表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
元おっさん,猫と異世界ライフと旅に出る。  作者: 猫を愛でる会
第六話 Re∶START
260/260

新たな異世界旅と物語の終着駅

 私は変な魔女が居た場所から、さっさとにげ………帰りマイケル達が釣り上げたモンスターを料理し、腹を満たしたルーとローリエと幸せな時間を過ごした、私達はこの世界の通貨を手に入れてから買い物をした。


「しーくん、あのぬいぐるみ欲しい」

「アンティーク系のぬいぐるみだね」

「私はこの可愛いデザインの、魔法のランプね」

「ローリエは、凝ったデザインの物が好きだよね」

「ウン、好きよ……マサの次にね」


 甘えた声で囁くローリエ、可愛くて仕方ないな………もうじき三十路だが。


「私は妹の分も欲しいかも、セーラに頼めば送れるし」

「ルー、セーラは配達業者ではないぞ」

「便利な、しーくんの欲望受け止め要員程度だよ」


 あっけらかんと笑顔を崩さず言うルーシアに、何故か恐怖を感じるのは何故だろう? あと、少しセーラに酷くない………まあルー的に天敵だったみたいだし。


「あと嫁は、あと一人だけにしてね」


 何故かルーが、冷たい声で言うがあと一人と言われても、セーラかルーシエのどちらか選べて事なのかな?


「あの()()以外でね」


 何故か釘を刺されたが、もう妻にする様な出会いは無いと思う、さっきすれ違ったマヨネーズの香りがした少女は無いな、あと隣に居た何か頼りなさそうな巨乳も無いが、赤い髪の少女には何か感じる物はあったが、まあその程度だ。


 何か頭上を何かが飛んでた様な気はがするが、まあ気のせいだよな………あの魔女ではない気がする。


 実はとある人物だが、雅史が気付く事はない。


 私は買い物をして、荷物をあらかた収納してから移動し、日本ぽいファミレスは何か微妙だったが、何故かルーとローリエは無我夢中で食べて居た。


「初めての異世界料理!」

「でもダーリン程ではないわ」


 一応同じ恒星の違う惑星だから、異世界ではない………地球の日本ぽい料理だとしても、此処はルー達が育った世界でしかない。


「次は何処に行くか楽しみ」

「たまには芸術とか見たいわね、ダーリン」

「お任せあれ」


 こうして東に進路を向け行く筈が、あの魔女に捕まった………三人揃って空を飛んでたら、芸術処ではなくなった。


「珍じ……珍人間確保!」

「この人大丈夫?」

「頭沸いてる?」

「何も沸いてないわ、そこの青い髪のお嬢さん」


 ルーに向けて文句を言う魔女、魔女は自己紹介しながら言う。


「私はアリスよ、さあ媒体無しに空を飛ぶ方法を教えなさい!」

「…………魔法ですよ、アリスさん」

「…………魔法よ、アリスて方」

「ウン、魔法だな」

「そんな事を、ハイそうですかと信じられるかぁー!!」


 ルーとローリエは言う。


「私も昔は思ってた」

「私もダーリンを最初見た時は、同じだったわね」

「まあ、初めて見る人間にはそう思うかもね」

「じゃあ教えなさい!」


 何か更に面倒に成ったが、新たに白鯨に魔女のアリスが加わった、ハッキリ言おう魔法の吸収力はルーシア以上だった、流石見た目以上にエルフ並みの年齢の魔女、そしてアリスは以外にアッチも簡単に仲間に入りして、ルーシアの最後に許した嫁枠に、あっさりアリスは入った………結構積極的だし、結構献身的で甘え上手だったりする、バブみはまったく無いが。


 しかもポーション作りは流石魔女、色々な世界の知識を理解し新たなポーションを作り、沢山の惑星で旅をしても怪我を治す治療には魔法を使わずに、アリスのポーションだけでローリエは戦っていたりする、私やマイケルやグレイは余りお世話にならなかったな。


「変なモンスターに襲われてた国は、流石にしんどかったわ」

「? 楽勝だったよ、ローリエさん……なんとか帝国のは」

「だよねマイケルさん、あんなサイクロナンチャラは楽勝だよ」

「…………私を二人と一緒にしないで」


 ローリエはうんざりした顔で、マイケルとグレイに言った。


「鍛え方変えた方が良いよ」

「レベルをもっと上げろよ!」

「アツ苦しい………あと私は、脳筋ではないわ」


 ローリエは前衛のやる気を完全に砕かれた、因みに魔法も普通に使える万能タイプだが、ルーは前衛は並みの冒険者には通用するが、人間以外の中級系悪魔モンスターには前衛は厳しい、怖いから嫌だらしい………何故かアリスは霊系もチビる程苦手らしい、夜に慰めるのが一番大変なのはアリスだな、幽霊系に出会った日にはね。


