竜王国のクリスタルレイク
今回は少し長い話し。
雅史とトムとミリスタに,新婚1ヶ月ちょっとのエネーブル夫婦と竜王国に来た,ハルモニアから南下しピークウエル山脈のトンネルを使わず,車で回り道をして大河を渡り国境を過ぎ,この頃魔物が増えてるクリスタルレイクに向かう。
❪クリスタルレイク❫
クリスタルの様に澄んだ世界一大きな湖,二番目は諏訪岡湖である,このクリスタルレイクには沢山の水系魔宝石が在るが,水棲モンスターが多くダンジョンにも入れない,湖底の何処かに神殿があり,アクアマリンの冠が眠ってるらしい,アクアマリンの冠には水魔法を強大な強さに引き上げ,どんな炎攻撃も無効化する効力が在るらしい。
「水棲モンスターや魔物が増えて,街は壊滅して結界で封じ込めて,冒険者の狩り場には成ったけど湖の中までは,対応出来る異世界人は居なかった訳だな。」
「どう倒すんだ?」
エネーブルが聞くが,トムは分かりきった質問だなと思ってる。
「どうせ水魔法の雷辺りなのよ。」
「ご名答に雷をミリスタに。」
「要らないのよ。」
ミリスタはトムの頭に降り休む,トムはムッとはしてるが放置,エネーブルは妻のビオラとイチャイチャしながら,後ろから付いてくる,雅史もシャロとイチャイチャしながら来たかったが,トムも婚約者の猫人のユリとイチャイチャしたかった,エネーブル新婚夫婦の影響は,雅史とトムの今後に影響を与えた,その影響は無いがイレイナのおめでたを雅史はまだ知らない,イレイナいやレキリアは母親の温もりすら知らない,ロイドマスターの情報ではレキリアの母親は,あのゴミ父親に物心付く前に,殺されて居た……母親の親戚は不明らしい,それを知らされずに母親の温もりすら知らずに,生きたレキリアを同情もあったかも知れないし,あのゴミ親子に毒されなければまともな少女だったはず,今はイレイナとして少し色々して素直な性格にしたが,元々素直な性格が無ければ素直には成れない,それに雅史に甘える事も覚え幸せを噛み締めている。
『そろそろシャロと結婚して,家族作らないとな……そのあとセーラやロゼ達も………』
『僕もユリと家庭作りたいけど,厄介な敵居るらしいからな……,でも結婚してもマサさんなら許してくれそう。』
この時雅史は婚約をして居た,トムはプロポーズの品に悪戦苦闘中だったが………。
「水棲魔物てアレか?変なカエルやらが,見えない何かに攻撃してる奴ら?」
エネーブルは指差す方向に,二足歩行で水掻きらしき手で結界を叩いてる,水色の人みたいに行動するカエルに,突撃してこちらに攻撃満々な,赤いイモリみたいなモンスター?が,ゾロゾロ集まって来る。
「こっちから攻撃通るかな?」
ためらい無くエネーブルが,銃を二丁出してヘッドショットハントして行く。
「こっちから攻撃出来るだね。」
「初心者の弓や魔法使いの狩り場に成りそうなのに,誰も居ないよな。」
「槍でも倒せるかしら。」
赤いイモリ魔物?を妖精の槍で突いて倒すミリスタ,ミリスタはすかさず自分より大きい槍に闘気を込めて放つ。
「流星撃!!」
❪流星撃とは❫
槍極意
くし刺し技系の極意で,槍に闘気を纏わせ前方に投げると,流星の様な光の尾を引きながら,一列全てを貫き終わるまで飛び続ける。
ミリスタが投げた槍が光を帯ながら,モンスターや魔物を一網打尽に貫き,大漁経験値を稼ぐがモンスター達のレベルは,190だったり1だったりバラバラである。
「食材にしたくないな,まあ魔物やモンスター肉売れるしな。」
エネーブルが何か言いたそうな顔をする。
