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元おっさん,猫と異世界ライフと旅に出る。  作者: 猫を愛でる会
番外編 ドラルーラ国~ノーラス国・スノーフラワー国編
209/260

遂に登場ミサーナ

再び分岐の世界ですが…………

私のダーツはエルフの国のエデルフリートと、怪しく刺さってる経済の水の都ファンタジアに刺さってるが、良く見るとレーティシア国の王都アクシズ付近にダーツの後が、まあ仕方ないからファンタジアにも寄る。

ファンタジアで私は適当に買い物を、トムとアカツキは食べ歩きに向かい、夕方までに合流しないとな置いて行くと釘を刺しておく。


私は硝子工房を見回り、欲しいワイングラスやカクテルや酒泉で使えそうな物を買い、次に陶器職人街に行くが名人は高いからそれなりの腕の、それなりの物を作る工房を見て回るがいまいち。

何かマフィアらしき集団に、金払えと脅されてる職人を助ける事にした、リンチする悪党はゴキブリと同じく沸いて出るから、見付けたら駆除しないと増えるからね。


「何だ貴様は!」


「俺達の邪魔をするなら、痛い目…………」


そんなテンプレは要らない、さっさと眠れ。


「グヘッ!」


「嘘だろ!? こんなデ………」


かかと落としを食らわせ黙らせる、神速で倒したが問題ないだろう、マフィアに魔法で本拠地を喋らせ、たぶん話を聞いた辺りだと街の領主には渡せない、冒険者ギルド本部にでも放り投げるか、手紙を添えて。


「助かった………俺の名は……」


私は名乗りを制止した、聞いても他人だしオッサンの名前を聞いても、何の得も意味も無いからだ………そんなに関わる気はない、私は一応悪党倒してストレス発散と、助けたお礼にとある要望を聞いて貰う為だ、借金してそうなこのオッサンに。


「アンタ、借金有るのか?」


渋い顔をしオッサンは話す、数年スランプで作品や日用品すら安くしか売れない、更に作品は昔の全盛期の劣化コピーと言われて買われない。

正規の金融からもう借りれないから、裏金融に手を出してしまった事で本来なら一ヶ月後に取立てが、うっかり昨日高い粘土の買い物をしたが、何時もなら掛からない詐欺に逢い今日取立てられてるらしい。


