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元おっさん,猫と異世界ライフと旅に出る。  作者: 猫を愛でる会
第4章 素材集めと宇宙(そら)へ
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クリスタルレイクのダンジョン

次の下層に向かう側の壁にヒビが入り,デスサイズが二つ現れると,宙を游ぐゾンビ鮫に乗った紫色のローブを着た敵が現れた。


『マスター,あれは魔物属の悪魔のデスデビルです,この悪魔は水ならデスシャークで,地上だと腐竜に乗って現れます。』


最悪だなと雅史は思った。


「グオォォォ~!」

「人間の魂を……」

「我等主の神……………」

『何のフラグだ貴様ら。』

「「………捧げるのだぁ」」


雅史は困った悪魔達を見ると,デスサイズをいきなり構え此方に向かって来る所だった。


「行くぞ!!」

「来なくて良いぞ。」


デスデビルが片手でデスシャークを手綱で操る,雅史に突撃するデスシャーク,雅史は一言余分だったのか雅史を完全に狙って居た。


「お前らには光魔法で十分だ。」


雅史はサンライトアローを周りに,40本出現させ放つ。


「行け!!」


サンライトアローが光の尾を引き,突撃するデスシャークとデビルに襲い掛かる。


「何だあの光は!」

「回避しろデスシャーク!!」


間に合わずサンライトアローはデスシャークに刺さり,デスシャークは骸に帰ると,サンライトアローはデスデビルにも刺さり。


「「グオォォォ~」」


悪魔は黒い霧に成って消えた,残ったのは紫色のコアとデスサイズ,あと紫色のローブに闇エーテル魔石。


「甘い奴等だ。」


大きなデスシャークに乗った,紫色のローブの中に光る二つの光,いつの間にか三体目が出現していた。


「ライフスティール!!」


デスサイズを掲げ,その場に居る者に即死技を発動したが………


「何故貴様らは死なぬ。」

「さてな。」

『即死技やスキルも,攻撃防御対象だからだろう,全員着てて良かった。』


苛立つデスデビル。


「成らばソウルスティール!!」


不気味な剣をいつの間にか出し,剣に付いてる目が開くと紫色の光を放つ,紫色の光が不気味だが………


「また何故効かんのだ,どうして魂を刈れないのだぁ~」


デスシャークの上で地団駄を踏んでる気がするが,足が見えないしデスシャークも困った顔をしてる。


「何やってるんだヤツは?」


エネーブルが不思議そうに見ながら,デスデビルに発砲すると,光カートリッジだったそうで一撃で倒す,ついでにデスシャークにも撃ち,あっさり倒したエネーブル。


「カーボーイキャップ今度被ろかな。」


何かニヒルに言うエネーブルだった。


「もう出て来ないわね。」

「怖い生き物だったわ。」


ビオラさんアレは悪魔だと雅史は言おうか悩んだが,ミリスタが言う。


「アレは悪魔だから,生物ではないのよ。」

「え!?そうなのか?」

「エネーブルは知らずに撃ってたのかよ。」


流石にエネーブルにツッコミを入れる雅史。


「何だかな~」


トムはエネーブルに呆れた,戦利品を回収し金の宝箱の中身はアクアマリンやダイヤモンド等が在るが,ダイヤモンドはブルーダイヤモンドやブルーサファイア等があった,水属性なのだろうか?


