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元おっさん,猫と異世界ライフと旅に出る。  作者: 猫を愛でる会
番外編 ドラルーラ国~ノーラス国・スノーフラワー国編
211/260

へっぽこエルフのルリエ参上!

 異世界人と知られてから、告白して来るシャロとゴブリンから助け食べ物で惚れたミサーナ、ろくでもない理由で告白されたり婚約者にされたりと、私を好きに成った訳では無い恋愛何て私は嫌だ!


 私は逃げ回り食事は私は作らない、まあ普通にシャロさん作れるし放置しても問題は無い。

 ゼノンクソオヤジは、某マンガの技の実験台に成って貰ったら、全裸で鼻水流しながら土下座してた。

 次は高速ジャイアントスイングを、ゼノンオッサンに試そうとしたのに。


 大量購入したスパイスを使い、スパイシーチキンを肴にどんちゃん騒ぎをした、そしてそのどんちゃん騒ぎ二回目の油断した私は、とある朝隣にミサーナが裸で私の腕枕で寝てた。

 布団の中を見て下は履いてたが、頭痛を超えた痛みが頭に走るのを感じて近くを見れば、ベッドから落ちてるシャロ………君もグルかよ、しかも全裸に近い格好…………風邪引くぞ暖かくてもな。


 私はまだ誰とも結婚する気はないが、ミサーナのお………イカンイカン私はまだ身を固めたく無いぞ、そう言えば昨日何故かポン太達が沢山酒を飲ませて来たな、まああの程度では今の身体では酔わないが、ゼノンオッサンが何故か青い顔をしてた様な、しかも途中でトムとアカツキがダウンしてたが何故だろうな?


 高級な酒をたらふく飲んだが、アレは美味かったしまた酒泉以外の異世界酒をポン太と飲むか、アイツら結構強いからトム達より酒豪だからな。

 身支度をしてセカンド部屋を出て、外から鍵とカンヌキにバリケードをして、トイレは部屋の中の個室が近くに在るので大丈夫だろう。


 次はサード部屋で落ち着いて寝よう、安眠はストレス無い生活に必要だ。

 再び途中で降り植物モンスターを狩る、面白い効能の物や珍しい蜂蜜に薬草に不思議な黒い茸は、松茸より高い高価な茸らしいが、エルフが食べると妊娠率が跳ね上がるエルフの精力茸らしい、名は香茸て言うらしいがそうには見えん。

 人間には少し効果が在るが、病み上がりの人間に食べさせると効果は在るらしい、ならポーションの材料に使えそうなので、腐った木の幹の一部をぶち破り採取。


 若い木には生えないが、樹齢九十年以上の木から生え始めるらしい、トムとアカツキは近くの小川で釣りをし、ポン太達は酒泉を探しに変幻して何処かに行った、空の樽を大量に持って。


 シスコンは殺意の目で更に私を見る様に成った、私が押し倒した訳ではないぞ、アレは君の姉が結託して私を襲っただけだ、私は悪くないし手を出してないしそんな関係に成ってない、此で身体の関係に成ってたら色々ダメージ在ったな、あの金髪のエリーは別だが…………男のロマンやら保護欲やら色々、エリーは掻き立てられたからな………ミサーナも無い訳で無いが、動機が不純だからな………アレで冷めたな。


 ゼノンジジイはシスコンを引き摺りながら、工房に入って行ったがそもそもあのジジイが言わなければ、こんな事態は起きてはない………疫病神ジジイだな、やらかしジジイだけどなアレは………さっさとスランプを、抜け出してくれないと新天地に連れて行けない、まあ行っても良いがまだ旅してない場所なんだよな、芸術の国らしいしね。


 何種類か下級薬草や中級薬草に、高級薬草にロイヤルゼリー中級に網状の黒い茸に白い星網状の茸を、工房の奥の調合室に入り鍵をロック、殺菌灯とエアーシャワー室を通り白衣と防護服を着て、更に素材はボックスに入れ少し特殊な調合を始めた。


 茸の一部をメスで切り試験管に入れ、高級薬草の絞り汁を黒と白の茸の一部が入った、試験管に注ぎ蓋をして少し撹拌してから、次は上級和蜜ゼリーを投入し撹拌機に試験管を入れ、高速回転で撹拌するとあら不思議な特殊ポーションの完成。


「さて、人助けと言う実験の始まりだ」


「また実験て言う名の、研究みたいだね」

「美味しい魚料理が良いなぁ~」


 アカツキのセリフは聞かなかった事にして、私は実験台を探し呪いで死にそうな人間を解呪して、鉄か面で無理矢理ポーションを飲ませて去ると、数分後効果が出てベッドから立ち上がり私を怒りとお礼を言いながら、何故かトイレとか探してる実験台の少女と走り回る少女を見て、号泣するその少女の両親らしき男女だが………


「アレ、誘拐した貴族の娘らしいよ………これで、身代金とか言ってるし」

「退治だね」


 トムとアカツキに任せ、私は次の白の実験台を探すがついでに言うとこの後、トム達は少し犯人扱いされたが娘さんと、布袋にいれてた犯人を出したら色々と感謝されたらしいが、面倒が増える依頼をされたので逃げたらしい、そして私は新たな実験台…………


