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元おっさん,猫と異世界ライフと旅に出る。  作者: 猫を愛でる会
第3章 異世界交錯篇
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聖ルーン騎士国の戦い。

この話から色々書き方が変わりますのでお願い致します。

雅史は夜中に起こされる,今日は疲れてたのでシャロも遠慮して……,いや食べ過ぎて来なかった。今度はエリスちゃんに何やらアイテムが,手に入ったらしいがエネーブルて猫人?は,向こうのトムとは違い真面目みたいだ,何か仲間に欲しい人材だなと思う雅史だった,通信が終わると雅史は布団に潜り再び寝ると,何か胸騒ぎと嫌な予感がする。


「眠たいのにこの感覚はなんだ?」


キャナルから報告が入る。


〘マスター聖ルーン騎士国で,大量のモンスターと魔物反応を確認,王都に進軍してる反応あり。〙


ルーシエとエリーを助けに,カシムとルナリアを叩き起こしに向かう雅史。


「………トムはルナリア任せた。」

「また戦いですね,今回のご褒美の食事も楽しみですよ。」


暁が見える拠点からカシムが居るハルモニアに向かうと,何故かサトシと祐奈が外に居た。


「………何で君達起きてるの?」


雅史の言葉に二人は。


「今日早出してクロイツを護衛して,王都行くためよ。」

「誰かのせいでな。」


仕方ないのでカシムを連れて行く為に,ついでにクロイツ君を連れて行く事にした。


「眠そうだなカシム。」

「師匠達!」


塞ぎ込むクロイツ君と眠気が飛んだカシムが,ローゼン家の門前に居たのでマジックポートで,時間短縮した。


「マサさん,妹達は………」

「それは後にしてくれ,今は緊急事態だからな。」


何かを察したサトシは。


「エルリーナは無事……だが,どうやら帰って来るかは本人次第ぽいぜ。」


アーノルドが言うと,驚かずに居るクロイツ君。


「………やはり喋れたのですね。」


サトシはたまに,うっかりやらかしてたみたいだ。


「じゃあ行くぞ,クロイツ君はこのポーションをお母さんに飲ませなさい,それで少しは部屋から出て来るはず,ダメならアーノルドが旦那連れて来てくれ。」

「任せろ。」

「私も行くわよ。」


祐奈ならモンスター程度なら大丈夫だろうと,ミニスカ神官服の祐奈も連れて王都アクシズ経由で聖ルーン騎士国の,王都より離れた草原に到着すると,祐奈にある防具を渡した。


「何これ?赤い競泳水着みたいなのと,網タイツにヒールとあとこの仮面何?」

「ウイップスソードの威力増す(嘘)防具だよ,しかも強い魔物的な王女の素材で作った一品だ。」

「試して見たかったし着るわ,………何か恥ずかしいのだけど。」


何処からか試着室みたいなのを出して着替える祐奈,笑いを堪える雅史だった。


「マサさん敵を確認しましたよ。」


トムが言うと土煙が迫って来た,王都の方からはエリーとルーシエがカボチャパンツ的なズボンと動き易い服装で,飛びながら此方に合理したのと同時に祐奈が出て来ると。


「「「………ぐ」」」


笑いを堪えるエリーとルーシエとカシム。


「これで私無敵ね。」

「…………?」


笑いを堪える祐奈以外,だが寝惚けたルナリアは祐奈と認識していない。


「皆行くぞ。」

「まてぇぇぇーぃ!」


うるさいのが青毛馬に乗り現れた。


「バーン私は貴方と付き合う気は………」


雅史は見なかった事にし,敵に向かって歩き出す。


「姫は黙って下さい,私はそいつに用がてきけぇぇー」


[うるさいヤツが,戦いに加わった。]


雅史はめんどくさいので,トムと突撃するとゲームやアニメで見る,獣3本頭のキマイラやゾディアックの魔物に,ゴリラみたいな白いモンスターに,野太刀を担いだ異質なオーガ軍団に,大きな岩だかを着けた四つん這いで此方に来るモンスター?や,前に倒した王都アクシズに出たゴブリンや,カエルが二足歩行してるモンスターまで現れた。


トムが分身しながら技を出す。


「行くよ,分身残像剣」


ゴブリンやカエルのモンスターを駆逐するトム。


「なら私は」


雅史は剣を仕舞い魔法を使う。


「食らえ通常威力の,高出力炎破斬(フレイムスレーブ)


