番外編 山本 雅史盗賊倒し旅? 編
再びオッサン登場ですが・・・
他の元オッサンとは違う話が展開されます、新たなキャラにラスボスが居ない世界でやはり居るゴブルリンと祐奈と面倒な王様、だが此処は雅史やヨシナカや長門すら知らない世界、さてこの番外篇はどんな物語かは秘密です。
私の名は山本 雅史と言う、元地球の下澤と名字だったが何か、某司令長官の名字が心に刺さり不思議な女神様に、名字と不思議な武器と防具等を貰った。
私は何故異世界に居て十八歳の姿なのかは不明だが、肝心の説明は何故かしない女神様は、その事を聞くと何故か目を反らす。
下らない理由で私は死んで、転生みたいな感じで異世界に連れて来られたのだろうか?
何か女神様の目が泳いでるし、変な汗を掻いてるし何故なんだろうか?
そして何故かいきなり女神様が、『娘がすいません』と謝られたけど何の事だろうか?
暑い夏場に配送仕事中で、山梨に向かって富士見の辺りを走ってたのは覚えてるけど・・・
結局あの辺りの温泉巡り、実行する事なく異世界に居るな・・・
あとこの女神様は、よく異世界物みたいな女神ではなく、光輝く玉や人型でも無いが、日本古事記の女神に似た出で立ちの神様ではある、まあ巫女装束に近い感じだろうか?
女神様は私に言う。
「異世界の生活に必要な物は、大抵叶えられますよ」
(別の貴方に娘が仕出かした謝罪に・・・)
「では・・・料理は数年して無いですし、戦闘とか分からないので、色々便利な能力や技術やアイテムが欲しいですね。
あとは食材とか身体に合うか分からないので、地球の食材やこの世界で食べれる物が分かる知識とか欲しいです。
あと秘境温泉を探せるスキルや、お菓子をプロ並みに作れるスキルとかも欲しいです」
女神様はぽかんとし、聞いて来る。
「・・・・・・それだけ?」
(殆んど万能キューブの機能で、賄えるど・・・)
「はい?」
「やっぱとか無しよ」
(後でハーレム願望とか言わないでね)
「?」
こうして女神様にリクエストして貰ったのは。
・流星菊一 (太刀)
・十六夜 (小太刀)
・ダークアビス(大剣の黒いクロスクレイモア)
・セブンズスターソード (隕石等に含まれた、不思議な力が宿った片手剣)
・天竜の胸甲冑
・? の結晶繊維の戦闘服 (女神様は、結晶の材質を教えてくれなかった、何故だろうか?)
・隠密服装一式(迷彩とステルス能力の忍者服に、普通の街人や旅人と同化する服等)
・? の結晶繊維の江戸時代風旅服装一式 (これも謎の結晶繊維だが、戦闘服もだがどんな攻撃も無効化するらしい)
・万能キューブ (色々補助をしてくれるらしいし、自動で色々役に立つ事もしてくれるらしい、何かドラちゃん的な)
・万能テント (中はコテージの様だと女神様は言ってた)
・浮遊バイク (魔力を少し流すとエンジンが掛かり、後はエーテル魔力て大気の魔素だかエネルギーだかを、吸収して走り続けるらしい。
地形や海や川も関係なく走るらしい・・・まあ、浮遊してるから当然かも知れない)
「後は自力で頑張ってね」
(色々戦闘にくじけないスキルや、特殊能力をあげたから頑張って生きてね・・・)
そう言って女神様は不思議な銀河の様な、不思議な空間から私達を送り出した・・・
気が付くと自然が多い何故か山が多い場所に、私達は送り出されたらしい。
女神様のくれたのは他にも在った気がするが、そんなに覚えられる訳はないし魔法も魔法名を口にすれば、どんな魔法も放てるらしいしが漢字とかの魔法は少ないらしいし、あと中二病的な魔法は存在しないらしいし・・・
ドラ○ス○ーブとか、ギガ○レイブとか光の○刃とか無いのか・・・残念。
まあ昔学生時代に読んでた、小説ネタだけどあとは・・・
キジトラとオレンジ色の猫をお供に貰ったが・・・
「ご主人、また頼むよ」
「トムだよな・・・相変わらず、女神様から新しい身体を貰っても、尻尾はウサ・・・」
「ウサギ尻尾て言うな!」
トムにキレられたが、お腹は白いが保々オレンジ色の猫はトムを無視し、私に話し掛けて来た。
「そんな事より・・・」
トムが割り込む。
「そんな事言うな! 新入り」
オレンジ色の猫が一言トムに言う。
「新入りではない、僕が先に女神様から創造されたから僕が兄だよね?」
「グッ・・・」
何も言えないトム、オレンジ色の猫は私に向かい。
「僕の名前はまだですか?」
「すまない・・・少し待っててくれ」
