冒険者は見た
ある冒険者は言う。
「あの鞭みたいな剣で,あの露出度高い黒い服装に赤いマスクと,網タイツに黒ヒール姿の女王様に俺は叩かれたい。」
通りすがりの冒険者も言う。
「剣でなく鞭で女王様に俺は叩かれたい,そして下僕に成りたい。」
ギルド受付嬢は言う。
「何のアピールなのかしら?」
とある信者は言う。
「誰だか分からないが,素晴らしき女王様に感謝を。」
とあるイケメン冒険者は言う。
「あの愛の鞭を僕に~」
ある祐奈信者冒険者少女は言う。
「お姉様最高,豚共を駆逐して私達の元へ。」
あるギルマスは言う。
「ついに病んだか嬢ちゃん?」
あるエルフ美人ギルマスは言う。
「パウエルの責任よねたぶん,それかあんなアダルトな趣味あったのかしらね?」
ある元冒険者は言う。
「キャスビルよりぶっ飛んだわね,ユウナちゃん。」
ある日祐奈は困って居た,ブヒブヒ言う男が増えて来てるからだ,嫌な顔しても「ご褒美です。」と言われ困る,犯人は雅史だろうと祐奈は思ってるが,何故かこの頃アーノルドからも,あの衣装を着るとイヤラシイ視線を感じる。
「あの黒騎士が着替えてる時に,飛んで来た辺りから私の幸運が下がってる気がするわ。」
ウィップスソードは一網打尽に出来るし,攻撃力は確かに上がってる気がする,ルナリアに聞いても何故か笑われるだけ。
「よし気晴らしに,王都近くで狩りよ。」
祐奈は狩りに行き帰りに,エリスの親友のフランソワーに出会うと。
「ユウナお姉様は,変な格好ですね。」
我に返った祐奈は怒り,雅史に挑戦はしなかった……
「この前の反省を生かさないと。」
そしてその後アーノルドに別れを言われ,色々あり祐奈はカシム達と旅に出た,前に手に入れた小刀で変な化け物を倒して行く,たまに巨人みたいな敵に遭遇したけど,雅史の新しい弟子は防御力が凄い,黒い炎すら防ぐ……私は神様防具を燃やされ,身体は重傷で一回心臓が止まり,ルナリアに蘇生してもらった。
『でも死に戻りをすると,強く成る法則……』
祐奈は久々に街に来て,皆で自由時間にした……この頃ルーシエが新しい弟子のレイナードが気になるみたい,雪も前に助けられ好きに成ったみたい,……ちょろいわねと祐奈は思った。
「リベンジよ。」
雅史が居るかも知れない拠点に行ったら,丁度トムと何かやってたので奇襲して,恥ずかしい格好と前のリベンジに襲撃するが,何故かバレて湖に投げられて居た。
「何で奇襲がバレたのよ。」
祐奈はムカムカしながら聞くと。
「トムから丸見えだから。」
『スキルからも丸見えだ。』
迂闊だった祐奈だった。
「覚えてなさいよ~」
泣きながら去る祐奈だった。
完
祐奈「短いわよ作者。」
オッサン「まあ祐奈だし。」
祐奈「いつかあんたら倒す。」
オッサン「返り討ち確定フラグ乙」
作者の挑発に乗り,めっちゃ返り討ちに在った。
祐奈「何で勝てないの……」
落ち込む祐奈に。
雅史「神様防具に頼り過ぎ。」
祐奈「グフっ」
オッサン「やれやれだなこの娘は。」