ブレイクタイム
ファンタジーでは無い異世界と交錯しますが,また色々フラグが立ちます。
雅史はバナージ王子やカシム達を迎えに行く前に,試しにカルミアの通信アイテムに繋ぐと,何故かロゼが出たので色々話した。
〘ロゼちゃん無事みたいだな,エルリーナちゃんも居るのか。〙
ロゼの話を聞くと今すぐカルミアを襲ったゴミを,塵も残さず燃やしてやりたい衝動に駆られた。まあ此方にも居たダークグロリスターと乱戦で死んだらしいが,またそいつらもロゼやカルミアに酷い事しょうとしてたらしい,よし今度アイツら見つけたら魔法の実験台にして滅ぼそうと,未だに怒りが収まらない雅史だった。通信を終え準備をし,新しい赤い細長い剣とバナージ王子体型に合う,全身鎧を意地悪く作ったてより魔法で錬成した。
「よし,シャロの絶対領域……素晴らしい目の保養の前に,迎えに行くかね。」
雅史は先に旅に出てるカシム達を捕まえる。
「師匠お久しぶりです。」
「クロイツ君には後で辛い話をする事になる。」
「父上が過労で倒れましたか?」
「バナージ王子とこれから,素晴らしい喫茶店に行くその後で話そうクロイツ君。」
ごくり
「「………素晴らしい喫茶店………」」
「祐奈やエリー以上の,美少女店員が居るぞ。」
クロイツ君は心揺さぶられた。
「あの祐奈以上………」
カシムは微妙である。
「?何故彼女の名前出るのですか?師匠。」
「後でエリーの家に送ってやろうか?カシム。」
頭を捻るカシム………エリーに春は,遠そうである。
「バナージ王子に合流するぞ二人。」
「「楽しみです……?」」
お忍びなのでバナージ王子には,同い年位の冒険者の格好をして貰い,そしていざベルフリーデンへ。
「着いたが,一旦外に出て貰います。」
「………何か女性の家の気がしますけど?」
クロイツ君が何やら気付いたらしい。
「私が彼女の為に建てた家だよ。(罪滅ぼしに)」
カシムとクロイツ君がフリーズして居た。
「アイツも居るのでしょう,元気にしてますか?」
「…………元気だが,まあ家の彼女スパルタだから。」
何かを察したバナージ王子だった,裏庭から少し裏通りに出てから,店の中に入るとフローラさんが居た。
「いらっしゃいませ~」
「いらっしゃーて,お兄さんかよ~今日は格好いいお兄さん連れて,何かするの?」
マイルちゃんは相変わらずである。
「いらっしゃいませ……てダメだよマイルちゃん。」
「いらっしゃいお兄さん,ケーキ下さい。」
メグルちゃんもマイペースだがしっかりしてるが,モニカちゃんは………
「コラ!モニカ,違うでしょ」
フローラさんに叱られた,モニカちゃんだった。
「「「お~!」」」
カシムとバナージ王子にクロイツ君は,フローラさんの笑顔に釘付けである,魔性の営業スマイルに三人は心奪われた。
「いらっしゃい~」
パンを運びながらモカも登場すると,クロイツは更に虜に………そこにカルミアさんの編集さんが来た。
「ブルーフラワー先生知りませんか?」
雅史は情報開示可能な部分を話した,絶望する編集美人さん。
「そんなぁ~カルちゃんがぁ~」
妖精のティータイムを渡し,飲ませて落ち着かせると。
「………忘れてたカルちゃん何時も,原稿書き貯め引き出しが在ったはず,見付かるまでは昔のデビュー前の出してでも,何とかしないと。」
雅史は疲れに効くタウリン等が入った,新作ハーブリフレッシュドリンクを渡した。
「疲れに効きますよ。」
カルミアさんの担当編集は,一気に飲み干し立ち上がると何処かえ向かって,走り去ったがカシム達はいつの間にか,フローラさんに案内されてテーブルに就いて居た…分かりやすい三人だ。
「フローラさん私は何時もの。」
「分かりました,何時ものメニューね。」
「「………え?」」
フリーズするバナージ王子とクロイツ君。
「…………」
〘妹と同じ名前なんだ……ドキドキして注文が……〙
同時にクロイツ君も。
「………」