「魔法宝石や宝石も手に入ったし,先に進もう。」

「この宝石で遊んで暮らせるかもな。」


残念ながら宝石で一生楽して暮らせない,まあ魔法宝石なら数十年は遊んで暮らせる等級も存在する,一年24ヶ月を忘れなければ。


「マサさん,宝石でどれ位生活出来ますか?」


トムが聞いてきたので答える。


「一等級一つなら一年位だな,24ヶ月の冬期間の蓄えや備蓄に,生活雑貨や食糧にエーテル魔石買い足しとか,まあ家は大半狩ってるし,畜産系は大雪対策しないとだが。」


エネーブルが「24ヶ月だとぉ~」とか聞こえた気がする。


「今24ヶ月て聞こえましたけど?」


ビオラさんの問いに答える。


「この星の周期は一年24ヶ月ですよ。」

「長過ぎるぜ。」

「凄い異世界の星に来たわね。」


だがこの夫婦はまだ知らない,まだ一年36ヶ月の人が住める星と更に長い月の星が在る事に。


「衛星が三つもあるし不思議だな,また宇宙の旅に行きたいぜ。」


まだエネーブルには話して無かったので,この冒険はロストシップの素材集めもしてると,歩きながら説明すると。


「早く言えマサ。」

「まあ少しバカンス的な恋人達との,宇宙旅だからね。」

「ロストシップで宇宙旅行バカンスに使うのは,お前だけだぞ。」


呆れて言うエネーブル。


「サトシは使えないロストシップて,そんな風に言ってたからな,未完成だっただけで。」

「あ~アレか………て,アレに乗るのか?」


何か言いたそうなエネーブルに。


「まだ此方に来た回収出来る遺跡が在れば,まだ未完成らしいロストシップが,強く成るがハルモニアの一つはいつか回収で,他はジャミングぽいスポットを探すよ。」


何故かこの頃サトシが最初に,ロストシップ見つけたと言ってた遺跡が,ジャミングの様に目印の場所が未知領域に変化する,竜王国に入ってから検索に引っ掛かる場所4ヵ所,しかもドラゴンの住みか付近ぽい,あと北の極寒の大地に遺跡らしい反応が,たまに現れて居るので調査予定。


「まあ後で見せて貰うぜ。」


エネーブルはあまり信じて無いぽい,次のエリアも明るいがエリアボスは居ない,さっきワザワザ来てくれたので……ミリスタの罠発動影響だけど。


「また宝箱ないのよ。」


幼女体型でも翼を上手く使い,ホバリングや旋回するミリスタだが,たまに見誤って壁ドンしてる全身で,壁にミリスタ型作って。


「今度鉄板にミリスタ型作るか,たい焼き成らぬミリスタ焼き作れるかな?」

「何だか知らないけど,鉄板にぶち当たる気はないわよ。」


ジト目で雅史を睨む。


一時間歩き次のエリアに下って行くと,諏訪岡湖大迷宮以来の天井を流れる水と両サイドに深い流れの水路が在る。


「淡水魚系魔物やモンスター警戒。」

『先に魔物反応在るけど,寄生虫とかのモンスターとかは勘弁だ。』

『マスター,不定形魔物反応と淡水迷宮あんこうを感知しました。』


迷宮アンコは深海魚が一番希少高い食材,まあアンコでも水深500クラスに居る,海底大王あんこうと古代あんこうは釣れ難しいらしい,次は深い海域で釣りをする予定。


「何か来るぜ。」


エネーブルはスキル地図に出た敵反応で,脇のホルダーから銃を取る。


「何だあのブヨブヨした,空中を彷徨う物体は。」


紫色の中心にドクロがと核らしき物体がある,前にレイナードと入ったゼリーとは異質。


『マスター,アレはデスゼリーです,核を破壊しないと倒せません,アレに取り込まれたら苦痛をと恐怖で,命を終えます。』

たちの悪いヤツだな。』


雅史はエネーブルに情報提供する。


「アイツはコアを撃ち抜かないと倒せない。」

「俺の精密射撃で倒すぜ。」


予告通り紫色のデスゼリーの核を撃ち抜くエネーブル,まだ飛来して来るデスゼリーを撃ち抜く,たまに何か変な行動してるが意味が分からない,何か技かスキルを使ってたのかも知れない。


