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元おっさん,猫と異世界ライフと旅に出る。  作者: 猫を愛でる会
大和神国編
20/257

?? 世界の分岐点・・・・それから

私はある国に来た、そこにはゴブリンの顔をした悪い奴が居るらしい。

私はトムとグレイと噂の国に入り、何か破廉恥な少女? イヤアレはイカれたペッタンだろう。

異世界から来たと言うミニスカ黒髪の、ユウナと戦う羽目に成った・・・


「太ってる割に速いわね、ゴブルリンの仲間」

「ゴブルリンてのはなんだ?」


質問するとナイフのスピードを上げ、斬りかかるスピードが増すと。


「私の異世界での初めての妹みたいな、フィーネやエルリーナを私の名前を使って、誘拐したでしょ」


やれやれ誘拐犯の仲間にして欲しく無いな、だが売られた喧嘩だ女だろうと容赦しないよ私は。


「そろそろ本気を出して良いか、小娘」

「私は今年で十七歳よ!」

「破廉恥小娘が十七歳かよ!」


目付きを更にキツくし睨みながら、スピードを上げ殺す気で来たが甘い!

私は拳にオーラを纏わせ、足にもオーラを纏い大地を蹴るように走り、がら空きのボディーに向け拳を撃ち込む。


「ドラゴン・ブレイクブロー」


拳のオーラをドラゴンの闘気に変え、死なない程度に手加減し腹に一撃オーラをぶち込むと、空を舞う破廉恥小娘。


「・・・う・・・ウソ・・・」


自分がダメージを受けて、吹っ飛んでるのが信じられないて顔で少し向こうの草むらに落下した。


「私も死にたくは無いんでね・・・」


たぶんまだ物理攻撃は受けた事ないから、分からないから攻撃を受けるつもりはない。


「破廉恥小娘どうするの?」

「少し大人気ないけどね」


トムとグレイはそう言うと草むらから、四つん這いで憎しみの目で見ながら、まだ終わってないて感じで踏ん張り立とうとする。


「次に今の技を食らったら、死ぬよ・・・それでも手加減してるからね」

「・・・・・・」


親の敵の様に睨む破廉恥小娘。


「私には使命が在るから行かせて貰うよ」

「くっ!!」


悔しそうな声を無視して、スターキューブが示す方に向かう。

美人や美少女を狙う犯罪が増えてるらしい二国、途中で寄った街のカフェで孫を誘拐された異世界人に頼まれ、私はスターキューブに在った手紙を読み、ゴブリンの顔をした悪人退治と依頼を果たす為に来た。