〘フローラ姫と同じ名前,しかもお美しい……注文どうすれば……〙
「…………」
〘師匠が言った通り美人が居たが,このフローラて女性は美し過ぎる……心臓のドキドキが止まらない。〙
雅史は三人を見て,フローラさんの魅力は三人には早過ぎたか?とか思って居た。
「モニカちゃんあの三人に,モニカちゃんのスペシャルブレンド頼む。」
「ケーキ一つ貸し………」
「「「モニカ!」」」
フローラさんとモカさんジェラールさんに,叱られたのだった……いつもはモカさんが叱られてるのに。
「冗談です……。」
〘私の誕生日まで待てません,どうにかして食べたい。〙
どうやら雅史のケーキ食べる為なら,手段を選ばなく成って来た模様。
「モカさんのケーキ食いなよ,モニカちゃん。」
不満な顔で見るモニカは。
「お兄さんに胃袋掴まれました。」
「………マサちょっと。」
いつの間にか居た可愛い彼女の表情が笑って居ない。
「まだ私は注目のを食べて無い,食べ終わってから~」
雅史は手を引かれシャロの家に連行された,外には何故かセーラまで居て,悪い顔してるマイルちゃん。
「何か吹き込んだねマイルちゃん。」
口笛吹きながら知らん顔のマイルちゃん,いつか食べ物で泣かすと復讐を誓う雅史だった。
「マサ…………」
何か寒い何かを感じる。
「ロリコンではないとか言って,ついにモニカちゃんまで手を出す何て……」
わざとらしい泣き演技のセーラ。
「………今バナージ王子来てるよ。」
「そんな嘘………いえ貴方ならやりそうですねマサさん。」
「今王子て………」
青ざめるシャロ。
「王子二人に貴族を招待した。」
シャロがガタガタ震え出す。
「シャロお姉様,私も元王族ですよ。」
「セーラはなんとなく良いのよ,問題はフローラよ。」
「フローラさんに,熱視線の三人だったな。」
やっぱり的な顔をするシャロ。
「何故かモテ過ぎるのよ,前にファンタジアで変な男に絡まれた所を,大和か和の国の冒険者に助けられたて,手紙が来たのよ。」
「ふん~大変なんだな。」
「………フローラ助けた冒険者て,マサの様な気がするだけど……」
疑いの眼差しで見るシャロ。
「いちいち助けた人を,覚えてる暇は無いよ。」
大和神国で悪代官や商人に盗賊等から助けた数や,ハルモニアで初心者冒険者らしき魔法使いを助けたり,王都アクシズから東にあるハムやソーセージ等,生産が盛んなバイエルンて街近くで暴走した,豚達を眠らせたり色々している。
❪バイエルン❫
レーティシア国とウロライナー国境付近の街,豚肉や肉料理が盛んな街でレーティシア国の,加工肉産業の街である。
粗挽きウインナー等の屋台や加工食品が,冒険者等に人気だが最近の冒険者や旅人の失踪事件で,客が減少傾向にある。
「……またミートボール入り,ミートスパゲッティ食べたいな。」
じゅるりと影から聞こえたが,聞こえないかった事にしたが,シャロとセーラが何か言いたそう。
「まさか,バイエルンに行った事在るのですか?」
セーラが服を揺すりながら聞いてくる。
「まだシャロと出会う前に,トムと食べ歩きまくった。」
「………前にその辺りで私,視察中の養豚場でアクシデントにあったのですが,途中で暴走した家畜達が寝て大人しく成った事件が有りまして……」
何か言いたそうなセーラ。
「大変だったなセーラ。」
「本当に私見て動物が盛る何て異常でした。」
「「……………」」
雅史とシャロは微妙な空気に成った。
「……アレ?何で二人共微妙な顔してますの?」
シャロは聞かなかった事にして,雅史に言う。
「私をそこに連れて行きなさい,彼女命令よ。」
「…………シャロには量キツいぞ,私とトムはペロリと平らげたが。」
シャロのお願い攻撃に負け,王子達の接待終えて夕食にバイエルンに行く事を,シャロ達に約束した……セーラはお留守番だがいつの間にか居た,フローラさんも行くことに成った。