高出力の火炎が雅史の手のひらの先にから放たれると,扇状に炎が敵を焼き尽くし小型の敵は減ったが,大型の敵はまだ減らない,雅史は風花雪姫を出す。


「デカイ敵には,月花水月」


❪月花水月とは❫


大剣・刀技


月夜に舞う花の如く敵の鮮血が散り,水に映る月の様に静かに敵を絶命させる技。


雅史は神速を使い技を発動させて,一番大きいゾディアックを倒す。


「私を忘れては困るな。」


黒騎士バーンがオーガ軍団に突撃し,敵を切り刻んで行く。


「雑魚は私達がてユウナ。」


祐奈はウイップスソード改で,黒騎士ごとゴブリンやオーガを凪払う。


「ユウナに先を越されましたわ」

「凄い威力だわ,この装備なら……」


ルーシエは黒騎士ごと倒そうとしてたみたいだが,祐奈は何やら企んでる気がする。


「師匠達に追い付く,雷神撃(らいしんげき)


❪雷神撃❫


剣・小太刀


神速に近いスピードで,高出力の雷の闘気を纏い敵を倒す技。


カシムは3本頭のキマイラ達に向かい,技を発動させてエネルギーを限界まで貯め,一気に解き放ちカシムはキマイラ達を6体を倒すも,反動で身体が動かないがエリーが金剛の盾を発動させて,カシムを守る。


「彼を殺らせません,彼は私が守ります。」


顔を赤くしながら言うエリー,この時やっと師匠雅史の意図を理解したカシム。


『俺を思ってくれる者が居るとは……,何故か身体の底から力が湧いて来るこの感じは何だ?,フローラさんの時には無かった感情が……,俺を思ってくれるエリーを知りたいそして…俺はもっと強く成りたい。』


カシムは覚醒し始めた。


「カシムはまた強く成れたみたいだな。」


嬉しそうに言う雅史。


「行くぞ瞬動」


カシムは気付かずに加速する,カシムは神速の域に達するスピードで,ゴブリンや石が付いた四つん這い……,キャナルの検索にはサイクロプスとあったみたいだ,カシムはサイクロプスの額に一撃を食らわす,剣にはまだ雷の闘気が残っていてサイクロプスを一体倒すも,後方からジャイアントサイクロプスなる,巨大な岩を担いだ城位巨大なサイクロプスが現れた。


「無理はしない。」


カシムは敵が更に増えたので,回復の為に下がる。


「「メガ・フレアー!!」」


ルーシエと目が覚めたルナリアが同時に,ジャイアントサイクロプスに魔法を放つが効かない,ジャイアントサイクロプスから岩の雨が降り注ぐ。


「「マジックイージスフィールド!」」


エリーとルナリアは息を合わせ,マジックイージスフィールドを展開し防御する。


「まだ甘いぞ,リミッター解除マジックイージスフィールド!」


黒騎士以外を守る雅史。


「私達が展開した意味ない。」

「マサさんに言っても無駄ですわ,ルナリアさん。」

「確かに。」


二人共酷いなと思った雅史。


「目玉貰うよ。」


ジャイアントサイクロプスの右目を,剣を真っ直ぐ伸ばし貫く祐奈。


「なら私は左だ。」


黒騎士バーンが左目を,突貫して貫き顔を足場にして剣を抜き下がると。


グオオオォォーン


暴走するジャイアントサイクロプス,上空からトムが竜槍で技を発動させる。


下り竜螺旋撃ドラゴンダウンパイラルチャージ


ドラゴンの闘気を纏いバレルロールしながら螺旋を描き,ジャイアントサイクロプスの脳天を貫き砕く,ジャイアントサイクロプスは白目を剥きなから絶命したが,敵は増えるばかりその時また通信が,何故かロゼちゃんから話をされるがそれ処では無い,敵が更に増えて頭に来た雅史は。


