オマケ劇場その3 行きまぁ~す 雪の恋と桜の恋
シンさんと銀さんと世直し旅は、大和神国とホワイトローズやナージュから始まった運営は、ドラグーンや聖騎士王国等も参加し更に世界同盟を経て、多国籍共同運営にまで広がったのだが更に数年後に、新たなダンジョンが見付かり探査すると違う星の国と繋がり、更にダンジョンを安心して通行出来る様に他の冒険者を育てつつ、弱いモンスターと戦わせてある程度育った冒険者を、新しい武器を渡して更に育てて更にこの世界のレベルを引き揚げる。
「ドS教官ですわ」
「鬼畜ですわね」
何故かジト目で私を見る雪姫と桜姫は、なんだかんだ言って一緒に来てはシンさんと銀さんの援護を、得意魔法を育てて冒険者の魔法使いの中でも最強に成ってたりする。 ナンヤカンヤ無茶苦茶をするシンさんに、それを援護しながらもシンさんの盾に成る銀さん、それを更に私とトムとアカツキの援護射撃に、雪&桜姫の回復や魔法援護でどんな無茶も突き通せた、回復は主に雪姫の水魔法だけどぬ。
たまに雪&桜姫に説教されるシンさん、娘に説教されるて色々大丈夫だろうか? 更に銀さんの息子は、国連的な施設で他国の色々な考え方を勉強してる、戦いよりも裁判の在り方や司法の難しさや知識を勉強してる。
そして新たに星間貿易に旅や、そして星を越え雪と芸術の国と人間が保々居ない星と、新たな星に移住する者に新婚旅行や死ぬ前に妻と旅をする老夫婦、レベルが自分達よりも高い世界に挑む冒険者や、新しい技術を取り入れ発展を目論む国々。
そして新しく冒険者ギルド本部が建設され、前とは違い私の技術を含みビルではないが、冒険者を育成する運動場や訓練施設に魔力修練所は、他の星からも留学生が来る位入学者が居たりする。
「私達に何時プロポーズするのかしらね?」
「私はまだですが雪お姉様もう二十歳に成るから、色々マズイですわね」
「…………表に出なさい、桜」
「上等ですわお姉様」
何かまた姉妹喧嘩してるが放置だ、シンさんからたまに言われる「娘のどちらかと…………どちらかだからな、二人はやらんぞ雅史」と言われる、私に二人のどちらかを選ぶ資格は無い気がする。
「雅史様、早く私を選んで下さいませ」
「お姉様よりも若い私ですわよね、雅史様」
「二人一緒は私が許さん! 成敗するぞ!」
こうして私が選んだ答えは、逃亡であり人類が少ない惑星に来た………何故か居る雪&桜姫に愕然とし、流されるまま二人に求められ私達は家族に成った。 トムとアカツキは、此方でハーレム嫁を1ダース結婚し8ダース位の子孫を残しながら、雪と桜との息子と毎日遊んでる。
結局孫に甘いシンさんは、隠居後永住し奥さん三人連れて孫に剣術を教えてる、銀さんの孫と私の娘が後に結婚するが此も縁だろうか?
そして雪と桜の姉妹喧嘩は今も続く、私や息子に娘が呆れた視線を向けようともお構い無く、今日も庭でドンパチを始めるのだった。
「それじゃあ行って来るよ、父さん」
「世界は広いし、まあ頑張れ禎丞」
大きく頼れる背中に成った長男を送り出す、トムとアカツキの長男も連れて旅をする、それは遥か昔の私達の様な感じかも知れないが、女難だけには気お付けてくれよ禎丞。
今日も雪と桜と新婚の様にキスを交わし、手を繋ぎながら軒先でゆっくりと流れ行く時をマッタリと感じながら、長い人生の旅路を三人で歩んで行く………それは暖かな春の日差し、それは梅雨のジメジメするも綺麗に咲く紫陽花を愛でる時、それは梅雨が開け蝉が鳴き始めた初夏の移ろい、それは秋の読書と食欲と性欲が増す日だったりと、三人で歩み立ち止まり別れを慈しみながら進んで行く、いつか来る大切な妻との別れの旅路が来ようとも、冬の雪が積もり記憶の彼方に埋もれようとも。
そして長い夫婦の時はある日に終わり、雪が先に逝きそして桜が数年後追う様に逝く、そして再び二人に出会う………新しい妻と新婚旅をした世界で、嫉妬MAXの二人に宿屋のベッドに引き込まれてながら。
「……………私新婚なのに、誰? あの二人」
唖然とする三人目の妻、彼女が理由を知ったのはこの後のベッドの上での、女の戦場で知るのだったが譲る気は無いのだった。