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元おっさん,猫と異世界ライフと旅に出る。  作者: 猫を愛でる会
番外編 大和神国編
204/260

分岐B完結 トムに弟子入りしたカシム王子と交錯する運命の分岐

曇天模様の天気に荒れ狂う波の音、早速砂浜で不思議な釣竿で釣るバカ二人………

そうトムとアカツキである…………


「魚は沢山欲しいから当たり前」


「トムの言う通りだね」


「アレはダメだな………」


「もう二つ在るし、そっちも海では?」


シアの言葉に目の奥が光る二人は、魚を釣り上げた直後に急ぎ魔法陣に入り、右の転送魔法陣に入ると次は眩しい陽射しに、痩せた檸檬の木は綱渡りの様にギリギリ生存してる様だ。


私とシアは早き替えをし夏らしい服装で……………

まだ肌寒かったので、モンスターに襲われるのもバカらしいので、私は旅衣装でシアはこの世界の標準、女性村娘的な服装にして二人で砂浜を散歩を始める。


日本とは違う爽やかな潮風、昔行った姉妹都市の海岸より綺麗で、今や国際問題化したお隣の大陸のゴミが無い海岸、鳴き砂らしくキュキュッと砂を踏む度に音がする。


白く綺麗な砂浜には桜の色したヤドカリ、真っ直ぐに走る紅色の毛蟹に走り追い掛けるトム、釣竿を投げ他のを追い掛けるアカツキ、騒がしい奴等だ。


「今日はカニ鍋にして貰うぞ!」


「僕はカニ味噌汁を所望する」


何だかなぁ~


「私もカニが食べたいです」


シアもか!!

トムとアカツキは、カニに逃げられたのだった……シアも、私はのんびり見守り一言。


「平和だねぇ~」


三人に睨まれた、まあ私は蟹食たいとは思わないからね。

再びシアと散歩をし、トムは汚い袋を放り投げアカツキは興味が無い、曲刀を釣り上げ要らないやと放り投げる。

波打ち際に散乱する木材、暫く散歩をすれば黒髪を後ろに結った男が寝てた、何処かのアラビアンな貴族らしい服装だ。

綿花らしき服装に、家の紋章らしき物が刺繍されてる。


「死体かしら?」


「水死体ではまだ無さそうだぞ」


仰向けにすると褐色のイケメンだった、何か腹立つから鼻にアンモニアを染み込ませたティッシュを、鼻にブチ込むと悶え苦しみながら目覚めた。


「グエェッ!!」


「他に何か在るのマサ?」


「鼻がツンとするのと、苦味に悶絶する罰ゲーム液体に、鼻フックに胃がダメージ受ける辛いグミ」


楽しそうとシアは、それ頂戴と手を差し出すがもう目覚めてるから意味は無いと、シアに言うと。


「殴ってもう一度寝て貰いましょう」


「俺を殺す気か女!」


鋭いツッコミの様に、イケボで言う褐色の少年の筈。

私の大切なシアに敵意を向けたので、寝技で締め上げといた。


「すいません、謝りますから絞め落とさないで下さい」


仕方ないので解放すると、またシアが頂戴と手を出す。

仕方ないので昔一時期流行った、身体に良いらしい虫の飲み物………名前は忘れたがを、紙コップに入れ渡す………不味いで有名らしい、何故此を女神様は入れたのだろうか?


「水分補給にどうぞ」


「此はありがたい」


一口飲み噴き出す………


「グェェェ!!」


やはり不味かったか………まあ、シアの仕返しにも成っただろう。


「何だ此は!」


「身体に良い(ハズ)の液体だよ」


「身体に良い液体は、不味いのか?」


「不味いね………此も身体に良い飲み物だ」


グリーンの飲み物を渡す、何故に??汁と書かれてたがまさか、あのプリの乾汁ではないよね女神様。


「グゥェ!!」


この汁は何かに使えそうだ、トムとアカツキのお仕置きに使えるかもな、たまにやらかすから。


「此でも身体に良いのか、世の中意味が分からん飲み物も在るのだな」


私とシアは目を剃らす、そしてイケメンは言う。


「それより、大和神国に侵略されるから早く誰かに知らせねば」


一応離島みたいだが、大和神国だが……一応教えると絶望する。

まあ離島だしそれに、助ける気はないがシアとの馴れ初めに成る国だし、滅ばれると後にシアとの子と思い出旅とか出来ないから、此処は侵略者には永遠の退場を願おうか。


キューブから長距離攻撃魔法をチョイス、目標…………まだ侵略者が上陸してないな。


「まだ侵略者は上陸してなさそうだな」


イケメンはぽかんとし、何かを思い出す。


「そう言えば昨日まで海が荒れ、北の空が異常な暗さで大きな雷が何日も続いてた様な」


その犯人は帝と大和女神が、陰陽師や術師に妖怪等に天変地異を発動させたからだ、本来なら雅史が魔法で攻撃するかだが、今回はたまたま大和女神の未来予知に掛かり対応出来ただけ、しかも奥の手は軍港から出てもう開戦の戦闘態勢だったりする。


