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元おっさん,猫と異世界ライフと旅に出る。  作者: 猫を愛でる会
大和神国編
5/257

酒泉と秘宝と…………

酒は大人の嗜みだが,無理な酒を飲まされるより自分に合った酒の方が旨い,だが酒は程々が一番のはず。

夕方を過ぎ昼見えなかった衛星が夜空に見え始める、トムがもって来た宝箱の中身を仕舞い、猫を肩に乗せて雅史は一路酒泉に向かうと途中で、肩に乗って居る猫が喋る。


「この姿にこの感触懐かしいですよ、やっぱりマサさんの肩の上は何か落ち着く…………」

「本当に変幻(へんげ)出来るとは、しかも当時の重さに出来る変幻て」


何か色々納得出来ない雅史であった。

途中マップの青白の点滅してるポイントの場所に寄り、崖の広いスペースにある秘宝箱を罠や鍵を解除し、秘宝箱を開けると黒い刀や神の雫と言う宝石や同じ名のポーションに、金塊にエクストラ٠インゴットて言う鉄系インゴットに、ドラグナイトて名の緑色の鉄みたいな鉱石等を回収。

あとドラグナイトやエクストラ٠インゴットに神鉄や、ミズン鉱石に竜血鉄にオリハルコンを使った、ドラグナーコンバーターて設計図を手に入れた。

要はステータスの精神力と精神エネルギーは同じカテゴリーらしく、精神………まあオーラ(精神エネルギー)を増幅変換したエネルギーを使って、推進力や攻撃力増幅が出来るらしいが、オーラを使う技や体術の力を引き出すみたいだが………他にも色々な設計図もあるが…………。

指輪やブレスレットはさっきの金属を融合すると、精神感応し先読みに近い補助をする装備にも成るみたいだが、何かサイコ的なだよねこれ。

肩に再び乗り、設計図を見るトムそして一言。


「これ作るのですか?」


右肩側に下半身を左から耳付近に顔が………くつろぎながら、一緒に設計図を見ているが・・・見ているフリだろう。

生前以来の場所に堪能してるが、私としては耳に鼻息とか止めて欲しいのだが・・・・・・鼻息がくすぐったい。

私はこの設計図で、とある飛行装備を実行を決意する、まあカバンがブレスレットとかに成るし、()()()()()()()()大丈夫だし、あの装備を後でBOXにこの設計図と私が作りたい装備イメージを入れて、後で()()をキャナルに聞いてみよう。


その時。


『呼びました? マスター』

「呼んでは無いが質問はある」

「またキャナルと会話か………」


何かトムが嫉妬してない?まあ気のせいだな。


『ふ…………』

「むむ」


あれさっきとは雰囲気違うくない、それよりも。


「キャナル、魔法を鉄とかの物に付与て出来る?」

「まさかマサさん、何か面白い武器とか閃きましたか?」

『マスター、可能と提言します』


トムよ閃いてはいないが、ネタは沢山あるだよネタだけは………

ついでにムチの様な剣や、モーニングスター風の武器でチェンが伸び……ワイヤーでも良いか? に、尖り付きのハンマーの鎖もしくはワイヤー近くに魔石か魔法の噴射で飛ぶハンマー作るか。

まあバレルロールしながら目標に飛ばす、姿勢制御スラスターとかも作らないとな。

キャナルが聞いてくる。


『ご要望の物に魔法の文字入れは私にお任せ下さい,マスターの期待に応えてみせます。』


負けじとトムが変幻のまま。


「戦闘の補佐や露払いは僕がサポートしますよ。」


いやもうしてるだろうよトム。





そのあと普通の宝箱や秘宝箱等開け,月下水月て刀と小判数枚に,ドラグナイト計3tにエクストラ٠インゴットが,計2tを回収にミズン鉱石計4tに,神鉄計1tを手に入れたふ。

あとエクストラ٠インゴットと,ミズン鉱石はこの星の鉱石ではなく,ミズン鉱石は衛星ミズンの特殊な環境と隕石やエーテル等が,ミズン衛星のコアで混ざり鉱石として出たのが,アルミ並みに軽く金属密度かは不明だが,異世界で上位の硬度がある軽金属。

エクストラ٠インゴットも地球外らしいが,詳細不明過ぎる金属だが,わかってるのは魔力や精神エネルギー……まあオーラの増幅や脳波等の感応波を伝える事や,組み込んだ物体を動かしたり飛ばしたり出来るらしい………なんか超能力的なインゴットだね。

