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元おっさん,猫と異世界ライフと旅に出る。  作者: 猫を愛でる会
番外編 大和神国編
187/257

ヒロイン撫子ハーレム END

私は街を出る予定だったが、うろうろしてたら撫子姫に捕まった、何故私は引き返す道を歩いてしまったのだろうか?


「ハァ・・・ハァ・・・捕まえたよ、私は夢での助言を・・・・・・」


何か夢の助言とか聞こえたが、夢は夢のままの方が良い場合もある、何故か熱視線に困るが・・・・・・


「撫子姫を誑かすデブが居るぞ!」

「殺せぇ!」

「血祭りだ!」

「あんな奴になびく訳はない、撫子姫の目を醒まし我が妻に・・・」

「うるせえ! ヒョロガリボンボン野郎がぁー!! てめぇはお家で母親に甘えてな!」

「若造は此処から立ち去れ、撫子様は我が妻にする」

「「もうろくジジイには無理だな!」」

「私はお年寄りと所帯は嫌なんだよ、あと貴方達全員無理なんだよ・・・生理的に・・・」


何かチャラチャラした金持ちイケメン武士に、ゴロツキ風冒険者に剣山ヘアー冒険者に、取り巻き用心棒を連れたガマ蛙の様な歳の離れ過ぎた、何処かの武家らしきジジイ等が撫子姫を狙い現れた。

だが撫子姫の一言が、核爆弾のスイッチに成った。


「そんなバカな・・・」

「仕方ない力ずくで姫を奪え!」

「なら俺も!」


用心棒は刀を抜き冒険者は剣を抜き、町人は恐怖に蜘蛛の子を散らすよう物陰に逃げるが、野次馬根性により見て居る。

撫子姫の近くには護衛の侍が片膝を立て、左右に命令を待ち待機してたが撫子姫は居ない様に、見て見ぬふりをする。


「僕達の出番だね」

「ご主人に立ち塞がる奴は、僕らが倒す!」

「雑魚相手に熱くなるなよ二人共・・・」


トムとアカツキがケットシー体型に成ると、用心棒達の空気が変わりピリピリした殺気の空気を、用心棒達は纏わせる。


「猫人を倒したら名が売れるな・・・」

「ついでにあのデブもな、アイツはヤバそうだ・・・危険なな何かを感じる・・・此処で殺せば、俺達の未来が安泰な気がするぜ・・・」


用心棒は各々(おのおの)の流派の構えで私を囲む、魔法を使っても良いが腕が立つ侍との戦いは後に経験に成る。


「トムとアカツキは冒険者を頼む」

「「任された」」


キューブから流星菊一を出し、帯に差しゆっくりと刀を抜く。


「私は殺しはしないが、骨折して用心棒出来ない身体に成っても後悔するなよ・・・」


グリップを返し刀背打みねうちに刃を向け、摺り足で回りを警戒しながら敵の間合いを測る。


「私の為に頑張って、私の未来の旦那様」


その言葉に撫子姫の護衛が、私の敵に回る。


「貴様、姫を誑かしたのは本当みたいだな」

「撫子様を誑かすとは許せん、太った冒険者!」

「・・・・・・アレ? 何で?」


一人ぽっんと状況に置いて行かれる撫子姫、どうやら護衛のお役人も撫子姫を狙ってた模様・・・

一陣の風が拭き渡ると事態が動く。


「てぇーぃ!」

「てぁー!」


用心棒が同時に二人痺れを切らし来る、先ずは近い方の用心棒を横一文字に腹に刀背打ちを喰らわす。


「ぐふぉ!」


刀を返し遅い来る袈裟打ちで次の用心棒を、刀背打ちで沈める。


「ぐあっ!」


そして後ろからやって来るが、下段から刀を弾くと火花が散りながら刀は空を舞う、襲って来たのは撫子姫の護衛の役人。


「バカな!」


バカはどっちだと口に出さずに刀背打ちで倒し、仲間の敵と名目で来たもう一人のバカも倒す。


「佐之助より強い俺が・・・」


それを見て撫子姫は言う・・・


「私の未来の旦那様は、刀の扱いも格好良いんだよ」


熱に浮かされた顔で言う撫子姫の言葉に、トムとアカツキに対峙してた冒険者が、雅史に敵意を向けそして背後から名を挙げたい、用心棒がトムとアカツキに襲い掛かり乱戦模様に成るが。


