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元おっさん,猫と異世界ライフと旅に出る。  作者: 猫を愛でる会
新章一話、異世界で旅を始めよう。
233/257

レベル1かよ!

 さてメニュー画面もメインイベントだ、私は自分の異世界のステータスを見るのにワクワクした、そりゃあこの権能て力がチート特典なら、良くある異世界物ならレベル99とかレベル100以上とか、まあこの頃は最初から俺TUEEEEとかわたくし悪役令嬢TUEEEEとか在るが、それも飽きられレベル1から成り上がり俺TUEEEEとか追放とか在るが、それも呆れてる傾向だがそれは皆同じ時期に同じネタ作品出せばそうなるよね。

 だが私は違う……………現実的に、異世界で追放とか成り上がり何て当たり前な日常だろうし、人間各々(おのおの)生き方が違うし色々な物語が在る。

 

 何が言いたいかと言われれば、現実的に最初から強くてNewゲーム的な俺TUEEEEの方が楽だ、何せク○パンチとかヤル気なしに殴って勝てる主人公や、神様チート能力某ハーレム太郎やら次郎とか言われる主人公も、結局は背後に何らかのチート性能が在るからだ、あと普通に美女や美男と容姿も主人公的、オッサン系主人公も結局容姿が良いし容姿が最初悪くても、レベルアップで容姿がイケメンとか異常だね、そんなご都合主義は私には無かったが……………肉体が若返ってる以外、畜生がぁー!! 。

 

 因みに、痛いのは嫌だから死に戻りや無限復活等は嫌だ、出来れば無敵の防具(変な着ぐるみ以外で)とか変な魔物に変身しない仕様で、何か最強の旅人には成りたいね。

 

「何かマサご主人が、またブツブツ言ってるな」

「最強がナンチャラカンチャラとか、言ってますよマイケルさん」

 

 二人は雅史が旅に出るのを待つのだったが、本当にこの雅史達が居る場所は何処の国なんだろうか?

 

「まだかな?」

「まだ掛かりそうだな、グレイ」

 

 だが少しすると、雅史の顔が絶望に変わるのだった。

 

「そんなバカな!」

 

 雅史はメニュー画面の、能力(ステータス)をタッチし見た、そして見たステータスは……………


 【個人情報】

 

  名前:下沢(しもざわ) 雅史(まさし)

 18歳男 職業不明 血液型A型+?


 【戦闘ステータス】


  Lv.1 HP 89


  体力∶66    腕力∶36    幸運∶70   精神力∶35

 器用∶18    素早さ∶26   知力∶25   魅力∶29


 魔力∶????? 限界値突破


 血液型のA型+? て何だよ!

 あとレベル1て何ですか?

 レベル1なんて絶望しかない。


「マサご主人が頭抱え始めたぞ」

「何でだろうね?」


 因みにマイケルとグレイのレベルは、Lv.2990でありこの星最強の冒険者ケットシーである、トムよりもレベルがレベチチートである……………もしトムがこのグレイとコンビだと、トムの存在が薄くなるのは必須である。


「何故だ! 何故に結構重い鉄の配達業してたのに、腕力のステータス値が36なんだ!」


「?」

「?」


 一応だが、平均的な男子高校生のレベル1よりも少し高い腕力値である。

 あと地球で働いてた筋力は、新たな肉体と言うか若返った肉体で異世界仕様と色々てんこ盛りで、色々意味はないし眼鏡が無い事も気付いてはない。

 因みに箱入りお姫様やお嬢様は、最低ステータスは一部以外5である。


「でも、魅力は高いな…………何故だ!?」


 戦闘のステータスであり、容姿の魅力にまったく影響は無くはないが、それでも普通の容姿の一般よりは低い、因みにイケメンや美少女や美女の容姿補正魅力はレベル1でも、補正により80以上である。


「素早さはもう少し欲しかったな……………」


 モンスターを倒したり、トレーニングをすれば全て上がるぞ。


「所持金はどうなんだろう?」


 頼むから生活が安定するまでの資金、少しはあってくれよ。


「……………おおぉ~大金? だと思いたいが、結構有るぞ」


「大金だってさ、マイケルさん」


「確か、日本と同じ金額だったよな」


 マイケルが貴重な情報を言う、て事はこの金額が……………全財産、アイリスてのがこの世界の通貨なんだな、紙幣に金貨や銅貨が基本みたいだ………プラチナが白金貨か、だけど基本紙幣が流通が基本みたいだ。


 しかも可愛い系の幼い女神、普通ならリアル系の女神だが此方は違うらしいが、一千万アイリスとは太っ腹だな、一生見ない金額だしどんなに頑張っても貯金は不可能な金額だ。


 あと投資をしても、そんな金額は借金しか見ないだろうな、簡単に投資をして儲かる程世の中優しくないし、他人に任せたとしても何時か破綻する未来しか見えない、大半税金を取る為の誘い文句だろうし。


「お金があっても、現状街が見えないんだが」


「そうなんですよ、ご主人」

「そうなんですよ、マサご主人」


 息を併せ言うマイケルとグレイ、一応メニュー画面を見るが世界地図は地球ではないので分からないし、しかも結構デカイらしく大陸が長いし大きいし日本的な島は無いが、巨大な日本ぽい大陸が在るがそこの大陸の湖近くの北側に居るぽい。


 まあ地域的には長野県の中信北部て所だな、でも諏訪湖よりも大きい湖だし周りを見ても何か、異常な標高の山脈が見える。


 地域地図に切り替えると、越後山脈と言う巨大アルプス山脈の一つの麓らしいが、越後山脈てこの先に行けば現在日本の新潟県方面て事だろうか?


