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元おっさん,猫と異世界ライフと旅に出る。  作者: 猫を愛でる会
大和神国編
24/257

一角マグロ皇帝とミリスタ 魔物と一緒にしないでかしら,それよりプリンを………

三人女子元の世界に帰る話し。

イッカクをみたいなマグロが,角………いや牙?角的なので高速游ぎしながら角当て攻撃している。


「角が摩擦して火花飛んでる気が………後両者共ボロボロだな,味がこれ以上落ちる前に。」


システムを起動させ飛翔武器を展開する。


「マサさん,何か筒が青い光出して飛んでますよ。」

「あれ?色が変わって………まあ良いか,何か青いしブルーシステムと名付けるか。」


共鳴した様に飛翔武器が青白光を放ち,雅史の周りで命令を待つ。


「ブルーシステム起動。」

〘目標マグロの脳神経。〙


4本の飛翔武器が一角マグロ皇帝の,2体の後頭部辺りにロックして,2本づつ攻撃をし青い色のエネルギーレーザーが,貫通し一角マグロ皇帝を沈める。


〘戻れ〙


翼の収納場所に戻る。


「…………何でこの光熱く無いのですか?」


翼型のコンバーターから出る光が,熱くないのが不思議らしい。


「まあ私のプラーナを増幅して,出たエネルギーだからな。」

「僕も着ければ飛べますかね?」

「暇な時にでも試すか?」

「もちろん。」


後にプロトタイプは,問題トラブルメーカー女二人に壊されるのだが。


「誰の事かしら。」

「ティアの事でしょ。」

「え?祐奈でしょ?」


まだその事を知らない雅史だった。


「さて回収したし帰るかトム。」

「お刺身♪お刺身~♪………あれ何か忘れてる気がしますよマサさん」

「キングサーモンマグロだろう。」

「…………食い忘れるなんて,僕一生の不覚。」

「つまみ食いはしてただろうが。」

「…………バレてました?」

「ステルスでつまみ食いするのは,トム位だと思うぞ。」


tサイズの解体に悲鳴を上げる解体BOX,あんこうは半分しか終わってない。


漁船に帰投着艦し,プロトタイプコンバーターを収納する。慌てて食堂に行くトムだが……,だが食堂に着いた時には恵理が皿を洗って居たのだった。


「僕の刺し身が………………」

「何か不思議な味で脂ぽかったけど,なかなか癖に成りそうだったよ,特に大トロサイコー。」


大トロ辺りから異様なテンションの恵理で有った。


「マサさんにまた頼んで。」

「私も大トロ食べたいな。」


トムに食料の天敵が現れた。


「僕なのマグロだから渡さない,渡して成るものか。」

「マグロなんて庶民な私は滅多に食べれないから,食べれる時に食べるだから。」


その頃優姫は部屋の1つで,未だにプランを練って居た。望まない政略結婚を回避しながら帰る方法,そして帰れなかった場合のプランは彼次第と1つだけ考えを纏めたが,そのプランは無駄に成る。


その頃シャーロンはある決意をし,雅史に接触してとある行動をし雅史は後頭部を打ち伸びてる間に,シャーロンは異世界に未練を作る,姫ではなくシャーロットとして知り得る知識で,未練を増やして行く。


その頃カシム王子。


「何かさっきの刺し身?食べた後から,身体に力が湧く感じが………素振りの感じが違う気がする。」


気のせいです。



雅史は目覚めると何か違和感が,何故かスッキリ感と微妙にだるいさを感じる。


「プラーナ出力間違えて体調悪く成ったのだろうか?それにしてもシャーロンは何がしたかったんだろうか?何か紙が手すりに引っ掛かってるな?」


生薬入りエナジーポーションを飲み,シャーロンに押し倒された時に打った後頭部を擦りながら,艦首へと向かう。


漁船の機関等を止め帰り支度をする。


甲板では少し揺れ始めた船に青ざめる4人………シャーロンが何かだるそうだ,しかも何故か足が小鹿の様だが………,私を押し倒したあと何をしてたんだ?


