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元おっさん,猫と異世界ライフと旅に出る。  作者: 猫を愛でる会
番外編 惑星旅編
219/260

南国リゾートの国、グランドアースでバカンスを

 アパネールを出発し、今度は海を渡り南国の国グランドアースに来たが、アースて大地て意味だが………確かに壮大に広がる自然や、赤い大地が広がる広野とか在るが………それよりも、この国は何故かオーストラリアにそっくりな気がする。


 アデレードから暫し電車とは言えない、何かリニアみたいな乗り物に乗り旅をしたが………スピード速すぎやしない?

 アッと言う間に目的のリゾートに来た、ホテルは大人数でも対応可能なコテージにして、無人運転の貸し切りバス? たぶんバスに乗って向かう、一応大奮発して貸切りのリゾートビーチ付きを、駅改札近くのホテルやコテージを当日予約出来る窓口で、保々全財産(この星の)を出した。


 全員異世界の様に乗り物に、心踊らせてるが………踊らせ過ぎてダウンしたのが居る、そうルリエだ………はしゃぎ過ぎだぞ。

 ゴメンまだ居たわ、ミサーナ嬢君もかよ…………なんだかなぁ~


 数分バスらしきのに揺られ、着いたコテージに降りてスタッフに案内され、私とエナとティナは同じ部屋であとは個室にしたが、まあ文句はあるまい…………


 水着に着替えて暫く経ってからビーチに向かった、だがティナもエナも海に入らずにリクライニングチェアで、ゆったりと寝る様だ………


 元気一杯にアレを揺らしながら走ってくるルナリア、それをイラッと見るティナとエナ………バインバインかよ。

 そしてアロハシャツ的なのを着て、釣竿とグラサンで現れたトムとアカツキ、何か久々なきがするが何故だろうか?


 二人は波打ち際に行き釣りを始めた、ルナリアは私の腕を谷間に入れて、何かおねだりの様に上目遣いで見る。


「マサ、それ以上鼻の下伸ばしたらもう許さないわよ」


「私は心が広いですから、私はあの程度では動じませんよ」


 動揺してるぞティナ、まあルナリアまでならまだ許容範囲だが此よりデカイのは、何か私の守備範囲には入らないし全く恋愛対しに入らないだよな、基本アレだし………やはり小ぶりが最高だぜ!


「何か微妙に認めたく無い事を思われた様な」


「マサは…………全く…………私だって本当はもっと………」

(胸が大きく成りたいわ!)


 だが成長期はもう過ぎ去った後の祭りだ…………


「好きな人に揉まれれば、成長するてアレはガセね」


 普通に迷信だが出産後に母乳の為、バストが成長するとかしないとか、だが残念な事にその後バストが小さくなる人も居るらしい。


「私はまだ成長期ですから、まだ諦める時間ではないはずです」


 だがエスティナは知らない、もう差程育たない現実を。


「平和だなアカツキ……………」


「平和だねトム…………」


 呑気に釣りをしながら言うトムとアカツキ、そしてゆったりと流れる暫しの休息は波乱の幕は上がらないが、夜の営みは激しさを増して行くのだった。

 大人気ない雅史はビーチバレーでも容赦は無い、1対4だろうが彼女だろうが婚約者だろうが、勝負に手加減無しにアタックを容赦無く使う、まあ一人だから一人二役で攻撃してたりするが………一人、顔面にバックアタックを食らい屍に成ってるルリエ、魔法で腕を守っててもボールを拾えないルナリア。


 彼女達の野望は大人気ない雅史に打ち砕かれる、あと一ヶ月延長バカンスの野望は砕け散ったのである、雅史はピンチの財布を守りきったのである。


「バカンス延長してよ、マサ」


「ねぇ! お願いよぉ~」


 南国のバカンスは彼女達に何の夢を与えたのだろうか?