 まあ越後国て出てるし、日本風に言うなら新潟県なんだろうな、一応現在居るのは諏訪茅野(すわちの)地域らしい、諏訪地域の茅野市なら分かるが諏訪茅野て地名どうなんだろうか?


 他には諏訪岡は諏訪市と岡谷市を混ぜた様な名前だな、他には伊岡は伊那と岡谷を混ぜた様なて、諏訪地域周辺と変わらない地名だな、何か知った地名だし鰻屋も普通に多く在りそうだな。


 雅史の読みは当たってるが、それは外の雅史で証明済みである、日本の諏訪地域もこの世界の諏訪岡湖も鰻屋が在るのは同じである、因みに間欠泉は諏訪より多く五ケ所に間欠泉が在るが、雅史達は一ヵ所以外知らないのである。


 結局最初の雅史と変わらない場所スタートである。


「諏訪岡て湖が在る、諏訪地域みたいな場所スタートはラッキーだな、醤油や味噌は諏訪地域と同じなら沢山店が在るはず」


「沢山美味しいご飯、在るかな?」

「たらふく食べたいよな、グレイ」


 何か、恐ろしい二匹……もとい二人から呪文が聞こえた様な……………


「まあ、その前にそこの牛の様なモンスターて、肉旨いのかな?」


 和牛を1t級の巨体化しのそのそ歩くモンスター、何故にモンスターと思ったかと言えばさっきマイケル達が、モンスターと言ってた気がするからだ。


「美味いらしいですよ」


 マイケルが素早く操作し、何処かの凄腕プログラマーより素早く見えない素早さで、何やら調べてから言う。


「しかも霜降り肉で、地球の和牛よりも美味しいらしいですよ」


 私は即答で答える。


「速攻狩りだ!」


「イエッサー」

「ヒャッハー!」


 グレイは軍隊風に敬礼し、何故かマイケルのテンションがオカシイ、何時から世紀末みたいな奇声を……………猫語だったし分からんな、マイケルが生きてる時に某世紀末アニメ見てた記憶は、まあマイケルの名前の元アニメとそう言えばマイケルが生きてた辺りて、確か某閣下が活動してたな…………まさかな。


 魔法とか使えるのかな?


 一応見て見たが、風魔法のリープ・エアースラッシャが物凄く気になったので、どう使うかグレイに何となく聞いてみた。


「風魔法ですね、そうですね…………精神を研ぎ澄まし全身の気配を………」


 全身の気配と聞き、今まで感じた事の無い何かをグレイが言う様に、(てのひら)にエネルギーを纏めると不思議と風を掌に感じる。


「──それが風の魔力です、それを魔法名で形にし放てば攻撃出来ますし、身体に纏えば空が飛べます」


「空も飛べるのか!?」


「飛べますよ、僕飛んだ事はまだ無いですけど」

「まだ飛んだ事は、俺も無いですけどね」


「・・・・・・・・」


 飛んでから言えや!

 一応試しに魔法を放つ。


「行け、リープ・エアースラッシャ!」


 何となく頭上に向け掌を(かざ)してから、魔法名を言うと不思議に緑色に見える風の真空のリング刃が展開してる、何か某ドラゴ○ボールの技てより某スパロボ系の主人公機の武器ぽい。


 まあサイコ兵器の様な魔法系みたいだ、一応放って脳波に従い動いてるのが何故か知らない筈の知識が、脳から知識としてどう扱うのか何故か当然の様に身体に意識に浸透する。


「アレ? ご主人、凄く上手く扱えてるよ?」

「何か不思議な気配が、マサご主人からするぞ」


「怖い事を言うな、マイケル…………集中が乱れる」


 リープ・エアースラッシャが微妙にグラグラ動く、私の集中か精神に影響してるのは言うまでもない、だが一応近くの牛モンスターの首は軽く切り落とした、何か凄くグロいが血抜きは必要だが何故か倒したモンスターは、自動的に回収されたらしく消える。


「∞インベントリは便利な権能らしい、自動的に回収してくれるのは」


「でも、モンスターの解体は出来るのですか?」


「僕はスキル有るから、解体出来るよ」


 元気良く片手を挙げ、アピールするグレイ。


「……………良いな、スキル…………」


 一応権能はスキルや固有スキルより、上位の能力でありスキルがどんなに唯一無二でも、権能には及ばない。


「良し、どんどん狩って色々慣れないとな」


 特にグロさとか………………


 こうして私は、昔の飼い猫が妖精化? した様な、人間の様な振る舞いをするマイケルとグレイと旅の前に食糧を狩るのだった。


 次回へ続く。



 グレイ:旅より食料だよね。

 マイケル:生きて行くには、綺麗事では生きて行けないしな。

 雅史∶二人共、現実的だな……………まあ、料理する前に調理器具とかまったく無いけど。

 グレイ:え”!?

 マイケル:え”!?


 どうするんだ三人共、まあ権能使えば何とか成るがそれに気付けるか?

年末の忙しさと、身内から風邪を二回うつされ遅くなりました、まだ不調ですが近い内にもう一本書き上げたいですね。

皆さんも風邪にはご注意を、まあインフルエンザが県内警報出てますが……………身内では妹が数年前に成った以降無いですね、インフルエンザで実家に帰って来るし。

さてそれではまた次回。

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