「カエルやイモリの肉食べる所も,在るらしいよ。」
「美味しいのか?」
エネーブルは恐る恐る聞く。
「鶏肉みたいな味とかカエルは聞くけど,イモリとかは薬剤とか色々在った気がする。」
食いしん坊のトムが興味を示さない。
「結界の影響か回収されないが,此方に来る魔物やモンスターが減ってるし,狩りを本格的に始めよう。」
全員で入ると雅史のカバンに収納される,カエルにイモリにワニモンスターや魔物達,針ワニてハリネズミの針とワニの姿をしたモンスターが,針鉄球の様に猛スピードでやって来るが,トムの見えない斬撃が,爪から放たれるとあっさり真っ二つに倒された,湖や他の場所からもわんさかやって来るモンスター達。
「雑魚のクセに生意気なのよ。」
再びミリスタが槍を投げると,一列に大漁貫きをして自己最多の,1000体貫きを達成するミリスタはレベルが上がる,雅史も湖に向かって魔法を発生させた。
「食らえ!アークサンダー!!」
❪アークサンダーとは❫
水魔法上位稲妻系魔法
大地から発生させた高出力稲妻で,目標全てを攻撃する魔法。
クリスタルレイク湖底から青白い稲妻が走る,稲妻はスパークしながら,魚系やカエル系や電気鰻的なのや,何故かヘビやデカイ噛み付き亀みたいのまで浮いて来た,甲羅は硝子みたいなものなので,素材として楽しみである。
「大漁大漁。」
水エーテル魔石が大漁だが,殆どは毒抜きして食べる珍味食材や,素材とか色々分別されてる。
「スキルて便利だな。」
エネーブルが自分のスキル地図を見ながら,敵反応を探したが反応無し,雅史のスキルには湖底のダンジョン辺りに反応がある。
「泳いで湖底に行きたくないで,ござるょ~」
一斉に白い目で見られる雅史,ウケなかったらしい。
「その前に雷影響有りそうな,湖にどうやって入る気だ?」
エネーブルがごもっともな意見を言うが,そんなに長くは帯電はすまいと確かめたが,何も水から起きなかったので,エアーフィールドとガードに水の中で重りで沈み,水深50mの場所の穴に向かい中に入る一行,ダンジョン中はやはり洞窟で空気も在るので,岸から上がり魔法解除し確認する。
「諏訪岡湖と同じく,繋がった作りのダンジョンみたいだ,神殿?だかの中心のダンジョンは,最下層しか入れないみたいだな。」
ダンジョンマップ機能の情報力が,前よりグレードアップしている,レベル263だからだろうか?
「プリンとか宝箱から出ないかしら?」
「出るわけ無い。」
「出ねえよちんちくりん。」
「無いに決まってるぜ。」
3人にコテンパンにされたミリスタだった,何処までプリン中毒なんだ?
「エネちゃん,洞窟なのに明るいわね。」
ビオラはエネーブルと,イチャイチャしながら話して居た。
「シャロとイチャイチャしたいな………」
「ユリと………ハッ!!」
トムは雅史を見るが平然としていた居た,そして雅史は聴いてないふりをした。
『何かマサさんにバレてる気がする。』
バレてますよ,不思議に光を放つ水晶の灯りが,ダンジョン洞窟奥まで照らして居る,雅史は水晶の仕組みに興味津々である。
「新しい商品に成りそうな予感。」
雅史の言動に全員呆れて居た。
「光エーテル魔石や電力が要らないなら,色々な需要が有りそうだな。」
光エーテル魔石も無限ではないので,代用素材に成りそうなら画期的代用品,まあ原理次第だが。
1本小さいのをサンプルで採集したら,光が弱く成ったのでクリスタルレイク特有かも知れない。
「敵は居ないみたいだな。」