「私の不治の病は、あの先輩を…………」


 それは恋の病だな………紛らわしい、次を探そう次を。


「このままでは娘を一人に………何故、神は私と妻にこんな病を授けるのか? 妻と駆け落ちしたからか?」


 何か深刻そうだから実験台に成って貰った、まあ地球でもお馴染みな厄介な病気だったが、翌日見に行ったらだいぶ回復傾向だったが、少し調合を変え酒泉の不思議な効果も足したのを、また飲まして逃げた………逃げないでくれとか聞こえた気がするが、翌日完治近くまで回復してたが此を地球で売れば、大儲けだがそもそも地球に行くすべはない、翌日には完全回復したので、何かの時様に作る事にする。


 そして反省させた二人を開放し、一応首輪をさせた………発信器付きの脅しの首輪、私を襲うと首輪が首を切断すると脅しといたら青い顔して、逃げて行った。

 そして一応二人に言う、私が手を出すかは君達次第だが、今はマイナス評価だから無いなと言ったら、両手を付き絶望してたな。


  そしてエルフの国上空を通過中に、此方を見上げる銀髪のユルフワロングの、美少女エルフに興味が有り降り立つと。


「…………私をあの生き物に乗せて下さい、実家から早く仕事しなさいと怒鳴られておいだされて、今はお友達の家に居るけどそのお友達の、肩や腰のマッサージで私の疲労はピークなんですよぉ~(泣)」


 知らんがねぇ~

 まあエルフの仲間も悪くない、エルフは弓や細剣が得意で精霊魔術とか、確かファンタジーな作品では貴重な種族だが、このエルフに弓の可能性は低い気がするが、エルフだしなんとか成るだろう。


「それじゃあ荷物纏めて来なよ、まあ働いて貰うけど」


「ハイ、なんでもしますよ出来る範囲で」


 てな訳で自己紹介をしてから、銀髪エルフのルリエは荷物を纏めに向かった、一応アカツキが一緒に行き暫くすると帰って来た、エルフらしく木の移動は感心するが地上に降りると、石に躓いたりするドジっ娘を発動する…………不安しかない。


 ルリエを連れて銀河鯨に戻り、得意な技術を聞くが………相当ポンコツだったが、剣はなんとか成りそうなので稽古を初め、少し移動してアカツキがサポートしながら、近くの街で冒険者登録と素材の売却をしつつ、ルリエはとある二人に睨まれるが陰湿な事は無いみたいだ。


 更に進むととルーベルト国で、モンスターに単独で突撃してモンスターに、ぼこぼこにされながら喜ぶ変態女騎士に、デカイカエルモンスターに上半身食われてる女らしき二人に、ファイヤーボールやアイスランスで、大量のカエルモンスターと戦う、冴えない少年と胸がややデカイ三つ編み魔法使いが、何かを叫びながら戦ってたが、まあ放置決定で。


「そんな筒で下が見えるのですか?」


 不思議そうに聞くルリエに、双眼鏡を渡して使わせると何故か、カエルに食われた二人の足にビビったらしい、パンツ丸見えと穿いてない二人のスカートの中、とんでもねえ変態の下半身に、ルリエは此方をみてジト目で私を睨む。


「エッチ!」


「私にも見るのを選ぶ権利は在る」


 はっきり言ってただのエロゲシーンにしか見えん、しかも片方は黒フリル紐パン………冴えない感じの少年が、必死でそちらの方に向かって攻撃をしてる、アレは助けるとか以前の話な気がする。


 そして途中で聞いた噂を確かめるべく、王都ベルセルク近くに停泊し王都近郊の草原に、夜も更けた頃に降り立つと到着時には居なかった、モンスター達が現れ始めた。

 黒い毛に紅い瞳のナイトウルフに、赤紫の羽根の死の鱗粉を撒くデッドバタフライ、黒い三角キャップをしたダークキャップデスゴブリン、普通のゴブリンの四倍強いらしいしがさらに、凶暴な手に持つデスサイズは鋼鉄の鎧すら、簡単に切り裂く鎌らしく出会ったら死の覚悟が必要らしい。


 私は刀を抜き、トムとアカツキはまたとんでもない格好で、何処の戦場に行くんだと言いたくなるフル武装をしてる、ルリエは二人に唖然としてたが、ルリエにはトム達が弱らせたモンスターを、トドメを刺して経験を積ませる。


 ルリエが扱えそうな剣を渡して、トムとアカツキのスパルタルリエ特訓が開始された、先ずは鱗粉以外楽勝のデッドバタフライを、瀕死寸前に特殊弾を撃ち込みアカツキがルリエを急かす、ルリエが倒したモンスターはキューブが回収する。

 そしてあらかた倒すと次は、ナイトウルフを標的にするが残念ながら、私が少し多めに倒したので少ないが、ルリエ的には助かったらしい。


「デスバタフライを20体も倒したので、少しは手加減して下さいよぉ~」


「…………………却下」

「ダメだね、もっと倒せよ」


 冷たい声でトムが言えば、アツ苦しく言うアカツキは何か面倒、ナイトウルフ肉は後で食べれればジビエハンバーグとか、色々考える予定だ。

 だが厄介なのは私が狩る、素早い動きでゴブリンとは思えない筋力、凶悪なゴブリン顔だが防御は紙装甲の、火力と機動力優先の脳筋残念ゴブリンだが、防御力以外は厄介過ぎる強敵だが、影豹とかの更に厄介なモンスターよりはマシだ。


 月下桜はモンスターの血を、桜の花吹雪の様に変えモンスターをたまに、一撃で即死させる不思議な太刀だが、たまにモンスターの骨すら軽く斬る切れ味には、正直ドン引きだ。


 そしてヘタッたルリエを連れ、真夜中に撤退して汗を流してからゆっくり休んだ。

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