 そして夏にはスキルを使い、日本の花火を買い全員で花火を楽しんだ、何故かルーがルーシエに向けロケット花火をブッぱしてたが、火傷とかは無いだろう魔法で防御しながら逃げてたし。


 まあ後でルーに、拳骨を落としたが………危ない事は禁止だ、あと何故かマイケルがネズミ花火に追われる、世にも珍しい珍事が起きた、猫がネズミの名を関する物に追われるとは、何と情けない。


 雪が綺麗に降る惑星では、クリスマスではないがケーキを焼きクリスマスパーティー的な事をした、ルーが寝落ちしたセーラとルーシエの顔に『肉』と『ペッタン』と書いたのは見逃した、面白かったし何か懐かしかったからだ、因みにあとでバドミントンを使った、羽根つき擬似体験対戦では女性の怖い部分を垣間見た、顔が真っ黒に成るまで諦めない復習の応酬だった、不毛過ぎる………アリスはいつの間にか、何処かに逃げてたが。


 因みに私は、アリスとローリエを………いや、ルーにバレたら………何時かバレるか。


 そして私達は、全員が気に入った惑星に定住した、そこはのんびりな惑星で約三年位の月日が一年の穏やかに時が流れる惑星、モンスターに魔石やエーテル魔石は無くそしてアリスが出産し、私はルーに泣かれながら懇願された、マジ泣きはやめて……色々罪悪感が来るから。


 因みにルーの実家の義母達から、旅の途中でこっそり会いルーシアを妻にした報告と子作りの許可や、たまにルーシアに会う約束等を約束して貰った、因みに儀妹はルーが死んだと悲しんで居たが、セーラのお陰で立ち直ったらしい………それってぬいぐるみだよね。


「お義兄さん、ルーシアお姉様を末永くお願いしますね」

「任せてくれ、ルーの幸せは私の楽しみだからな」

「…………幸せではなく楽しみか…………」


 何故かヤンデレの様に、物の影に居たルー…………怖いよだがアレが電柱なら、伝説のアレに成るな………吉………やめとこう。


「私はローリエお姉様にも先を越され、後はあの二人に抜かされたら私は惨めですよ!」


 沈んだ表情で言うルーに、私は言う。


「セーラとルーシエは、ルーシアの次だし父親不明にして貰うから」

「…………良く許可しましたね、あの二人が………」


 実はセーラの母親とルーシエの母親には、ルーの母親ツインズの力を借り説得して貰ってたりする、向こうのセーラとルーシエの母親も異世界の男なら良いと、子作りを許可した……私は種馬か何かと思われてる気がする、まさかね……………と思いたい。


 そしてスキルか分からないが、ルーの出産時に私はルーの出産の負担を請け負った、何故かルーの時しか発動しなかった不思議、私達はこのルー達が居た恒星系から離れた惑星のインダスクラウンで、冒険者がハンターと呼ばれる世界で生きて行く。


 魔法の能力が衰退した惑星、アクアアースでは初級魔法が上級者魔法使いのレベル、それは楽でありセーラやルーシエすら簡単に成れる職業、アリスに至っては謎の大賢者と呼ばれ魔法協会に理事長として、スカウトが来るが子育てを盾に逃げた、数ヶ月後に謎の体調不良でスカウトが来なくなったが、まあ私は手を貸してないよ。


 因みにアリスとの子は男の子で、名はルクス………アリスの命名だが何故かヤンチャで、物心付く頃に成ると義母達のスカートめくりを始めた、まあアリスの拳骨雷が落ちるが諦めない、私はそんなヤンチャな幼少期では無かったな。


 ルクスよ、何故に義母ばかり狙う、因みに某第二王女二人にはボコボコに敗北し、何故か後に尻に敷かれて居た、年齢的に良いのだろうか? あの義妹達………あとルクスよ健闘を祈る……。


 ローリエとの子は、セシリアとハルトの双子でセシリアは生真面目でたまに悪戯好き、ハルトはその悪戯をデストロイヤーするセシリア悪戯ブレイカー、同じく生真面目だが責任感が強く兄や弟妹達を導く、担い手の様な生真面目さだ……その生真面目さを、少しルクスに分けてやって欲しい。


 まあハルトも某第二王女には、何か感じる物が有ったらしく近付かなかった、私やマイケルやグレイと剣の稽古をし、十五歳の時にはこの惑星の騎士達よりも強く成ってた、危うくこの惑星の剣聖に目を付けられる所だった。


 因みにそこ頃に一つ下のルーとの息子、アデルと義母の紹介で向こうの貴族学校で暴れ、曲がった性格の貴族を更正させた伝説を作った、我が息子のハルトとアデルだがルーには色々複雑な母校だ、因みに卒業式には出てないが卒業をした履歴は残ってる、因みにルーは主席だが色々事件により代理を立て、ルーは一応歴代最高の主席として卒業形式に成ってる。