「さて行くぞ,白鯨迷宮図書館へ。」

「あのちんちくりんに,オセロの引導を渡してやりますよ。」

「「「「……………?」」」」


先に全員を移動させ,船に戻り回収しまた白鯨迷宮図書館のポイントに戻る。



4人は不思議な光景を眺めて居たが,恵理が此方に来て言う。


「これ何処のジ○リか童画作品よ。」

「空飛ぶ白鯨の背中だぞこれ。」

「………………え?」

「「「……………!?」」」


フリーズする4人


「まあ普通は空見ても見えないらしいな,トムも見えなかったらしいし,妖怪は見えるのに。」

「今()()て言った?」

「拠点の更に上の標高に,タヌキみたいなのとか狐やら居たぞ。」

「ホラーファンタジーよそれ。」

〘面白そうだし,肉持って挨拶に行ってみたいんだよね。〙

「アレは何?」


シャーロンが白い肌の顔を真っ赤にしながら,聞いて来たが何故私の顔をみて赤くする?指差した先にはシャドー・ドールゴーレムが,庭や花木を手入れしている。


「アレは魔法の一種………」

「……………」

「何で説明してるのに,抱き付いて来るんだ?」


胸を押し付けないで欲しいのだが。


「こらシャーロン,コイツを困らせちゃあダメでしょう。」

「マサさん………えい」

「優姫さんや何で私の胸に飛び込む?そんな仲では無いよね。」

「………秘密です。」

〘負けられません,私が落とします。〙

「可愛あざとく言われてもな………」

〘ヤベエ優姫超可愛い。〙


優姫とシャーロンが何故か火花を散らす。


「何この修羅場は………」


恵理はシャーロンを捕まえたまま,傍観している。


〘何でアイツいきなりモテてるの,おかしい………アイツが飛んで行ったあと,二人に何の変化があったの?〙


内心頭を抱え,事態が分からない恵理である。


「さて,ミリスタに会うか。」


鈴を出し〖雑貨屋妖精店〗の小屋の扉を開く。


「よくも投げてくれたの~」

「!!」


何か嫌な予感と危険を感じ,全力回避したが後ろに居たカシム王子が被害を受ける。


「ぐふっ!!」

「危なかった。」

「「「……………!?」」」


少し先まで吹っ飛んだカシム王子,ピクピクしてダメージを受けて居る。


「…………カシム王子後ろに居たのか。」

「色々酷いわよアンタ。」


恵理に酷いと言われたが,剣士なんだからこれくらい感で回避して欲しいとは言えんな。まあ前回のトムが吹っ飛んだ記憶の経験の差だな,トムも開けるの見た途端に,扉から離れてたし。


「❮エリクサー❯」

「エリクサーて普通ポーションでしょう。」

「魔法に在るのだが。」

「何か納得いかない。」


恵理がブツブツと言い始めた。


「無視しないの人間さん。」

「ミリスタを倒した妖精。」

「ミリスタなら,今出てくるの。」

「ぷ………ぷりん……プリンが食べたい」


死んだ魚の様な目に,ヨレヨレと飛びながら何かげっそりして居る。


「プリン中毒の末期患者だな。」


ミリスタが蹴りの体制をとる,何かミリスタの右足に光が収束する。


「誰が末期患者なのよ。」

「「「……………!?」」」


ミリスタの蹴りを躱すと同時に,何か熱視線を感じるのだが。


「前回より鋭いスピードを躱された。」

「ミリスタ程度なら,躱せるのぉ~」


ミリスタは何か言いたそうだが,また腹パン食らったら再起不能を察して諦める。


「昨晩作ったプリン………」

「あ~さっき置いて行ったから,私達で食べたよ。」

「プリンの恨み,そこの人間達倒す。」

「何かキャラぶれてるぞミリスタ,やられキャラフラグだぞ。」

「食べ物の怨みはなのよ。」

「この前のホットケーキにプリン足してやるから,案内を頼みたいのだが。

しかもトムとのリベンジタイム付きで。」


ミリスタがみるみる復活する。


「それで今度は何を探すのよ。」

「この彼女達を……………」


ミリスタに昨日の事と恵理の話をし,その揺らめきによる帰還方法を探しに来たと告げる。


「それならたまに災害として,神の通路が開いただけかしら。」

「「「「「「神の通路!?」」」」」」

「たまに居るらしいのよ,神が異世界に遊びに行って空間閉め忘れて,外の世界の人間が吸い込まれる事故災害が,大抵悲惨な最後と資料で見た事あるわよ。」

「傍迷惑な神の責任か。」


あの三人を救出してなければ,危うく盗賊の慰みか人身売買だかに成る所だったとか,坊主ギルマスが言ってた気がする。

顔が青く成る三人………まあ一人は彼女達が到着前に,死んでた可能性もある。


「その揺らめきの中にある,神の通路を通れば帰れるのよ。」

「ワームホールみたいな物だな多分。」

「ワームホールて,原理的に無いSFのネタでしょ?」

「マイクロ原子以下の,物凄く小さい穴なら論文で出たみたいだぞ,まあ虫食い穴(ワームホール)は大量の質量エネルギーさえ在れば,通れるらしいぞ……異次元通るエネルギーと,ワームホールを広げるエネルギーが,今の科学では宇宙には無いらしいが。」