「正規の金融の借金を、私が貸すから頼みが在る」


「…………どんな事だ?」


「ちょっとしたお使いだよ、ちょっとしたね……モンスター素材を売って来て欲しい」


オッサンは少し考えてから言う。


「妻が職員してるから、何でも売れるぞ」


「私は余り目立ちたくないから、基本高いぽいモンスター素材を売りに行きたくないんだよ」


呆れた顔されながら言う。


「変な冒険者だな、兄ちゃん」


「借金職人には言われたくないな、で? 受けてくれるかい?」


オッサンは諦めた顔で言う。


「引き受けた、断わったら義理に反する」


「では先に借金返しに行こう、素材売りお使いの前払いに」


オッサンはすまなそうに言う。


「お使いの前払いにしては、高い値段だと思うぞ………借金した本人が言うのもアレだが………」


こうしてローデンス一家は、ファンタジアから移住する事が決定したのだった。

金融機関に払い………どんな物を買えば、こんなに借金出来るのか訳が分からん、このオッサンに頼んだが何故かその妻を紹介され、内密でモンスター素材を売った。


何か変な女性………いやアレは、危険な気配がしたが女性だったが、干渉はして来なかった。

影豹の毛皮と肉に骨や色々なモンスターの、素材を混ぜて売り借金返済貸し以上の資金を得た。


「オッサンは今後どうするんだ?」


「アレを聞いて、この街に居れると思うか?」


ファンタジアの裏の顔を知り、このオッサンは居る事を拒んだが、一応悪党はここの商業ギルド長が隣の冒険者ギルド長に、引き渡してる………引き渡しただろうたぶん………


「引っ越しにもお金が必要よね」


「グフッ!」


オッサンは奥さんの呟きに、ダメージを受ける。

私はある提案をする。


「新天地で一山当てる気は在るかい?」


新天地までの費用は無料で投資もするが、条件を付けた。


「日用品の皿とか、新天地着くまでに作るで」


オッサンは平然と言う。


「作っても構わんが、材料や工房が無い」


「問題ない、材料は心当たりはある」


まあキューブで誰も手を付けてない、陶器粘土と検索すれば問題ない。

オッサンは奥さんに娘と息子の呼び出して、色々手続きをしてる間にトムとアカツキに悪党を減らして貰い、暗くなったら荷物を纏めた一家を連れ、銀河鯨に乗せ東に向かい発進。


オッサンに工房に案内し、必要な道具リストを書いて貰い一家には、暫く拠点でのんびりして貰う。

トムと共に粘土を手に入れ、工房近くに置きついでに道具を加工し、更に必要な物を木材等を投入し作り上げる。


レーティシア国の王都アクシズに到着、トムにオッサンの護衛を任せ四人で、近くの森に降り立つがオッサンは気絶してた、直ぐにアンモニアで蘇生させた。


「ぐふぉぐふぇ………──俺を殺す気かぁー!!」


蘇生完了だ、うるさいからアンモニアを近付けると黙ったので、色々な物に触れて感性を研ぎ澄ませて貰おう。


「遊びで来てないからね、観光は許すが無一文は忘れ無いでくれ」


「分かっとるワイ!」


まあトムに少しお小遣いを渡してる、気になる陶器を勉強費用としてなら良い、常識範囲でだ。

一応森の薬草や薬茸を採取をすると、オッサンは何故か毒キノコを見ながら言う。


「食えそうか?」


「毒キノコ、食えるなら食え!」

「効果はなに?」


トムに聞かれたので言う。


「幻覚や幻聴に腹痛に一週間高熱に、繁殖器官不全………」


「…………娘に良からぬ事する奴に、食わせるか」


「孫を見る機会が無くなるだろうな………」


「グッ!…………」


娘を嫁に将来出したいのか、出したく無いのかどっち何だよ!

採取した薬草や薬茸は、初級の回復ポーションの材料や中級回復薬の材料の、一部が採取出来たが………たまにゴブリンが現れる。


「ゴブゴブ………ゴブゥー!」


何だこのゴブリン? 何かキューブが、文字を出した?


〘仲間に成りたそうにアピールしてます、仲間にしますか?〙


………答えは……………斬る!


「ゴブリンを仲間にするかよ!」


()()()()()()()()()()


「俺はゴブリンじゃあねぇーよぉー」


トムがゴブゴブ言ってたゴブリンを任せ、私は走り()()()()()()()()に攻撃を仕掛ける。


「いえ、ソレはゴブリンですから倒して下さい」


「ミサーナちゃん、酷いよぉ~」


ゴブリンが人間の装備をし、人間の言葉を話すが無視。


「美少女を襲うゴブリンは、万死に価する!」


「だから俺は、ゴブリンじゃあねぇーよ! デブぐふぇ!!」


ミサイルキックを食らわせ、蹴り飛ばし落下点でアカツキが待ち構え、落下直前にマシンガンキックを食らわせまた私に向け蹴りパスし、更にモザイクのゴブリンに神速流星蹴りを更に食らわせ、トムにパスするがオッサンが落ちてた太い木の枝をスイングし、落下点に待ち構えフルスイングで打つが枝が砕ける、だがジャストミートし吹き飛ぶ………なかなかやるな、そして鶏冠頭ゴブリンはモザイクのままピクピクしてる。


