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元おっさん,猫と異世界ライフと旅に出る。  作者: 猫を愛でる会
番外編 惑星旅編
226/260

おまけ劇場 素材を売りに尾張へ、 新たな仲間はシンさんと銀さん シンさん銀さん世直し旅 完結編

懐かしい時間帯にアップ。

二度目の諏訪岡湖に行かないルートですが…………

トム達と再び旅に出る、風を切りバイクを走らせ北上し途中で茶屋に寄る、みたらし団子と三色団子に饅頭を各々選び食べる。


「お姉さん、みたらし団子10人前追加」


「はぁ~い」


「僕は次は饅頭8人前」


「僕は桜餅かな」


私がみたらし団子を頼むと、トムは三色団子から饅頭にアカツキは、饅頭から桜餅を選択する。


「少々お待ち下さい!」


この店初の大忙し、客は三人だけなのに異常な大忙しである。


「桜餅お待ちどうさまです」


ちくしょうとアカツキを見る二人だが、アカツキはしまったと思った、何故なら皿に載ってるのは二つだけだからだ。


「………………」


仕方なく食べ始めるアカツキ、次は6人前位頼もうか考える。


そして三人が去った後は大量の串の山、だが売り上げは創業始まっての過去最高を叩き出した。


そして三人は尾張に向けて走る、不思議そうに見る旅の一団………旅一座らしき人達に手を振るトム、気前よく手を振る旅一座らしき人々。

何故か聖条京近くから、山賊や盗賊が出て来ないしお金になる悪党退治が出来ない、仕方ないから濡れ鼠猿だかを倒しに行って、報酬でも手に入れるのも良いかもと思う雅史だった。

それに水戸に行けば納豆と干し芋とか、色々手に入るかも知れないしとか考えてたりする。


それはさて置きとスピードを上げ、尾張近くまで来ると白鷺城を巨大にした城が見えて来た。

途中でバイクを降り三人は歩き、尾張の関所で冒険者カードを石板にタッチし、尾張に入ると江戸時代と大正とか混ざった街並み、たまに現代日本の様な服の男性や割烹着を着て慌ただしく走る女性、石畳が敷かれ区画整備された街並み。

駅は木造だがしっかりとした構え、そして名古屋城成らぬ白鷺城の屋根には、巨大化し鯱が光り此処は国の首都の城と、存在感を主張する天守閣が見える。


私達は先に尾張名古屋の冒険者ギルドに向かい、モンスターの素材を売ると城か国の為に働かないかと言われ、痛い目に合って貰い諦めさせた。


「何の騒ぎだ?」


一斉に土下座をする冒険者や職員達、現れた如何にも城勤めの高い位の人物。


「越前様それが、国の為に働かないかと勧誘したギルマスが冒険者に、怪我をさせられまして………」


最初に私の対応をし、素材を見た途端にギルマスを呼びに行ったゴミ野郎、しかも売る素材を買うでも無く褒めるだけで使えない、しかも勧誘するだけで素材を買わないし、素材より城か国に仕官した方が金に成るから、素材は只でくれとバカな事を言ったので、締め上げた。


「此れは横領に成るな…………さて此れより、この冒険者ギルドを捜索する、異議が在るなら城まで参れ……引っ立て!」


「「はぁ!」」


いつの間にか現れた役人に引き摺られ、ギルマスと職員の一部が連れて行かれる、手際が良いから前からマークされてたのだろう。


「素材を売るなら、通りの反対に在る商業ギルドで売るが良い、バカな事はするまい」


そう言い顔立ち整ったイケメン、越前さん? は去って行った、言われた通りに売りに言ったら何故か凄く喜ばれた、始めての質の良い物が手に入って、マンネリ化した物以外が手に入ったと喜ばれた、マンネリ化した素材て一体………。


私達は売り終わると商業ギルドを出て、ぶらぶらと歩き……迷わない様に歩き、手羽先が食べられる飯屋で食べ時代劇の雰囲気そのままな、うるさい酔っぱらいが居る飯屋で手羽先を食べて、三人で夢中で食べてるとまたイケメン旗本的なのが来て言う。