ドラグナイトは鉄等を食べるドラゴンの,排泄物が希少資源と混ざってマグマに落ち,金属混ざったマグマに流され固まった鉱床で獲れる金属だが,基本マグマが活性化してる近くの鉱床にしか無いらしい。

希に霊峰隕鉄を食べるドラゴンによっては,ドラグナイトの名前が変わるらしい。

だが大和富士には竜は居るが,ドラゴンは発見出来ずだが,酒泉にはドラゴンが湧かせた物らしきのが有ったが,枯れ掛けていた。


「それにしても結構激レア過ぎる金属類を秘宝箱や,初期鉱石にくれたな………太っ腹な神様でも居るのかね。」


後で知る事に成るが,この霊峰の秘宝箱だから手に入れられたのであって,基本キツイダンジョンやとんでもない迷宮しか,手に入れられるかも知れないレベルのはず。

酒の香りや水が流れる音に…………おや?先客が…………


先客達は人間ではなく着物を着た牛顔だったり,狐耳と狐尻尾の弱々しい美少年と,何か化粧濃い女性狐らしきの…………

化粧濃い女性狐らしきのが,此方に振り向きそうだったので隠れた,化粧濃いに感知されたのだろうか?


「なあアレて妖怪だよなトム………」


トムもあれをこっそり見て。


「八百万や土地神や妖怪ですよね。」


さっきの化粧濃い女性狐は,見た感じ猫?だが丸いフォルムがタヌキな不明な妖怪と,何やら口論をしている。

白い………まあ仮称ポン太で,それで白いポン太と黒いポン太が化粧濃い女性狐と,何か言い争って居る。

他にも着物着た妖怪だらけだが,目が一つの呑兵衛的な妖怪に,狐では無いが狐の仮面着けた………此方に気付いたか?………あ……何かフラフラしながら倒れて寝た妖怪らしき人物?と,変なお面やら着けた者達が,泉から汲んだらしき樽から杯に入れて飲んで居る。

あの酒泉は…………妖酒泉か………効能は,一時的な筋力と魔力のステータスアップに,魔法耐性アップか。

え~と他は術٠技が80pt回復か………だが酒なんだよな。


他にも酒泉や泉があるのでそちらに向かう。



結果から言おう,何で普通の泉なのにフルーツの香りがする,あと葡萄酒泉や柑橘味の泉にサイダーやラムネ味の炭酸泉まで何故ある,美味すぎて此方に住みたくなるな。

本気で此方に,まてよ確かマーキングすれば移動出来る移動魔法あったな。

マップ移動でも良いが,酔ったらマップ移動困難てトムが居ない………て,さっき見つけたマタタビ酒泉からマイコップ使って飲んでるな…………変幻解いて飲んでるし。

酒泉は神酒(しんしゅ)霊酒(れいしゅ)神聖酒(しんせいしゅ)神渡(かみわた)りて酒等あり,神酒はりんご的なフルティーな甘さの酒で,術全回復効果に穢れ(けがれ)た土地や魔を払ったり浄める,特性があるらしい。

神聖酒は聖水みたいな効果のある酒らしく,強力な浄化作用有るみたいだが,それ以外にも悪い気を放つ人間や悪党やらが飲むと,廃人に成るらしい。

悪党とかには,死ねない暗殺毒みたいだが,この酒泉伝説レベルらしいよ………知識庫によるとね。

この酒泉も飲んでみたが,最初甘い口当たりからの,辛口に変わるのど越し。

通はどんな飲み方するのやら,まあクセにはなりそうだ………味の濃い肉料理とか使ったり,タレに仕込んだり出来そうだ………悪党とかには毒だけどね。

霊酒は術の半分位回復するらしい,武器に少し霊酒を垂らすだけで,普通は斬れないアストラ体や怨霊を,倒す事が出来るらしい。

泉の方は炭酸泉は気力や精神エネルギーの回復効果に,リフレッシュ等の追加効果等あり,果物味のする泉は技や体力回復に,体調回復効果もある。

特に不思議な泉は,炭酸泉と果物味の泉と神酒の混ざった場所の水が,何故か酒味のエナジードリンク風に………まあ合わさった場所の下からも,何か出てるので不思議現象のエナジー酒ドリンクなんだろうか?