「うるさい雑魚多いな,流星雨。」


雅史は上空に光の玉を放ち,分裂した沢山の光の玉が流星群の雨が敵を倒して行く,通信機の向こうからローゼン姉妹の声が聴こえる。


「エルリーナちゃんも元気だね,まあ弟子が居る国だし助けないとなて。」

「貴様誰と話している。」


巻き添え攻撃が,気に入らなかったらしい変態に。


「うるさいぞストーカー変態騎士。」


黒騎士は反論する。


「私は黒騎士バーンだ。」


雅史は本音を漏らす。


「何故流星雨は,コイツを倒さなかったのかね。」


怒る黒騎士。


「お前のせいで視界は最悪だ。」


トムが割り込み。


「僕なら簡単に倒せてるのに,コイツはダメですねマサさん。」


トムが煽るのだった。


「済まないがロゼちゃん後で連絡する。」


雅史は通信機を適当なポケットに入れ,残りの敵を殲滅に向かう。


〘今日の風花雪姫は機嫌が良い,なら君の力を解き放とう。〙


「行くよ雪姫,奥義雪月花乱舞の太刀。」


❪風花雪姫固有奥義,雪月花乱舞の太刀❫


風花雪姫の太刀から放たれる冷気を使い,斬った血を雪の様に舞い,下段から月の様な斬撃を放ち最後の斬撃は,乱舞する桜の花吹雪の様に敵を切り刻む。


大岩の様なオーガロードに技を発動させ,刀の冷気で一撃を与えると血が凍り雪の様に散り,そのまま刀を返し下段から一撃を食らわせ,その傷跡はまるで月の様な切り傷を残し,上空で足場を形成し一気にオーガロードを切り刻む,乱舞する桜の花びらの如く切り刻み,オーガロードは反撃すら出来ずに肉片に成る,オーガロードの血を払い次に向かう。


トムは自在剣を使い,一撃で10体の敵を貫くが途中ラフレシアの触手にはばかれたが,力で押しきり更に8体貫き絶命させる。


「まだまだ狩り足りないよ。」


トムの自在剣に白い光が纏い始める。


「これで………」


伸ばした自在剣で一網打尽に凪払うトム,ラフレシアや赤いフードやまた来たゴブリンを片付ける。


「今日は大量だね。」


自在剣を元に戻し,血を払ってから更に分身を増やし。


「分身残像剣!!」


更にスピードを上げ敵をほふるトム,誰もトムを止められない,ゴリラみたいなモンスターすら瞬殺で真っ二つに倒れ,岩みたいな大きさのオーガチャンピオンや,3本獣頭のキマイラやゾディアックを全滅させ,剣の血を払い鞘に納めると同時に,斬られたモンスター達は真っ二つに成り倒れる。


「楽勝だね。」


トムは周りを見るともう終わって居た。


「やり過ぎたかな?」


トムはモンスター達の屍を避け,雅史の元に戻る。


「終わったみたいですね。」


何か嫌なテンプレを言うルーシエ。


「ルーシエのバカそれを言うと……」


祐奈はスキルで探すと,テンプレフラグ発動………何も無い場所から,前に雅史達が遭遇したモンスターを異形の魔族化した敵が現れる。身体がゴブリンや人間らしき物に,オークらしき鎧姿の敵が現れる,しかも頭は怨霊的な黒い人間の顔だ。


「まさか此処で始末予定の敵が居るとはな,我が配下のルクセルグの仇,このセーグラムが取らせて貰うぞ。」


黒いボロボロのローブと,顔や仮面が無い黒い霧の異形の魔族が現れた。


「首謀者が直々登場かな?」

「残念ながら我が主はカーラ様ではない,だがルクセルグの仇と我が主の生け贄に,貴様らを殺してくれるわ。」


その直後に敵が動き出す。


「対異形の魔族戦闘だ。」

「了解です師匠。」


カシムは神鉄に闘気を纏わせ始める。


「ルナリアさん行きますわよ。」

「エリーとルーシエは前に出ないで,防御魔法は私がサポートします。」


三人は役割を振り連携を始める。


「雑魚達から行くぞ。」

「私まだ準備出来てない。」


また試着室みたいの出して着替えてる祐奈。


「させんよ。」


異形の魔族のセーグラムが,黒い稲妻を放電する魔力ボールを雅史に放つ。


「アースウオール,前方位多重展開!」


❪アースウオールとは❫


地面を一瞬で強固な壁にする防御魔法。


雅史のアースウオールはあっさりと破壊されるが,まだ残ってた雅史とエリーにルナリアのマジックイージスフィールドに,黒い稲妻ボールは弾かれるがマジックイージスフィールドも二層砕け散る。


