表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
元おっさん,猫と異世界ライフと旅に出る。  作者: 猫を愛でる会
番外編 惑星旅編
221/260

蒼き星ベルファースト

 のんびりした日々の次は新たな星に向かい、コインに運命託して新たな場所に向かうが、うっかりティナが他の銀河を触ってしまい、また長い移動後また違う惑星にやって来た。


 そこは文明がそれなりに栄えた星、名前はベルファーストらしいが微妙な星の名前だ、そして私達が居る国はベルファルベスト王国らしい、何か聞いたことある名前のに似た国だな…………私は、情報収集にティナとルナリアとルリエにトムを連れ、更新された通訳機能を付与したアイテムを渡して、この惑星基準は余りティナ達の星とは変わらない、ディアンドル服装や魔法使いのローブや普通の服で戦闘してたり、和服やら大正袴女剣士やミニキュロットスカート冒険者等、中々個性豊か過ぎる冒険者が多い。


 獣人やリザードマンに、一部の島にはワイバーンが居るらしいが、まだ異世界に来て名物的なワイバーンの肉は食ってはない、まあ食えるかも分からんモンスターだが。

 近くの街で宝石や要らない骨董品(夜市コレクション拝借)を売り、近くの冒険者組合で冒険者登録をし、木のタグの最下層冒険者からスタートした、最高ランクは白金らしいが災害級モンスター退治をする、とてもハイレベルな冒険者集団が成ってるならしい、他にはハーレム冒険者トウヤて十人だかの女の子を連れた一団の、冒険者パーティーが有名らしく金等級の冒険者らしいが、リーダーのトウヤてのがヤバい強さらしい。


 何でも全ての属性の魔法が使えるらしい、火・水・土・風・光・闇・無属性・Giftと8種類あるらしい、無属性はエクストラか個人的な魔法らしい、Giftは神から貰った生まれながらに貰った魔法らしい、回数制限が有り使い切ると肉体が灰に成るが、とある無属性魔法を使うと復活するらしい………灰に成るって、ドラキュラやヴァンパイアではあるまいし………


 先ずは在り来たりな討伐から始める、ティナには新しい剣を与えた、その名もプラーナソード………まあ生体エネルギーソードだが、これも夜市コレクションから漁った結果だ、エッチな大人のオモチャ未使用は、誰かさんにプレゼントしといた。

 凄く喜びながらマジックハンド的なのを使い、今日もティナ達には永久封印の場所で喜び使ってるだろう、お嬢様とは言えあんな趣味があってアッチに興味あったとは、まあたまに美味しく頂いておりますが…………何ととは言わないが。


 そして現れたのは一角大兎(ホーンビッグラビット)は、牛くらいの大きさの兎モンスター、祭りがある為に大量にモンスター肉が欲しいらしい、因みに赤毛牛(ホーンレッドブル)て牛モンスターは基本、高い高級モンスター肉だから信用が高く解体腕の良い、高レベル冒険者しか受けられないらしい、黙って狩ってどんな肉か知りたいので、こっそり後で狩ろう。


 ティナは軽くモンスターの首を一閃し、切り落としトムは軽く殴り倒しルリエは軽く、神速を使い他のモンスターまで倒し、ルナリアは張り切り過ぎてファイヤーボールで、モンスターを燃やしたりアイスランスの氷柱で氷漬けにし、燃やしたのはまあ植物だから良いが、氷漬けのはまた違うモンスターだし筋肉隆々のゴブリンだし。


 私は暇だったから木の棒を木刀にして、一角大兎を木刀で殴り倒し依頼に無かったモンスター合わせ、キューブに入れて冒険者組合の引き取り窓口に、モンスター肉と素材とドロップ武器を売り払った、何故か全員組合の奥に呼ばれ何かの装置に掛けられた、まあ他人から奪った物と思われたらしい………そう言うのが、普通に此方も在るみたいだ。


「アイツら以来の快挙か………まさか、ヤマーダ以来のとんでもない冒険者が現れるとはな…………」


 そして今は片目傷のスキンヘッドの、ノースリブのこの協会のトップらしい、何故か遠くを見ながら独り言を言う………ヤマーダで山田だろうか?

