表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
元おっさん,猫と異世界ライフと旅に出る。  作者: 猫を愛でる会
番外編 大和神国編
197/257

無一文美少女と、お約束の修行場所探し

海を渡らずに砂丘を進み反対側の海岸を進む、砂漠からまた世紀末みたいな輩が増える、容赦なく特殊弾で倒して行く二人、回収メインに成る私何なのだろうか?

悪党を引き渡しながら、数日間走り瀬戸内海みたいな場所に着く。


瀬戸内海みたいな明石海域で再び海釣りをすると、巨大な鯛が沢山連れ笑いが止まらない、フグを釣ったが捌き方が分からないのでリリース。


鳴門海峡の様に巨大な渦が見えるが、バイクで北に北上してると砂浜に何か見覚えが在る美少女が居た。

バイクを停め砂浜に向かう途中、トムが思い出す。


「前に鰻食べた街の冒険者ギルドに居た、金髪だよ」

「そうだね」


美少女は海を見ながら黄昏てた、白い神官の様な法衣の様なローブをし、白にニーソに白のベレー帽と回復役ですよとアピールしてる服装だけど、ワインドには宝石が装飾されて居て、如何にも金持ち令嬢ですと言ってるもんだ。


一応一人だし話を聞くために向かう、イケメンは助けたくないが金髪美少女は助けるのは、男だから仕方ないのだ。

野郎を助けても何の心の足しに成らない、アレが侍とか風来坊なら仲間にしてた、風来坊や侍なら何かそれらしいイベントが待ち受けてるからだ。

悪党を風来坊と一緒に倒すのは、私が異世界での一つの願望だ、水戸黄門は大変そうだから嫌だけどね。


美少女なら恋人とかワンチャン期待する、異世界なら恋人出来る可能性を模索しても、バチは当たらないだろう。

それに悪党退治で地球に居たより、五倍以上はもう稼いでたりするし、ある程度の嫁を養えるがハーレムが許された世界かは分からないし、最悪ダメなら愛人にして養おう片っ端から。


節操がない(鬼畜)であるが、地球で独り身だった反動も在るかは不明だった。


砂浜に黄昏てる美少女に話し掛けた。


「どうしたんだい? 君」


振り向いた金髪碧眼に整った顔の美少女、何か幼い感じがするのだが犯罪者に成らないよね、ロリコン罪とか嫌だぞ。

見た目13~14才位の美少女だ、だが可愛いし此のままには出来ないな。

美少女は私を見て、涙を流し言う。


「此処何処ですか?」

「「「・・・・・・」」」


迷子の様だ、話を聞くと連れのルーシエとお供の騎士と、聖条京を目指してたけど、乗る魔道列車を間違えやっと行き先の魔道列車に乗るも、寝過ごして駅を出て迷ってしまったらしいが、駅を出なければ迷わなかった様な・・・


「もう魔道列車に乗るお金が・・・」


無一文に近いらしい。


「何でもしますから、私を聖条京に連れてって下さいませんか」


何でもに食い付く私は、何かトム達に白い目で見られてるが、何でもならと出来る事を聞く。


「何が出来る?」


赤い顔をし美少女は答える。


「膝枕ですかね、あと添い寝とか・・・」


美少女の膝枕に添い寝・・・甘美な響き・・・


「普通に釣り合わないよねトム」

「普通そこは料理だろうな」

「私は料理した事・・・」


トム達を見て固まる美少女、また勇者とか言われそうな予感が・・・


「まさか貴方はゆ・・・」

「違います、トムとアカツキは私の旅の仲間です」

(勇者様だったら、救ってくれると思いましたが・・・)


勇者だからって全ての人は救わないし、そもそも世界のピンチ以外勇者は現れないのだが、何故かこの世界の人間は自分達焼かないと解釈で、猫精霊や猫人や犬人の居る冒険者に勇者の期待をする、それは長く勇者のお供に猫人か犬人の仲間がたまたま居ただけで、理由が在るわけではないし勝手なこの世界の人間の願望だ。