酒とカフェイン成分無いエナジードリンクて,何かヤバい組み合わせの気が………。

だがコーラやペプ○の泉は無かった。

カラメルや素材集めて作れて事だな,あとサイダー味とかはナンヤカンヤしてタンクを作って入れて,カバンに入れて持ち帰り,炭酸泉や果物味水専用冷蔵庫スペースを作り,パイプで私室に引いて何時でも飲める様にしたのだった。


後に泉の近くにマジックポートのマーキングをして,三階ベランダから移動出来る環境にして。

まあトムも一緒行っては,マタタビ酒泉に入り浸っる事に成る。


この泉達の活躍と薬草やハーブ等の活躍により,雅史達の後の旅で他の異世界冒険者や勇者達より,優れた回復薬やポーション作成を持った事に気付くのは,少し先の話かも知れない。


夜も更けトムが酔い潰れたので,背負ってマップ移動で帰る,トムを寝床に置き知識庫に向かい,光魔法の光線(レーザー)や風魔法のエアーカノン等の魔法文字を,データー化し大型建築٠ユニット製造BOXに蓄積させる。

光魔法のレーザーは,いわゆる光のビームであるが,レベルや魔力によっては複数のレーザーを放てるらしい。

風魔法のエアーカノンは,砲撃のカノン砲撃並みの威力のエアー弾丸,攻撃以外にも多様性ある魔法。

今までの建築図面や,手に入れたコンバーター図面に,これから作る飛行装備の,翼風なスラスター等のイメージ図を入れ,あとは明日と自室に戻り眠る。

疲れて居たのか,起きたのは朝の9時は過ぎて居た。


「…………まさか目が覚めても現状体格や,部屋が変わって無いからやはり異世界なのか………」


前日色々とやってたが,異世界来る前に乗ってた車も,乗ってたままの傷み無い状態だったし,まあ22も身体が若返ってるし,色々な趣味やら色々葛藤あるが,ファンタジーやら異世界小説の世界を,この身体で堪能してみるか。


「どうせ向こうに戻っても,趣味以外は地獄の日々だしな………さて朝食でも食うか」


部屋を出て階段を下りリビングに向かう。

リビングに入りソファーを見るとトムが居た,「おはよう」と言ったが二日酔いでダウンしていた。

二日酔いダウンする位飲むなよトム………さてと。


「トム,私は少し他の場所の秘宝箱や,色々見て来るけどトムはどうする?」


返事は無いが猫に変幻し,連れて行けとアピールしてるみたいだ。

もう10時までそんなに時間無さそうなので,軽く山鶏の卵かけご飯を食べ,旅装備をし3階からエアーウイングで飛び立つ。

昨日と同じくトムは肩から風景を眺める,昨日と違うのは二日酔いだけだろう。

トムの口からの息が臭い………。


まあ他の猫達も違う意味で口臭かったからな,まあ尻なめたり魚とか食べてるから生臭かったり,まあトムは飼い猫の中でも後にも先にも屁をした猫は,トムだけだな………音がする方ね。

餅を盗み食いしてアゴはずしたのもトムだな…………今更だが,キャラが濃いなトム。

トムが何か言いたそうだ?


「…………マサさん……………水を下さい…………」

「もう,家で寝てろよトム………」


二日酔いで更に目が死んだ魚状態化,ダウナー状態なのに帰ろうとしない。

トムは言う,「ご飯どうするんですか?マサさんしかご飯出せれないでしょう」と。

気を取り直し昨日の甘い植物上の,湯泉辺りの調査とまだ青白く点滅ある,秘宝箱の反応ある場所に向かう。


「湯泉はこの辺りだが,何か食虫植物的なヤバい魔物が歩いてる…………何故根子をくねくね動かして歩けてる?」


トムの二日酔いもだいぶマシに成ったらしく,「狩りますか?」と聞いて来た。

奴らを調べると,肉食花(イーターフラワー)何かゲームに出そうな感じである,しかもレベルは20~50まで。

何故ゲームに出てきそうかと言うと,頭はイボイボだが口を開くと花の形をした,補食口が開き噛み付いてそのまま閉じ,溶解液で溶かしながら獲物を養分分解するらしい。

攻撃は蔓状の手触による捕縛や口から放たれるファイヤーボール等。

たまに溶解液を飛ばしたり,フェロモンや甘い誘導香で獲物を補食するらしい。

もっとも危ないのは増殖期で,種族関係無く手触で捕まえた女性もしくは魔物や動物の雌等を襲うらしい。

しかも恐ろしいのは捕まえて,種付けしたあと数時間で魔物が産まれる,宿主の生命力を吸って成長し出てくるらしい。

しかも魔物だろうと人間だろうと,次の日には装備以外見つからないとか,生存率災厄の魔物上位らしい。

基本対処は火魔法で燃やすか,手触等切り首を切り落とすかである。

あと成人ゲームにしか出そうに無い,ヤバいモンスターや魔物がこの異世界には出るみたいだ,まあ基本冒険者には出るポイントを教えてるらしいと,知識庫の知識にはあるが聞いてないぞて,キャナルの仕事無くしてしまった。