 某作品のアレの名前でなくって良かったが………


「色々やらかしたあの目付きの悪い、神の使いの嬢ちゃん達も元気にしとるかなぁ~」


 何か知ったラノベに出そうな、人間が居るらしい新たな銀河の新たな惑星らしい、そしてランクを少しジャンプアップして、木札から赤い冒険者カードに変わった、赤等級は普通冒険者扱いらしい、因みに一つしたは銅錆び色冒険者カードで銅錆び等級の、初心者カードらしい………木札は駆け出しても無いらしい。


 因みにヤマーダは一気に木札から、白磁等級………普通の冒険者のレベルで四番目の強い等級、因みに金に銀に銅がその上の等級、オリンピックみたいだな………その辺り。

 結構稼いだし近くのレストランで飯にした、普通にサンドイッチや魚のフライやポテトフライ野菜煮込みスープ、堅い黒いパンにポテトサラダ………なんか、誰かを思い出しそうだな。


 鳥らしき照り焼き風を、粒マスタード掛けた物やフランクフルトをふた回り大きい、そのまんまなビッグフランクフルトはなんか悪意を感じる、何故かって………マスタードしか無いし作りが荒いからさ、私はケチャップだけ派なんだよぉ~。


 ポテトグラタンは大変美味かった、普通にシンプルにジャガイモだけの具材、ちゃんとシーフードグラタンも在ったが高いよ、海から離れた街だから高いみたいだけど川の魚は安い、トムは川魚のムニエルとかを食べてる。


 ティナとルナリアもトムの美味そうな、食いぷりに同じのを食べてたが………また大量に食うなトム。

 ルリエは普通にサラダやらスープやらを食べてた、たまにデカイズッコケはするが前よりドジは改善された、大抵被害者はルナリアかミサーナ嬢だが…………狙ってないよな?


 一応ティナやルリエ達に出会って、一年近くに成りそうだしそろそろ恋人とかに渡す、プレゼントでも作って喜ばせるかな、恋人に成ったりしてからは半年とは数ヶ月とかだけどね。

 エナには特に感謝してケーキでも作るかな、あとそろそろどっかのオッサンの様子を見てこないとな、大丈夫だとは思うがスランプによる借金前科持ちだからな。


 食べ終わったら店を出て、調味料を買ったり食材を買ったが小麦粉はやや荒さが残ってる、まあ試しに買った程度だかは問題はない、香辛料は粗挽きが多いし丁寧な仕事でも日本のより質が悪い、だがまあ異世界だしそれは仕方ないと割り切れば楽。


 果物はありふれてるので、ショートケーキ様にイチゴと種無しチェリーを買い、イチゴショートとチェリーショートをエナに食べさせる予定。

 何故かルリエが背中に視線を送る、どうせ私のも在りますよねマサシさん的なだろう、全く日の浅い彼女は困ったもんだな…………


 まあ一番日の浅い彼女はミサーナだけど、もう嬢は付けなくて良いかな………面倒だし彼女だし、だが微妙に彼女かは言い難い付き合いに成ってるが、アレは恋愛と言うよりは………まあ良いか、色々教えちゃったし実践で………


 今日辺り可愛がってやるかな、エナとティナとの時間に割り込まれたく無いし、さてそれよりもだ何故に新しい武器を買って来たティナ、しかもがらくたを…………


「だって、他の星の武器は違うかも知れないし」


「私は杖を買いましたよ」


 ルナリアには聴いて無いし、そもそも何故にバトルスタッフみたいな杖を買うんだ?


「魔石らしきこの杖なら、最近冒険者に成れそうですよね、マサシ師匠」


「…………知らんがね………」


 呆れる内容だったので、溜め息混じりに言ってしまうと………


「返して来ます…………」


 しょんぼりしながら武器屋に返品に行ったが、返品手数料を少し取られたとか言われた、この惑星は返品に厳しいのかな?


 次の街に向かうか考える為に一旦戻り、ケーキを作りエナとティナとルリエに出した、満足そうに食べてるしルナリアは魔法の集中トレーニング中、なのでミサーナを構いに行くと案の定、色っぽい吐息で待ってたので沢山構って可愛がった。


「もっと私を可愛がって、マサシ様………アレが切ないの」


「全く私が居ないと駄目に成ったな、ミサーナ」


 上目遣いをしもっと欲しそうな顔をしたので、たっぷりとキスのオマケ付きでミサーナと過ごした、何故かこの頃は更に可愛く甲斐甲斐しく成りつつ在り、エナをお姉さまとも言い始める始末、エナがたまにミサーナが怖いと言う、前はややワガママな部分が在ったが今は、エナにもルリエにもルナリアにも、何故かお姉さま扱いだしティナとはぬいぐるみ談笑してるが、趣味のクマのぬいぐるみの色合いやらでバトルが起きる以外平和だ。