「何か巨大なヤツが来たぞ。」


デスゼリーの死骸を食べる紫色のスライム。


『アレは新種のスライムと思われますが,デスゼリーと同じ気配を感知,危険と認定します………補食に死の息吹に分裂増殖を確認しました。』


まあ面倒だから,早めに倒した方が良さげだので,氷結魔法で対応する,普通は血液等を凍らせて即死効果がある魔法だが。


「久々のフリィィィズ・デッド!!」


新種のスライムに絶対零度の冷気が集まり,スライムを凍らせて行くとトムが見えない斬撃を放ち,カチンコチンのスライムを五等分にした。


「楽勝ですね。」


勝ち誇るトムだった。


「もう来ないだろうし,先に進もう。」

「だな。」

「こんなヤツ置いて行くのよ。」


トムを置いて先に進む。


「置いて行かないで下さいよ~」


トムは泣きながら追って来た,前にも同じ事あったなと思ったが,まあ良いかと振り返らなかった,あと淡水魚迷宮あんこうは現れなかった。

先へ進むとナメクジが居たので燃やし,団体は消し炭にし先へ進むと,エリアボスの部屋だがまた居なかったので,神殿まであと1階層に成ったが嫌な予感がする。


階層通路を下った先は広く開けた場所だった,時間を見たら夕方だったのでセーフティ場所ぽいので,ダンジョンBOXを出し一晩休む予定だったが,一応カシム達の様子を見にナージュのある場所に行くと,千石さんが旅支度して居たので聞くと。


「拙者が居なくても良いらしいからな,少し一人旅をしようとな。」


それを聴いて雪姫の護衛は色々揉めてるらしいがそもそも千石さんを居ない扱い方してたので仕方ない,雅史は今攻略してるダンジョンを話すと。


「お主と一回一緒に旅がしたかった,宜しく頼む。」

「此方こそ宜しくお願い致しますよ。」


握手しカシム達に会わずに千石さんを連れて,クリスタルレイクのダンジョンセーフティ場所に戻り,夕食後酒を飲みたい人を集めていつのもBarに向かう,マスター達に了解を得た場所にマジックポートを設置し,今回はトム以外全員でやって来た……何故か分身が来てるけど。


「異国の居酒屋は違うな。」

「基本料理は出ませんよ。」

「なかなか風情あるよなこの店。」

「アナタがたまにマサさんと行く店ね。」


雅史と千石はカウンター席に,エネーブル夫婦は窓際の席で外を眺めて居た。


「マスター何時もの。」

「………拙者はこのをウイスキーを。」


エネーブル夫婦は。


「俺はバーボン。」

「私は軽いカクテルかしら。」

「私はプリン。」


いつの間にか居たミリスタに,千石とマスターズ以外溜め息を吐く。


「いつの間に来たミリスタ。」

「プリンを出すのよ。」


ここがどういう店か説明したら,シャロ達に会いに行くと言われたので,プリン一つ持たせ帰らせた。


「酒に癒されに来たのに,ミリスタで疲れた……」

「なかなか美味いなこの酒は。」


千石さんは気に入ったらしい。


「たまにしか飲めなかったから,酒が何時も以上に美味いわい。」


それを見たロイドマスターが,ある場所のウイスキーをロック出だす。


「私からの奢りですお客さん。」

「今日の酒はロイドマスターの奢りだから……」

「ちょ………」

「皆遠慮なく飲んでくれ。」


ジェラールマスターは見ないふりをし,いつの間にか居たエーベリックさんも,ロイドマスターに感謝して酒を飲んで居た。


「ありがとうよマスター。」

「ありがとう御座いますマスターさん。」

「流石ロイド先輩,懐が広い。」


しくじったロイドマスターだった。


「じゃあマスター請求は中二病に,この乙女の雫をキープであと,()()()()一緒に飲みましょう。」


ニヤリと笑うロイドマスター,まだ残念眼帯は気付いて無いみたいだ。


「あと新作の,ワインに合うチョコの試食頼みますよ。」


いつの間にか居た,エーベリックさんが隣にやって来る。


「家に卸してくれるよね。」

「卸しません,ツマミとしてbarに渡す程度ですね,barをやるなら卸しても構わないですが,まだカカオの仕入れに時間掛かりますね,チョコ好き彼女も居ますから調整も必要ですが,新作チョコを作る予定なんで卸してるビターチョコも,後々減らす予定ですよ。」

「この頃隣国から買い占め客が来るから,在庫がヤバいんだよ。」


犯人を知ってるが,2人共に義理父に成る人物だから困ると,雅史は内心頭を抱える。


「仕方ないので一点だけにしましょう,チョコ専門店ではないし。」

「………そうだなチョコ以外も売れてるし,またあのステンレス品?ての,飛ぶように売れてるし大丈夫だな。」


補充リストを渡された,クリスタルのグラス類が人気が上がってるらしい,ファンタジアとは別路線で売ってたがもうエーベリックさんに任せ,ファンタジアでは要らない素材売りに切り替えた雅史,ファンタジアとは違う感じにアレンジを重ね新商品として販売予定。


