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元おっさん,猫と異世界ライフと旅に出る。  作者: 猫を愛でる会
番外編 ドラルーラ国~ノーラス国・スノーフラワー国編
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六人の妻と愛人 アリシアとアネッサの赤髪ヒロインEND編 私達も居るわよ(新たなメインヒロイン枠は一人とは限らない)

私は山本雅史、元地球のオッサン会社員だが異世界旅は面白いが、確かに嫁は欲しいよ……欲しいさ普通にだが、私は融資の変わりにと自分を差し出したシャロと関係を持った。


だがそれでは終わらない………終わらなかった………


次の目的地のハルモニアに向かってる途中で、私は数在る運命の中でアリシアを助けたまでは良かった、そうそこまでは。


「助けたお礼に、私と駆け落ちして!」


意味が分からんが、まあ話的にお見合いから逃げたいからだろう、少し頭を冷やせば落ち着くだろうから銀河鯨に連れて行く。


「一応自己紹介しておくよ、私は山本雅史だ」


「私はアリシアだよ、マサシだからマー君て言うね宜しくマー君」


ちょろくマー君にときめく私って一体………


「宜しくアリシアさん」


「違うよもう少し気軽に………」


少し悩んでから、アリシアのシアをアダ名にする。


「宜しくシア」


「何か恥ずかしい………」


恥ずかしがるなよ、此方が恥ずかしくなるだろ!

何故か私はシアをお姫様抱っこしたまま、銀河鯨の住居にしてる温泉宿風の家に、何か毎回温泉宿とか面倒だ銀河鯨拠点か移動拠点で固定。

シアも何故か抱っこされたままなんだが、何か嬉しそうだし何故だろうか?


私を見付けたシャロが、盛ったメスの様に来るがアリシアを見た途端にしょんぼりするが、だがこの二人が不意に目が合った瞬間何か気が合ったらしく自己紹介をする。


「私はアリシアだよ貴女は?」


「私は御主人様の、愛奴隷ペットメイドのシャロです」


シアの私を見る視線が何故か痛い。


「お父さんの借金を肩代わりして貰い、お父さんの新たな工房を造って貰ったお礼に、私が自ら志願したのです」


何か微妙に改編が在るのだが、説明するのが大変だしまあ放置で。


「じゃあマー君はまだフリーなんだね」


ニコニコして言うアリシアに何故か、腰が引くのは何故だろうか?

何故かアリシアは私を見て、何か獲物を捉えた雌ライオンみたいな目で近付く。


「何で近付くと逃げるの?」


「何かシアから肉食獣の様な気配が……」


「まだ彼女と身体の関係無いのですね、御主人様早く私をベッドで可愛がって、お願い御主人様!」


とりあえずお菓子を食わせて、二人を落ち着かせる作戦を開始と本能が訴えるので、リビングに通して二人にお菓子を出して、紅茶を出すと二人は大人しく成った。


「御主人様のお菓子は最高です」


「紅茶も初めて飲む味だよ、旦那に欲しい」


違う意味でアプローチされてる気が、まあ落ち着けばなんとかナルナルなるダバサー。

アリシアに一筆書かせてから、アリシアの実家に手紙を投下して、頭が冷えるまで旅を一緒にする……銀河鯨の領域限定で。

怪我されても困るし、アリシアは普通に図書館エリアで読書を楽しんでるし、私の肉体危険はシャロだけだ。

毎日何回も求められても困る、まあ子供作って父親に成る状態には陥らないだけ助かるが、そろそろ自分で回復ポーション位は造らないとな。


そして私はハルモニアに到着し、どんな名産のフルーツとか在るか楽しみで行くが、何やら四人の女性冒険者と困り果てた銀髪オールバックと、兵士が居たのでトムとアカツキを引き連れ向かう。


「頼むまだ居てくれ、孤児の子に俺が物凄い泣かれる」


銀髪オールバックの、デカイ声と身長の男が言う。


「我々からもお願いいたします、街の皆から腐ったトマトを投げられてしまいます、だから王都に拠点を移動だけは勘弁して下さい」


だが四人は首を横に振る、そしてピンク色の髪の女剣士が言う。


「領主様が私達の仲間の、ユイに迷惑掛けるのを止めなかったので、私達はユイが嫌なら出て行くと話し、長く話し合った結果ローリエ様が………」


灰色髪の双子の一人が言う。


「『私の屋敷にもうずっと暮らして良いわよ』て、そう許可貰ったから残念ながら私達は行く、それにもう子供達も納得して今の場所が嫌なら、王都に受け入れ先を確保済み」


なぁ!! と三人の男は絶望の顔をする、しかも銀髪オールバックは更に顔色が悪い。


「俺がキャスビルに、くどくどと文句を言われる」


頭を抱える銀髪オールバック、四人は私に気付きそして私の服装に、黒髪の少女は驚いた顔をするが、他の三人はトムとアカツキだな。


「私は勇者ではないよ」

「僕はただの旅のお供だよ」

「僕はただの旅のお供だよ、普通にお供だよ」


アカツキ余分に言うな、変に疑われるだろうが!


