帝都は魔に燃え皇女は踊らされる
少々グロテスク等が含まれますご注意下さい。
私達はたまに面白そうなモンスターを倒しながら、東に向かって銀河鯨をゆっくりのんびりと移動させ、途中新しい国あの噂のトウヤの新生国上空を通過したが、十人位の女性の真ん中に白いコートを来た、何か何処かの主人公宜しく的なのが居たが、なんとなく向こうをキューブの機能を使い映像にすると、城らしき小さな建物の最上階バルコニーから、驚いた顔で空を見てる十三人の女性と白いコートの少年、そしてその十三人の中の三人は、まだ中学校上がり位の子が居たが基本この少年は、バインバインの魔乳女性五人と巨乳三人とそっち方面の、言わば男の胸願望の塊の少年みたいだ。
「───やれやれ、小さいむ…………何でもないぞエナ、だからフライパン片手にして睨むのヤメロ!」
「私は、普通のサイズですから、小さくないわよ…………ねぇ……マ・サ・シ…………分かってるわよね」
ドスを込めて言う言葉に、脅迫染みた何かを感じたが仕方ないので、部屋に連れ込み沢山愛し合った…………コレで当分はエナの胸嫉妬とかは消えるだろう、ティナやルリエや余り変わらないミサーナよりは少し大きいのにな、ルナリアはもう1サイズ違うが一番はエナとマリー姫かな、どうしてるかな? マリー姫。
更に東に向かい江戸時代と明治時代が交わった、そんな不思議な国に寄り味噌や醤油を大量買いしてから、マグロの様な鯨位大きなモンスターを倒し、モンスターに乱獲される前の大量に作ってた、出来の良い鰹節を貰ったがそのモンスターの胃に、消化される前の鰹が在った為少しアレだが無いよりはマシらしい、まだ生きてる鰹は職人がシメ鰹節にするらしい。
鰹節を手に入れたので、この星のこの国の食材で味噌汁を作ったりしたら、懐かしい味に近かったので目から汗が流れてしまった。
「泣く程かな?」
「私には分かりません、エナお姉様」
「左に同じく」
「そんな事を言ってると、捨てられますよ」
「「「!?」」」
ルリエが珍しくマトモな事を言うが、まあ捨てはしないが今日はあの三人には冷たくする、ルリエには美味しいお菓子を作ろう。
そして東に向かい新たな大陸に辿り着いた、あと某赤い旗の独裁国家に似た国は、あのトウヤの活躍で滅びてたらしいがだが、新しい大陸にも面倒な国が在ると知るのはこの後の話だが………
何処の星にも地球の、独裁国家に似た国は存在するのは如何な物だろうか?
「食った食った…………出汁で、魚の切り身をしゃぶしゃぶして食うのは美味いな」
「白ポン太にしては、分かってるね」
「誰が白ポン太だ、私は高貴な存在だエセ猫」
「僕はエセ猫ではない、猫精霊だ白ポン太」
また始まったよ、全く毎度だから放置しまだおかわりするクロとアカツキに、鯛の切り身とかを再び出す………何故かルリエがおかわりに参戦してるが。
お上品に食べる三人はお目当てを、直ぐ誰かに食べられ中々満足な量は食べれて無い、私は魚ではなくうどんと厚揚げできつねうどんを食べてる、鯛と鰹ダシは中々美味い………魚臭くはダシ取りしてないから。
新大陸はアラブの様な格好をした男性が多い、まあ砂漠の暑い海沿いなら仕方ないよね、サリー服装の女性達は海岸部の街や村に多い、だがやはり治安は悪いらしく自警団らしきこんがり日焼けした青年が、悪事を働く者を斬り倒してたりする。
砂漠ではラクダではなく砂色の、ワニの様な土竜の背中にテントを張ったキャラバンらしきのが、砂漠越えをする旅をしてたりする。
たまにでっかいサソリモンスターが出てるが、土竜のブレスの一撃で倒してるが背中のテントは崩れ、戦闘後は張り直して夜の涼しく成ってから、モンスターサソリの解体をするみたいだ、まあ中身は食べずに外皮の殻が目的の解体みたいだ。