勇者がホイホイと普通に現れる訳はないのだ、異世界人はホイホイ現れる世界だが、それはこの世界の神々が原因だがそもそも、此処数百年勇者は居ないがとある国には、周りから英雄と言われてる異世界の男子高校生が居たりする。

まあ基本残念な死に方した少年だが、そもそもこの世界の人間はピンチに成ると他力本願クセが在るし、勇者ならお金払わなくてもモンスターを倒すから、冒険者要らずとも思ってたりする。


そしてこの美少女は迷子だが、自分が招いたピンチで途方に暮れてた所だった、しかも所持金は余り無いので何とか誰かに助けて欲しかったのだ。

美少女は暗い顔をし、勇者でないと残念そうに雅史に言う・・・


「そうですか・・・」


何を期待してたのだろうか?

美少女は溜め息をし言う。


「この身を捧げても良いので、私を聖条京に連れて行って下さいませんか」

(お金が無いし、最後の手段です・・・)


そして私は選択する前に言う。


「その前に自己紹介をしょう、私は長門 雅史と言うしがない旅をしてる者だ」


私の次にトムとアカツキが同時に、挨拶をする。


「僕はお供のトムだよ宜しく」

「僕はお供のアカツキだよ宜しく」


そして美少女が名前を名乗る。


「私はエリエス、気軽にエリーと呼んで下さい」


何故にエリエスがエリー何だろうか?


「私の従妹・・・従姉的なのが、私のあだ名をエリーと呼んでるからですわ」


口に出した訳では無いが、何故か説明された。


「普通は本名を名乗らないですよ、何故にエリエスがエリーかと言われるので」


色々納得した方が良いのだろうか?

まあ美少女だし何でも良いやと、色々投げ捨てた。


(何かご主人から、良からぬ気配が・・・まだご主人には、身を固めて貰っては困る・・・僕の美味しい魚ライフの為に)


トムは雅史の選択を阻止に入った。


そして私が選んだ選択の前に、トムが提案する。


「お金が欲しいなら、僕と釣り勝負だ!」

「釣り勝負?」


何故かトムが私の選択を邪魔をしたが、釣り勝負とは面白いと思ったが良く考えると、トムが有利の様な気がするが何故か、トムが余り釣れないフラグが立った様な気がした。


「釣れた数と大きさで勝負、釣り上げる時だけご主人が君をサポート、だけど釣った魚は自分で外す事」


それトムが有利過ぎるやろ!


「ご主人は釣り上げ意外、手出し禁止ね」

「縛り多いな」

「此は勝負だよご主人」


もっともな意見だよアカツキ、トムはアカツキが良く使う釣竿と私の釣竿を使い、エリーに自分の釣竿を渡した。

判り易い奴だな・・・だが、運とはどうなるか分からないのが勝負の筈だが・・・


「アカツキの釣竿は釣れるよ!」

「今日の刺し身ゲットだぜぇー!」


ハイテンションなトムとアカツキ、エリーはと言うと・・・


「きゃぁ~ 釣れましたわ、どうですか? 大きいですよね?」


針は自分で取れるが、釣るペースが遅い・・・いや連れて嬉しい感情を、私にいちいち報告するので差が広がる一方だ。


明石鯛はモンスターの様な、マンボウより大きい巨大な赤鯛だが、此処数日釣ってるのにトムとアカツキは飽きない。

調理担当は私だが・・・

明石鯛の塩釜焼きは魔法で焼かないと無理だし、刺し身は切っても切ってもトム達が食べて、私の疲労が増える・・・


「また………刺身地獄かな………」


トムを見ると変な踊りをし、アカツキは早く刺身にしてとアピールしてた。

また私が調理する流れかよ、世の中には人間の為に料理する猫が居るが、家の二人は食うだけだな・・・・・・


結局勝負はトムが勝ったが、エリーが釣った魚はトムが買い取り、エリーは目的の街に行くお金を得た。


「ありがとう御座います、此で聖条京に行けますわ・・・」


私は聖条京なる場所が気になり、聖条京を調べると大和富士の麓の、この国の女神の巫女が住む国の神聖な街らしい。

しかも日本で言えば、京都と奈良や大阪や三重の一部を纏めた広さを誇る領地らしい。

しかも何故かハモ料理が、この異世界にも聖条京の名物料理らしく、沢山の店が在るらしい。

あと宇治にそっくりな地や、お茶の名産地なのもかぶってたりするが、玄米茶はこの異世界にも在るのだろうか?