「普通のモンスターなら、もう倒されてるが………」


「しぶといですね、()()()()()さん、さっさと駆除されれば良いのに」


銀髪美少女の言葉にガバッと起き、文句を言うゴブリン。


「何でだよ! ミサーナちゃん、こんなに超格好いい俺様だよ? こんなデブぐふぇ!」


超格好いい? 顔が分からないモンスターは、自分がイケメンと思い込んでるらしい……キモ、学習能力が無いなゴブリンにしても、しぶと過ぎるゴブリンだな。


「魔法で吹き飛ばすかな」


「やっちゃって下さい、お願いします他国の冒険者さん」


「そんな、ミサーナちゃん……待ってくれよ」


銀髪美少女に頼られるの、なかなか悪くない。


「では問答無用の、ファイヤーボール!」

「「ついでに僕らも、ストーンキャノン!」」


「糞がぁー!! グヒャァ~!!」


ゴブリンは吹き飛び、森の奥に飛んで行った。


「有り難う御座いますわ、私はエルサレンの領主の娘のミサーナですわ」


丁寧な挨拶をされたが、良く見たら動きやすい服装だが普通の町娘の服装ではない、何故貴族の令嬢が森に居てゴブリンに襲われてたのだろうか?

そもそも人語に高そうな冒険者装備だし、レアなモンスターだったかも知れない、モザイクが顔面を覆ってたが…………


何故かミサーナ嬢は私を見ると、赤い顔をしモジモジしてたがまさかね………勘違いはね、残念野郎に成るので勘違いしてはダメだ、自分に言い聞かせ勘違いしない様にする彼女。

そして我々は助けられたお礼として、ミサーナ嬢の屋敷に招待されたが、ハッキリ言おう………クッキー美味くない………


「…………何かが足りない………」


「ユイお姉様みたいな事を言いますね、ユイお姉様はバターがと言ってましたが、牛乳を加工する人が少なくチーズはブルーチーズが普通ですわ」


欧州はチーズ文化と聞いてるが、この異世界もチーズ文化なのだろうか?


「バターは基本王族や階級が高い貴族の、思考の料理に使われるので地方領主までは回って来ません」


確かに、フランス料理とかバターを使う料理多かったな、異世界でヨーロッパに近い文化ぽいし、食文化も近いかも知れないな………味は同じか分からないが。


「お前さんが出すクッキーや、ホットケーキに劣るな……」


余計な事を言うな、ゼノンジジイ!

銀髪美少女のミサーナ嬢が、興味深々に眼をキラッキラさせて聞いて来る。


「興味深いですわ、ユイお姉様はチーズケーキだけですが、貴方は二品も有りますのね」


………実際にはソレ以上を、()()()()作れます、まあ少し食べさせても構わんだろう、私は甘い考えで出す事にした、この選択であり得ない事が起きたからだ。


「少し食べて見ますか?」


「宜しいのですか?」


トムとアカツキ以外、何処から出すんだろう程度で見る。


私はキューブからクッキーではなく、外国人ウケするだろう金型から作った、チーズ味たいやきとカスタードとフルーツ味のカスタード、チョコワッフル風たいやきを出した。


「…………魚の形をしたスィーツですか?」


「僕はチーズ味」

「チーズ味一択だろトム」


迷わずに食べる二人、ゼノンジジイは食べようとしてた手を叩く。


「俺にも食わせろよ!」


「ジジイはコレ食ってな」


「…………俺…………何故かオッサンから、ジジイに呼び方が変わってんだが?」


渡したのは中身サツマイモアンのたいやき、ジジイに甘いのはサツマイモで十分だ、今までたいした甘味食って無いらしいし、ゼノンジジイ以外は普通に食べたらしいが………何か、あの三人から寒気がした後から、ホットケーキやクッキーは出してない………何か怖いから。


