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元おっさん,猫と異世界ライフと旅に出る。  作者: 猫を愛でる会
新章一話、異世界で旅を始めよう。
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風そよぐ異世界

さてトムに遅れた事により、他の並行世界に来たグレイ、彼の運命や如何に。

 皆様お久し振りです、またまたアクアアース…………何かまたかよとか、何か聞こえた様な…………ですが今回は少し違いますよ。


 何かまた名前変えただけだろとか、またハーレム何だろうとか聞こえて来る気がしますね、さて今回はどうでしょう?


 今回は世界線の端からお送りする、トムの相棒だった筈が作者のうっかりで出番を失った、食いしん坊の登場です……………食いしん坊しか居ないだろう?


 さて何の事やら、何処かの物語には出てそうですが、本来は大迷宮か酒呑童子戦で遅れて来た助っ人予定が、忘れられてから早数年…………やっと出番だ、暴れる前にカニ鍋で腹を満たすのだった。



 そして舞台は、破壊する者が到来しない世界、そしてヨシナカが現れない世界であり、雅史が名前を変え再び転生する世界でもない、だが迫り来る影は着実にあるヒロインを探す。


 それはとあるヒロインの、腹を引き裂き生まれし悪夢の一体にして一柱、それは人の闇にして悪しき魂と人間の混血、それは全ての次元世界の人間の闇にして、人の悪意や傲慢や負のエネルギーが形に成りし存在にして、高次元体全てと全ての世界を滅ぼす筈だった存在。


 もうその存在は滅んだが、何故か一体間違え移動する目的はやはり、自分達を孕んでそして自ら生まれる時に殺した、母体である母を手に入れある目的の為に…………。


 そして地球からの勇者は居ない、猫精霊や猫人や犬人が勇者を導く担い手でも無い世界、だが何処かの博士の弟子の残した遺産や、とある時代の日本に亡命した世界線の某博士、一石博士による科学と地球から来た転生者の足跡は確かに残って居た、まあ普通に転生者は居るが。


 そして国はと言うと、一部の国は地球の悪い勇者が現れなかった事により、一部国は新たな大国として発展は弱いがチベットの、仏教に似た寺院が在ったり猫人や猫精霊の国等、新たな世界バランスが確立されていた。


 だが良い事だけではない、地球から来る悪しき転生者も何故か現れる、それは誰が引き寄せるのか誰にも分からない、そして権能意外で来る悪しき魂の転生者は確実に、地球と同じくまた悪しき歴史を繰り返す……………、ある存在を手繰り寄せる様に………………。


 そんな世界の片隅で、作業着が泥で汚れ若返った肉体を貰い現れた、ラスト下沢雅史だがまた寝て居たのだった、早く起きろ雅史よ、作業着は超次元体でも洗って渡せる程、気が利かないぞ。


 そして雅史と同時に現れた、牛のように巨体ではなく身長170cm位の猫で言えば、ブルー毛のトラ柄のミックス猫が現れた。

 ブルー毛のトラ柄の猫精霊は、誰かを探してるのか? 回りを探して居た。


「トムさん~何処!」


 少し間の抜けた少年の様な声で、どうやらトムを探してるが、雅史の方は良いのだろうか?


「おかしいな、先い行ったらしいのに見付からない、カニ鍋を天国でたらふく食べてたら置いて行かれたし、酷いよトムさん」


 残念ながら、トムは違う並行世界に居るが、トムはこのグレイが相棒とは知らずに雅史と旅に出て、異世界に拠点を創りに向かって居た。


「仕方ない、ご主人を先に起こすかな」

「早く起こせよ、グレイ」

「貴方は……………」


 少しキザぽい声でグレイの近くに突然現れた、グレイの大先輩猫のミルクカフェオレの様なトラ柄の、ミルクコーヒーの様な茶色が薄トラの身長は此方もトムより高い、170cm位の身長であり何故か胸板が厚そうな印象だ。


 グレイの瞳がシルバーアイなのに対し、この大先輩のマイケルはゴールドアイと対照的な瞳の色だ。


「よう、グレイ」

「マイケルパイセン」

「パイセン言うな、マイケルさん言え」

「ハイ、マイケルパイセン」

「・・・・・・わざとだろ、グレイ」


 グレイは雅史の方に向き、誤魔化した。


「後でグレイ、お前の食事を一食貰うから」

「そんにゃぁ~!!」


 グレイの誤魔化は、食事を奪われる代償を払うことに。


「それより先に、マサご主人を起こそうぜ、あと俺はトムの代わりに来た訳ではないぞ」

「────そうですにゃな・・・・・・・」


 落ち込むグレイだが、二人が食事の為にはこの雅史を起こさないと始まらない、そうまったく旅も物語も異世界ライフすら始まらないのである、あとグレイは肝心な事をスルーしていた。


「ご主人起きて下さい」

「そんな泥だらけの、濡れた姿だと死にますよ、ご主人」


「・・・・・・寒い」


 若く低い声が雅史からする、四十代の少しトーンが違う声とは違い、若さが在る低い低音声である。


「起きて下さいマサご主人」

「起きて下さい、僕のこの先の食事がぁ~」


 こうして始まる異世界ライフ、雅史は一体何処の国に現れたのだろうか?


 次回につ・・・・・


「待て、俺達のご主人起きる前に終わるな!」

「そうだそうだ、派遣しといて終わるな!」


 仕方ないもう少し。


 マイケルとグレイは懸命に雅史を揺する、『早く起きろコラ!』と思いつつ揺すり起こそうと頑張ると、雅史がやっと意識を覚醒を始めたのだった。


 それでは次回。



 作者(オッサン):さて始まったマイケルとグレイの、異世界ライフ如何でしたか?

 マイケル∶まだマサご主人が起きてないから、始まってないよ。

 グレイ:そうだそうだ、マイケルパイセンの言う通り・・・・グヘ!


 グレイはマイケルの、右アッパー気味のハートブレイクショットにより、屍に成った。


 マイケル:成敗!


 ではまた次回。

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