「刀を持って無くても、僕らは強いんだよ」

「残念無念に地べたに眠るんだね」


トムとアカツキは同時に動き、用心棒が目で追えないスピードで、ボディーブローを打ち込み用心棒は弧を描き地面に倒れる。

ぼこぼこにされ行く者達、だが雅史の放った刀背打ちはただの刀背打ちではない、骨がヒビが入る重い一撃を打ち込んでるのだ。

全員を倒したのと同時に、奉行と撫子父・・・この地の殿が馬に乗りやって来た。


「皆の者静まれ! ・・・てもう終わった後か・・・」


盗賊を渡した時のお奉行が現れる。


「お父様!」

「撫子よ無事の様だな・・・だが恋愛自由とは言ったが、またえらい者を選んだものよな・・・」


何故か私とトムとアカツキを見て言う、撫子姫の父にしてこの地域を預かる大名の殿様、服装は時代劇の殿様の服装そのままだが、顔はイケメンダンデーで風格も在る。


「撫子に付けてた奴が倒れてるが?」


撫子姫が父親に説明する。


「かくかくしかさじかなんだよ・・・」

「・・・人選を間違えたな遠山・・・」

「申し訳ありません、撫子様、殿様・・・その二人も引っ立てェーィ!!!」


恥の余りか奉行さんの声がおかしくなる、あとガマガエル武家のジジイは逃げないようにトムが足で踏んで、押さえて居るが殿様はそれを見て溜め息をする。


「そのこのご老体は、畳の上で自害か御家断絶のどちらかを自分で選べ、遠山・・・」

「御意に!」


役人達は殿様に一礼をしてから、縄を打ち始めるが・・・


「この男もですよね? お奉行?」

「その者は前の大捕物の功労者だ、逆に何故捕まえる?」


それを聞いて何かバツが悪そうにする役人、それを見て奉行はやっとと言った顔をする。


「コイツも引っ立て!」

「何故ですかお奉行様、私は何もしておりませんよ?」


奉行の遠山さんは言う。


「金稼ぎに情報を売ってた輩の情報を、とある悪党から言わせたからな・・・」


そのとある悪党から言わせたのは、私ですけどね・・・しかも関白直轄の隠密まで終わり頃現れて、あの日は色々事態が動いてたらしいけど。

まあ私は関係無いし報酬さえ貰えれば、別に関り合いに成る気は無い。


「ダ・ン・ナ・サ・マ!」


撫子姫が甘えた声で腕に抱き付く、決して結婚してませんが何故か殿様から殺意の目を向けられる。


「まだ結婚は早いぞ撫子!」

「だったら駆け落ちするんだよ」

「父は許さんぞ! そんなワシが寂しい事はさせん」


娘離れが出来ない、父親の言い訳にしか聞こえない・・・


「でもこの前お母様から、早く孫の顔が見たいわねて・・・」

「私が許さんが・・・確かに孫の顔はいたいが、それはそれで此はこれだ!」


なんだかなぁ~

結局私はこの地域のダンジョンを、撫子姫と・・・と共に、攻略させられそして結婚した・・・いや・・・撫子()にほだされて結婚した。


「お父様も案外ちょろいでしょ?」

「ちょろい言うな、お義父さんが泣くぞ」


私は近くに居る二人の妻にも言う。


「エリーとルーシエの実家に、行かなくて本当良いのか?」


二人は同時に言う。


「ダーリンを連れて帰ると、お父様面倒ですから・・・」

「旦那様を連れ帰ると、一家総出で大変ですから・・・」


女神様のおかげで異世界モテ期は来たが、何故に私は姫ハーレムの人生に成ったやら・・・

三人とはダンジョンの中でエッチをしてから、毎日してるがルーシエの騎士はいつの間にか居なかったし、何故かそれに関与したのは撫子な気がする・・・


「早く孫をお父様に見せる為に、今日も沢山愛してね旦那様」


一番の妻の撫子におねだりされ、避妊の事は黙ったまま4Pの日課が始まる・・・

そして息子が産まれるまで甘々でエッチで、トムとアカツキが先に子供を作り大家族で暮らす日々は、地球では経験しなかった人生だろう。

私は今日も撫子から抱き、キスを交わし身体を重ね撫子と夫婦の恋愛を積み重ねて行く、ルーシエとエリーは同時に相手をし私との身体の関係から始まったが、今は二人共に身体も恋愛も積み重ねてる。


後に息子達を連れてルーシエ達の故郷に行くが、ルーシエ達の心配は義母により阻止される。

ボコボコに変形した顔の義父達の顔が印象深い、結局息子達に甘々な義父達はルーシエとの婚姻を認めて貰い、アイテムを使い何時でも息子に会える様にした。


そして撫子との息子二人とルーシエとの息子一人、エリーとの息子二人は義父と義母の毎日の訪問に喜ぶ。

たまに泊まっては孫を連れて一緒に寝てるし、特に義母が・・・


義父からは娘を頑張って子作りしろと言われる、孫娘リクエストされてもなぁ~

まあ未だに夫婦の夜の熱は覚めない、今日も撫子と夜の生活は熱いままだ、撫子と身体を重ねなかったのは息子を育てる時だけ、夜泣きとかの手が掛からなく成る年齢に成ったら、再び撫子と身体を重ね夫婦の恋愛を楽しんだ。

旅は何時か息子達が成人したら、家族全員で旅行気分で行こうと思ってる。





撫子「早くない? 私だけ?」

ルーシエ「私はオマケですか!」

エリー「私もオマケですか!」


出れるだけ良いと思って下さい、撫子ヒロインルート終了です次は普通のはず・・・たぶん

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