「では私はこのたいやき? を、頂きますわ」


一口食べたミサーナ嬢の反応は………


「味がしませんわ?」


「まあお上品に食べれば、皮ですから中身には遠いですね」


「サツマイモアン、なかなか美味いな………妻達に自慢したら、俺は絶対に首を絞められるな………特にルキアに………」


青い顔に成って行くゼノンオッサン、キレた奥さんに勝てない尻に敷かれた夫婦関係みたいだ。


「美味しですわ、ユイお姉様より」


そして手が止まらなくなるミサーナ嬢、カスタードとフルーツカスタードたいやきを食べ、満足するミサーナ嬢だったが………


「貴方、私の旦那様に成りませんか?」


何故たい焼きで私は、逆ナンされてる? 意味が分からん………


「貴方のスィーツの腕に惚れました、私を毎日スィーツで甘やかして下さい」


私は即答する。


「ことわぁーる!」


「「お嬢様のプロポーズを、冒険者がアッサリ断わったわ」」

「何て無礼な冒険者、まあどんな返事も許さんが……お嬢様は、貴族の令嬢故に立派な貴族との婚姻が相応しい」


何か執事らしき初老の爺さんが、そんな事を言ってたがミサーナ嬢の気配が変わる。


「爺はやっぱり今直ぐに、暇乞いしなさい」


「何故です? ミサーナお嬢様!」


穏やかそうな顔だが目が笑ってない、怒りに似た気配が更にミサーナ嬢から感じる。


「爺は私の婚姻に、意見出来る立場でしたけ?」


「常識を言ったまで、そんな暇乞いされる程では御座いません」


更にミサーナ嬢から怒りの圧を感じる。


「貴方の常識を私に押し付けると?」


「一般的な貴族の御家おいえ戦略、御家の繁栄にミサーナお嬢様の婚姻は生まれた時に、御家の繁栄の為に名の有る家に嫁ぐのは当たり前で御座います」


まあよくある話しだな、だがその時部屋の扉を豪快に開く銀髪のダンディーな男と、爽やかなイケメン貴族の二人が入って来た。


「帰って来たぞ! ミサーナ」


「父上、もう少し声量を下げて下さい」


「孫に会うのに…………何か空気が悪いな、どうしたミサーナ」


この背の高い筋肉隆々で声がデカい、ダンディーな銀髪貴族はミサーナ嬢の祖父らしい、爽やかなイケメン貴族は全く髪の色以外似てないが、その息子だがミサーナ嬢の父親と納得出来る美形だ。


そしてミサーナ嬢は執事が言った言葉を、そのまま二人に伝えるとどや顔で執事は、「当然の事を言ったまで」と言うが二人は激昂し、一声言う。


「前に俺が言った事を忘れたのか?」


「貴族同士の自由恋愛の話しですか?」


「…………理解して無かったのだな、俺らには良い家臣だったが、他の者から長年裏で悪評が絶えなかったが、遂に俺の孫娘の人生まで口出しするとはな、お前はもうダメだ……もう庇う気も失せた………去れ」


執事は焦り言う。


「ガヴリエフ様お待ち下さい、私が何をしたと?」


「お前は…………今の話を、聞いて無かったのか?」


「貴族の令嬢が御家の為に、政略結婚させるのは当たり前ででしょう?」


もうコイツと話したく無いと、ガヴリエフと言われた貴族が疲れた顔で、全く理解してない執事に呆れながら見る。


「コイツに何回言ってもダメだ、俺達の前では優秀だったがそれまでだった様だ」


「では六年間使って来ましたが、ルーベル爺の後釜には無理でしたね父上、ルーベル爺の知り合いの紹介だったらしいですが」


デカイい声で家臣を呼び、初老の執事は家臣に連れられて行ったが。


「どうして常識を言っただけで、クビなんだぁー!!」


逆恨みされたくないので、遠くの地に送らるのだった。


「それよりお祖父様とお父様、わたくしをゴブルリンとゴブリンから救って下さり、しかも美味しいお菓子まで頂きまして………私、惚れてしまいました……」


初恋をした乙女の様に、ミサーナ嬢は世話しなく表情を変える、まさか此れが初恋て事は無いだろう…………だが、トムが寒い爆弾を投下する。


「何処もっては無い…………ヤメテ、冷たい眼で僕を見ないで」


惚れと掘れ………トムのギャグは、この場の気温を下げるだけだった。


「甘いのはな……………」


トムのギャグを無かった事にし、甘いたいやきに難色を示すミサーナ嬢の祖父。


「チーズ味をどうぞ」


アカツキが何故か勧めてる、ミサーナ嬢の祖父と父親は手袋を外し、手に取り一口食べると…………


「家の料理人にならんか?」


「父上卑怯ですよ、私もオファーしたい逸材です」


「ダメです、彼は私の旦那様に成って貰います!」


ちゃっかりアカツキは、メイドや護衛騎士にもチーズやカスタードにチョコを配ってた。

何がしたいんだ? アカツキ、トムはヤケカスタードたいやき食いしてるが、あのギャグは笑えんよトム。


色々ありミサーナ嬢が、私と共に旅をする事に成ったが、ゼノンオッサンは話が終わると部屋の、陶器を観察を始め「全盛際の俺の方がまだ良いの作れてるな」とか、「インスピレーションが枯れなければ………」とか、陶器を見てはぼやいてた。