オチとしてはミカンがあるが、アレは絵日記が付くとヤバくなるし、オレンジて名付けると何か在り来たり過ぎる。
ペコーラとか付けると、何かクレームが来そうな気がするがオレンジペコが元だしな・・・
無難にオレンジとは違うが、異世界旅の最初だし何となくアカツキが頭に浮かぶ。
夕陽とかオレンジ色の様な色だし、オスだしユウヒとかは無いからアカツキ。
「今日から君はアカツキてどうだ?」
「何か格好いいからそれで」
あっさり承諾されたが、トムは気に入らない顔をする。
「どうしたトム?」
トムに聞くと・・・
「僕より何か格好いいのが気に入らない」
それを聞いて私は呆れた・・・
「やれやれだね」
「やれやれだなトム」
アカツキも呆れてたらしい。
作業着から貰った戦闘服に着替えると、何故か着てる感じが全くしない程軽く快適、何か全身が空調で気温調整されてる様な感じだ。
何か作業着がブカブカだったのが違和感あるが、身体も何故か軽いし足袋の様なブーツは軽いし、何か迷彩ぽいヘルメットと何か格好良いバイクゴーグルを着けた。
補助席に抱き上げて二人を乗せ、万能キューブをバイクの固定場所に設置すると、カーナビみたいな機能がバイクのメーターの上に、見えないスクリーンが有るかの様に表示された。
日本みたいな地名が多い国、しかも長野県みたいな地形だが規模が違う、京都らしき場所や名古屋だと思うが尾張と表記されてる。
しかも日本より大きな大陸丸ごと国だし、四国は無いが九州的な島は九州より大きい気がする。
まあ旅をすれば分かるかな、バイクに魔力を流すと静かに浮遊するバイクだが、このバイクハイテクで魔力識別して持ち主以外使えないらしい。
魔力は個人で違うらしく、指紋と同じで判別が可能らしい。
「じゃあ先ずはお金稼がないとな」
「え!?」
「え"!?」
トムとアカツキがこちらを向き、信じれないて顔をしてた。
「普通は軍資金稼ぎだろ?」
「貰って無いの? お金」
アカツキに言われたが、武器に防具にアイテムだけだ。
「・・・やっぱとかてこの事かな?」
「そのキューブには無いの?」
トムに言われて確認すると、万能キューブに小判三枚と一朱銀二十枚に、アイリスと言う札や金貨や銀貨や銅貨が金額にして、2100万位入ってるらしい。
「・・・・・・入ってたよ・・・大金だな」
「ふぅ~良かった」
何が良かったんだ? トムよ。
先ずは北上してこの不思議な青い戦闘服の、性能を知りたいが戦い方はまあ魔法欄が表示されるらしいし、悪党を閉じ込める空間が万能キューブに在るらしい。
「さて出発するぞ」
「安全運転で!」
アカツキが言うとトムは。
「モンスターや野盗を吹き飛ばして、ガンガン行きましょう!」
アカツキはトムを睨むが、雅史は・・・
「だよな」
「え"!?」
雅史がトムに賛同し、アカツキは平和な旅は幕を閉じたのだった。
「行くぜ!」
「ガンガン行けェー!!」
雅史は試運転を兼ねながら速度40で走行開始、煌めく粒子を排気口から出し、街道に合流するまでスピードを確認してから、街道では40~50㎞の速度で走るが・・・
「何か電車みたいなのが走ってるな・・・」
「奇怪な物に乗ってるご主人を、変な目で見てる人々の目は無視ですか?」
アカツキの台詞を聞こえないフリし、町らしき場所には寄らずに進み暫くすると、何か赤い点滅が現れると、黒装束の如何にも盗賊ですて奴等が現れる。
「止まれ!」
バイクは急には止まれない、普通乗り物の前に飛び出して止めに来るか普通?
常識が無い奴等だ・・・異世界だから、仕方ないか。
「ギャー!」
「うげぇ~!」
「グェ!」
「グフッ・・・」
何か吹き飛ばした気がしたが、降りてゴーグルを外しヘルメットをバイクに置き、周囲を確認すると近くの岩の影や森から何か、人の気配がしてる気がする・・・何かのスキルでも機能して、それで判るのかな?
「良くも仲間を・・・」
「頭・・・しっかりして下さい、頭!」
大柄の男が地面に刺さってるが無視、ケツをピクピクとしてるし生きてるのだろう、何故か跳ねた罪悪感は全く無い不思議・・・悪党だからかな?
「頭の仇だ!」
まだ生きてるぞ、あと誰か地面から頭を抜いてやれよ、私は悪党を助ける気は無いが・・・
「殺れ!」
時代劇みたいに懐から、ドスを出す盗賊達に私は・・・
死にたくは無いし地球でも日本でもない、自分を守るには何とかしないとは・・・アレ?