何か全員ぐったりしてるのだが。


「理解不能よ」

「難しい」

「……………」


何故優姫は無言なんだ。


「でも私爆破で死んでるはず。」

「死んだ者は通れないのよ,時間軸がズレて数時間前の貴女が吸い込まれたとか,前に大和神て女性が言ってたのよ。」

「…………自称か分からんが帰った記録も在るんだな。」

「その自称かは不明な自称大和神は,いつかこの図書館に飛んで来る冒険者が迷い人を連れて,迷い人を還す為に聞きに来ると言ってたけど,予言じみた話しが当たるとはね。」


それは果たして予言は的な物だろうか?


「帰ったら他の世界てオチは無いの?」

「元の世界に戻る作用が起こるからそこの二人は戻るけど,銀髪は死んだと感じた時間軸より違う時間軸に出るはずらしいのよ。

前に帰った者を観測?したら時間軸が変わって,交通事故を回避して生きてたらしいて言ってたのよ。」


神の通路に入れてしまった,詫びみたいな感じだろうか?


「あと時間軸はズレて行くから,早めに帰った方が無難かしら。」


シャーロンが吹っ切った顔で。


「この世界の物は持って帰れるの?」

「心から大切な物は,証や何か大事な形で残るて言ってたはずよ。」

「なら,私は帰って運命を変えるわ〘この思いと指輪と…………………を持ち帰る〙」


恵理は帰るとしてシャーロンも帰るか,優姫はどうするんだ?