『…………』


しかもゴブリンやオークも種類が居て,魔族領とこの大和神国のゴブリン種類は危害が無いらしい。

まあこの国では小鬼と呼ばれ,鬼の集落で農業をしてるらしい,主にサツマイモとか作って人間に売ってるらしい。

厄介なゴブリン種類は基本,人語が理解しないゴブリンと人を襲うゴブリンであり,基本町や村を襲い快楽のままに暴れるゴブリンは,世界の半数以上に生息して居るらしい。

快楽以外では,異常により穏やかなゴブリンが暴走し,殺戮する種類も居るらしい。

何故ゴブリンの話をしたかと言えば,イーターフラワーに上半身食わたゴブリンらしきのが見えたから。


「うわぁーグロいな」


グロッキー過ぎる光景………下半身を他のイーターフラワーが,手触で無理やり引き千切って食ったー。

その光景を見ながらトムが言う。


「気付かれる前に倒した方が良くないですか?」

「炎系魔法使うと山火事だしな,地魔法のグラビトンで潰すか?」


重力系の魔法で,指定した範囲の相手を重力で押し潰す魔法だが,上級魔法に近い魔法で,火事には成らないが近くの植物等も巻き込む。

勿論近くに味方が居ても,巻き込む系魔法であるが,魔物素材が潰れるのと植物が巻き込むだけだしと,殲滅に移る。


「さてと目標は,周りよりデカイこの群れの主らしきイーターフラワーと。」


グラビトンを使ってみる。


「潰れてくれ!!」


ドォーン


デカイイーターフラワー1㎞範囲が,轟音(ごうおん)と共に地面が陥没する。

イーターフラワー全てをグラビトンで地面に潰す,通常のグラビトンは40Ptしか消費しないらしいが,5倍の200Ptも消費した………本来の使い方では無いからであろうか?

本来なら巻き込んでも数体みたいだが,魔力解放してないからかは不明だが,『1㎞もの範囲は普通は出来ない』とキャナルが解説してたが,『キャパシティの…………』とか何か言ってた気が,まあ終わり良ければすべて良しで。

レベルアップしたみたいだ。


【レベル3アップ】

【ステータスアップ】

【地魔法レベル8アップ】

【空間認識解放により,体内オーラエネルギー認知解放】

【悪意.敵意感知を修得】

【魔力.オーラエネルギー視を修得】

【オーラによる攻撃経験が無いため,修得出来ないスキル外の能力がありました。】


何かスキルでない能力が解放されたが,スキル外のは何に該当されるんだ?

あと魔力とか見れるのはスキルぽい,スキル一覧に入って居た。

空間認識や悪意とかは,何かのカテゴリーのスキル内に含まれて居る可能性も。

感応系かな?これでエクストラ.インゴットの力を引き出せるかも?知れない。

それにしても,全部で30体近くの魔物倒したのに,レベルは3しかアップしなかった。

あれ?またレベルアップ??判定が分からん。


【レベル7アップ】

【ステータスアップ】

【称号:虫の息を見逃す】

【称号:棚から牡丹餅】

【地魔法レベル10アップ】

【風魔法1アップ】


なんか酷いな称号ではないだろうよ,ハリセンでぶん殴りたいな。

この状態だと魔法特化武士だな…………,(まげ)はしないが。


「何か色々素材やら手に入ったな………,大半潰れてるけど。」


イメージ画面が変わる。

砕けたエーテル地.闇魔石が500g,妖精のハーブ10本,妖精の雫10本,妖精の槍,妖精の弓が手に入った。


やはり砕けたか………妖精のハーブは妖精が作った,花櫁とハーブの不思議なハーブ櫁らしい,ポーション瓶底に妖精シルエットの,魔法刻印がある。

妖精の雫は技.術.精神を全回復と,リラックス効果もある回復ハーブポーションらしい。

微妙に桜の香り漂うが,桜の櫁か何か仕込んで居るのだろうか?まあ妖精のハーブも桜の香りがする。


「キャナル,イーターフラワーの検索頼む。」


キャナルが返答する。


『もう完了していますマスター。』


早い仕事である。


「で,まだ周囲に居そうか?」


キャナルが問いに答える。


『大和神国に居たイーターフラワーは,今ので全滅しました………が,繁殖反応が不明な為,全ては把握不可能です。』


まあ繁殖してない事を願うて,どおしてここだけ繁殖してたんだ?