店に戻るとコーヒーに感動する三人が,しかもサンドイッチとか普通に食べて居た,どうやらモカさんの人懐こさに触発されたみたいだ。
「なかなか美味いサンドイッチだ。」
「城下町でも食べれない,凄く不思議な美味しさのパンですよ。」
興奮気味なクロイツ君に,優雅に食すバナージ王子と。
「たまに師匠が差し入れしてくれる,不気味なパンに似ているな………」
店の一角をみてなんとなく確信したカシムだった。
「まさか師匠………」
「マスターに頼まれてな,アレ作った犯人は………」
「犯人てなに?」
ココアパンを作り,見た目グロテスクなパンの製作者モカが,雅史のまえに麺棒らしき棒を持って現れた。
「さっきまで接客してたよね?」
冷や汗が背中に感じる。
「私の傑作パンを,また批判された気がしたから。」
笑顔だが目が笑ってないモカ。
「失敗作だろ,目のチョコとかイチゴジャムがエグい感じとか,フローラさんの改良ココアパンが人気だし。」
「そ……そんな~」
麺棒を持ちながらヘタリ込むモカだった。
「い……妹に負けるなんて…」
「姉のモカの尻拭いは,私に任せてね。」
何かモカさんの任せなさいポーズを,違う何かのエフェクト付きでするフローラさん,後ろから花とかのエフェクト出そうだった。
「「「惚れそう。」」」
三人は完全にフローラに魅了された,フローラさんお勧めを全て頼んだ三人は……,食べ過ぎてノックダウンした。
「会計お願いモカさん。」
「………フローラには負けないんだから。」
凄い速さで会計し一瞬でお釣りを渡すモカ,恐ろしい手際である。
「では三人を送って来るよ。」
他の客が見えない場所からマジックポートで移動し,バナージ王子の部屋のベッドに王子を置いて,ハルモニアのクロイツ君の部屋に二人を放置した,領主のハウゼンへの報告ついでだが,息子は食べ過ぎたので,エルリーナの伝言を父ハウゼンに届けたのだが……
「黒いローブに拐われたのは知ったが,まさかここではない世界に娘達が居るとは………,どうにかロスト魔法で助けられないか?」
どうやら奥さんのローリエさんは,娘が拐われ失踪により寝込んでしまって大変だったらしい。
「ロスト魔法は万能では無いので無理です,しかも謎の構造物が出現してるらしいですね。」
「今ユウナ等の冒険者に,調査して貰って居る。」
スキル地図には,ハルモニアに二つとベルフリーデンの精霊の森に一つと,王都アクシズの北上の森に一つ在るが,キャナルの分析不能の為調査の必要在りだが,先に滅入ってるこの男が先だ。
「まさかエルリーナが,結婚するかも発言をまた聞くとはな,あんなにユウナと言ってた娘がな…。」
雅史に向けて何か言いたいらしいが,雅史は聞いてはいないがいつの間にかアイテムを出していた。
「これは精神が楽に成るポーション,こっちは疲労回復ドリンクね。」
テーブルには蜂蜜色のポーションと,何やら甘く美味しそうな不思議な飲み物が,ハウゼンは誘惑に負け飲む。
「………戴こう。」
蜂蜜色のポーションは爽やかな蜂蜜風のポーション,何か心が落ち着くと次は何か泡が浮き上がる飲み物を飲むと,エールののど越しの様なシュワ~とした飲み物に感激する,しかもアルコールでは無いが身体に活力が沸くような,そんな感覚で飲み干す。
「もう一杯。」
「1日一杯しかダメな飲み物だよ。」
「ケチだな。」
どうして1日一杯かを教えた。
「……飲み過ぎると死ぬのか?」
「薬も飲み過ぎると毒でしょ。」
「………でもこの快感は病み付きに成る。」
仕方ないので調合して瓶に入れた,特殊な薬草入りエナジードリンクを,一週間分あげた。
「1日1本だから。」
「今日はまだ飲んで………」
「今飲んだのと一緒だから。」
困った男である,接待でお腹一杯で部屋にクロイツ君が寝てると教え,雅史はローゼン家をステルスモードで去りハルモニアギルドに来た,そしてクマに口説かれて困ってたルリーナに捕まる雅史。
「何で私の腕に抱き付くですか?ルリーナさん?」
