イレイナ
第39話辺りの物語
ある日に雅史はロイドマスターに連れられ、ベルフリーデンの領主屋敷の裏に通され、中二病ルードリッヒに連れられ暗い地下に通された、二人は雅史を見ながら前に進むと重い鉄の扉を開き、麻の服を着させられ目隠しをし口には、息と水しか通さない穴があり、穴には馬のハミみたいな棒で舌をガードしていた、自害予防かうるさかたからは不明である。
髪は前まで綺麗だったかも知れないが、金髪は見るに無惨な枝だ毛に成って居た、ルードリッヒが話す。
「本来なら彼女は死刑に成って、もう死んでる身だが領主と王家とエーデンス家の計らいにより、君にこの者の更正または国を救って貰った褒賞として、君に奴隷として渡す……彼女の罪は重過ぎる、犯罪の手引きや学園の教師の一部に、違法媚薬の横流しの手助け等、だが君の彼女の恨みを晴らしたいのなら、死刑執行は何時でも可能だ」
雅史はそれを聞いて、トムが捕縛したキノコ頭の親族と知るが、殺す気は無い……多分その願いが強いのは、帰らぬ人と成った遺族だろうと、雅史は正直更正出来るか不明だった。
「何しても構わないので」
「ん~!?」
何かを察して暴れるが、手足は椅子に固定され椅子は硬く固定されてるので、暴れても逃げられないが恐怖で失禁するが、排水溝が在るためルードリッヒが水を掛けて洗い流す。
やや暑い室内が少し臭い、少し換気をし話を続ける。
「………本当に何をしても構わないですね、夜の玩具にしたり弟子達の治癒魔法の実験台にしたり、色々弄んだり研究材料にしたり、魔法の実験台にしたり」
ルードリッヒが笑いながら言う。
「構わねえよ」
(その気無いくせに、スゲエえげつない脅しをするな)
だが一部は実行した雅史である。
「ん~ん~!!」
「優秀な部下の奥さんの復讐もしたいが、被害者全員にアクトラ家の資産を、見舞金として配布したがまだお前さんには、褒賞渡してなかったからな………、この娘一人では割に合わないが、残りはメンデルス家だが本家は使えないから、王家から権利を預かってる、何か欲しいければ三つの権利を使えだそうだ、王からお前さんに渡せと言われた、どうせ王都には来ないだろうとエロジジイが、進言したらしいからな」
(何かこの頃一族が病死や事故死増えてるから、俺も気お付けないとな……今度贔屓の医師に診て貰うか、コイツは………高そうだしな……医者じゃあ無いが)
ルーデウスさんが手を回してくれたらしいが、他の報奨絡みも含まれた褒賞だろと、雅史は思ったので。
「期限が無いなら受けとりますよ」
(何時かシャロ達に何かあった時に、使える手段は全て欲しいからね、あと面倒事とか)
だがその後また同じ権利を貰える日が来るとは、雅史は思ってもみなかった。
「ならそのお漏らし娘の調教教育と、その他権利を貰いますよ……大切な人を守るには他の力も必要かもですし」
(新しく開拓予定の島も在るし、先ずは性格を把握してから決めるかね、その内あの国に行ってシャロ用の、誕生日ケーキの材料手に入れないとな……カカオがデカければ種をバイオして、発芽率と環境解析をキャナルにして貰い、実験成功させたらカシムと出合った島にもカカオ畑を増やそう)
雅史の構想は止まらないが。
「すまないが、この者を運ぶ時はロスト魔法だったか? アレで、この国の者に見られぬ用運ぶ事と言われて居る」
大罪人が生きてると知られたく無いらしい。
「では他は夜のバーで」
雅史は汚れても良い場所……拠点の温泉に連れて来た、猿ぐつわを外し服を破き身体を洗うデッキブラシで、何かもぞもぞしてるし、身体は私ご……ゴッホン……
「エッチ………わたくしにこんな事して…………て……もう、私は後ろ楯無いのでしたわね………」
「色々教えてやるよ生きる術をな、そう色々だそして世界の広さを教えてやるさ、だが生きるには必要な事がある……」
(先ずは基本の掃除からだな、後は色々適正を見ないとな)
目隠しを外しやはり目付きが悪く、なかなか調教しがいが在りそうだと、雅史は思ったが目付き悪い割に胸はシャロより少しある程度と雅史は思った、目付き以外はストライクゾーン。
(身長はシャロと変わらないが………お仕置きとか、色々仕込んで素直にさせないとな………あと、ゴスロリメイド服似合いそうだな………あと飴と鞭だな………女の子だし、甘いお菓子には弱いはず)
「先ずはメイド服か給仕服と作業着だな」
「………何をさせる気ですの?」
雅史はニヤリと笑い。
「色々な仕事と奉仕活動と」