エネーブルがスキルで探知してるみたいだが,このフロアーの奥にはこの階層主が居る,諏訪岡湖大迷宮はフロアーボス集合だったが,次のフロアーに向かう入り口だかの守護ボスみたいだ。
「宝箱有るかしら?」
先ずはこの一際大きいフロアーのボスに向かって進む,何故か進んだ途端にカバンに反応が,どうやら宝箱を回収してるらしい,使えなそうなら鉄なら加工精錬して,ステンレスにでも変えようと思った,良く見たらウォームレッドクイーンの巣の,宝箱らしきのも在ったが他のにも,忘れてた宝箱が山のようにある。
『これはトムの仕事沢山在りそうだな,また伊岡で鰻でも奢るかね。』
未だに調理スキルで,焼き職人技量スキル会得には至らない。
「焼き職人技量スキル会得すれば,焼き鳥や鰻もなんとか成りそうだが,まだ色々食べ物系スキルは習得してないしな。」
隣では生唾を飲むトムが居た。
「楽しみだな~♪」
「習得出来ればな………」
一行は先を進んだがミリスタが部屋を見歩くが,雅史のカバンに回収されてるので無い,宝箱を守るモンスターとかは居ないらしい。
「宝箱が無いのよ。」
トムは犯人を知ってるが見て見ぬふりをした,後で宝箱の罠とか仕事を沢山あるだろうからだ。
「俺達の新居も考えないとな,ビオラ。」
「そうねエネちゃん。」
雅史はトムの彼女が居る,集落を勧める予定だった,ついでにビオラさんにはトムの彼女とイレイナと,親交を深めて欲しいと思って居た,雅史にとってイレイナも大切な人だから。
「後で良い土地を紹介するよ,なトム。」
「彼処はのんびりしてますし,魚取り放題ですからね。」
「刺し身や焼き魚最高だぜ。」
この頃魚三昧な,トムとエネーブルとビオラ。
「トムヨダレ。」
「プリンの方が美味しいのに。」
生クリームかプリンかハチミツやバナナを,主食にしてるミリスタだが,この頃チョコにも興味あるのである。
「たまには一人おやつでもする………」
ミリスタがヨダレを拭きながら,雅史に目を光らせながら見て居た,雅史は無視をして更に歩く……30分後にエリアボスの部屋の前に着く,野球ドームクラスに広い部屋だ。
「着くなり一斉にエリアボス魔物,集まるなよ。」
「豹ですか?」
トムが微妙に嫌そうに聞く。
「いや懐かしいな,レアモンスターの古代鮫だな。」
「何で鮫が浮遊してるんだ?」
前回のより断然デカ過ぎる超巨大ホオサジロサメ姿が,待ち構えてるかの様に居る,エネーブルとミリスタには初遭遇である。
「新しい浮遊バイク素材に成りそうだ。」
旧式のは和政に妖精の弓と剣と一緒に,婚約と勇者祝いに渡した,エネーブル用と新しい浮遊バイク造りたかったからだが,和政に聞いたら自称女神のティアに飲酒運転で,壊されたらしいので,鉄拳制裁と材料の請求をした雅史だが,金は酒に消えたとわめいてたので,冒険者ギルドで借金をさせ払わせた,後に嘘がバレて隠し酒や金は借金返済として消えた,そのあと逆恨みで雅史に喧嘩売ったが,アースホールで地面の穴に落とし,上がって来た所をマジックポートでお帰り願ったりした,祐奈とタッグで来た時は,祐奈に引導を渡したはずだが………,内心祐奈が何がしたいのか分からない雅史だった。
エネーブルは古代鮫をどう戦おうか,硬い鮫の鱗を観察しながら見て居た,当然トムと雅史は前回より楽勝気分で,雅史は竜槍白をトムは前の自在剣で向かう。
「正気かあの二人。」
トムは自在剣を伸ばし,古代鮫取り巻きの額目掛けて剣を伸ばして貫く。
「前より楽勝。」
トムは素早く分身し技を発動する。
「質量残像分身剣!」
分身が取り巻き残り数体の古代鮫額を貫く,そして雅史は。
「龍螺旋投撃」
❪龍螺旋投撃とは❫