キューブの情報を見ながら考え、トム達にエリーの護衛を任せる、また迷われても困るし鱧料理を二人は絶対ハシゴするに決まってる。

なので二人にはまた迷子とか困るから、宿代合わせたお金を渡し先に行って貰う、その方がまた何か有っても困る心配は無いし、日本と同じなら近くに柑橘系がある筈だから、トムやアカツキには天敵エリアだろうな・・・

冬はみかん食べたいし、数年掛かろうと異世界のみかんは食べてみたいので。


「トムとアカツキは、エリーお嬢さんを送ってくれ・・・ついでに、ウナギにそっくりなハモを食べて来れば良いよ」


トムとアカツキの目が光る、目が爛々し口の端にヨダレが光る、判りやすい易い奴らだ。

二人は同時に言う・・・


「しょうがないなぁ~ ハモて食い物のついでだよ」

「しょうがないなぁ~ ハモて食い物を食いに行くついでだよ」


エリーは暗い顔をして言う。


「私は………食べ物のついでなんだ…………」


こうしてトムとアカツキは、エリーお嬢さんを連れて行ったが、一応キューブから駅に向かう地図をプリントして貰った。

なんでもするに後ろ髪を引かれるが、トムがお金を渡した以上私が乗せて行く理由はない、トムとアカツキはエリーを連れて街に向かって歩いて行った。


「さて、柑橘系を探しに行こう」


トム達と合理やは一週間後の、聖条京のとある茶屋にしてある、地図は渡してるし店の名前も載ってるから迷いはしない筈だ。

一応絡んでくるな人間対応も覚えたし、手荒に特殊弾で倒すのは周りに迷惑を掛けないを条件にした。

器物破損等したら毎日煮干し一つの、朝と夜のご飯だけにすると警告してるが、人助けはどうするか二人に判断して貰う。


私はバイクを出し独り旅に出た、やはり柑橘系は在りオレンジぽいみかんに、甘夏くらいの大きさだが甘い何とも言えない果物、たぶんみかんだと思うが。

他にもラグビーボール位の檸檬やら、海峡の無人島とかに生えてて、誰の物でなかったので木を貰って行き、土や環境もキューブに分析させ後の植える時の、資料として保存して貰うが、このキューブは万能で色々助かる。


私は悪党を倒しつつ、北上しトム達に合流する日にちに間に合う様に進むが、柑橘系や茶屋に寄り道してるし買い物もしてるので、間に合わせる様にバイクのスピードを上げる。


トム達と別々の行動した日に、とある話をしてた二人が居たとは知らずに・・・・



◆◆◆◆


そして時系列は遡り、聖条京の帝の御所の応接の間ではこの間の主、巫女姫たる由縁ゆえが賓客ルーシエからの仲間の居場所を頼まれ、今の場所を教えてるのと自分達の未来の旦那様の、居場所を教えてたが・・・


「───てな訳で、私達の旦那様は貴女の探し人の近くに居ます」

(早く逢いたいのじゃ、この世界こそ夫婦めおとの正妻の頂点は私だが取るのじゃ)


だがルーシエは違った。


(私の未来の旦那様が・・・)