 もし異世界にテデ○ベアが在ったら、絶対この二人は買い漁ってるだろう、買う為ならお金を散財させる勢いの二人だからだ。

 さっきの街の雑貨屋でティナがクマのぬいぐるみを、何個か買ってたのでたぶんミサーナの分も在る筈………たぶん。


 たっぷりとミサーナを甘やかし、玩具は気に入らなかったらしいので処分品として、この惑星に売っとこう大抵需要は何処にでもある。


「やっぱりマサシ様じゃあないと、私は満足出来ません」


「可愛い事を言って、もう少し欲しいだけだろ?」


「…………もっと…………して」


 さて何をもっとしてかは秘密だ、たっぷり更に甘やかしてミサーナはその後、部屋に満足して帰って行った。

 結局ミサーナにはぬいぐるみは渡らなかった、何故に知ってるかと言えば………ティナの部屋に買われたぬいぐるみが、部屋に飾られてたからだ。


「ミサーナにはナイショですよ!」


 ティナは人差し指を立て、可愛くポーズを取るが可愛すぎて抱き締めてしまった。


「エナお姉さまが見たら、マサさん殺されますよ」


「この程度で嫉妬はしないさエナは、可愛い婚約者だしな」


「むぅー!」


 ティナが拗ねたが、ティナだって婚約者で恋人なんだが、拗ねる程の事は言ってない。


「どうせエナお姉さまの次ですヨォ~」


 面倒な拗ね方をするティナだ、毎日三人で川の字で寝てるのに全く、たまに独占欲を出すなティナは。

 そしてその日は銀河鯨で移動し、翌日は王都ベルファルベストに到着した、近くに大きな湖と巨大な白い外壁にペンタゴンの形をした、巨大な王都はミサーナの出身国の王都アクシズより大きい、マップ確認ではそれぞれの管轄門には王都警備騎士本部や、王都騎士団演習兼本部に近衛騎士本部等が隣接してるが、だが一つ湖に隣接する方は海軍本部が在り海に続く運河の、警備やら隣接する国の密漁等の海関連の犯罪を取り締まってるらしい。


 一応海には軍艦が在るらしいと、キューブが解析の一部情報を開示した、軍艦は帆船であり中世木造戦艦末期程度らしい、この国はマトモで侵略や略奪を目的の航海はしてないらしい、貿易は盛んな方で結構幅広い友好国と取引をしてるらしい、まあ今回は旅ではないのでエナとミサーナとティナを連れ、王都散策に出掛けた。


 エナは可愛く白いワンピースと白いポーチ、ティナは黄色い暖色系ワンピースにミサーナは、エナのお付き風の侍女には見えないが、白いブラウスに藍色ロングスカート姿でエナの後ろを歩く、たまに三人を値踏みするイケメンとか貴族らしき太った男に、剥げた冒険者や金で装備を派手にしたイケメン残念冒険者や、ねっとりと値踏みをしてる怪しげな男等が居る、たまに勘違いした馬鹿が来ては言う。


「そこの白いワンピースの女、俺様の女……ぐぇ!」


 私が殴る前にティナが、ハートブレイクショットを放つが死なない程度にしろよ、だが諦めるて学習能力は無く挑む馬鹿な強者が居る、それは金ぴか鎧に宝石を散りばめた自信過剰の、ナルシスト成金的な冒険者達は私が魔法で吹き飛ばしてはないが、悪夢の魔法で目覚めるまで悪夢を見て貰う、ティナが殴り倒した屍と悪夢にうなされる屍が、王都に散乱する異常事態になにやら騎士が来たりして、回収してたりたまに警備兵が言う、「馬鹿がまたらやってるな」とか「馬鹿は死んでも治らないぜ」とか、高い装備のナルシスト達を運んで行ったりする。


 たまに大捕物だったらしい騎士が現れれ、「コイツは闇奴隷商人のデルガワだな」とか、「コイツも麻薬取締の指名手配犯の、テンッロウだな」とか、ティナが殴り倒した中に大物が居たらしい、他にも横領疑惑のキシータて財務政治貴族幹部やらやら、アルベーて言う裏金着服疑惑政治貴族の幹部やらが、大量に捕まってるらしいが………それを民衆の前で言うなよ、まあたまにその幹部に卵投げてたり、腐った野菜を八百屋と投げてる人が居たな、本人が動けないからこその鬱憤晴らしだろう。


 まあ騎士もそれを狙って言ってる気が、他にも女性を食い物にしてたらしきナルシスト集団が、眠ってる間に女性達から被害を訴えを聞いた警備兵が捕まえたりと、何故か王都のゴミを引き摺り出してる気がする。


 何か疲れたので小綺麗なカフェらしき店に入り、有料の水は飲まずに軽く紅茶を飲んで休む、紅茶はやや渋目の紅茶だ他にはミサーナは青紅茶を頼んで飲んでたが、それ………ハーブティだぞ厳密には………他にはティナは、青バラを浮かべた青色素の紅茶を飲んでたが、それ美味いのか? だが暫くすると、微妙な顔に成ってた。


 こうして暫く休憩にした。



 ティナ「この紅茶、美味しくない…………」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