槍技貫き・くし刺し系技
ドラゴンの闘気を槍に纏わせ,そのエネルギーを目標に向けて槍を投げる技,投げた槍の闘気はまるで螺旋しながら突撃する龍の姿である。
唸り叫ぶ様に超巨大古代鮫を貫く槍は,硬い鱗を貫き雅史の手に戻り,デカイ巨体は地面に墜ちる前に回収して,鮫肉として猫人の里か伊岡に卸す予定,鮫を食べる食文化は此方にも在るらしいから。
「今のヤツは食えるのか?」
なんとなく聞くエネーブルに答えた。
「一応食材に成るよ,中身の肉がだけど。」
「食べれるだな,あんな硬そうなヤツなのに。」
何か考え込んで居たエネーブル,出番なかったミリスタに頭上から,金の宝箱が数個降って来た。
「やっと宝箱が現れたのよ。」
ミリスタが宝箱を開けると,サイレンが鳴り響くと壁から次の階層のボス達が現れた,しかもカエルやさっきより大きい古代鮫にデカイ迷宮あんこう,……カルミア達に良い鍋食材プレゼントに成るなたぶん。
「バカちんちくりん。」
「罠在るとは思わないわよ。」
喧嘩をしながら戦うミリスタとトムは,敵の攻撃を躱しながら対応する,まだ数体だから良いが下からモンスター反応が増えて行く,上がって来る前に対応しないと厳しい。
「私はトラップ魔法を設置して来る,エネーブルは脱出してくれ,私とトムなら対応出来るがどうするか残るなら,奥さんの事を考えて行動してくれ。」
だがエネーブルは動じる事なく,離脱せずに残った。
「この程度で逃げねえよ。」
エネーブルは神速レベルの早打ちで,古代鮫をヘッドショットで倒して行く。
「見た目程では無かったな。」
「エネちゃん素敵よ。」
ミリスタがヤッテランネェ的な雰囲気を出すが。
「自分の尻位拭けよちんちくりん。」
「わかってるのよ,倒してまくるのよ。」
雅史はその場を去り魔法を設置して行く。
「まだこの魔法達使って無いが,ちゃんと発動してくれよ。」
❪トラップ・サンダーマイン❫
設置式トラップ魔法 雷
複数の小型電球を浮遊させ,敵が触れたり通り過ぎる反応で,スパークし攻撃する,水系のモンスターや魔物には効果抜群だが,地属性には効果が無い。
術ポイントを全て使い,神速で1周して戻ると巨大なカエルに,ミリスタが舌に巻かれて食われかけてた,トムは巨大なワニと戦闘中でエネーブルは,奥さんを守りながらピラニアみたいな魔物を,撃ち落として居た。
「あ!!………ミリスタが食われた。」
「「「……………………………」」」
『アレはキングカエルですマスター。』
早く助けろよの視線が来るが,カエルの口で暴れてるのが分かる,水攻撃と打撃に強いらしいが突きや斬撃には弱い,だがヌルヌルの部分で滑りやすいらしい。
「ミリスタと一緒に始末するか。」
聴こえたのか,キングカエルの口の中が変形して行く,舌から逃れたのか?槍が口から貫き出て来たが,ミリスタの姿は無い。
「安からに眠れミリスタ,花手向けに一撃で魔法で倒してやる。」
「$₤₤₩£₲」
何かキングカエルの口から聴こえたが無視,神酒で全回復して魔法を発動する。
「電撃の魔法でミリスタの仇を取らせて………」
キングカエルの口から蹴りの体勢で出て来たミリスタ,カエルのヨダレでべちゃべちゃである。
「勝手に殺すな~!」
「サンダーボルト!!」
スパークする電球を放ち,キングカエルの口の中に着弾すると,一撃で倒せれた。
「………酷い目に合ったのよ。」
近くの水が流れ出てる場所で,べちゃべちゃした全身を綺麗にするミリスタが,水から出ると一瞬で全て乾く,それを見て原理が知りたい雅史だった。
「上がって来るモンスターが,居なく成ったぜ。」