貴族の屋敷の一室の花瓶とかを見て、何を言ってるやら………ゼノンオッサンは、ガヴリエフ様に連れられて貴族街の陶器が売られてる、店を案内してくれるらしいが貴族の縁の在る者しか入れない為、一緒に行ってくれるらしいので一部モンスターの皮を、迷惑料に渡すと…………


「此れは素晴らしい毛皮だ、ミサーナを頼んだぞ未来のミサーナの旦那よ」


「お祖父様からのお許しが出ましたわ」


「この質のモンスターの毛皮を出されてはな、反対する理由が余り無いしな………ミサーナを幸せにしてくれ」


何でこうなった?


「私はこの方と幸せに成りますわ」


「ナンデヤネン」


「「「?」」」


何かナンデヤネンに変な顔をする、三人だがトムとアカツキを改めて見て、私に三人同時に言う。


「勇者様でしたの?」

「異世界勇者だったのか?」

「異世界のスペシャルだろ?」


異世界のスペシャルて何だ? 、ガウリエフさんのネタが分からないが何時ものネタを言う。


「私は異世界の勇者でも英雄でもありませんよ」

「「僕達は旅のお供だけど?」」


ガウリエフさんの目が光る。


「じゃあ異世界人なんだな、転生か?」


初めて異世界人と見抜かれたが、まあこの人なら大丈夫かな。


「この世界の神様ではない女神様に、身体を貰った異世界から来た者ですが」


ガウリエフさんは狼狽える。


「当たってしまったが、まさか予想外の者だった」


早まったかも知れない…………


「普通の異世界の者は平凡ですが、予想外のスペシャルでしたね」


「他の神の祝福の者か………まあ、ワシら特定の神に信仰してないから、まあ良いか」


あっさりな貴族だな…………

なんやかんやあり、何故かミサーナが婚約者として私と共に来たが、何故かゼノンオッサンは娘のシャロに異世界人と教え、何故かシャロさんからアタックされ初めて、そして物影からシスコンが睨む。


一応まだある普通には売れないモンスター素材を、ガウリエフさんに売ったら何故か「王の献上品ゲットだぜ!」と、はしゃいでた………


残念職人のゼノンオジジは、ガウリエフさんに案内され陶磁器の美術館とか見回り、何か得た様な顔をしてたが先にマグカップとかを作って貰った。


「この便利な窯は職人を駄目にするな」


後で日本式の窯を造るさ、オッサン一家の定住の地でな………


「お父さんは放置して、私と付き合いましょう」


「ご遠慮するよ、シャロさん」

「……………………」


断る度に絶望の顔芸するのやめて…………

途中で香辛料の街、バイエルンで異世界香辛料を買う予定が、何故かミサーナとシャロとデートに成った………私の買い物がぁー


「庶民の食べ物も美味しいですが、貴方の料理が一番ですよアナタ」


何故にマサ様からマサに成りアナタに変わった?


「旦那様の料理は病み付きになるから、ミサの言葉は真実よ」


何で告白断ってるのに、シャロよ妄想既成事実しないで現実を見てくれ、私は誰とも結婚してないしミサーナともシャロとも、結婚するとは言ってないがガウリエフさんに泣き付かれ、ミサーナが可愛かったから仕方なく………そう、仕方なく婚約者までは許しただけだよ、ミサーナが他に好きな人が現れるまでは。


買い物は後回しにして、途中で帰った………無理………回りの視線が痛いから無理だよ。


二人を巻いてから再び買い物をし、私は次に向かうのだった。

次回も続く予定です。

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