広い砂漠でそんな光景を何ヵ所か見た先に、高い山脈を越えた先に新しい国が現れた、この星最大の国のレグルスティア帝国である、だがラガーを追加しティア消すと某有名な競走馬に成るな、国の名に関係無いが………
【レグルスティア帝国】
この中央大陸で一番大きな国であり、国力はこの星で一番であり技術革命や、豊かな資源に優秀な科学魔術師と農業も盛んな国である、現皇帝ルイードは優秀であるが後継者に悩む子煩悩過ぎる皇帝である、長男ルードルトに次男ジェラールは仲の良過ぎる皇子兄弟、第一皇女マリアはおっとりした性格だが妹に甘いややシスコン、次女ルーテリアは努力家でお菓子作りが好きな変わった第二皇女、第三皇女エルナーは動物に好かれ国民にも好かれる恐ろしいタラシ幼女皇女、そして甘党皇后は子供に甘くも厳しいが、旦那の皇帝には今もアツアツ恋愛中だ、こんな幸せ家族の皇族だが国の端では怪しい連中が活動する、何処の世界も何処かで影が差す………それは野心かそれとも………
久々に人が来ないらしき湖に着水し、銀河鯨をゆっくり休ませながら薬草や薬茸を採取し、二・三日釣りをのんびりとしながらルナリアに、魚料理の仕方を教えたりグリフォンに、要らないモンスターの臓物を与えたり体を洗ったり、銀河鯨のメンテナンスに体内のエーテルの掃除をしたりと、中々のんびりにしてはたまにハードな事もした。
微妙に湖の水が減ったが、それは少し見逃して欲しいがまあ、人里が相当離れた場所に在るので大丈夫だろう。
一週間休ませた銀河鯨を浮上させ、蒸気機関の様な黒い車体に炎の粒子を煙突から、揺らめきながら出し走る列車を見ながらのんびり進む、北東に何か嫌な気配がしたがそれを感じたのは、私とトムやアカツキにポン太達とグリフォン達、何故か嫌な予感と嫌な感じに悪意の気配を感じた、そしてシリアスな感じに白夜が言う。
「何かヤバい気配がするぞ、マサシよ」
「ポン太もか、僕も感じたよ………何か気持ち悪い気配だ」
「アレはヤバく無い? ご主人とトムとポン太」
「「ポン太言うなお前ら!!」」
グリフォン達も険しい顔で此方を見る、まあエナ達は全然気付いて無いが………て、何かルリエがガタガタ震え始めたがトイレではないよな?
走って来たルリエが、青白い顔で言う。
「…………何か危険な感じが、アッチからしますから他に行きましょう他に!」
エナ達は不思議そうに此方を見てるが、次の日ティナが北東から寒気がすると訴えた、流石魔獣が封印されてた地の国の姫だ、だがその近くに帝都アバロンが在るので確かめるついでに、帝都アバロンで討伐依頼やこの嫌な気配の情報が欲しい、そして広い国を一週間以上掛かり着いた帝都アバロンは、黒煙を上げ悪魔系モンスターに、何処かの宗教のローブをした聖職者騎士軍隊と、この国の魔法騎士やグリフォン騎士に飛竜騎士軍隊が、聖職者騎士軍隊に応戦してる最中だった。
他にも魔法銃らしきマスケット型ライフルで、白いローブを纏った空を飛ぶ敵と交戦してたり、サイクロプスらしき一つ目のジーパン姿の巨人が、高射砲に似た大砲に攻撃を受けてるが、通常魔法の炎が体に当たろうとも埃を払う様に消し、前進を止めない。
さて此処数日の濃く成った嫌な予感と、コイツらは同じかは分からないが私達は戦う事にした、見逃して滅んで貰われても困るし、あと何か悪魔モンスターとかとは初対戦だし、あと悪魔と一緒に居る宗教は何か悪魔の宗教ぽくないが、私は宗教とか基本嫌いだ、押し付ける宗教は特に………神を信じるのは人の自由だと思う、私の場合は新しい人生をくれた女神様だが、宗教にする気はないし女神様も望んではない、そもそも神が導くとか教えとか大概は人間の妄想だ。
それに地球の戦争や戦いの大半は、宗教が大半戦争の火種に成ってるがさて、異世界はどうなのだろうか?