意味深に腕に抱き付くルリーナ。
「アーノルドさんに見せ付ける為です。」
地団駄を踏むアーノルド。
「何故コイツがモテて,俺はモテないんだ。」
「知らないよ,あとルリーナさんとは恋人でも友でも無いし。」
うるうる瞳でルリーナが。
「マサ酷い………私とは遊びなの。」
「………冗談とアーノルド避けにしては,冗談キツイですよ。」
〘あのうるさいヤツの手下ですよね,あと親しく無いですよね……あとこれ以上彼女は要らない,可愛い彼女が三人居るからね,まあロゼちゃんは保留だしカルミアさんの帰還出来るか次第では,此方から迎えに行かないとな。〙
何か言いたそうなルリーナ。
「私冗談何て………」
〘彼は私に言い寄って来る男とは違うし,安心出来るのよね……何か陽だまりの様な温かい何かを感じるし。〙
シャロとカルミアに,新たな好敵手が現れた。
「離れろー」
サトシは雅史からルリーナを離そうとしているが,何か外から地響きが。
「アーノルド見つけ………」
ギルド入り口には,三毛猫着ぐるみパジャマ姿の残念祐奈が仁王立ち状態で居たが,雅史とルリーナを見て。
「乙女の怒りのパンチを食らいなさい。」
ルリーナを抱いてあっさり回避すると,カウンターに突っ込みギルドの一部を破壊した祐奈。
「逃げる何て卑怯よ。」
「そうだぜ,お前は祐奈に殴られとけ。」
無茶苦茶な二人である。
「普通に避けるだろうよ。」
「普通の冒険者は避けられませんよ。」
ルリーナさんが赤い顔しながら言う。
「また節操無く………許せない決闘よ。」
だが雅史は祐奈に言う。
「まず器物損害を弁償しろよ祐奈。」
「「「うんうん」」」
ギルド職員全員から頷かれた祐奈は,しぶしぶ壊れたカウンター等を祐奈は魔法で修復する。
「…………男性に抱っこされるの初めてだけど,なかなか良いわね。」
我に帰った雅史はルリーナを下ろし,この頃出現した物の情報を聞くと,ルリーナには分からないらしいがサトシに外に促された。
「知りたいなら,ピザかビールくれ。」
仕方無いのでピザを渡したら,サトシから平然とこの頃現れた物を言う。
「アレは俺が居た世界の,ロストテクノロジーとか色々ある遺跡だが,昨日嬢ちゃんと行ったのは昔俺がラムタラ………ロストシップがあった遺跡だな,懐かしい遺跡が来たもんだぜ。」
サトシに今朝の通信内容を話した。
「ヘェ~相変わらずトムは女たらしか,しかも俺がこの異世界で数年経ってるのに,アッチは半年位かよ。」
どうやら飛ばされた時に,時間や時空間が歪み違った時間に来てるらしい。
「しかもお前さんの身体の中身,結構見境無しのスケベらしいぞ。」
「羨ましけしからんヤツみたいだな。」
だがサトシも結構な変態野郎だったりする。
「……今誰かにけなされた気がする。」
変態サトシのクセに感が良い。
「誰が変態サトシだぁー」
「いきなり情緒不安に成るなよサトシ。」
情報を得た雅史はハルモニアを後にし,夕方に成り仕事が終わった三人を連れて,夕食に向かった。
「この店だなトム。」
「マサさんにリベンジです。」
シャロにフローラさんと,ついでにモカさんも居る。
「この街の屋台は興味深いねフローラ。」
「新作パンいけそうねモカ。」
肉詰めを見て構想するが,地球にはもう在るからねホットドッグ。
街の定食屋感がハンパない,食堂レストランエレノーラに入る,やはりこの頃の事件で客はほぼ居ないので貸し切り状態で,少し奥の大きめのテーブルに付くと厳ついおばちゃんが現れた。
「前のリベンジだよお客さん,今日は彼女連れてかね。」
「二人は私の彼女の友ですよ。」
モカとフローラは聞いてない,料理にワクワク感がハンパない。
「注文は前回の,ミートボール入りスパゲッティかね?」
リベンジに燃える小太りのおばちゃん。
「今回は8人前とフランクフルトと,あと粗挽きフランクと名物サラダとか彼女達三人に。」