「もう少しスパで身体を綺麗にしたいの」


「もっとお肌を艶々にしたいの、ねぇ? お願いよぉ~」


「私ももっと艶々に成りたいです」


「私もですわ」


「ではミサーナ嬢は自腹でお願いします」


「無理ですわよぉ~(号泣)」


「今日も平和だなアカツキ………」


「だねトム…………」


 平和なのはトムとアカツキだけだった、そして延長はなく人気の無い場所から銀河鯨に帰り、仕方なくスパリゾート的な設備無いか見れば在ったには在ったが、何か怪しげなマジックハンド的なのだったので、無かった事にした………エッチなのは自分だけで十分だとも内心おもってたりするが、後にミサーナに使ったら変な性癖に目覚めたミサーナだったりする。

 一応どんな内容かは秘密だが、ミサーナはこのマッサージハンドと雅史無しでは生きられない身体に成ったとだけ、此処ではそう伝えよう。


 トムとアカツキには身体の疲れが解れたらしいが、トム達が疲れを解れればミサーナは違う世界に目覚める謎のマッサージハンド、雅史はトムとアカツキとそれにハマったミサーナ以外、使えない様に封印したのだった。


 再び海で釣りをし、違うバカンスを楽しむがスパ魅力は払拭出来ない女性陣達、私は溜め息をしながらトムとアカツキと釣りをする、何故か釣れるレヴィアタンブルー………まだまだ釣れるらしい。


「今日もから揚げ~♪ 明日もから揚げ~♪」


「今日はから揚げ~♪ 明日は刺し身尽くし~♪」


 欲望が垂れ流しだぞアカツキとトムよ、あとトム………昨日刺し身尽くしだった筈だが?

 そんな事お構い無しに欲望を垂れ流しながら、トムとアカツキの歌は続いたが私にはキツイ時間だった、変な歌に洗脳されるかと思った。

 夜は残念ながらレヴィアタンブルーのステーキき風を、わざと出したら何も言わずに食べる二人だが夜の酒は直ぐに酔い潰れた、何故かルリエがワインではなく酒泉の酒を飲み色っぽく飲む、何かルリエでは無い様な大人の色気を感じるが、何故かワインを飲んだ途端酔い潰れた………訳分からんな………


 エナは絡み酒をするので部屋に連れて行き、寝かせて着て白夜とクロとこの星の酒泉を探す旅に出た、まあ朝までには戻るけど。

 色々な人が来ない場所らしき所の山を探したが、温泉は見付けたが酒泉は見付からない、まあついでだから温泉に入って来たが。

 数日探したがとある遺跡近くに在ったが止めた、酔って寝たクロと白夜がぽっくり逝きそうだからだ。


 ある程度堪能したので、銀河鯨を新たな場所に向け移動を開始する。


「マスター、次は何処に向かいますか?」


 アルステッドに言われ悩む、一応この銀河の地図を出して貰ったがピンと来ないが、何か呼ばれてる気がする星に向かった。


「了解マスター………出力上昇開始、全システム臨界開始………」


 さて何故呼ばれてる気がする星に、一気に向かいそして何か大地が浮いてる星に出た、そしてアルステッドが言う。


「マスター、近くで戦闘の気配を感知………迎撃しますか?」


 いや………武器は見える限り無かった筈だが、何処に武器が有るのやら?


「猫畜生を発射許可願います」


「………却下だ」


「………ダメですか? マスター」


 たまにアルステッドが怖い、前に猫に何かされたのだろうか?


「あの猫畜生は、何かムカつくので」


 …………なんだかなぁ~ まあトムやアカツキはダメだが………


「クロと白夜なら良し」

「「待てよ! 雅史よ!」」


 チィ………居たのか………でも二人なら、変幻して空を飛んで戻れるし問題は無いだろうさ。


「じゃあGOで」

「「GOじゃあ、ぎゃあ~!!」」


 ポン太マグナム弾は戦闘有るらしき方に、物凄い勢いで口らしき場所から飛んで行った、私も他の出口に行きエアーウイングで向かったが、白夜達は遺跡らしき壁にめり込んでた。