『飛行能力あるモンスターや虫に,胞子付ければ可能です。』


あ~繁殖に胞子もあるんだったな………手触生殖より確率低いみたいだ。


「おや?鉱物反応が近くの崖から?」


グラビトンの影響で,塞がってた洞窟でも出たのかな?


「トム,近くに鉱物反応出たからそこに向かうぞ。」


さっきより表情が良く成ったトムが頷く。





鉱物反応近くに到着すると,土砂崩れて洞窟入り口があり,近くに水?が洞窟から流れて居る。


「降りるぞトム。」


復活したトムが答える。


「大丈夫なんですか?この洞窟?」

「塞がったら魔法で抜け道作るさ。」


ですよね~的な顔を向けてくるトム。

トムは肩から降りて,元の姿に戻り後を付いてくる。






洞窟の中は湿気でムシムシして暑い,モンスターや魔物の反応はなく,だけど自然の罠的な場所が多いらしく,危険な反応が多数ダンジョンマップに出る。

モンスター居ない洞窟も,ダンジョンマップは有効らしい。


「この洞窟はメガネしてるとキツいな。」


何か言いたそうだなトム。


「何だトム?」


口を開くトム。


「今メガネしてないですよね~」

「………………え?,まさかて曇ってないな視界。」


調べたがメガネが無い,そんな馬鹿な…………乱視だからメガネないと視界がボヤけるから,こんなにクリアーに見える筈がない。

………メガネから開放されたー


「数十年ぶりにメガネない視界…………」


何で乱視が治ったかは不明だけど,乱視治ったのは嬉しい雅史であった。


入り口は小川と思ってたのは温泉であり,天井は高く光苔が夜空の星の様に光っている。

なかなかの絶景だが,入り口に対して天井の高さが違うが,その答えは温泉小川の対岸に有った。

小川の対岸には岩が余り無いが,良く見ると小川の一部が地割れに流れている,底は不明だけど深そうである。

小川も天井の崩れた岩や土砂で小川に成ったらしく,小川に形成されてから外に流れてるみたいである。


「トム,先に向かおうか」


トムは戦い無いと知るなり,また変幻して肩に上りそして…………。


「では参りましょうマサさん」

「…………お前は何処の水戸のジジイだよ。」


だが雅史は知らなかった,水戸のジジイはこの大和神国に居る事を,しかも100歳越えてるのに元気過ぎると,周りに呆れられている歴史大好きジジイと言われる程に。

しかも色々ヤンチャ伝説を更新してるとか,色々噂が堪えないらしい。


さて雅史が水戸黄門に出会うかは,不明である。







今回はここまで次回にお会い………


乱入者が三人現れた。


??「ちょっとまだ,私の出番来ないだけど」

??「そうだそうだー」


雅史「ヒキニート達もまだ先だろうよ,出番は。」


少女は反論?する。


??「私はヒキニートじゃない,最年少富豪ゲーマー廃人よ。」


胸を張る中学生位の少女。


??「無い胸で胸を張るなよ。」


命が欲しく無いらしく,少年?は少女に対して禁句を言ってしまった,だがもう遅い。


??「乙女の怒りパンチ」

??「させるかスティ~ル(体力等をランダムで奪う)…………ヨッシャ~て、グフッ」


……………少女は少年を殴り倒したが、だが僅かの差で少女の白いパンツを、右手に掴んでいる。


「キャァ~!!」


猫のパジャマ着ぐるみを着た少女は、ゲスい少年を何度も殴るそして、自分のパンツをゲスい少年から奪還して走り去る、ボコボコにされ顔が変形しモザイクが掛かる少年。

体力とか魔力とかを奪うスキルだが、何故下着を毎回奪える確率高いのか不思議である、神様装備の下着すら奪える不思議な少年、今度ラボでぺ……あのマッドに成る止めとこう。


では今度こそ次回に続く。


「か……か………回復魔法を・・・兄貴・・・」


倒れた少年を、胸のデカイお色気プリースト達に運ばれて行った。

彼等の借金は何時減るのだろうか? それはまだ先の話に彼等の出番まで待て下さい。

乱入者がありましたが次回辺りから,仕事とかで執筆が時間かかるかも。

次回一応不定期予定です。

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