冥府に眠る生命の炎の息吹の宝珠二つ。」


無理ゲーな素材が一部はある,精霊の森や冥府ダンジョンに,凍えそうな城は後で調べるとして。


「不死鳥は大和富士だし冥府もだな。」


後にこの大変な方の蘇生ポーションが,必要に成る。


「代用品は,不死鳥の茸とアンデッドに寄生する,奇跡の光草と夜行草と,精霊の森に夜に咲く月光華と古代鮫の肝に,キングブラックタイガーの心臓,ファイヤーフェザーとブルーフェザーの爪,グランドフェザーの卵の欠片と爪の欠片,赤き虫の女王の爪に,白き聖鳥の涙かもしくは恐竜の卵に煉獄鳥の卵。」


何個かは揃ってるが,グランドフェザーと白き聖鳥と煉獄鳥は難しそうだが,正規よりはマシだ。


「古い倉庫の鍵さえ見付かれば,作れる気がするけど。」


ミリスタを見るチノ店長。


「ライドスに言うのよ,地上に降りてもう何百年かしらね,アイツが管理してたからライドス探ししないと無理なのよ。」


男の妖精が居たみたいだ。


「そもそもアイツは今年で2000歳なのに,古参で長生きしてるのライドスだけなのよ,しかも白鯨に私達の祖先達と移住経験してるし,その本の表紙文字はライドスの字なのよ。」


どうやら本人に会わないと成らないらしいが,最後のページに。


「これは遺言本,我が子達が精霊の森に着けば真実の扉は開く…………byライドス。」


我が子とは誰を指してるのだろうか?


「また悪ふざけよライドスの。」

「私は会った事無いから,ミリスタしか知らないです。」


まあ何時かは行く予定なので,モンスターが居ないダンジョンピクニックも,その内に行く事にした。


『もう1つはブルー系色の洋服系の防具だな,不思議なベストにYシャツにズボンと上着て,何か微妙にサラリーマン的な………不思議なネクタイもある,これでトレンチコート着たら………』


雅史は頭を抱えたが,洋服系も試したくなるのだったが。


「後で試着しょう。」


エネーブルが何か言いたそうである。


「ヒドラレーザーのジャケットにズボン………」


何か毒耐性に強そうだが,ミュージシャンが衣装にしそう。


「ローズエペね……」


剣を鞘から抜くと細剣でまたバラの細工がある剣だが,赤い美しい細剣でバナージ王子に渡す事にした。


「ムーンブレイドオブ・オブシダンね。」


持ち主の全ての能力とステータスを限界突破まで引き上げ,どんな精神攻撃も無効化するらしい。


「剣にしては軽いが,ムーンストーンとか組み込まれた剣だな。」


まだサンブレードや聖光剣に,ドラゴンオブフルプレートて全身鎧が三つ在った。


「防具と武器とあと少しインゴットと,不思議な釣竿と道具シリーズ10セットと,万能釣道具セットとか有ったな。」


千石さんやエネーブルに不思議な釣竿と道具を,1セットづつ渡し物も回収を終え,魔方陣に全員揃うと転送された,転送先は何故か隣の国のハローエンジェル国の無人島だった。


「此処は何処なんじゃ?」

「暑いぜ。」


雅史は説明する。


「どうやら大和神国と竜王国の真ん中にある,ハローエンジェル国の竜王国側の無人島みたい。」


千石さんが言う。


「あののんびりした国か,この国も火山がある国だが恐竜と言う,モンスターが居て肉が美味いらしいが,狂暴らしく踏み潰されたら終わりらしいな。」


どんな美味しさか気になるのだったが。


「たまにプテラコヨウテサウルスて,小型恐竜か大型爬虫類かは不明なのが,人間を襲いに現れるらしい……あと死んだ恐竜の肉とかな。」


ハイエナみたいなヤツだなと雅史は思った。


「この無人島も温泉の香りしますね。」

「疲れたし温泉見付けて入ろうぞ。」


雅史と千石は温泉を海岸で見付け,穴を掘り近くの小川の水で適温にしてから浸かる。


「やはり温泉最高ですね。」

「疲れた身体に効くわい。」


エネーブル夫婦は火山が見える場所で,イチャイチャを始めてるらしい,トムは早速釣竿を試しに釣りを,ミリスタはチノ店長と椰子の実を見ながら,白鯨生産出来るか見ていた……ついでに蜜が大量に有りそうな,ハイビスカスみたいな花とか見て回ってる。


「何か少し塩でベタベタしますね。」

「仕方ないな此ばかりは。」


海を見ながら野郎二人で眺めるが,何か微妙であった。


「さて先に上がりますよ。」

『拙者は隣の草原で修行するかな』


こうして雅史達の,2日間のダンジョン攻略を終えた。



「続くぜ。」

「サトシまだ着かないの?」

「此処は何処の異世界なんだぁ~」

「やれやれだねサトシは。」


そして数日後。


トムはルリの脱出に手を貸し,サトシに気付かれ無い様にラムタラと結託した,サトシに目的の場所とバレない様に。


「ルリさん此処で宜しいのですか?」

「ラムタラさん有り難うございます,トムさんにもお礼言ってたて言って下さいね。」


ルリは脱出ポットに乗り頭を下げると,脱出ポットで射出されサトシに気付かれずに,ドラグーンを後にしたルリスティーナだった。






セーラ「お姉様が機嫌が良い。」

ロゼ「シャロさん何か怪しい。」

シャロ「♪~」

『マサと久々に二人きりデート♪~』

二人「凄く怪しい。」





次回に続く。











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