他にも美人過ぎる小説家の失踪事件、ベルフリーデンの連続誘拐事件にレーティシア国の、美少女誘拐事件や幼い姫誘拐未遂事件等、事件が頻発してる。


さっきの破廉恥小娘の言ってたのが犯人なら、どうやらこの国に居るゴブルリン? だかが標的だな。


「何か取り返しの付かなく成る前に急ぐぞ」

「「了解!」」


私達はスターキューブが誘導する方に行く・・・



雅芳を追い撫子とルーシエにエリーは、ドラルーラに来て居たが情報は手に入らずに居た。


「私の旦那様何処に行ったんだろ」


ルーシエが撫子の台詞に眉間をピクピクさせ言う。


()()()旦那様ですわよ、撫子お姉さま」


一応一歳下なので撫子にお姉さまと言ってるが、本音ではお姉さまとは言いたくない・・・だって、対等なライバルで同じ人を愛してる婚約者同士・・・だと思っている。

一番愛されてるのは、更に近くに居るメイドらしきシャーロとエリだが、ルーシエは負けてるとは思いたくない。


「他にも婚約者増やされる前に、私達の親に認めさせて早く私達が旦那様の妻に成って、家庭を築いて貰わないと」


気が気ではないルーシエと・・・


「旦那様は必ず私の所に帰って来るよ、それに沢山の女性を養えてこそ私の旦那様だよ」

「・・・・・・」

「私は旦那様に愛されてれば・・・」


何かエリーが妄想モードに入り、ルーシエは頭を抱えて居た。



そして雅芳は・・・変な盗賊らしき、冒険脱落者達に囲まれて居た。


「この先は通行止めだ!」

「帰りはあの世だけどな」


鞘から長剣やサーベルにショートソードを抜く、此方も刀を抜き峰に握り変え対峙する。

トムとグレイも刀を峰に握り変え、普通に走って来るチンピラみたいな奴等を、刀背打ちで叩きのめす。


「遅いな・・・」


私が思った事を言うとトムが。


「本気出したらコイツら重傷だね」


と言いグレイは。


「でも悪党だし」


と言った直後に瞬間湯沸し器の様に、更に雑魚達が現れ斬りかかるが遅い。


「モンスターより遅い」

「ぐぇ!」

「遅いよ君達」

「「グブォ!!」」

「君達の出番は出だしで終わってるよ」

「何を・・・グフッ・・・」


何故役人はこんな雑魚に手間取ってるのだろうか、仲間にした妖精を呼び出す。


「ミリスタ」

「お菓子の時間かしら?」


何故に呼べばお菓子になるんだ、ミリスタよ。


「この雑魚達の運搬するドールの操縦頼んだ」


嫌そうな顔をするミリスタ、なので駄賃で釣る。


「頑張ったら生クリームタップリプリンを・・・」

「頑張るわよ!」


硬い土アートの見せ物移動式牢屋を造り、土の人形の巨大犬がソリを引っ張る様に動く。

刀背打ちで骨が折れ気絶した悪党を、犬牽引式移動式牢屋は出発して、大きな街に向け走り出した・・・プリンを早く食べたいが為に。


山脈の麓の開けた場所に奴等のアジトは在ったが、どうやら逃げる前に辿り着けた様だ。


「気に入った女だけでも乗せろ」

「やってるだろうよ、早く媚薬飲ませて皆洗脳すれば早いのに、このゴブルリンよがらせて鑑賞してるだけ・・・」

「うるせえよ! じっくり女を食べる主義なんだよ!」


何か揉めてる様な・・・


「媚薬飲ませても、裸で酒を継がせたりするだけだしな・・・チキンが・・・」

「俺の夢にケチ付けるな!」


仲間割れかな?

トムとグレイと顔を見合せ神速を使い、電撃戦を仕掛ける。


「敵だー!」

「チッ! もう来たのかよ」


ゴブリン顔のモヒカンと大柄のモヒカンが、剣を抜くと裸の女性を担いでた奴等も女性を置き、腰の剣を抜き此方に走って来る。


「雑魚は任せたぞ相棒」

「任せろ」

「トムより僕だよね」


何かトムとグレイの間に、ライバル的なスパークが見えた様な・・・

私は大柄のモヒカンを無視し、本命のゴブリンモヒカンを先に倒す。


「このロリコンゴブリンがぁー!」

「ギヤァー!!」

「しまった!」


慌て此方に攻撃する大柄モヒカン、だが遅いよモヒカン。

鞘に刀を収め、柄頭でみぞおちに一撃を食らわす。


「バカ・・・グフッ」


さて残党掃除の始まりだ。


「ボスが殺られたぞ!」

「もう終わりだ・・・」


だが敵はまだ居た、普通にこの雑魚程度なら誘拐は不可。


「依頼主を返して貰うぞ」


気配もなく毒らしきナイフを持つ、全身黒尽くめの集団が現れた、スターキューブが新手を警告する。


「誘拐の実行してた奴等か」


私は手加減せずに神速のギアを上げ、容赦なく刀背打ちで倒して行く。


「バカな! 我等の気配を感知して対応しただと!」


ガサガサと音を普通に立てて、場違いな黒い服装で飛び出して来れば分かるよ・・・スターキューブがね。

更に毒を受けない様に立ち回り、危ない気配の投擲を躱し殴る様に叩き伏せる。


「ぐおっ!」

「バ・・・バカな! 体型的にグフォ!!」


うるさいゴキの様なハエの様な黒いのを倒し、再び土から移動式牢屋を造り裸の女性達を開放した。


「後で彼女達に殺されるよ」

「僕達は知らないからね」

「此がモテ期てヤツか、素晴らしい・・・」

「「ダメだこりゃ・・・」」


一連の事件の解決の報酬に、何故か撫子とルーシエ()との結婚と、何故か一つの国が滅んでるからそこを統治しろと言われ、渋々監視兼妻のルーシエと撫子にエリーにモニカ等、知り合った人にも新しい商売を頼み私はアースドールを影武者にして、御飾り王を逃げ仮面をし内政は妻のルーシエとエリーに任せ、撫子とシャーロとエリと共に新しい旅に逃げた。


「全く旦那様は・・・」

「とか言いつつ付いて来た撫子だよな」


隣で団子を食べながら言う撫子。


「旦那様は英雄ですよね?」

「盗賊やアホなゴブリン顔倒しただけだ、英雄ではない世の中のゴミを駆除しただけだ」


何故かうっとりと言うエリ、可愛い嫁だがたまに暴走妄想が入るが、私の為に毎日味噌汁を作ってくれる甲斐甲斐しい嫁。


「絶体後で面倒になるよ」

「トム、今更だよ・・・」


なんだかんだ一緒に再び旅に付き合う、トムとグレイは背中を預けられる最高の相棒だ。


「此からも背中は任せたぞ、相棒達」

「「任せろ!」」


広いこの世界、次はどんな出会いの旅に成るだろうか?

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