今回はティナ達を留守番させ、トムとアカツキの相棒二人を連れ行く。
「アカツキは上空の敵を、トムはデカイ奴殺れるだろ?」
トムは胸を張りフル装備武器を出し、アカツキも何処のランボー的な格好にいつの間にか成ってた、しかも何かマシンガンにしては形状が違うのや、アサルトライフルにしては砲身が長い気がする、何かビームライフルに見えなくもない。
「さて、僕は行くよ」
「「……………」」
何か格好付けて、トムは神速を使いたすき掛けしたアサルトライフルに、バズーカを両肩に担ぎ向かった。
「何処にとツッコミしたいけど、もう行ったねトム………何がしたかったか分からないけど、ご主人は城の方だよね?」
城に何か嫌な感じがする、だから向かって王様………帝国だから皇帝だな、まあ助けて賞金を貰おう…………またルリエに勇者を任せよう、お菓子を報酬にすればチョロく引き受けるだろう。
だがそれをするには、ルリエを連れて来て誰かに証言者を作らないと成らないが、雅史はそれを失念してたりする。
私はアカツキに帝都の雑魚を任せ、城に向かってる悪魔とかを迎撃しつつ光魔法を放ち、複数の閃光で悪魔を貫きながら無差別に攻撃する、モンスターを駆逐して先に向かい行く。
一応通常魔法を使ったが、普通のモンスターには通用するが中級クラスの悪魔らしき、ガーゴイルから通用するにはするが魔法防御が高い、まあ光魔法が弱点は変わらずに貫けるのだが、黒い魔法の矢じりらしきのを放って来るし、その魔法矢じりは黒い炎で着弾した場所は、灰に成ってるし危ない攻撃だが、黒い角のガーゴイルだけ使える攻撃らしい。
他のガーゴイルは、長い爪を出して急降下爪引っ掻き攻撃や、超音波攻撃は耳障りで普通の人には相当なダメージを受けてる。
まあ普通の装備ではない、私やトムやアカツキには意味ない攻撃でしかない、だがドラゴンらしき骨が鎌で人の首を刈る悪魔と、炎を吐く赤黒い双頭の蛇が城に突撃を掛け門を破壊を企ててた、近くには門番や騎士の首が転がり回りの家は炎に包まれてる、城に続く大通りには民間人も冒険者も赤ん坊も関係無く、首を跳ねられ骸となり炎に焼かれる。
「目覚めの悪い光景を…………」
一応蘇生魔法は在るが、使った事はないのでまだ炎に焼かれてない者を救えるかは不明だ、だがそれより先に骨ドラゴンらしきのに昔の、エジプトで使われてた乗り物………何か戦車的なアレに乗ったのを倒す。
「行け! ライトスターレーザー!」
手の先に収縮した光のエネルギーを、三体目掛けて放つと三つの閃光は目標を貫いたが、勢い余って城門まで貫いてしまったが、助けた報酬から皇帝に天引きされるかも知れないな………知られたら。
まあバレなければセーフだ、刀を抜き城に入ったかも知れないモンスター退治に向かった。
そしてその頃アカツキは、建物の屋根の上で武器をライフルに変え、思い悩んでた………」
「ご主人居ないし、少し派手に倒しても良いよね?」
そう独り言を言ってからアカツキは、誰かに話す。
「殲滅モード展開」
「イエッサー、アカツキマスター」
機械音声らしき男の声の後アカツキは、飛行するガドリングガン二門を異空間から出して、今まで使わなかった機能を使う………
ガドリングガンに前足いや肉球を添え、魔力やプラーナ(オーラ)を補給し命令を下す。
「上空のモンスターを殲滅せよ」
「イエッサー! マスター」
凄いスピードで上空に向かうと、ガドリングガンは高速回転をしながら光る弾丸を放ち、悪魔モンスターを駆逐して行く、倒した悪魔モンスターは黒い霧に成り黒い宝石が落ちて行く。
圧倒的な火力に足を止める住民達、地上のモンスターや苦戦する騎士達に援護を始めたアカツキ、エネルギーバズーカにハンドガンやランチャーガンやライフルを、効果的に使い次々に敵を駆逐し更に住民から拍手喝采に、更に調子に乗りバスターライフルを出して少しやらかすのだった。