「珍しい面子の旅人だな、旅の話を聞きたいがいか?」


私達は旅の話をし、盗賊とかを倒した話をすると………


「まだ世の乱れは解消されんな、つい最近も国を売ろうとした悪党家臣が捕まり、昨日公開で観衆の前で罪人の服装のまま切腹してたな」


そんな見せ物は見たくないので、今日来て正解だった。

まあ人を斬るのに躊躇ためらいは無い精神力は、スキルとして貰ったが。


「良い話を聞いた、食事代は拙者が払おう………なあ銀次」


「俺が払うのですか? うえ………シンさん………」


「「「うえ?」」」


銀次と言う遊び人は睨まれた、だが着物の隙間から桜か梅の花に似た、入れ墨が見えたがまさか時代劇で良く居る、遠山の金さんでは………でも銀次だしな………違うかも知れない、そしてその日の夜に何かセンサーに引っ掛かる、どうやら盗賊らしいが冒険者相手に忍び込むとは良い度胸だ、どうせ商業ギルドから情報が漏れたかもね、大金を叩き出したふと………普通の冒険者が居たとか、まあ普通ではないが………こうしてスキルで目を覚まして、敵を待ち伏せる位には。


「おやおや、いらっしゃい………僕らが相手だよ」


「地獄にいらっしゃいませ~」


「ふざけんなぁ~ 殺っちまえ!」


「おりゃあー!!」

「てりゃー!!」

「死にさらせぇー!!」


なんかふざけた台詞が聞こえたのだが、まあ後はトムとアカツキに任せて私は寝た、たまに襖が壊れたり襖に盗賊が刺さってたりしたが。


「ア"ァ"~うるさい!!」


寝れないので技を使って、盗賊全員三途の川の前に吊るしといた、まあ半殺しですよ………悪に情けは必要なし、横領する政治家や官僚も悪ゆえに地獄に行け。


鉄縄で縛り上げ夜中の街中を引き摺り回し、北町奉行所に放り投げてから店の従業員を蘇生させてから、説教してもっとセキュリティ意識高く持てと二時間言った、翌朝トムとアカツキの朝食が豪華に成ってた、私は納豆とご飯だけだったがだが一人従業員が居なかった、番頭である………どうやら盗賊の引き込み役だったらしいが、店主は私の説教で寝込んだらしい………少し説教しただけなのに、良く思い出したら納豆とご飯だけ頼んだな………あと、昨日助けた時に番頭居たけ?


宿を出て歩いてたら奉行所に連れて来られた、賊がペラペラと話したらしい………面倒な、一応宿の店主も呼ばれ証言をして貰い、そして奉行は何故か知った顔をしてた………シンさんにお代を払わされてた、あの銀次さんだ…………何か某時代劇が脳裏に浮かぶ、だがこの銀次さんも桜の入れ墨をしてた。

この北町奉行所は賊専門の裁判所を兼ねた役所、たまに奉行が長期出張が在るとか部下の方が言ってた、大抵の書き仕事は専門家達がするらしい。


さて『うえ』と銀次さんに呼ばれてたのは、たぶんこの街の城に住む殿様だろうなシンさん、関白らしいが………暴れん坊将軍のオチが見え隠れする。

そして街中に旗本のテンプレ達が歩く、町民を蹴り言い掛かりを吹っ掛けたりと何とも、時代劇のワンシーンではないか、楽しく成って来たので役人達も触らぬ神に祟りなしで、なにもしない馬鹿達が店で食い逃げする時を狙って、トムとアカツキとで旗本ボンボンの足払いし、刀を抜いたのを確認してから殴り倒しに入る。


「我等旗本の次期当主と知っての狼藉か?」

「どうでも良い、冒険者だろうと切り捨てろ」

「「「おうよ」」」


鼻で笑ってやった、刀だけはご立派だが少しへっぴり腰の情けない姿に、まあ刀抜いたからには死ぬ覚悟をしろよ………殺さないが、死ぬ程痛く叩きのめそう………この鉄の様に硬い木刀で、トムとアカツキも木刀を出し手加減モードに入る。