だがその妄想中に雅史とエリーは別々に、聖条京に向かうと由縁の未来視の予言が真っ白に成る、此は大和女神の神力も不確定な未来に成ったからだ。


「・・・未来が・・・変わった・・・・・」

「……………え"」


ルーシエは何とも言えない顔に成り、不思議な予言にルーシエは今日信じたけど、まさか数分で未来が変わる何てと予言に疑いを持ち始めた。


「ルーシエ姫の連れてと、イチャイチャして都にやって来るビジョンが、何故か彼のお供の猫精霊が姫の連れと此方に来ます、しかも夕方までには来ますので私の配下の者と迎えに行きなされよ」


そう言われルーシエは間を去る時に、帝を見ると悲しげな顔で「この世界では彼とまた結ばれないのかえ・・・」と、悲しげに言って居た。


帝・・・いや由縁が雅史と結ばれるのは、どのヒロインより低いのであった。


ルーシエは仕方なく夕刻近くに、ヘクター達と帝の配下と木造の巨大な駅に行き、丁度入って来た魔道列車から降りて来る人物を見て、予言は当たりエリーと共に二人の猫精霊まで現れ、ルーシエはエリーとの再開に喜びたいが驚きが強過ぎて動けなかった。


エリーの迎えをヘクターに任せ、たぶん少し汗臭いだろうエリーを見ながら、変わらない予言は私の未来の旦那様を連れて来たと、私は放心しながら理解した。


こうしてエリーとルーシエは、この雅史との出会いは消えたのである・・・奇跡が起きない限りたぶん。



◆◆◆◆



エリー達と別れたトムだったが、何故か帝と言う人の配下に料理をご馳走すると言われたが、トムとアカツキは興味無く夕暮れに染まる街に向かい消えて行った。


「確かご主人が、宿屋で鱧て料理食べれるらしい」

「今日はそこで泊まって、たらふく食べようぜ」


二人は雅史のキューブから、プリントされた地図の旅籠屋に向かい歩いて行く、ウナギが美味いなら同じ種類なら美味しい筈と、鼻息荒く二人は行くのだった。


そして雅史の合流日まで、朝は遅起きし昼は鱧料理を食べ夜も鱧料理を食べる、途中海鮮料理を挟むが合流半日前にお金が尽きそうになり焦る二人。

仕方なく前に食えない貝から採れた、美味しくない真珠を冒険者ギルドで売り、合流近くまで食事を楽しめる金額を得た。


◆◆◆◆



雅史は北上しながら陸をカサカサ走る、海老の様な蜘蛛の様な生き物・・・いや、モンスターに遭遇するもフリーズデッドで体液を凍らせ、一撃で即死させて一応調べると高級食材モンスターらしく、陸海老丸りくえびまると言うモンスターらしいが、糸を吐いたり口から強酸を吐いたりと蜘蛛なのか、海老なのかさっぱり分からん。


野生の果樹を沢山手に入れ聖条京に入る、何か寒気を感じたので女神様がくれた旅の服にし、江戸時代風の姿で街に入りお茶問屋が併設された茶屋に向かう。

どうせトム達は直ぐには来ないだろう、茶問屋でお茶を買うが何故か玄米茶買っただけで喜ばれた。

何か蔵がボロボロだったから、魔法で補強や直せるかキューブに検索すると、直せる錬金魔法と土魔法があったので直すとお茶が安く成った。


異世界の玄米茶は後でゆっくり味わおう、茶屋スペースでみたらし団子を食べてたら、やっと満腹で歩いて来る二人が来たが、何故か私に気付かない。

仕方なく早く食べお金を払ってから、二人に声を掛けると何故か驚かれた、何故だ?