「何だそれは!?」


マジックイージスフィールドに,驚愕するセーグラム。


「「ホワイト・レイ」」


ルーシエとエリーが同時に魔法を上空に放つ。


❪ホワイト・レイとは❫


光魔法上級魔法


全方位の全て魔を滅する光の雨を降らせ,魔を浄化し滅ぼす威力の魔法。


「ぐ……ぐぉーーー異世界の人間ごときに……」


苦しんでるが滅びないセーグラム,人間の顔がうごめく雑魚は頭は消えたがまだ動いて居る。


「私が倒してやる。」

「バカ変態バーン。」


クレイモアを振り下ろす無謀バーンは,見えない衝撃波で吹き飛ばされる。


「グォーーー」


盛大に吹っ飛び黒い鎧が砕け,ルーシエ達は避け祐奈が着替える場所を破壊し,下着姿の祐奈と瀕死のバーンは対面する。


「キャーこの変態,殺す……乙女の着替えに突っ込むこの上半身裸野郎殺す。」


下着姿でバーンを蹴る祐奈。


「早く服着なさいユウナ,破廉恥よ。」

「カシム様アレを見ては成りません。」


ルーシエは怒りエリーはカシムの目に,サミングを食らわせて居た。


「ぐおぉ~目が目が………」


のたうち回るカシム。


「さて目の保養にも成らないが。」


ジト目で雅史を見るトムとルナリアは言う。


「「マサさん鼻血」」


鼻血をティッシュで拭くと。


「マサさんには私のを,後で見て貰います。」


ルナリアが爆弾発言をする中,セーグラムが黒い炎を放つがマジックイージスフィールドの,最後のフィールドを破壊しただけだった。


「私を無視するだけはあるようだな。」


弱ってるわりに強力な魔法を放ったセーグラムだが……


「ルナリアは後でお説教,あと雑魚は消えろ……」


雅史は大地に魔方陣を出現させる。


「行け!フレアーバード!!」


魔方陣が青白く光り,召喚すると前とは違い蒼白い稲妻を纏い,完全に姿が鳳凰で前よりやや巨大化したフレアーバードが現れた。


「私あの魔法教わって無い。」

「私も教わってません。」

「そうよて二人も?」


ルーシエとルナリアと祐奈が文句を言う。


キュイーーン


何故かトンビみたいな鳴き声を出しながら,セーグラム達に突撃するフレアーバードは,顔がない敵を燃やし消し炭にしていく。


「効かぬ………効かぬわ。」


炎でローブは消し炭たが,黒い霧はそこに居た。


「残念僕がトドメの一撃さ。」


影から飛び出たトムが,セーグラムの背後?を取り真っ二つに切り裂く。


「………ロード…………様……もうし………」


黒い霧は塵に成り消えた,エリーはバーンを癒しいつの間にかピンク下着姿の祐奈は,またミニスカ神官服に成ってカシムを癒して居た。


「何だかな~この光景。」

「マサさんあの攻撃凄いです。」


エリスちゃんの声が聞こえたが,雅史はその発言が理解出来なかった……,エリスちゃんに戦闘を観られてたとは知らなかったのである雅史。


「お姉様達はなにか,死んだ魚みたいな目です。」


何か嫌な予感を感じる雅史だが。


「アイテムが何か光って………」


通信が切れた,エネルギーか何か切れたのだろうか?だが雅史は,エリスちゃんのロゼとエルリーナちゃんの様子に違和感を感情,雅史は嫌な予感を感じカルミア達を帰還する方法を探す事にした。


「その前に戻るか。」

「私達を置いて行きますの?」


ルーシエが不満そうである。


「エリーとルーシエが旅したければ,親を説得してハルモニアの祐奈の家に来たら考える」

『この頃世界中で低級異形の魔族(レッサーデーモン)が多発してるし,カシムが仕事終わったら討伐の旅に行って貰おう,雪姫も退屈してたしこの前城抜け出して,姉妹で魔物やモンスター倒してたしな……妹の方が清楚だったな。』