青ざめるレキリア、だが後に名前を変えイレイナと成り、雅史の夜の相手や生きる楽しさや、間違った家庭環境に居たと知るのはまだ先の話し、後に雅史との子を授かるが表には出れないけど、猫人族と良好な関係を作るのもまだ先の話しだが、「シャロさんより先に私が、雅史様の子を産みましたわー」と、一人浜辺で高笑いしながら叫んでるのも、トムと雅史は見たが言わない事にしたのも、まだ先の話し本当の父に会うのもそして、シャロやアリシアと和解するのもそして母に再会するのは少し先の話し。
さて時系列は戻り雅史は先ずは拠点の、ルーシエ達の部屋の掃除や護衛のオッサン達の酒の片付けを、黒いゴスロリ通常メイド服と黒ニーソックスで仕事をさせる。
だが条件付きルールで、ルーシエ達には出くわすと減点、オッサン達の部屋が酒で汚れたり、ゴミが増えるのも減点掃除は教えた通りにしないと、後が恐ろしいと釘を刺したが守られなかったので、夜のメイド服は減点によりスカート丈が短く成り、雅史に色々夜の奉仕を身体に染み込まされた、特に温泉の掃除は厳しく、手抜きが在ればパンツ脱がされお尻を叩かれ再掃除と罰ゲーム……、罰ゲームは掃除範囲かお尻叩きとアイテムに別れ、アイテムクジを引くと大抵果てるてレキリア、疲労回復ポーションは運悪く手に入らない。
「初日からもう10日ですが………ヘトヘトですわ、………あと昨日までお尻が痛かったですわ、……本当に容赦在りませんわね直に叩くなんて………気持ち良くなんか、成ってないんだからね!」
だがしかし目の前には人参成らぬ、甘いお菓子がぶら下がって居た、レキリアはお菓子の誘惑に何回も後ろ髪を引かれた、今日は特に食べた事無い巨大スイーツだった……。
「すすすスイーツ位では動揺なんて……」
素直には成れないレキリアだが、甘い香りがする巨大プリン、早くしないとヨダレを流しながら来る、変な格好した祐奈と言う女とトムに食われる。
「でも久々のスイーツ……頭の回転には必要ですわ」
(アレ本当に美味しいのかしら?庶民の作ったスイーツなんて……)
そして奴らは近付く……バケツ巨大高級生、クリーム載せプリンにまだレキリアは知らない、このプリンの原料に使われてる卵は、王宮が大金はたいても食べたいプリンなのである。
「なんでそれを言わないのよN」
私の知ったことでは無い。
「無責任な!」
ではさらばだー
「逃げましたわ、そんな高いスイーツだったなんて、あの猛獣二人が食べに来る訳ですわ」
だがレキリアは知らない、後に小さな猛獣も増えるとは。
「早く掃除を終わらせて……………何でこんな時に、あの能天気お姫様らしきの、アイツの作ったポテチだかを食い散らかしてますの」
誘導した犯人はトムである。
「まだまだだねレキリア、僕がプリンを頂くよ」
トムがダイニングに入ると後ろから、祐奈が飛び蹴り体制でスカート姿で襲うが。
「甘いよ祐奈、その手には乗らないよ」
トムは祐奈の顔に肉球アイヤンクローで仕留めるが、油断したトムが振り返ると酔って寝てたオッサンズが、スプーンを持ちプリンを食べる体制に入って居た。
「しまった~ 伏兵ガァ~」
そして数日が過ぎたレキリアは、たまに見る敵と遭遇……名はルナリア、自分より胸が大きく平民だがレキリアより美少女、しかもレキリアよりナチュラルに化粧しなくても綺麗、……シャロ以来の天敵に遭遇するが。
「…………? 眠い~」
相手にされなかった………
「………………」
(なぜか減点には成りませんでしたが………)
何か敗北感しか感じないレキリアだった。
「アイツからはまだ夜の相手されないし、マッサージに夜な夜な温泉の掃除掃除………、何個温泉ありますのぉ~」
「僕も知らないよ」
歩き去るトムだった、基本食事は自分で作り食べ生魚や肉が食べたければ、雅史達の今日のメニューを見れば、作らずに食べれるがたまにルナリア失敗作サラダが、罠の様にレキリアの部屋前に置かれて居る、しかも基本ドレッシングが失敗してたり塩加が入れ過ぎたり、酢が異常な量だったりする。
「まさか分かってて、やってませんよね?」
「どうだろうね~」
歩き去るルナリア………減点20がレキリアに加算された。
「い……イヤァ~」
絶望してると肩をトントンされ振り返ると………
「今日はレキリア用にお仕置き部屋作ったから………」
(目付きが柔らかく成って来たな………だがまだまだ)
怖い顔しる雅史を見て、初めてお仕置き部屋に連れ込まれると、外の音がしなく成り……薄明かるい部屋には噂で聴く拷問具が………