〘帰れるの………だったら覚悟を決めて,私は欲しい物を手に入れてから帰ろう,この思いが例え吊り橋効果でも,私は………〙


優姫も何かを覚悟した顔をしてるが………,彼女が相談来たらに聞こう。


だがその相談は1ヶ月半かかり,優姫が帰るのは神の通路が閉まりそうに成るギリギリであった。


「で,恵理とシャーロンは何時帰る?,多分ワームホールと同じ原理ぽいから,魔力で探せると思うぞ。」


シャーロンが「私は今すぐに」と言い,恵理は悩んだ挙げ句に弟に会いたいので,帰るらしい……………。


「優姫はまだ悩んでるだろ,送迎会でもしたかったが………マグロ持って行くか恵理?」

「持って帰れるのかな?まあ試しに貰うね指輪も。」

「何か大変だったら売れば良いさ,たぶん向こうでは魔力無いから只の高い指輪だろうし。」

「…………売らないわよたぶん。」


何か思いながら指輪をなぞる恵理。


「優姫待っててくれ二人を送って来る,旅ハウス置いとくからミリスタも待ってくれ,暇ならトムはカシム王子の相手してやれ。」

「そうですね…………,木刀貸して下さいマサさん,カシム君仕方無いから相手してあげる。」

「トム師匠お願いします。」

「ホイ木刀な………」


それをみてまた恵理が言う。


「やはりドラ……」

「違うぞ。」

「次旅ハウスと。」


ミストの中から猫顔の旅ハウスを見て。


「…………男のクセにファンシーな持ち運び家持ってるて,おかしいわよ。」


酷い事を言う,猫好きだからよいではないか。


「仮置きしてある盗賊の洞窟前に行くぞ。」

「良いわよ。」

「良いですよ。」


二人を連れて洞窟前に移動する,揺らめきを見た昨日の場所に二人を両脇に抱えて,エアーウイングで移動する。


「この空飛ぶ景色も最後だね。」

「昨日色々ありましたね。」

「美少女達を盗賊の洞窟で助けるとは,ファンタジーの定番だな……」

「ヘェ~私も美少女に入るんだ。」

〘そうか,コイツから見た私は美少女なのか……お願いしてみようかな?〙


何か言いたそうだな,ブラコン美少女は。


「当たり前だろ,ブラコン美少女恵理さんや。」

「ブラコンは余計よ。」

〘一言多いのよ…………まったく。〙


揺らめきが見えたので降下し,二人を降ろす。


「恵理は軽いから心配だな。」

「胸が少ないから軽いのよ………」

「何で私の胸見ながら言うのエリー?」


何となくスポットを発見し,魔力を使い開く………


「で,誰から行くんだ?」

「でわ私から。」


シャーロンが前に出て来た。


「マサにお願いが在るのだけど?」

「?良いけど。」

「この指輪を左手薬指に嵌めて。」

「……………」


恵理が何か言いたそうだが,黙って居る。


「これで良いのか?何か結婚指輪みたいだな,まあアイテム指輪だけど。」

「「…………………」」

〘〘言えない,意中の相手から薬指にして貰うと,願いが叶うて聴こえたて。〙〙


『思いが強ければ7つだけ,願いが叶いますよ。』


「「!?」」

〘〘なんですって………〙〙

〘7つもある先ずはマグロと,帰る前にアイツと…………。〙

〘向こうに帰っても,会いたいとか………〙


何か得たいの知れない何かを感じるのだが。


「………じゃあね……マサありがとう,出来たら育てるね。」

「え?」

「………え?」

「ちょっと何を育てるの,何か不安を撒いて行かないで。」


シャーロンは赤い顔をし,笑顔で空間に入って行った。

〘私の願い叶うかな………色々。〙


「何か嫌な予感がするのだが,倒されて頭打って延びてる間に何をしたんだ。」

「…………何となく分かった気がする。」

「恵理,分かったなら教えてくれ。」

「私にもあるもの欲しいな。」

「でシャーロンは何を?」


耳打ちに話す。


「それって私のアレを,気絶してる内に取られたと。」

「私に恥ずかしい事を言わせたんだから,私にも想い出頂戴…………」

「本当にそれで良いのか?」

「早く指輪を嵌めて直してよ。」

〘願いが叶わないじゃない。〙


シャーロンと同じくし指輪を嵌め直し,恵理に求められた想い出を作りとマグロ等のおみやげを持って帰って行った。


〘まさかあんなお願いをされるとは,何故私は受けてしまったんだろうか?………恵理何故あんなお願いを?〙


「………さて白鯨迷宮図書館に戻ろう,一応マジックポートを置いて。」


銀髪の姫とツインテールの美少女が,顔を赤くし笑顔で帰った残像が雅史の心に残る。




「トムただいま。」

「お帰りマサさん,時間掛かりましたね。」

「少しな…………」


ミリスタは盤上に倒れて居る,妖精の屍がある。


「死んで無いのよ………マサ?だったわよね,早くプリンを。」

「お腹が空いて倒れてただけか。」

「地獄の労働の影響もあるのよ。」

「それはミリスタの自己責任なのぉ~」


まだ居たのかピンク髪の妖精。


「マサさん,この妖精さんの話は面白いです。」


二人共?いや美少女と妖精………まあのんびり的な波長が合っただけでは?


「この白いの,プリンより美味しい………マサ私を仲間に……いや何でも無いわ。」


ミリスタが怯えて居る,ピンクツインテールの妖精に。


「そう言えばカシム王子は?」

「外で伸びてますよ。」

「……………」


手加減してるよなトム。


「剣はそれなりに熟練してますが,決闘スタイルなのでスピード対応や,遭遇した対応が弱いかもですね……あとあの修行鍛練入れないと,彼は伸びないかもらしいです。」

「分析したのキャナルか?」

『分析ならお任せですマスター。』


なら雪溶かして修行させて国に帰って貰おう。


こうしてカシム王子は半月で,レベル65位の魔物までなら何とか倒せる実力を付ける。


「師匠達の修行はハード過ぎる。」


とか弱音を吐きながら強く成って,ナージュ王国に送った。


そして優姫は指輪を薬指に嵌めて貰い,1ヶ月半楽しい日々を雅史とを過ごし,優姫は一時悩むが元の世界に帰って行く。


「もし向こうで見付けれたら,優姫そいつを頼む………」

「お父様を黙らせて行きますよきっと,その人に()()()来ます。」

「さよなら………優姫」

「私…………楽しかった,色々悩んだけどあの日あの夜の言葉は嘘じゃないから,それに私の願いは…………きっとかぇ………」


何かを言い残し優姫も元の世界に帰って行った,雅史に恵理やシャーロン以上の傷を残し。





その後雅史はカシム王子を助ける物語があるが,それは傷心旅の途中での話し。




そして帰ったシャーロットは。


「私は帰って来た………あの爆破する車に乗る前の時間に………,私の左手には指輪がある…………あれは夢ではない。」

「姫様お時間です。」


深く頭を下げたボーイの口の端が,ニャリとしている。


〘今の私は死ぬ訳にいかない,この世界にも居るらしいマサに会うために。〙


指輪が薄らと輝く。


「………そう言えば,昨日の車はどうしたの?」

「そこのボーイが鍵を無くしまして。」


何故彼を調べないのかしらね。


「本当に無くしたのですか?調べてみなさい。」

「了解です姫様。」


だがボーイは話を聴いた途端に逃げて行ったが,途中で狙撃された。


「姫様ホテルの中へ。」


中に案内され奥に待避した瞬間,私が乗り爆破する予定だった車は,標的が居ないまま爆発した。私はSP達のお陰て無傷だったけど,たぶんそれだけじゃあない,一瞬指輪から透明な何かが守ってくれた気がしました。