くちゅん


「誰かしら今噂された気が………」


キョロキョロ周りを見るが,雪姫の周りにはゴツイ隠密の見張りしか居ない。


「姫,勉学を今日までに終わらせないと,水戸殿の学園都市に強制入学です。」


冷や汗を流しながら雪姫は,あと1つの課題をこなして居た,何故こうなったかは城を抜け出して魔法修行してた罰である,家臣を心配させたお仕置きに今までしなかった勉学を,父上の松平吉宗と母上達に怒られ,課題をこなしたら旅に出て良い許可は貰えたが,同伴にルーシエ達と共にとの御達しだった。


「………何でまたルーシエ達なの?」

「彼方も旅支度してたらしいので,また彼が保護者として………」


ジト目で声がする方を見る,何で天井から言うのか分からないが,姿を見せて直接話をすればと思う雪姫だった。


「そう言えば妹の桜は?」


ここ数日来ない妹の桜姫。


「2週間前に水戸殿の学園都市に行きました,姫忘れ過ぎです。」


すっかり忘れてた雪姫だが,そんな暇は無いとまた書物に向かい合い,課題を終わらせる為に集中力を上げる。



雅史は召喚したフレアーバードを帰還させ終わり,ルーシエ達は急ぎ城に帰って行くとすれ違いに,遅れて来た国軍が現れたので変態を置いて,王都アクシズのローゼン家に向かうと丁度親子三人揃ってるみたいなので,祐奈とルナリアとカシムには同席させずに,トムにカシム達の戦いの評価を頼んだ。


「失礼しますよ。」


一応ノックしてから暗い親子三人に,新しい情報等を話した。


「エリスも気が付き元気だったか……それにエリスは帰る意思はあるか………」


ハウゼンは顔を上げ雅史に言う。


「その通信アイテム譲って欲しい。」

「無理です。」

「即答だな。」


困った顔をする三人だが,雅史はある事を言う。


「コチラからでも帰還出来る方法を,世界回って探しますよ。」

「費用は家が出すぞ。」


ハウゼンは藁にも縋る思いで申し出るが。


「もう目星のある場所に行くだけですから,魔法特化族の図書館にハルモニア近くの謎の建築物に,私がまだ手を出してないある場所の最奥の大迷宮をね。」


ハウゼンはハルモニア近くに出現した,謎の建築物の話をする。


「冒険者に森の建築物探らせたが,硬いゴーレムが居て奥には行けない,ユウナには山脈の方を頼んだが報告はあやふやだった。」


雅史はアーノルドいやサトシ関連と分かり,後でアーノルドを追求する事にした。


「まあ探査するならパウエルかルリーナに,一言話をして許可証貰ってから行ってくれ,また問題が多い遺跡だからな。」


何か揉め事起こって,許可証制の探索にしたみたいだな……まあそこらはうるさいよりも,まだ美人に聞いた方がマシだが………この頃のルリーナさんの好意は,と雅史は戸惑うのだった。そして屋敷を出てサトシと防音結界の中で話す,不服そうな二人を見ないで。


「調べに行った建築物は,サトシ関連だよな。」


驚きもせずに,祐奈と行った遺跡と今誰も攻略出来ない遺跡の話をする。


「祐奈嬢ちゃんと行った遺跡は,子供の時に何かに呼ばれた感じがして行った,ロストシップのドラグーンが眠ってた遺跡だ,懐かしかったぜ………もう二度と行けないと思ってたからな。」


懐かしむ様に言うクマの姿のサトシ。


「中は探索したのか?」


そう言うと汗が大量に流れるサトシ。


「想い出壊したくないから,中には入らないで……」


スパーン


「お前は何処の乙女だ。」

「俺は男だー……今はクマだが。」


何か外で笑い転げてる祐奈とルナリア,パンツ見えてるぞ二人共とサトシと向き合ったら,サトシはルナリアのパンツを見て鼻血を出して居た。


「分からん訳では無いが,鼻血拭けサトシ。」

「お前もな雅史。」


二人で鼻血を止め話を続ける。


「もう1つはどうなんだ?」

「アレはエネーブルと初めて対決した場所だな,当時賞金稼ぎ最年少の17歳のエネーブルとトレジャーハンターしてた,俺とトムが天の知恵とダークグロリスター教団達との戦い始めた頃の遺跡だな,………まだその時のエネーブルは雇われ賞金稼ぎで,悪党に加担して賞金稼ぎしてるとは思ってないエネーブルだったな,色々有って仲間に成ったけど。」