「・・・・まあ、遠くの一部山の頂上消し飛んだけど………仕方無いよね」
アカツキは直ぐに無かった事にし、まだ劣勢な騎士達の助っ人援護を続けた、一部外壁も消えてるのを見なかった事にして。
その頃トムは山位高い、巨大な目が一つ以外人間を巨大化した様な、人型のモンスターサイクロプスの前で威風堂々と立ち塞がってたが、騎士の大半は踏み潰され恐怖の顔で立ち向かってたが、トムの登場にサイクロプスも騎士も異様なトムの貫禄に、動きを止め警戒をしていた………砲撃の魔力は尽き、当たってるのに傷や血を出す気配すら無い化物モンスター、疲弊するだけでモンスターにダメージを与えられない悔しさと、無惨に死んで行く戦友達………絶望の中で家族を守る為に、戦ってた騎士達は不思議な見た目猫らしき生き物が、モンスターの前に立ち塞がり一言言葉を発する。
「さてと、君はデカイけど弱そうだし手加減して倒すね」
言葉が理解出来たのか、サイクロプスらしきのは何も無い空間から、デカイ木の棒を出しトムに振り下ろすがその手首は一瞬で、手首が切断されててデカイ木の棒は明後日の方に飛んで行く、状況が理解出来ないサイクロプスらしきのは次に来た、手首の先を失った痛みに膝を着き雄叫びをあげる。
「やかましいなぁ~」
そして次の瞬間、サイクロプスらしきのは真ん中から真っ二つに成り、歪む視界に理解が追い付く事も無くサイクロプスらしきのは、大地を揺らし倒された瞬間すら分からずに永眠したのだった、仁王立ちで不思議な魔法エネルギー剣を片手に、トムは一言言う。
「さて、まだ雑魚居るし片付けるかな」
平然と言いながらトムはその場から立ち去る、騎士達は何が起きたのか頭が理解できず、暫く誰も動けずに居た。
彼等が全てを理解し動き始めるには、まだ時間が掛かるのだがそれは仕方無い事だ、脳が理解し難い光景を見てしまえば。
「…………何かアカツキの出番より、僕の扱い悪くない?」
トムは………
「僕の扱い!」
更に他の場所に立ち上がった、サイクロプスらしきのを仕留めそしてガーゴイル等も、秒殺で消し去ったのだった………
「僕の活躍をもっと細かく出してよぉ~!!」
さてその頃雅史は…………
「僕の活躍まだ足りないのに、そんなぁ~!」
トムはさて置き、雅史は城に入り魔法を使いモンスターを減らして行く、何か庭園らしき場所にモンスターが集まってたので、先に精神魔法のマジックランスを複数放つ。
マジックランスは人間に当たっても、疲労感や脱力感等のダメージしか無いが、悪魔や死霊系には致命傷に成る魔法だがお約束の、ご都合魔法の一つだが本当にその効果かは試す気はない、人間に試しに使って死んだら困るし、死霊系は現状少なかったしランスだから複数出るとは思わなかった。
紫色の魔力の槍を複数展開すると、肌が紫色のガーゴイルやら肌がグリーンの、上半身ガーゴイルで下半身牛か馬のナイトメアーてモンスターが、襲い来るが人の形をした紫色の煙や黒い煙も居た、まだモンスターは減らない………この先にイヤな気を放つのが居る、しかも何かまだ増えた気がする。
そしてその頃その先では、二人の姉妹皇女が襲われてたが末の皇女は皇妃の近くに居る為、十九歳の皇女と十七歳の皇女の二人が二体の悪魔に襲われて居た。
「もう嫌! 足が痛い!!!」
十七歳の皇女は足が血が滴り、普通に歩けない程の重傷である。
「ドレスを破かないで~! 嫌ァ~!!」