その後シャーロット姫は願いを使い,大和帝国である者と出会い伴侶として添い遂げる,願いを残し彼女は幸せを謳歌する。



少し遅く帰った恵理も,異世界に吸い込まれる前と変わらない家の玄関に居た,時間は帰って来た時間のままみたいだ。


「あ…居た,お帰り姉ちゃんお腹空いたよ。」

「ちょっと待ってね。」


手には指輪とマグロとかが入った包みや袋に何かの袋,そして帰る前の想い出………。


「それにしても叶い過ぎ,三つ使ったけどまさかあんな願いも叶うなんて………,私彼氏居ないからて暴走し過ぎちゃったし,まさかお姫様抱っこで空中散歩デートや,言えない事とか叶うなんて…………」


赤い顔をしながらモジモジする恵理。


「もっとワイルドなのも,頼んだらどうなってたかしら………」


色々後悔と妄想を広げるが,弟に途中で現実に戻される。


その数ヶ月後………高校卒業しある場所に偶然行くと,優姫と再会したのだが………その後優姫と共にある場所に行き,恵理の次の物語が始まる………年齢差はあるが。




優姫は1ヶ月半異世界に居たはずだが,帰ると何故か2日しか経ってなかった。

あるものを買い確かめた後家に帰り,あるもので政略結婚をぶち壊すが激怒した父親に勘当される前に,母親が優姫を庇いごねる優姫父親を言いくるめる。

数ヶ月後優姫は学園から卒業し恵理と再会する,都内の意外な場所で。


「ユーちゃん久しぶり。」

「恵理,まさかここで会うとわね。」

「「……………」」

〘まさか恵理…………〙

〘ユーちゃん何か雰囲気が…………まさか〙


その後雅史に言われた場所の県に行き,彼の予想は意外な結末を迎えるのであったが………。


優姫は雅史から預かった物を,ある男に手渡す。



さてここからこの男と恵理の物語が始まるが,彼らの話しは書かれない。

さて優姫はある願いをする,1つは失踪した一つ下の弟を探し出し後継者問題を回避し,そして残りの願いを叶える為に準備を始める。


私は地球に彼に未練が無い()に母達の事を頼み,残りの願いで彼に会う前の身体にした私で願いを使った。

〘平行世界の身体とか説明されたけど,ピント来ないわね。〙


願いを使った途端に優姫は光の空間に迷い込む。


「此処どこ,何故願いが叶ってないの?」


優姫の前に虹色の人形が現れた。





優姫が去り半月後…………街道外れ。


「トム先ずは尾張経由で西に向かおう。」

「大丈夫なんですか?また徹夜で武器や何か作ってましたけど?」

「それより改良型した,大型浮遊バイクのサイドカーの乗り心地は?」

「モフモフですね。」

「虎とか色々使ったシートだからな。」


春が過ぎまもなく梅雨が近付く季節に彼らは旅立つ,バイク乗りみたいな格好で浮遊したバイクは進む。


「やはり音しませんね。」

「ガソリン車では無いからな,…………やはり寒いなトム。」

「旅装備に戻しましょう。」


旅装備に着替え再び走り?だす,バイク風の乗り物に乗った野郎二人旅の始まりである。


「それにしても黒ヘルメにゴーグルとバイクは良いが,やはり旅装備で浮くな………」

「寒いよりはマシですよ。」

「そうだな。」


朝日を背に一路南へ向かう。



異世界の天界で,優姫の願いをねじ曲げた者が嘲笑いながら,悦に浸る。



??「あの冴えない男の運命を変えてあげたわ,あの精霊王の加護を悪用出来るなんて。」

??「ゼウスのジジイにばれたら,神のに成れないぞ。」


真面目そうな男が,警告する。


??「それは無いわ,なんせ私は美貌と恋愛を司る神よ,恋愛は私がルールよ冴えない奴に美女とか私が許さない。」


だが恋愛と美貌の神枠は他の神が収まって居る,自分を神と思い込む見習いは自分に酔っている。だが直ぐにバレ神々に粛清されて消えるのである。


「私は美貌と恋愛の神……何故私が消されるの……………」


金髪高飛車で派手な自称女神は消え去る。




だがそれを傍観する者が居たが神は誰も気付かない,虹色に光る者は何かに失望する……,Giftや宝具武器防具宝箱をと世界に配置する。『我は手が出す事が出来ん,………せめて奴らを倒せる力を。』と言い残し去って行く。












次回に続く。










次はトムと二人旅のはず。

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