「馬鹿にしゃがってぇー!!」

「おりゃー!!」

「てりぁー!!」


軽く躱しながら同に一撃を食らわせ、脇腹を抑え悶える馬鹿を一丁上がり、何故か何処から来たのか奉行………銀次さんとシンさんが加わり、銀次さんは殴り起き上がりそうなのにもう一撃食らわせ、シンさんは重そうな刀の刀背打(みねう)ちで倒し、悶える旗本のボンボンに冷たい視線を送る、トムとアカツキは格好付けながら野次馬の喧嘩に賛成する、ゴロツキまでぼこぼこにして居た…………ゴロツキから、財布を何個か抜き取り野次馬の方に投げてたが、何人かスラれてたらし『ワシの財布』とか『私の財布だわ』とか、聞こえた………


「そこの喧嘩待て、南町奉行………」


何かヤバそうな気がするので、ふと見るとシンさん達はもう逃げて居た、手慣れた様に………そして追う………逃げるなら道連れた二人共。


「シンさん追って来ますよ」

「銀次、後は任せた!」

「またですかぁ~」


「「「逃がさないよ二人共に」」」


「「何で彼奴ら足早いんだよー!!」」


それはスキルですよ二人共よ、追い付き二人をトムとアカツキに抱えさせ、遠くの茶屋まで行ってシンさんに茶屋の食い物をたかった、何か銀次さんが涙目で財布を見てたが。


「お姉さん、みたらし団子二十人前」


「僕は三色団子を、三十人前ね」

「僕は饅頭全種類」


青い顔をする銀次さん、呑気に茶を飲みながらシンさんは言う。


「容赦無いなお主ら………」

「財布の中身足りないので、シンさんも払って下さいね」


それを聞いて顔色が変わるシンさん、そしてシンさんは言う。


「…………え!? 俺もか?」


よし………追加しよう。


「みたらし団子二十人前追加で」


「「少しは遠慮しろ!!!」」


遠慮はしなかった、する気は全く無いが後にこの奢りで二人と旅に出る、二人と漫遊旅に出たまでは良い………金は将軍………シンさんから出た、たまに銀次さんが仕事で奉行所に帰ったりしたが、シンさんは影武者に仕事を丸投げして来た、たまに姫にバレたらしく土産を買ってから、家族サービスしに帰ってるが何故か私達を、便利扱いしてる気がする。


他人を使い上司を暗殺し、その暗殺をさせられた者に呪いを掛けられたが、その者を謀反人として計画通り手を回してた者に、竹槍で()たせ関白に成る前に徳川家康に伐たれ、本性の化け物の姿のまま呪われた地域で、徳川家とその親戚を伐つ日を待ってたらしい、まあ徳川家康は地球の徳川家康とは違い、何か未来を見える力が在ったが他の場所に何かに飛ばされたらしい、その濡れ鼠猿をシンさん達と伐ち酒泉で地を浄め、その数日後邪悪な悪霊は滅びたと宣言し、新たな住民が新しい街を造り始めた。


更にシンさん達と旅を続け、悪代官を夜に奇襲して銀次さんが御庭番を連れて後始末、殿様が悪人の場合はシンさんが正装で現れ、切腹を申し渡しマトモな親族に首を変えさせ説教等、色々叩き込んでから隠密を配置し暫くは監視対象にするを繰り返し、いつの間にかシンさんと銀次さんの旅は国内を出て、三国が納める中立地域に行き世直しをする。


「悪は私が斬る!」


「斬らないで下さい、シンさん…………」


「キメ台詞に茶々を入れるな、銀次!!」


そして旅は続く、雪姫と桜姫と何故か次期関白候補の息子さん達まで連れて、銀次さんも息子達を連れて来るし………私の春は遠そうだ………





雅史)お読み頂きありがたき幸せです、また何時か何処かで……………アレ終わらない………今度こそ終わりだよね?

終わり終わり詐欺じゃあないよね?


何処かでまた何時か…………



この世界のヒロイン達の人生は、雅史に出会わない可能性が高いですが、とある世界に旅立ってたりします………一部は新たな人生に向かってます、それは新たなる世界の憧れか? それとも新たなる幸せを探す、異世界への旅立ちか?

たぶん完結です、後日談書かなければ。

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