十九歳のマリア皇女は触手に捕まり、ドレスを破かれながらヌルヌルした液体を身体に掛けられ、臭くも何か変な気持ちに成る香りにぐらつく心、そして悪魔の一体は道化の様な黒い鉄仮面に黒髪、赤いネクタイにワインレッドの豪奢なスーツ姿に、普通に見たらインテリの鉄仮面変態だが、皮膚は黒紫色で足払いをしながら、両手を握り逃がさない様にダンスの真似事を十七歳のルーテリア皇女に、足が打撲し血が滲もうとも皮が剥けようとも止めない。
「この世界の姫の割に、ダンスが下手だな…………クククッ」
「足がもう痛いの、もう止めて!」
泣き叫ぶルーテリアに黒鉄火面は言う。
「さあ、もっと苦悶と絶望を我に捧げよ」
「もう痛いの嫌ァ~!!」
だがもっと悲惨な光景が近くに広がる、地面を黒い剣山に変え串刺しにされてる剣等を装備した、武装メイドに通常のメイドに女騎士が血を流し、死んでる者や徐々に深く腹をえぐり臓物をズタズタにしながら、マリアとルーテリア皇女に見せしめの様に視界に入る様に、死に行く絶望のメイドや騎士達を見て悪魔は、ご満悦の声を上げる
そしてもう一体の方は、顔は石の仮面をし黒い全身を覆うズタボロの外套をし、足は無いが外套から黒いミミズの様な触手を無数出して、マリア皇女の手足をミミズの様な触手で捕まえ、器用に触手でドレスを破き下着を怪しげな液体を、人間の逸物に似た先から出し下着を溶かし、マリア皇女は扇情的な全裸を晒されながら、触手の先は人間の男にそっくりな逸物型やタコの触手の様な形、吸盤でマリア皇女の胸を弄り辱しめをしてた。
「胸を弄らないで、妹に酷い事をしないで…………お願いよ………もうやめて…………」
だがズタボロの外套触手の悪魔らしきのは、おぞましい声で言う。
「もっと恥ずかしがれ、もっとよがれ…………我は絶望と淫らな女の鳴き声が、我の糧なのだ………さて実験に我と交わり魔と人の混血は、産まれるのか試そうではないか………フフフっ」
「嫌ァー!!」
絶望の悲鳴をあげるもうマリア皇女、だが何処の空間から深緑の狂悪なデカくイキり立った逸物を出した、全裸の巨体ゴブリンと触手を身体から生やした、黒い人間逸物を触手にした鶏冠頭の黒いゴブリンが現れた、そして黒いゴブリンが言う。
「何だ? 此処は…………それよりそこの奴ら、その女達を俺に渡せ、俺様のハーレムの最初の女にしてやる………何時か戻って今度こそ、クソガキからセーラ様とエルリーナちゃんを俺のメスに落とす、あとあの雅史は絶対殺す!」
残念ながらこのゴブリンの世界ではない、そもそもこの男がゴブリンに成る前の人間は、遂にセーラ姫に媚薬を盛って拐うまでは上手く行ったが、国王の密偵に現行犯で王都を抜けた瞬間に捕まり、今は極刑待ちである………セーラ姫は怪しげな媚薬により、身体の疼きが止まらずに部屋に閉じ籠って居た、さてセーラ姫は誰に助けられるのだろうか?
そして黒いゴブリンがグダグダ言ってる間に、ダンスに飽きたそうで骨が足の皮から見えるルーテリア皇女を、黒い外套触手悪魔に渡し、もう痛みで気絶したのか? 絶望に神経が麻痺したのか? 分からないが、触手にドレスを破かれても反応は無い。
「妹に酷い事をしないで、ひぁん!」
股を触手で擦られ、姉皇女のアソコを濡らす為に触手ヌメヌメと擦り付ける、黒いゴブリンは黒鉄仮面悪魔に使えないと判断され、ワンパンチでミンチに変わり深緑のゴブリンは雅史の居る場所に向け、何故か逃げて行きそれを面白そうに黒鉄仮面は追い掛ける、狩りを楽しむ様に………
「先に此方を貫いてやろう………」
口に汚い触手をブチ込み、前を撫でる様に脅しながら白いヌメヌメした物を出す、黒く厳つい他の触手とは異質な触手が二つが、マリアとルーテリアの後ろの陰部の穴を広げ二人は悲鳴すら上げれず、黒く厳つい逸物の触手は無垢な皇女を犯すのだった。
「!?…………………」
(お尻にイヤイヤイヤァ~!! 裂けちゃうイヤァ~!!)