遠い目で当時を思い出すサトシ。


「あの遺跡には今も昔も,誰も修復出来ないロストシップが在るだけさ,外装や武装が無いからな。」


それを聞いて雅史わお宝ゲットと喜ぶ。


「他には空間転移とかのアイテムとか無いか?」


雅史はサトシに聞くと。


「何かロックされた本は山程有ったが,ラノベや異世界小説ではないから,放置してある……後翻訳機でも解読出来なかった。」


更に興味深いので急いで防音結界を解除し,ルナリアは祐奈とハルモニアに待機と言ってから,一人ハルモニアの冒険者ギルドに向かった,何かサトシがルナリアに突撃ダイブが見えた気がしたが,死なない程度にお仕置きしただろう。

ハルモニア冒険者ギルド内は,回復魔法使い探しや傷薬のやポーションを求める列だらけ,基本薬局的な薬屋は冒険者向けも売ってるが,通常の風邪等の薬草から作った薬が主で,毒等の異常回復薬や初心者向け回復薬がしか無い。


「さて受付は暇そうだな。」


ニコニコ此方を見てる,美女ルリーナさんに向かう。


「いらっしゃい,私を………」

「許可証欲しいのですが。」


何かに一瞬静かに成った気がするが,雅史は振り向かない様にルリーナに許可証を要求したが………


「私とデ……」

「またピザ持って来ますとも。」


何か溜め息をされたが。


「甘く冷たいお菓子あ~ん券差し上げますよ。」

『サトシがあ~んと食べさせてくれる券だよ。』


食い付くルリーナ。


「しょうがないからその券で差し上げますよ,あ~んして下さいよ。」

「しますよ喜んで。」

『熊の皮被ったサトシが。』

「ハイ許可証。」


何か語尾にハートが有りそうな気がしたが,雅史は気にせず許可証を手に入れた。


「さてとお約束のピザ毎度。」


渡して雅史はギルドから逃走した。


「マサさん何処に向かいますか?」


影からトムの声が聞こえたが,今話すのはまずいので祐奈喫茶店に向かった,途中でトムが出て来て店に二人で入ると。


「いらっしゃいお兄さん。」


元気無いルイーズちゃんとお腹が大きく成りつつある,ネフィルさんが居る。


「元気無いねルイーズちゃん?」


ルイーズは元気無い理由を話した,やはり親友だったエリスの失踪事件で,暗いらしいので少し「秘密だよ」と言い,話してもフィーネだけしか言ってはダメと念押し,エリスちゃんの無事とその姉も無事と話さした。


「でもセーラ姫様も行方不明で,国全体が悲しんでるだよ。」


その部分は当事者の一人なので言えない雅史,いつか言える日に祐奈やフィーネやルイーズに言う予定である,婚約者の一人として。


「でも不思議だね,お兄さんから何故か前にエリスお姉ちゃんと会った時に,紹介して貰ったセーラ姫様みたいな匂いがしますよ。」


雅史は知らばくれる事にした。


「小説家の恋人も増え……」


何かどす黒い何か嫉妬らしきオーラが,ルイーズから見える。


「お兄さんまたまたですか………,私が居るのに。」

「私はロリコンではないよ,それに付き合ってないよ。」


命の危険を感じ雅史は出入口に後ずさる,ルイーズはキッチンに歩いて行ったので,更に危険を感じ雅史は店を後にし最初の遺跡に向かい走り出した。


「お兄さん何処,次回来たら浮気で刺すから。」

「あらあら昔を思い出すわね。」

「二人共怖いよ……」


ドン引きするフィーネだった。



祐奈「置いて行かれた。」

ルナリア「ユウナは破廉恥。」

祐奈「ルナリアだって笑いながらパンツ全開だったでしょ。」

アーノルド「………………」


電撃でボロボロのアーノルド,次回までに復活するのか次回に続く。


シャロ「結局居ない……帰ってきたらキス沢山して貰うんだから。」

セーラ「ならお姉様より先に私が………」

シャロ「………今日はもう少し厳しくしょうかしら?」

セーラ「優しくして下さい,シャロお姉様~」


もうキラキラ瞳効果が薄れて来たセーラたが,さて何時気付くだろうか続け。




次回遺跡調査。

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