 そして呆気に取られてる巫女服装の少女と、それを守る白い巨大な狐らしきモンスター、まあ巫女服装だし陰陽師と使い魔て感じかな。


 鬼火の様な青い炎を白い巨大な狐が周りに出し、たぶんゴブリンらしき団体モンスターに放つが数が多過ぎる、魔力かは分からないが少女は疲れてそうで膝を付き、疲労の限界と両手を大地に付くがゴブリンらしき全身甲冑は、仲間の骸を踏みながら前進する。


 まだクロと白夜は復活しない、最後の力を解き放つ様に身体を透明にしながら青い巨大な炎を放つと同時に、白き巨大な狐は姿が消え行く………何かを代償にしたかの様に悲しげに見ながら。


 さて行くかね、だが私はこのゴブリン達を舐めてた、この星は今までのモンスターより強いとは知らなかったでは済まされなかった、まあそれでも何とかしたけど。


「助太刀する」


「…………空から人が…………」


 やっと復活した白夜とクロは、恨みの顔で攻撃を開始した。


「雅史よ死ね!」

「雅史許さん!」


 変幻した巨大なもふもふ姿で、ゴブリンらしき全身甲冑を踏み潰しながら此方に来るので、手加減無く魔法を放つ。


「攻撃するなら、される覚悟もしろよ」


 息をゆっくり吸い白夜達をビビらせる程度に、甲冑達に向けて魔法を放つ。


「ダークフレームレイザーッ!」


 黒き炎の閃光が白夜達に向かい放たれた、ビビり回避する白夜達に黒き炎の閃光に一瞬で蒸発する甲冑、何者も焼き尽くす黒き炎の閃光はその先の遺跡すら焼きながら貫通し、空の彼方に向かって大気圏を貫き宇宙の彼方に消え行く。

 一度放つとエネルギーが消えるまで、魔法は障害物を燃やし尽くす。


「雅史、我等を倒すきか!」

「倒すなら白夜だろうがぁ!」


「攻撃する気だったのは、お前達だろうがよ」


 二人は明後日の方に向き、微妙な口笛を吹く………微妙過ぎる。


「助けて頂ありがとう御座います、オジサン」


 …………今の私の肉体は二十歳の筈だが…………何故、中年と判った!


「間違えました、()()()()


 何だろう、お兄さんにトゲを感じるのだが…………


「それで私にドッキリ仕掛けた、糞ドキュン達は何処ですか? 隠れてますよね?」


 何かこの少女怖いんですが、何? 何言ってんの?


「私がお金持ちのお嬢様と知って来た、あのボンボンの雇われ冒険者でしょ? ねぇ? 早く答えて?」


 何かサイコパス的な何かを感じるのだが………


「…………君が()()()()()()()()()人かは知らないが、私は君に危害を与える気はない」


「? ラノベの読み過ぎですよ、異世界に行くなんて夢物語は夢で叶えて下さいね」


 ダメだ、このサイコパス系巫女は人の話を聞かない。


「それで、何処の施設を使って私を追い詰めたのですか?」


「設備?」


 異世界は広いらしく、モンスターが設備から沸いて来るのかな?


「それとも何処かに私は拉致されて、此処に連れ込まれたのかな?」


 何か分からないが物騒だな、この子の異世界は普通に有るのかな?


「…………あとそこの妖怪は、倒して良いですか?」


「「我々は高貴な存在だ、小娘!」」


「妖怪に高貴な存在は無い!」


「「ふざけんなぁー!!」」


 何か話題が変わったし、頭が冷えるまでポン太達に任せたのだった。


「「何とか弁解しろよ雅史!!」」


「貴方は拉致以外でも妖怪の仲間ですか?」


「私は君を誘拐してないし、そもそもそんな仕事はしてないぞ」


 白夜とクロが頷きなから言う。


「「そいつにそんな度胸はない」」


 何かトゲのある言い方だな、今日は酒も食い物も無しだな。


「…………何か怪しい………」


 こうして地球以外の異世界から来た、この巫女服装の少女の花梨とはもう少し頭を冷やした後に話をするが、ゴブリンの存在を忘れてたがさっきの攻撃で逃げたらしく居なかったりする。

 後にこの花梨も色々やらかしてくれたりする………

年末年始最終日です、次は土曜日からの連休でが一応未定です。

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