二人を連れてそろそろモンスターとか倒すのに、技や魔法の熟練度とか上げたいから、お約束の山籠りに向かうが大和富士ではなく、霊峰と大和富士の裾の間に向かいバイクで向かう。



途中ロック鳥と言う、世界に分布してる鶏の様なモンスターを倒したが、トムとアカツキは本能が目覚めたらしく、猫の姿で狩りをしてたが私は、地道に物陰から隠れて狩りをする。


美味い鶏肉らしいし、唐揚げにしたら美味そうだし唐揚げ粉も沢山あるし、チーズやレモン唐揚げの作り方を調べて作れば良いやと思った。


ついでに山鶏なる山に住む鶏も捕獲、精神魔法のスリーピングで眠らせキューブに仕舞う。

後に拠点を作ってそこで飼おう、たぶん寝かせたまま入れたら時間が進まない場所なら、死んだり食事も大丈夫な筈だ。

悪党を一週間以上忘れてたが、普通にピンピンしてたし入れたし同じ場所に居ると、何故かどの悪党も思ったからね。

出されたら直ぐに役人か、冒険者ギルドの職員に捕まりキレてたから。


その悪党はトム達の胃袋の肥やしの、お金に成ったが市中引き回しの刑で星には成っては無いが、危険な島で鉱石やエーテル魔石発掘やモンスター退治等、命懸けの仕事が待ってるらしいからね。

泥棒や追い剥ぎはその程度らしいが、放火に殺人は市中引き回しに見せ物極刑で、極悪非道はこう成ると見せしめにする用だ。


あと政治の方は更に厳しく、日本に居た頃の総理大臣合わせたろくなのしない、賄賂やらしたのはこの大和神国に居たら切腹だっただろう。


何処でも家とは違うらしいし、生きた物を時間を停止して保管出来るなら、この機能を使えば不治の病の病人や瀕死の人間を、時間が停止した所に入れれば死なずに済むが、異世界に瀕死の人間を治す魔法が在るかは不明だ。

回復するアイテムは、ゲームなら教会やらポーションやら薬やらだが、私は人助けする義理は無いしな・・・基本。

頼まれればするかも知れないが、私も普通の人間だ厄介には関わる事はしたくないし、悪党倒して金儲けならするが他人の為ではない、私達の旅金の為だし少しは旅がし易く成る。


悪党(世の中のゴミ)は掃除しないと減らないからね、ゴミが増えると経済とか良くないし、大抵良からぬ事が此方まで影響するから、悪党被害により物の値段が高騰するからだ、地球では先物取引や原油高騰で輸送費が高騰してる、輸送には必ず軽油が必要だからだ、基本トラックは軽油が燃料だから燃料が高くなれば、物の値段にも直結する。

悪党に物が盗まれれば、その盗まれた分の物が行かずに、在るもので商売に成れば少ない品から高く成る。


物流とは色々な要因で物が高くなる、たぶんどんな世界だろうと物流に掛かる輸送費は、同じく費用が掛かってるだろう。

この国の場合盗賊が減ると、押し入りやら色々減り価格が安定するだろう。

最初に捕まえたあの悪党は、特にあの地域や他の地域の経済に悪影響を与えた中心らしい。


まあそんな事より修行場所を探そう、タイヤが無いバイクはオフロードだろうが楽だが、木々が生い茂る場所はエンジン吹かして、推進力を上げ飛行の様にジャンプし、山の奥に進むと巨大な垂れ桜が咲き乱れ、周囲にも桜が咲き誇る場所を見付けた。


キューブでどんな桜か鑑定すると、霊脈桜れいみゃくさくらと言う霊峰や大和富士から流れ来る、神秘のエネルギーで桜を活性化し桜の花を咲かせるらしい。


*この桜は他の並行世界には無い桜で、同じ様な枯れない桜だが時間差で咲き続ける桜とは違い、桜の花からこぼれる雫は貴重で、ある程度の死んだ人間を蘇らせる事が出来るが、雫を集めるのに根気が必要である。


他にもサクランボは食べられるが、甘く無いがカフェイン等の成分は無いが、タウリンやローヤルゼリー等の疲れた身体に良い成分に似た、栄養ドリンク剤成らぬ栄養サクランボ、いや霊脈サクランボの実は疲れや筋肉ダメージ回復等の、栄養ドリンク剤より効果が在る実である・・・甘く無いが。


こうして雅史は拠点を此処には作らず、更に山の奥へと向かって行くのだった。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