エネーブルは休む体勢だが。
「もうじき第2波来るが,減らしとくかね。」
「まだ来るのよ。」
うんざりなエネーブルに,ピザとコーラ?を渡す。
「シーフードではないんだな……」
「要らないなら僕が………」
「じゃあ私が食べるわね。」
トムとビオラに狙われてたピザ,エネーブルは混乱したが次に手を見たら,ピザは消えて居た。
「俺のピザが無い………」
トムとビオラの口にトマトソースが。
「チーズふんだんピザを食えエネーブル。」
「それをくれ。」
目を光らすトムとビオラ,鴨に成りつつあるエネーブルだった。
「………美味かったぜ。」
「食らえ太陽風。」
下層に続く洞窟に魔法を放つと,熱い熱風と光が下に向かって行くと何か悲鳴が聞こえる,解体BOXは暇そうに待って居たが今の攻撃で,稼働を始めたらしい。
「僕はその間に罠解除して………」
頭上からおかわりが降って来た,虹色の宝箱二つ。
「虹色は罠無いがミリスタは開けるなよ,あとこの黒の竜槍で上がって来る敵を宜しく,妖精の槍まだ1本在るから連続攻撃も出来るよ。」
「やあぁぁぁぁてやるのよ。」
ミリスタは下り坂前に止まり技を発動する。
「行け,流星衝!!」
ミリスタは思い切り放ち洞窟奥へ槍は向かう。
「何か他の場所から爆発音聴こえるわ。」
「遂にトラップが発動したみたいだな。」
トムは四つ目の金の宝箱を罠解除していた,エネーブルは開いた口が塞がらない,雅史は虹色の宝箱を開けるとメンズトレンチコート系茶色と黒と,ピンクレディース系トレンチコートとかが大量に有った,全攻撃97%防御力とアビス無効化に,対汚れや環境対応等あった,不思議シリーズの不思議トレンチコート。
「ピンクはビオラさん,エネーブルは黒と白なら?」
エネーブルは即断で。
「黒に決まってるゼ。」
「じゃあ僕は茶色だね。」
何か二人が着る姿は,ハードボイルドなトムとエネーブル姿だったが,トムに銃は無い。
「このトレンチコート軽いぜ,しかも快適だぜ。」
「何か僕はダンディーぽく成ってそう。」
「まだブルーとオレンジと紫と薄ピンクとかが在るな,何かあの四人に合いそう。」
雅史は,シャロとロゼにセーラとカルミアを思い浮かべた。
「クリスマスプレゼントの一つにしよう。」
『白と赤はまた考えるとして,他にもエメラルドグリーンとかメンズ系も在るが,メンズ系の赤はバナージ王子に渡すかな,ピンクは………後で考えよう。』
「選んで買ってやれよ。」
エネーブルから野次が飛ぶが,なかなかファンタジアに無いから仕方ないのである,まあアクシズやハルモニアにも無かったが,後で攻略後に王都にでも寄ろうと思った。
「まだ来るのよ。」
ミリスタを忘れてた雅史だった。
「連続流星衝なのよ!」
連続で妖精の槍を放つミリスタ,そしてミリスタが光り次の瞬間,ミリスタは人間の姿に成ってた。
❪クラスチェンジ・クラスアップ❫
妖精属にはクラスアップやチェンジが存在し,精霊もクラスアップが有るらしい,その過程は誰にも分からないらしい。
【妖精ミリスタはクラスチェンジし,妖精人に進化しランクはランサー】
「何か知らないけど,力がみなぎるわ。」
「美少女キャラに成るのかよ。」
雅史は突っ込んだが。
【タイムリミットにご注意下さい。】
雅史は見なかった事にした。
ミリスタの服は白いドレスアーマで,花の刺繍がされた格好にピンクの髪はツインテールだが,髪止めは金の装飾品に。
「ニュー私なのよ。」
ウインクしながらピースポーズをするミリスタ,タイムリミットはどうなのだろうか?