 因みにハルトがそれを塗り替え、翌年アデルが更に塗り替え、今やアデルが学園最高の主席として、歴史に名を刻んだらしい。

 母を越えた事に、ルーは卒業式で大泣きしそして、学友との再開や今の他の惑星に住んでるぶっ飛んだ話に、学友の同級生の大半はフリーズした。


 因みにルーの義母ズに躾……もとい、説得された面々と顔を合わせたが、セーラの実家やルーシエの実家を巻き込み、私達の子供は色々優遇を受けれる事と成った、まあ此方の惑星の戸籍だね。


 因みにハルトは何故か、生まれ故郷である惑星の何個か有る国の姫を妻にし、新たな国を起こした………アレにはローリエも頭を抱えた、しかも私よりも沢山姫を妻にしてるし。

 因みにセシリアはセーラの弟王子の息子と、何故か婚約をしてた………セーラは知らん顔してたが、何かリーゼント義父が鬱陶しかったが、あの義父後何年長生きするやら。


 因みにセーラとルーシエとの子は生まれてないが、十年過ぎてやっと妊娠はしたが、果たしてどんな子が産声をあげるか楽しみだ。


「避妊結界は厄介よね」

「何で私達だけ、妊娠が遅かったのかしら?」


 二人揃って恋愛をまだ楽しみたいが有った為、因みにルーシアに本妻の枠には、まったく許される気配が無いセーラとルーシエ、果たして認知されてもルーシアから祝福されるかはまだ分からないのだった。


「………本当は私があげたポーションのせいだよ、ルーちゃんたまに怖いから」


 離れた場所から、ローリエにネタばらしを言うアリス。


「うん、分かるわアリスちゃん」


 ルーシアの怖さに、ローリエは頷きながら賛同する。


「でしょでしょ、ローちゃんも思うよね」

「たまに異彩な威圧を感じるもの…………」


 実は先に二人が妊娠したのを、まだ少し根に持つルーシアだった、年上だからとは思ってても、先に授かりたかったルーシアだった。


 家族のイベントには必ず帰る子供達、マイケルとグレイは何故かエルフの嫁や普通の猫の嫁に囲まれ満足している、普通の猫が沢山生まれ食費が大変なマイケルとグレイ、因みに何故かエルフの嫁の八人とは、子が授からない。


 果たして異種族同士で子は、授かるのだろうか?


 何時かこの惑星で、骨を埋める日まで私は子供達や孫を見守って行こう………さて、クリスマスプレゼントでも買いに行こう、もうじき家族が集まり騒がしい時が戻って来る。


「父さんただいま!」

「父さん、奥さん連れて来たから、顔を出してくれよ」

「お父様、早く来てよ………生意気にもハルトが!」

「ハルト兄さん大変だね」

「他人事に言うと、セーラ母さんが飛んで来るぞ………ルーク」

「僕は彼女は居ても、嫁ではないよ」

「マセガキがぁ~」

「セシリア姉がキレた!」


 何か騒がしいが、セシリアよ婚約者居るのだから少しは精神的に落ち着いて欲しい、なのにローリエは呑気に眺めてるぽい。


「あらあらまあまあ、セシリアは何時もどうりね」

「ローちゃん、笑い事ではないと思うよ」

「ローリエさんだから、仕方ないですよアリスちゃん」

「諦め過ぎないだよ、ルーちゃん」


 さてと私はゆっくり立ち上がり、家族が揃い始めたリビングに向け歩き始めた、書斎のドアノブを掴み………。


 ガタガタ


「…………アレ? 書斎の扉が開かない」


 ガタガタ


「誰かなイタズラをした悪い子は、後でお尻を叩いてやるぞぉ~年齢関係なくな」


 雅史の言葉と共に雷が外に木霊する、恐怖に雅史の家族がいきなり静かに成る、そしてイタズラをした犯人探しが始まるのだった、さて誰が犯人か誰か分かりますか?



 完。








 本当最終回です、長くまた読んで貰い有り難う御座います。

 また十月にお会い………内緒のネタを出すな?

 まあ十月に成れば分かります、この物語は此処で終わりですまた十月に、新たな題名の雅史にご期待下さい。


 ネタばらし的に、再びトムと雅史とハーレムの鉄板です、まあ内容はお楽しみに。

 ではまた新たな物語で。


 

25年10月17日に再びあの二人が登場、何かが違う世界と雅史が異世界に来た理由はまだ未定だが、色々時系列が変わりヒロインは少し変わるが、色々と変わった世界線をお楽しみに。

因みに始まり編を今考え中、何故魂が半分で肉体を若くして異世界に来たかは、構想が纏まり次第書いて行く予定です。


因みに祐奈や優姫や理恵やシャーロンは出ますよ、因みに拠点にする場所が今までと違う場所ですよ。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