「流石娘婿だな。」

(アリシア)さんと結婚した記憶がないですよ,エーベリックさん。」

『勝手な既成事実作らないで欲しいな,確かに美人で可愛が。』


ワイングラスを四人取って味わいながら飲んでると,ヤツが現れた。


「よう,久々に…………そのボトル俺も持ってるぜ,分けてやろうか?ワインセラーに沢山在るからな,それに………」


残念ながら一番高いの数本拝借したとは言わない,色々迷惑料は未払いだから徐々に回収する予定,まったく呑気な残念眼帯だ,何か自慢話始まるし困った。


ロイドマスターと目を合わせ,残念眼帯を見て2人揃って溜め息が出る。


「………息子の統治上手く行き過ぎて,俺も鼻が高いぜ。」


ロイドマスターと雅史はやれやれと見る。


「美味しいわアナタ,また一緒に行きたいわ。」

「飲みに行く時に誘うさ。」


エネーブル達は酒を嗜みながら,雑談をまたし始めた。


「確かにワインに合うが,酒全般に合うのが欲しいな。」

「ポッ○ーじゃな」


即答で答えるジェラールマスターだが,マスター死後の日本は更にバリエーション増えてるので,抹茶やイチゴ味はホワイトチョコが必要である,まあ次はホワイトチョコ予定では在るが,紅茶味のチョコビスケットとか定番を試作予定。


「どれどれ俺も…………痛……何をする3人。」


チョコを食べようとしたルードリッヒの手を,時間差で叩く3人。


「試食してくれとは頼んでない。」

「部外者は食べるな。」

「いつかは家の商品ですから駄目です。」


何か言いたそうなルードリッヒだが,ジェラールマスターからは援護無く,大人しく酒を飲む。


「ルードリッヒこれ,請求書な。」

「何だこの料金は………150万アイリスだと………」


ワナワナと震えるルードリッヒだが。


「前の情報料の半分請求な。」

「………心当たり有り過ぎてどの請求だ?」

「闇の商人前の情報料の方だな。」

「古過ぎだろうよ。」


抗議をすると。


「後で,私が差し押さえに向かいますよマスター。」

「頼む。」

「それだけは勘弁してくれぇ~」


ルードリッヒは知らない,実は雅史とロイドマスターはもう差し押さえを始める事実を……基本酒だが。

ルードリッヒはやけ酒を飲み,千石は飲み潰れてイビキをしトム分身が運ぶ,エネーブル夫婦は先に帰り閉店時間にアリシアが来た。


「早く返事下さいね。」

「?何の」


首をかしげて聞く雅史に。


「私を恋人にする話しですよ。」

「あの事件でアリシアの結婚候補だった数家から,お断りされたからね。」


雅史に選択肢はほぼ無いのである。


「…………さてと帰るかな,明日はダンジョン下層攻略だし。」


親子が何かフリーズしてるが,見なかった事にし。


「今は何処の攻略じゃあ。」


ジェラールマスターに聞かれたので。


「クリスタルレイク湖底の神殿前のセーフティ場所ですよ,カエルやワニや鮫や変な悪魔や,1日に濃いバトルでしたよ。」

「良く行くわい。」


呆れた素振りで言うジェラールマスター。


「カエル肉売れるかな?」

「淡白な味が好きな連中には,高値で売れるわい。」


雅史は思い出しジェラールマスターに聞く。


「今度魔物海釣り行きますか?」

「そろそろ鍋の時期じゃからな,捌くのは任せたぞ。」

「店休みにして行くか。」

「面白そうだから私も。」

「娘が行くなら私も。」


何故に増えると雅史は思ったが。


「では再来週辺りに。」


雅史は攻略後にシャロとしたい事があるので,冷え込みと狙う魚の良い時期にした。


「早朝何時にするかは後じゃな。」

「「え!?」」

「防寒対策は任せて下さいな,羽毛大量にあるのでね。」


あの親子は早朝に起きて居るのか?不安である,雅史は飲み終わると封筒を置いて帰る,ロイドマスターは封筒を手にすると,エーベリックさんは何かに気付いてるぽい,気付かないのは酔い潰れたルードリッヒだけである。