「では早く、上陸される前に知らせねば」


私とシアは頷き、トムとアカツキを引き摺りながら、転送魔法陣で………


「俺はナージュ王家第二王子のカシムです」


一応名乗ったので名乗り返し、何かトムとアカツキに視線を送ってたので、何時ものネタをしながら真ん中の転送魔法陣で、ダンジョンを出た………何故か伊岡の冒険者ギルドに出た。


あと金髪の美少女のパンツは、白のレースパンツだった………カシム王子は、銀髪少女のスカートの中だが出たあと言っては成らない、地雷を踏んで私のパンツ見たが免れカシム王子は、金髪と銀髪とその護衛にボコボコにされてた。


私は出て来た海坊主ギルマスに、ボコボコにされてるカシム王子の話をすると。


「もう宣戦布告されてるぞ、まあ帝様が神の神託で我が国最強の海軍が出撃した、昨日か今日辺りから拠点潰しの砲撃を開始するだろうよ」


宣戦布告され戦争してる雰囲気ではない、勝利を普通に確信して安全を疑わない雰囲気だ、まあ普通は空気がピリピリしてるらしいが。


「今戦時中なんですか?」


ふと声の方を見ると、カシム王子がスカートの中身を見て、容姿にパンツの文句を言った代償に、カシム王子は護衛に蹴られてる。

あとシアから怖い何かを感じる、金髪少女のパンツ見たからかな、でもなかなか美脚だし普通は見れないよレース柄の白いパンツにガーターベルトなんて。

一回あの秘密の花園に顔を埋めたい、埋めたらシアに殺される可能性は高いが………


「戦時中さ先週からな、まあ各地方の冒険者ギルドと殿だけだしな、上陸しない限り騒ぐ程の事はない、数日後には終戦は約束されてるしな」


自信がある兵器や魔法でも在るのだろう、一応この国の偉い人はと聞き瀕死のカシム王子を連れ、何故か付いて来るロリ金銀娘と護衛、仕方なくアイテムを使い帝に会いに向かう。


出た場所は竹藪だが、陰陽師らしき人が取り囲まれてた。


「お客人……帝様がお待ちです」


「あとおなご三人もお呼びです」


おなごと言われてもな、そこの女性と言わないと理解されないだろうから、シアとロリ二人に言い三人も同行と言うと、何故か護衛が阻止するが式神に取り押さえられる。


そして私達は帝にあったのだが………


「雅史……もう我はお主無しでは生きられんよ」


初対面の筈の黒髪に狐耳と尻尾の、ミステリアス巫女装束の女性、そして蔑む目で私をみるシア。


「この時間軸では私は二番目で良いから、妻にして下され旦那様」


今重要な事を言われたのだが、()()()()()てどう言う事だ?


「何だか分からないが、話を聞こう」


帝は沢山の時間軸の自分とリンクしてるらしい、その何人かの時間軸の帝………由縁は私と結婚してるらしい……複数の妻と。

そしてその複数の妻に、あの金銀ロリも含まれてるらしいと聞き、二人は悩んで……………



◆◆◆



【ハーレムルートB】


決断し何故か妻に成る気の二人と………


「まあ夜のマサを一人で受け止めるのは大変だし、私が正妻なら許す」


由縁がでは私が正妻二番手と言ったら、シアに蔑む目で見られて普通に二番手の妻でと言ったら許された。

何の差だろうか?


そしてカシム王子はトムから、回復ポーションを貰い復活して、トムに弟子入りした。


そして私はハーレム異世界人生を歩む、実家が借金のシャロを救い借金の肩代わりのお礼と、シャロが由縁に何か吹き込まれ、私の夜のメイドに……何故だ?

しかも由縁はシャロの親友のフローラに、何か吹き込み私に同行しその母も同行、二つの王都で姫や貴族や令嬢に吹き込みまた同行、フローラの家族まで同行し大所帯。


ハルモニアで五人が加わり、ついでに由縁は優依の存在に負け三番目の妻に降下、優依とシアの正妻に後に成ったが何故だ?


更にエルフにまた姫に他の星の魔女二人に、そして芸術の国で両親と別れ後に再会するが、孫をみて困惑したが孫にベタベタに成る、ダンディー義父。

最後には異世界の女神まで妻に成った、人生の運使い果たした気がするな。


一人一人の子を産んだが、もう一人とたまに言う。

私達は色々な星や世界のダンジョンを荒らし、生活に苦しむ事は無いが異世界の神々には要注意、ハーレム団体と認識された。


優依とシャロの勉強スパルタに、息子達は毎日頭から魂が抜けてるが、いつか役に立つ日が来るから頑張れ息子達。


そして幸せのハーレム生活は続くが、カルミアとローリエは昼から酒は禁止だ!