「!?…………………」
(痛い………お尻が裂けちゃう……誰か助けて………だれか………たす………けて………裂けちゃう………イヤァ~!!)
「甘美な絶望の味だ、もっと淫靡にもっと淫らに触手と踊れ異世界の姫よ、そして恨むが良い………我等を召喚したお前らが排除した、あのクリス教の司祭を………」
だがその召喚主はこの悪魔達の上位存在に、精神を乗っ取られ身体が変化し信者全員を殺したり、精神支配しこの世界を支配する土台を作り始めた、だがその土台はトムが斬り倒し帝都ソロモンは、壊滅を回避している。
それとクリス教団は某オレンジ髪の、創造女神とは全く関係無いが悪魔に名前を言われて、知り合いの次元だが殴り込みに向かう、食いしん坊高次元創造女神クリスだった。
「作者やっぱり殴り倒す!」
残念ながらそれは無理である。
「何時か倒す………」
残念ながらラスボスではないから無理。
「…………その前に、あの悪魔を殴り倒す! そして雅士の料理に癒されに帰るわ」
さてその頃皇女は、触手に辱しめを受けながら気持ち悪いが口に入った、触手から出される液体を飲まされ痛みの感覚が鈍くされ、自分から腰を振りお尻を貫かれながら触手に奉仕すると、洗脳をされて行くのだった。
そして雅史は雑魚を片付け終わる寸前に、深緑のゴブリンと黒鉄仮面に出会ってしまった。
「おやおや………新たなお客だね、さてそこの太った男はどんな絶望………グェ!?」
『太った』に無意識に反応し、武器をキューブから出し黒鉄仮面に、神鉄の剣を腹に投げその神鉄剣は悪魔の腹を貫いた。
「バカな…………オリハルコンの剣でも弾く、我が強固な肉体を軽々貫くだと…………認めん………認めんぞ、我がこんな簡単に滅ぶ何て………我は認めんぞぉー…………」
捨て台詞と共に黒い灰に成り消え行く、ルーテリア皇女を酷い事をしてた悪魔は、あっさりと本体のアストラル体ごと滅びたのだった。
「さあ次はお前だ」
「……フトッタニンゲンゴトキガ、オレサマニ……グェ!?」
「お前にだけは言われたく無いわぁー!!」
真っ二つに成る深緑の全裸ゴブリン、武器が無いのに何故勝てる気だったのだろうか? 不思議である、そして雅史は触手にお尻を貫かれ喘いでる皇女を助ける為に、向かったのだが皇女の一人ルーテリアは出血多量で死にかけてた。
「さあ、次は俺の触手の生殖器を、お前らの生殖器に入れて実験を開始だ、一匹死にそうだがまあ期待してないが実験体は多い方が良い、彼奴は遊び過ぎるから困る………最終的に主の子を、人間に産ませ目障りな神達を滅ぼし我が主が全ての次元を、支配する為にも魔と人間の交わりは必要な実験だ、さあでは繁殖の為に我と交われ………」
触手がお尻から抜かれ、白濁液と黒い何かが混じった液体が流れ落ちる、そして股の間に入り触手がこじ開ける様に、まるで鰻が狭い穴に入るかの様にグイグイと広げ、先に股に血が滴り始めたのはルーテリア皇女、大切な初めてを失い始めた痛みに暴れる、傷口には黒い何かが吹き付けられ止血はされ不思議に、足の傷と痛みは消えたが重度の貧血と初めてを奪われてる痛みに、ルーテリアは初めてを化物に奪われてる現実に絶望する。
「まだ先が入った程度で、絶望の甘美を出すとはなかなかだ」
そしてマリア皇女も股に血が滴り始めた、痛みに耐えながら妹のルーテリアに手を伸ばす、届かない手そして痛いのに腰を振り嫌な物を受け入れる身体、奥に向け進む嫌な感触で広げ入って来る触手、だが身体は理性に反して触手を受け入れてしまってる、だが奥に辿り着く前に触手は止まり地面に落ちる。
「ギャー!!」
黒いズタボロの外套悪魔は、生殖器の触手を切り落とされ悲鳴を木霊させ、そして斬ったであろう方に身体を向けた途端に、真っ二つに視界が歪み気配すら気付かなかった男に驚愕しながら、黒い灰に成り滅び去る。
「……………さて、回復させないとな」