翌朝暖かい心地に目覚める雅史,隣には何故か黄色のネグリジェ姿で眠るシャロ,シャロの左手薬指には婚約指輪が光る,シャロの狸寝入りに気付かない振りをし,寝顔が愛おしくゆっくり抱き寄せ抱き締めた,まだシャロは寝たふりをしていたが。


「…………おはよシャロ。」

「…………ばれてた……おはよマサ……何か幸せ。」


お茶目に言うシャロ,今日は休みでは無いはずだがと思ったら。


「大丈夫よまだセーラは起きない時間よ。」


イメージ画面には,もうじき朝の6時前だった。


「あとお酒臭いわよ。」

「昨日飲んだからな。」


シャロを更に抱き締めると。


「たまに柑橘系の匂いに,何かモヤモヤするのよね。」


少し動揺するが,シャロを抱き締め誤魔化す。


「気のせいかしらね?」

「早く戻らないと密会用のアイテムバレるから,セーラ達にはバレると大変だぞ。」


シャロは慌てアイテムを拾い。


「マサとの時間を減らしたくないし,バレない内に帰るね。」


雅史はシャロを抱き締め長めの濃厚キスをした。


「私が帰ったらキノコ狩り行こうな。」

「楽しみに待ってるマサ。」


シャロは雅史がシャロだけ来て大丈夫な場所に,転送出来るマジックアイテムを使い帰った,雅史はシャロに内緒でもう一人の裏妻に会いに行った。


「おはようイレイナ。」

「旦那さ………こほん,雅史様おはようございます。」

「成育状況は?」


雅史はイレイナに頼んである,試験場の状況を確認するが。


「またシャロさんと寝てましたね。」

「シャロと朝のハグはしたなベッドで。」

「羨ましいですわ。」


シャロ優先の雅史だが,イレイナは自分にも優しい雅史と一緒に居る時が一番幸せを感じる。


『罪深い私に優しい………本当ならライバルのシャロさんや,あの天敵アリシアの件で,私は彼に恨まれても仕方ないのに,それに愛人の私にも優しい………懐が広いのか,ヘタレなのかドSなのか分からない人……でも好き。』


イレイナは帰る雅史を見送った。


朝食を終えた雅史は攻略再開する,セーフティ場所から離れ通路を歩くと,明るさが無くなり薄暗く成る?


「奴ら来るだろうな。」

「今回は僕が影豹(シャドーヒョウ)を相手しますよ。」

影豹(シャドーヒョウ)あれは面倒だな。」


千石さんは戦闘経験有るらしい。


「私は久々に十手かサンダーロッドか,ヒートロッドでもでたおすかな。」


千石が雅史に聞く。


「お主は岡っ引きか?」

「役人では有りませんよ,あくまで攻防用武器ですよ十手は。」


納得しない千石だった,雅史達は先へ進むとスキルダンジョン地図に反応が,岩影に黒い影が見えたのでエネーブル夫婦に,防御魔法を展開する。


「金剛の盾三枚×4。」


エネーブル夫婦を金剛の盾で守りながらな,二刀流十手で先に居るごくあくタイガー達に向かう雅史。


「私は前方の魔物狩りに行きます,千石さんはトムと影豹を頼みます。」

「我に任せろ。」

「雑魚狩り祭りですね。」

「俺は2人の間合外のを,倒して行くぜ。」


何故かやる気満々のエネーブル。


「では行きますよ。」


雅史は前の敵に向かって行く。


「私をわすれないで欲しいのよ。」


ミリスタはあたふたしながら雅史の後ろを,飛びながら追いかけた。



「次回に続くよメグル。」

「マインちゃん後ろ後ろ………」


ぶるぶる震えるメグル。


「仕事しないで遊んでる悪い子は,何処じゃぁ~!!」

「「ごめんなさ~い」」


急いで注文取りに行った2人だった。



イレイナ「旦那様が優しくて嬉しい~」

ユリ「良かったですねイレイナさん。」

イレイナ「早くユリさんはトムさんと,夫婦に成れると良いですね。」


ユリはイレイナの言葉に,赤い顔をし身体と尻尾をクネクネさせて居た。



次回に続く。













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