「これでオセロも強くなるはずよ。」
「どうだかな。」
「僕には一生勝てないよ。」
雅史とトムは呆れながら言う,ミリスタのお腹の音と共に縮んで行くミリスタ,どうやら人間体型はエネルギーを使うらしい。
「何で幼女体型まで縮んでるのよ。」
人間の幼稚園児体型まで縮むが,そこで収まる。
「ホイミリスタ,甘いプリンだ。」
相当エネルギーを使うのかいつもより,2倍プリンを食べるとさっきの姿に戻る。
「エネルギー消耗リミット式かよ,タイムは何処に行った。」
「プリン片手に戦えば………」
即答で雅史は言う。
「幼女体型でも戦えるから却下。」
ミリスタのレベルは200で,雅史の様にレベル回答は無かったらしい,もう一つはどう見てもバズーカにしか見えない武器と,あとライフルランチャーとゴーグルを見て,エネーブルもロゼと同じポジションも可能に成った。
「じゃあこれエネーブルに渡すよ。」
「このバズーカの威力試しに行くぜ。」
エネーブルはゴーグルをし,バズーカを担いでさっきミリスタが居た場所に行くと。
「もう近くまで来てるじゃあねえか!」
膝を付き目標に向かって,エネーブルはトリガーを引くと眩しい光がモンスター達を巻き込み炸裂し轟音が木霊する。
「最高の破壊力だぜ。」
「木っ端微塵みたいだがな。」
モンスターや魔物の破片が回収されてる。
「もう一丁。」
連続でトリガーを引くエネーブル,更に下から轟音と地響きが木霊する。
「エネーブルより,ファルコンて言いたくなるな。」
「何だか知らんが,俺はエネーブルだ。」
雅史は近付く揺れを感じたが,上がって来るモンスター達の数が少なく成った,トラップ仕掛けた方は上がって来る敵が居ない,逆にコチラが手薄だと思ったモンスターが,エネーブルのバズーカの餌食に成ったみたい。
「もう少しで上がって来る敵がて………」
また階層に向かう方の壁に穴が,神殿前までの全てのボスが来たのか?,巨人系の半魚人3体にキングカエル4体に超巨大古代鮫,大型12トントラック2台分の巨体が6体が現れる,いくらこの空間大きくても出過ぎだ。
「バズーカ連続で撃ったら,フラフラするぜ。」
ジャイアント半魚人が槍でエネーブルに襲い掛かる,攻撃を受けるがさっきのコートで無傷だが,バズーカ撃ったエネルギー反動か,反撃できないエネーブル。
「全く調子に乗るからだね。」
「アナタぁぁぁぁぁ!………」
見えない斬撃で,ジャイアント半魚人の首を跳ねる。
「すまねえトムさん,ビオラと結婚出来たんだ死ぬわけにはいかねえよ。」
「トレンチコートの,防御力のお陰だね。」
トムに痛い所を言われる,雅史は疲労回復ポーションをエネーブルに投げる。
「受け取れエネーブル。」
エネーブルは受け取り,みるみる回復すると。
「助かったゼ,マサ。」
銃に持ち替えキングカエルと,残りのジャイアント半魚人の脳天を,撃ち抜いて行く。
「残像分身剣!」
トムは超巨大古代鮫を瞬殺で倒す。
だが壁に亀裂と共に,デスサイズが二つ現れるた。
「次回に続くわよて,ロゼこの公式間違えよ。」
「今日もスパルタ過ぎます。」
アリシア「マサさん。」
雅史「何?」
『何か嫌な予感が。』
アリシア「ミリスタを私達の子供に………キャ」
シャロ「アリシアは,まだ恋人に成って無いでしょ。」
ミリスタ「こんなヤツの子に……」
ミシミシ
雅史「こんな口の悪いのは,私の子ではないよ。」
ミシミシ
ミリスタ「頭が割れるのよ~」
ジェラール「やれやれじゃな,………デカイ松茸見付けたぞワシのじゃ。」
目の色変えて行くジェラールマスターと,ミリスタを見なかった事にし,松茸狩りに向かう者達。
ルーデウス「松茸ゲットだぜ。」
モカ「シャロちゃんも大変だね,お爺ちゃんこれかな?。」
ジェラール「でかしたぞモカ。」
だが雅史は両側から揺すられ。
アリシア「早く恋人にして下さいヨォ~」
シャロ「もっと私とイチャイチャしなさいマサ。」
キノコ狩りはまだまだ続くそして。
次回に続く。
新しいミリスタに,ご期待しないでね。