「…………」

「…………」

「…………」

「…………」

「…………」

「猫ちゃん抱き付いて良い?」


何か一人だけ元気、さっきの灰色髪の子だなたぶん。


「No」

「拒否するよ」


一瞬で嫌がる二人だが、何故かトムはNoて言ったんだ、普通に無理で良かろうに。


「エルザは猫ちゃんに、フラれたね」


「リザ姉は黙ってて!」


「やれやれまた双子の喧嘩が始まった」


「「うるさいよルキ!」」


「私に文句を言う時だけ、息を合わせないで欲しいな、モンスター退治にその力を発揮して欲しいね」


「それは私も思う………」


「「ユイの裏切り者!」」


「仲の良い冒険者パーティーだな」


普通にそう思ったが、この出会いさえも自分の首を締めるとは、まあどっちに転んでもユイとの出会いは回避出来ない。

後に女神様がそう話した、まあ一番の私の理解者に成ってくれたのは優依だし、優依と共に過ごした人生は悪く無かったと言えるだろう、アネッサもアリシアも私を支えてくれた、とても良き妻だ………たまに口うるさいが。


「本当に待ってくれ」


「パウエルギルマス、奥さんに離婚されちゃうよ私達に迷惑掛けると」


それだけはパウエルは一番嫌だった、ずっと隣で支えてくれた妻だからだ、まあキャスビルにはまだ結婚したとは言わないが、王妃は知ってるがキャスビルに言うと自分をネタに、城を抜け出しサボるのが目に見えてるからだ。


私は一応気になる事を聞いた。


「このハルモニアの名物て、何かありますか?」


何故か全員に白い目で見られた。


「知らないで来たのかよ、ハルモニアは特殊な武器防具の生産の街さ、果物やらはそこらと変わらんよ」


四人も頷きながら言う。


「美味しいご飯はユイの手作りだけ」


「ユイのチーズケーキと結婚したい」


「ルキ……キモ」


「キモい言うなて、ユイ何故にその太った男の後ろに隠れる?」


「ルキ………ゴメン、私はノーマルだから」


「私も普通にノーマルだよ!」


何かコントが始まったが、私を巻き込むなよ私とは違う方法出来た日本人女子高生さん。

今チーズケーキて聞こえたが、まあそれはいでも良いや。


「無いなら次に行くか、二人共………次の目的地のダーツしないとな」


だが四人から依頼をされる。


「私達と旅しない?」


私達は『エェ~』と嫌な顔をした、歩くより銀河鯨で移動の方が楽だから、それに銀河鯨には風呂も有るしキューブの機能使わずに、風呂に入れるがこの頃はシャロに安息を削られてる………