【ハーレムルートC】


トムに弟子入りしたカシム王子は、世界的剣豪に成ったがトムにシアに私には勝てない、アカツキは剣ではなく拳だ。


由縁に言われ妻に成ったのは、金髪のエリエリスで銀髪のルーシエは、お試しで夜を経験したら私の身体だけの関係を希望された。

まあ後に妊娠して結局妻に成ったが、次に銀河鯨で他の星に行きアネッサと婚約、何故か寛容なアネッサの両親は魔法学園卒業後に迎えにと言われた。


ついでにその友のフランの呪いと、両親の運命を変えてフランも婚約した、他に芸術の国に寄ると二人の歌姫を妻に引き入れる由縁、そして連れたまま戻りハルモニアで四人の冒険者を護衛依頼を受け、お菓子が何故か胃袋を掴みそして同じく、王都で四人がお世話に成る予定だった王都で、何故か数人に勧誘する由縁。


何故か食い物を食べさせて、その食べ物に落ちる姫と令嬢達はチョロくないかな?

その後残念エルフを妻にし、また姫が加わり………何人目の姫だったかな………

幸薄の美少女やまた姫に貴族令嬢と、何か人生下克上状態だが幸せだから良いだろう。



私は幸せを満喫し………何故か、普通に二百年経っても生きてる不思議、異世界女神だった桜に聞いたら。


「私の夫だから、もう人間辞めてるでしょ」


あっさりそう言われた、すまなそうにする妹で私の妻でもある山桜、あとルテーシアは「人間だろうと私の旦那なんだから、私が死なせないわよ」と言う。


まあ誰も死んで無いが、義両親はもう天寿を全うしてるが私達は、天寿に全うは程遠いらしい。




【ルートA………………】


ルーシエ達は断ったが、旅に同行する事に成り当初のルーシエ達の目的を果たす、一応私は敵の残存をナージュ砂漠から一掃し………まあ時空の牢獄だけど。


他に逃げた皇帝を捕まえて将軍……まあ、後の義父に引き渡し由縁に何か言われ、雪と桜の二人の姫が妻に。

何かルーシエとエリエリスが悔しそうに、雪を睨んでるが何故だ? 桜は可愛く甲斐甲斐しいし、妻達の中で一番甘え上手だ。


更に王族令嬢やら姫が増えると、死ぬ気で魔法をマスターするルーシエとエリエリス、目的は父親を魔法で屈服させる事。

あと二人を護衛してた騎士は、とある国に亡命して結婚したとか聞いた。


「私もマサさんの子が欲しいですわ」


マリーがそう潤んだ目でお願いすると、シアが私を引っ張り言う。


「私が先よマリー」


「沢山マサと寝たのでしょ、次は私とベッドで一緒にするのは当たり前よ、マサに沢山愛して貰いたいもの」


何か二人の背後に氷の竜と、フェンリルが見えるんだが何故かこの二人は相性が悪い………ルナリアは、二人に近付かない様に私に甘えると、更に巨大化する背後の物。


そして更に増える妻、アリシアとアネッサは良く一緒に居る、夜の夫婦の時間は競ってるが後に二人同時におめでた。


何故かシアより先に子を授かり、シアはこの日から見境無く他の妻の日だろうと乱入した。

まあ後に授かるの遅かった理由が、由縁とセーラとマリーとローリエにカルミアとフランと発覚し、6人に1ヶ月の夫婦の時間は禁止に成った。

次におめでただったのは、優依達四人で別々の日にしてたはずだが、四人揃って同じ週にご懐妊が発覚。


一年置いてシアを皮切りにシャロやフローラ姉妹と、ご懐妊が続いたが二人目をご懐妊するアリシアとアネッサ。


「あの二人だけズルい!」


次からは完全避妊指定に成った、アリシアとアネッサだった。


旅の途中で優依の提案で始めた喫茶店は、ゲートを作り色々な国や冒険者が通う巨大な喫茶店に成った。

たまに異世界の女神とか、パフェとかを食べに来るが異世界の金貨は使えないから、お代に近い鉱物か金属を置いて欲しい、あと困った王様義父が良くコーヒーを飲みに来ては、お目付け役に連行されて帰って行く。


そして私は地球では無かった、妻と子供に囲まれた家族を手に入れ幸せに暮らす。


可愛い妻との日々と、息子達と野球やバレーやボードゲームや、対戦ゲームをする幸せが続くのを願う。

娘が嫁に行く時………私は冷静で居られるだろうか?

義父の一部と同じ恥ずかしい真似は、娘に嫌われるから反面教師として、たまに思い出して肝に銘じよう。


「アナター………息子をお風呂に入れて!」


(ユイ)が呼んでる、さて息子を風呂に入れるか………温泉だけど………まあ息子達は、もうお風呂の準備に入ってた……まあ私は息子達に甘いらしいからな………さて、今日はどんな冒険話をアニメ語り風に語ろうか。




分岐B完…………

分岐B完結ですが他の分岐は続きます。

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