「あいよ,名物サラダ三人前に粗挽きフランクと普通のフランクに,スペシャルスパゲッティね。」
注文を書くと厨房に向かって行ったら,何故かフランクフルトと揚げたてポテトフライが,テーブルに置かれた。
「前に聞いたポテトフライ,お陰で収入減る前に儲けた分で今店が続けられるからね,まあ1ヶ月ぶりだ沢山食べておくれ。」
話が違うとトムは雅史を睨む。
「話が違うわねマサ。」
シャロからも睨まれた。
「「これ美味し~ぃ」」
だがメンフィス双子は通常運転で,先に食べていた。
「あいよ粗挽きいつもの量だよ。」
スパイス香る粗挽きフランク,ケチャップを皿に出しケチャップを付けて食べる。
「堪らんな~このピリ辛にケチャップは。」
シャロとモカが引く。
「「辛いんだ……」」
「私も~」
何も付けずに食すフローラ。
「このピリッとした辛さも美味しぃ~」
ナイフとフォークを使い切り,恐る恐る食べるシャロだが不思議な顔される。
「なかなか美味しいわね,辛いけど食べれなくは無いわよ。」
「確かにピリッとするけど,肉汁とか美味しいね。」
モカも気に入ったらしいが,二つ目食べようとした二人の前には,もう粗挽きスパイス入りフランクはなかった。
「まだまだ足りないな。」
「マスタード付けてでもいけそうね。」
雅史とフローラで間食し,唖然とする二人だった。
暫くするとメイン第一ラウンドが来た。
ドンと置かれる巨大皿。
「スペシャルスパゲッティおまち」
トムと雅史の激戦の始まりである。
「今日こそ僕が全て食べる。」
「やらせるか!」
二人はスパゲッティを,アッと言う間に平らげるタイミングで,おばちゃんが二人同時に巨大皿を他の店員に運ばせる。
「前の時の二人のペースより早いですよ。」
美女店員がおばちゃんに話す。
「リベンジに成らないペースだよアンタ。」
厨房でコック二人に指示しながら,亭主がスピードを上げる。
「今回は負けるわけには。」
名物サラダをシャロ達に出た後は,コック二人も加勢するも食材尽き今回も惨敗だが,トムと雅史の勝負はやはりまた引き分け。
「スパイス増量の粗挽きフランク四人前追加。」
「僕はフランク六人前追加。」
「その追加で10人前。」
まだ張り合う二人。
「私もスパイス増量フランク追加で。」
サラダを食べ終わったフローラも参戦。
「何であの三人,あんなに食べれるの?」
「フローラは美味しい食べ物には,たまにああだよシャロちゃん。」
シャロが食べ終わった頃に,雅史はお持ち帰りフランクを大量に入れて居た。
「次は食材が尽きる前に勝つよ。」
おばちゃんはリベンジに燃える,会計を終えて次は更にスパイスが効いたフランクの店に,雅史は久々により大人買いをして行く。
「2週間ぶりだな兄ちゃん,兄ちゃんに頼まれた更にピリッとしたスパイスセット渡しとくぜ。」
頼んだスパイスも手に入り,唐揚げやチキンにスパイス足して,コンビニのピリ辛唐揚げかフライを再現を目指す雅史だった。
三人を郊外からシャロの家に送り,バータイムにそのまま向かう足を止められる。
「何処に行く気よ。」
「バーだよシャロ。」
何か言いたそうなシャロ。
「シャロはお腹一杯なんだから,ゆっくり休みなよ。」
なかなか袖を離してくれない。
「明日休みなんだろう,色々話は明日な。」
何とか離してくれたシャロを抱っこし,部屋まで運ぶ……あとモカ達は家に帰ったが,拗ねたモニカの機嫌を何とかするのに大変だったらしい。
「次回に続きますよー」
「モニカ機嫌直してよ~」
「辛いお肉の食べ物食べて来ただけだよ~」
『主にフローラとマサさんがだけど,それでも美味しかった~。』
顔が蒼白になるモニカだった。
バナージ王子「運命の女性にやっと会えた。」
フローラ姫「お兄様,お姉様に会いたい。」
バナージ王子〘父上に聞いてからだな,一応セーラは行方不明に成ってるからな。〙
次回に続きますよ。
次回は久々ルーシエとストーカー騎士登場予定。