たまには地上旅も良いか、浮遊バイクだが…………


「我々は遺跡で手に入れた、便利な乗り物在るから大丈夫」


浮遊バイクを出すと、何故か元女子高生少女に腕を掴まれ何故か離れた場所で、説教される。


「貴方日本人でしょ、色々仕出かすと大変よ」


「問題ない、私とは違う方法で来た女子高生よ、アレで大抵何とか説明に成る」


「そんなバカなオチは無いわよ」


呆れて言うユイと言われてた、元地球の女子高生だった者らしい。


()()()()()程度では、無いしな移動手段は………今は使いたくないが」


だが優依は雅史に言う。


「あんなバイクを普通に、遺跡から出る訳無いわよ」


「一応人類未踏の遺跡と、たまに疑う茶屋の娘さんには納得されたな」


優依は何とも言えないこの世界の常識に、また頭を痛めるのだった、単純なのか頭が良いのか分からない世界に。


「私あの三人より体力無いから、このバイクに乗せて」


だがそれを阻止する二人が現れた。


「そこは僕達の場所だよ」


「ジャンケンで勝った方が乗る場所だよ」


トムとアカツキが仁王立ちし、ユイのサイドカー阻止に二人は共闘するが………


「じゃあ私がジャンケンに勝てば良いのね?」


「勝てればね」


「トムとは違うのだよトムとは」


「…………アカツキ、次にそんな事言ったら殴るよ」


「…………この頃トムが仕出かしてるし、負けて無いし」


「「………………」」


睨み合うなよ二人共。


「ジャンケン………」


不意討ちかよ、この子恐ろしいな。

不意討ちの結果は言わずも知れずだ、ユイと呼ばれた子が圧勝だった、仕方なくトムとアカツキはジャンケンし勝ったアカツキが、私の懐に入る。


「僕はこの人間のメスの膝か…………」


「今すぐ降りても構わないわよ、猫ちゃん」


「僕の名前はトムだ!」


怒りながらトムは名を名乗る。


「私は小鳥遊 優依(たかなし ゆい)よ、宜しくねトムちゃん」


「ちゃん言うな!」


羨ましいそうな六人、何故そこの三人の男まで羨ましいがる。

あと街の門近くで悲しそうに見る、栗毛の少女が居るが服には血の後がベッタリ、モンスターだよなアレ………人間ではないよね?

何故かピンク髪の剣士が荷台車を急いで持って来て、バイクの後ろにロープで縛り三人は荷台に乗り、何故か荷台車を牽引する羽目に成った。


まあ荷台車が壊れても、私は責任は無いので自己責任でお任せするが、やはり途中でスピードに耐えられず大破した。

あんまり帰りたく無かったが、銀河鯨に四人を連れて帰ったが、性欲メイドシャロが居ないのを確認して、シャロには内緒の場所に行き四人の目的を聞く。


「私達は王都アクシズに向かう旅路で、王都アクシズにはさっきの街とは違う貴族様から借りた、拠点が在るから向かう旅路なんだよ、マサさん」


ピンク髪の女剣士のルキノが言う。


「原因はそこのユイが、さっき居た街の領主に求婚されてるから、しかもチーズケーキが気に入って二人目の妻にと言われて」


双子の姉リザがそう話すと、その妹エルザは。


「前の領主様の息子は、試験中にモンスターに襲われて死んだらしい、まあ年上好きで不倫の常習者で人妻の旦那から、慰謝料請求されそうだったらしいよ」


人妻好きとは破綻した残念な人物だったらしい、不倫はダメだよ相手の家族破壊する行為だから。


私は秘密の場所シャロセーフティハウスで、客人に飯を振る舞う事にした。

結構食材がトム達が倒したので、あの美味いクジラモンスターの肉も出す。


調理の匂いは銀河鯨の後方にダクト出口が有り、淫乱メイドシャロが気付かない様に偽装はしてる。

下準備はしてあるので後は揚げるだけ、アカツキに刺し身を運ばせて、トムは飲み物の準備させる。

トムに食い物の運搬は危険である、絶対摘み食いして持って行ったフリをし、空の皿を持って行き置いて更に次のターゲットを狙う。


なのでトムには食べ物を運ぶ事は不可能、アカツキならまだ我慢が出来るので安心だ、やらかしたらトムがどんなお仕置きされたか見てるし。


「数年ぶりのお刺身…………泣けるわ」


「……………生だよね?」

「お腹壊すよね?」

「でもユイは普通に食べてるわね、涙と鼻水流して」


三人は優依の反応を見てるが、次の食べ物は揚げ物なので遠慮無く食べると……………


「……………私、ちょっと話をして来るね」

「「ルキ、抜け駆けは許さない!」」


竜田揚げ一つで女のバトルが始まった、本能的に優良物件と判断したらしいが、優依も竜田揚げを食べると箸が止まらない、不意に三人が振り向けば優依が無心で揚げ物を食べてるのを見て、危機感を発揮し争奪戦が巻き起こる。


その夜雅史は三人から言い寄られたのだったが、だが翌日のホットケーキやらプリンが、優依の胃袋を捕まえ優依も参戦し、雅史は六人からプロポーズの嵐から逃げまくるのだった。


その後ミサーナとローリエも参戦し、数ヵ月後アネッサも入り後に色々姫とも身体の関係に成ってしまった。

ポンコツエルフは放置して来たが、まだエルフの国に居るだろう。

誰も知らない世界で家族で暮らし、楽しい日々を過ごす。


トムとアカツキもいつの間にやら家族を作り、幸せな時を全員で過ごした、何故かシャロの性欲はいつの間にか下がったが、結局あのオヤジが死ぬまでに借金は返済は不可能だった。


だが死後数年経ったとある年に、売れなかった作品がとある星で売れ、シャロは完済により全ての首輪が外れた。

後に大繁殖した雅史の血族は、色々な世界に影響を与えたのだった、悪い意味でも良い意味でも。





シャロ「ヒロインに返り咲けない!」

アリシア「諦めなよシャロ」

シャロ「私は諦めない!」

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