「さて素行は良くなって来たけど、素直で無いから……ツンデレとか流行らないから、お仕置き修正だね………」
このあと説教4時間を正座して聞かされた、眠く成れば時間が追加され足は痺れ、もう二度と説教は嫌だと思ったので雅史にだけ素直に成ったが、トムに告げ口された数日後6時間の説教に心は折れ、ついに改心しいつの間にか雅史を目で追う用に成る。
「私はドM何でしょうか? あんなに怒られて、お尻も叩かれれたのに……、私は彼が好きに成りました………未だに夜とぎにも呼ばれない……、夜の奉仕させるて言ったクセに」
「ほお~その気なら教えてやるぞ、その代わりこの場所にはもう住めないと覚悟して、新しい地で私の仕事をして貰うから、覚悟が在れば部屋に来なさい、新しい名を私が授ける……」
(レキリア用の家も出来たし、猫人と交流すればもっと優しく成れるだろう、だいぶ可愛くなったし)
レキリアは一晩中考え、減点生活より悪い生活は無いと思い、翌日の夜に雅史の部屋に向かう、中がギリギリ見えそうな夜の奉仕用メイド服に、ガーターベルトと黒ニーソックス、ノーパンで雅史の部屋に入ると。
「では覚悟が出来たなら最初に、名前を渡す……レキリアを捨て今からイレイナと名乗りなさい、さて行くぞイレイナ………」
「はい………雅史様………」
(好きな人に抱かれて、私は幸せに成りたい……)
レキリアは名をアッサリ捨て、雅史から貰った名のイレイナとして、好きな相手に尽くそうと思った。雅史に付いて行った先は塩の香りがし、波の音がして居た……奥には衛星から照らされた光に見える、真新しい家がありさっきの家? で働いてた物が動いて居た。
「イレイナにはあの新アースドールの管理と、収穫状況のデータ収集と………」
イレイナは雅史に付いて行くと、装置があり魔力流し式で起動する物らしい。
「魔力さえ流せば目的の場所に行ける、だがまだ2ヵ所しか行けない、そしてイレイナに課題与える……、新しき土地の隣人達と仲良く交流すれば、望みどうり私の夜の相手をして貰う……彼女に手が出せないからな」
イレイナはシャロが脳裏に浮かぶ。
「なら契約の為に今私を抱いて下さい、雅史様にもう身を捧げる覚悟が在ります、心の支えの為にも私に貴方の温もりを教えて下さい」
イレイナは真っ直ぐ雅史を見て、雅史に連れられ真新しい家に入って行った………、翌朝イレイナは幸せな気持ちと布団に残る温かみを噛み締めて、雅史の課題に向かう前に身体を洗い服装を整え、昨日の場所に雅史ではなくトムが居た。
「今日から宜しくイレイナ」
「ハイ……トムさん」
「………何か言いたげだけどまあいいか、付いて来てね………粗相は許さないから」
トムの目が怖い程睨まれた、後にイレイナは知る事になる、トムの恋人が居る島だと……しかも雅史に黙って、逢い引きしてる仲だったりする。
「粗相をしますとどうなりますの?」
「僕の爪でミンチかな………」
(嘘だけどね)
身体を震わせ青ざめるイレイナ。
こうしてイレイナの新しい生活と、ルナリア失敗爆弾サラダの恐怖から解放された、あと猫人族は普通に野菜を食べて居たと、イレイナは日記に書き残した。
そして数日の時が流れたある日の夜、雅史に抱き付きながら眠ると、学園の天敵の匂いが更に強く成って居た。
(彼女に手が出せないて言ってたクセに、シャロさんの香りが日に日に強く成って………いえ、何か他に知らない女の匂いが増えて増すわね、もうこうなったら頑張って赤ちゃん作るからね、………私が最初の非公認でも妻になるのだから)
ある日から雅史が来なく成ったので、久々に会った分身? トムに話を聞くと、父親がかって狙ってた売れっ子小説家や、国境向こうの領主の娘の救助の為に、色々な場所のアクシデントを対応してると聞いて。
(私の愛した人は私一人では収まらない、英雄や勇者を嫌い愛する人や道楽好きの困った人、その割に好色にこの頃成ってる困った人、だけど私達の元に必ず帰って来てくれる優しい人……、怒ると怖いですが………あと面白い娯楽を提供してくれて、いつかシャロさんと対決したい)
イレイナはたまに冷蔵庫を見ると、大好きに成ったケーキ見て食べると、前に食べたのと同じ味なので不思議に思う。
だってカバンに入ってた同じケーキなので、仕方がないのであるしかもまだ在庫は、山の様にあるがイレイナは知らない。
そして物語は未来へ続く………
イレイナ「昔雅史様にお風呂でデッキブラシで洗われた時、何故か体がぞくぞくしました」
雅史「………早まったかな……」
裏物語に繋がる物語。