私は魔法を使い、黒く変色した皮膚を浄化し骨や傷は光魔法の、自然エネルギーを使った全回復する魔法を使ったが、此はキズや気絶や瀕死の肉体にしか意味はない。
口や身体を洗浄して綺麗にする、まあ今更女性の身体では狼狽える程の経験無い男ではない、だが興味は無い訳ではないが…………
二人を洗浄するとメイドや騎士を、救出して傷口を再生光で塞ぎ更に蘇生魔法を使い内臓とかを修復、初めて使ったが左手首の脈が有るので成功してる、だが顔色は一人の姫………皇女だったな、その一人の顔色と同じく蒼白で血が足りないのだろう、大量にはポーションは無いしもう網の目傘の茸は無いが、この前の魔法店の素材を使った改良ポーション等は有るが、必要な時に使わないと意味はない。
人命救助の為に口移しで飲ませた、皇女の唇はティナとの初キッスと違う柔らかな唇だった、流し込んだポーションは逆流する事なく飲ませ、一番高い素材だった影響か顔色が良くなって来た、メイドや女騎士達にも飲ませたがこの国の女性の唇は、何か虜にされそうな柔らかな口触りだった、顔色が皇女よりは悪いが蒼白くないし、呼吸も苦しそうでは無いので近くの芝生に、ゆっくり寝かせ皇女達の様子を見に行ったら、胸のやや大きい方に抱き付かれた。
「私の運命のひと…………好き」
何か瞳孔にハートらしきのが見えるが、マンガやアニメではないしと再び眼を見ると、顔を近付け熱いキスが来た…………助けた役得だろうか?
だが意外な方向からも抱き付いて来た、さっきポーションを飲ませたもう一人の皇女だ、熱ぽい瞳の瞳孔にはやはりハートが見える、そしてキスをする姉らしき皇女は初めてのキスらしく、息の仕方を忘れたかの様に荒い息遣いでキスを続ける、もう理性がバーンして来たので誰にも見えない繁みに連れ込んだ、いや繁み近くから二人から求められた…………積極的だな。
・・・・・・・・
正気になった第一マリア皇女と、第二ルーテリア皇女を私が持ってた外套を着せ、皇帝が居る場所に向かった…………アレバレたら、皇帝に殺されるかも知れない…………
まあエナ達にはバレないだろう、そして二人は正気に成っても私から離れないし、何故か少し距離を取ろうとすると捨てられた子猫の様な、胸を撃つ眼差しを向けて来るので此は後で、エナに報告は必要かも知れない………喧嘩しない事を願う。
そして皇帝の執務室前で立ち止まり、部屋から女神様とは違うがそれに近い気配と、あの悪魔より更に強大な気配と何人か居る気配がする。
「行かないのですか?」
(見た目はタイプじゃあ無いけど、もう離れられない………もう彼無しでは生きられない………好き、離れられたら捨てられた気分に成るから嫌……それに強いし運命を感じたから………)
「私がお父様を説得しますから、大丈夫ですわダーリン」
(お姉様を何時か出し抜いて、私だけ毎日愛されたい………好き………彼と家庭を持ちたい………本能的に………彼との子供が欲しいです)
彼女らの内心の想いは悪魔の液体の影響か、はたまた雅史が何か飲ませたのか? 果たして、事の真相は謎である………そして雅史は思った。
まだ付き合って無いよルーテリア皇女様、確かにヤっちまったがまだ彼氏には成って無いよ、皇帝に頼む報酬は私の過ちで皇女が決定事項だ、責任は取るよ………そして途中二人の部屋に寄り、二人に新しい服を着て貰う……外套で下全裸は、皇帝に私が殺される可能性しか無い、そして着替終わった二人に先導され、着いた執務室の扉を開けた先には…………
次回に続く。
ルーテリア「あの花梨て子がヒロインだったら、私達の出番無かったらしいですよマリアお姉様」
マリア「まああの花梨て先輩ヒロインは、ストーカー部門だから需要が無いからもう出ないわよ」
花梨「私はストーカーじゃあ無いもん! まだ、何処かで復活の可能性あるもん!」
セーラ「早く私を迎えに来て…………我慢出来ない!」