普通なら尻込みするが何故か冷静だ、パニックにも成らないし此れは、女神様に貰った力だろうか?
キューブが魔法欄を提示し、冷静な判断が不思議に出来るのは、たぶん女神様がくれた技術かスキルだろう。
キューブが提示した魔法を見て見る、魔法は全て範囲魔法で火魔法の爆風による気絶魔法と、精神攻撃型魔法の魔法の波で敵だけを気絶させる魔法に、風魔法の敵だけを眠らせるスリーピングて魔法を、キューブはピックアップした。
「じゃあ此れで、精神波動!」
私に向かい走って来る盗賊達に、魔法を放つ。
「死ねやぁー! ・・・・・・何だ此れ・・・は・・・」
自分を中心に魔法の波? を放ち、トムとアカツキ以外を全員魔法の波でダメージを与え、フラフラと倒れた。
「やはり異世界の魔法て凄いな」
「・・・チートだね」
「うんチートだね」
チート言うな二人共、私は使い捨ての魔法の蔦手錠をトムとアカツキにも渡し、見える範囲は自分で手錠しあとはトムとアカツキに任せたが、予想以上の距離を攻撃出来たらしいが、魔法範囲の制御は覚える必要が在るみたいだ。
キューブの丸い黒い空間に自動で、手錠した盗賊から入れて行くがたまに、穴に詰まるのでケツをかかとで蹴り入れる。
見える範囲はもう居ないのが、アカツキやトムが手錠した盗賊もたまに穴に、ケツが詰まるのでかかと蹴りしブチ込む。
「全員捕まえたよ~」
「変な格好した人間の女が、倒れてるけど」
万能キューブの情報では、敵しか倒さない魔法らしいが、異世界から来た者は、敵とそうで無いに分類が判定出来ずに入ってしまうらしい、何故だ?
モンスターは敵意剥き出しだから、普通に攻撃対象らしい。
「やっちまったかな?」
確かめるべく山中に居たアカツキが見付けた、人間の女性を見付けると四人居て、スキルらしきのが四人の名前欄を表示するが、名前が?に表示されてるので確認中みたいだ。
倒れてる一人は銀髪の美人で、寒い場所に居たらしく高そうな白い北欧で王族とか着そうな、そんな服装をしてた。
あとは黒髪ロングでセーラー服の様な服装の、顔が整った美少女と茶色のブレザーを着たツインテールは、美少女だが化粧が黒髪ロングの女子高生よりしてない感じだ。
最後の一人は黒髪だがおかっぱ・・・まあ、今風に言えばミディアムだろうか?
青いカーディガンに、黒いラインが入った白いスカートと黒タイツに学校指定らしき靴。
こっちも美少女だし・・・何だコレ、美少女祭りかな?
何だか分からないがキューブに、回復魔法をピックアップして貰い、水と地の魔法の合成魔法エリクサーしか出なかった。
「どこぞのゲームの、合成魔法に似てる気がするのだが・・・」
魔法を一応試す。
「エリクサー!」
先ずはミディアムカットの美少女に使うと、気が付いたらしく目が開く。
「───・・・此処・・・何処?」
「目覚めたねご主人」
「魔法は成功らしい」
「魔法て便利だね」
アカツキはそう話し、ミディアムカットの美少女の顔がアカツキを捉え・・・
「このネコちゃん可愛い」
「グゲッ!」
ギュット抱き付かれていた・・・
アカツキは役得だな・・・羨ましい。
「ザマ~」
「此方にもネコちゃんが・・・」
「グゲッ!」
哀れ・・・いや、羨ましけしからんなトム。
他の三人も魔法を使うが、アカツキとトムは未だにもフラ・・・いや、腹をネコ吸いされてる。
「うん~・・・野良ネコ独特の匂いや、おうちネコの匂いがしないけど、不思議な匂い・・・」
「「や・め・てぇ~!!」」
美少女はは泣き叫ぶトムとアカツキを無視する、二人の言葉を理解して無いかの様に。
「ネコちゃんモフモフ!」
「「ギャァ~!!」」
それを目覚めてジト目で見る、ツインテール女子高生まだ寝てる黒髪ロングの女子高生、微妙にパンツが見えそうだがそれよりもう一人は・・・
「此処は何処ですか?」
普通に日本語に聞こえるが、ツインテール女子高生は答える気は無いのか、聴こえてるのに振り向かないのは何故だ?
一応私が対応する。
「異世界らしいよ、銀髪の人外国人の方」
「・・・え?」
「ちょ、今なんて言った?」
ツインテール女子高生が、私の襟首を掴み前後に揺する・・・吐きそうだ・・・
「止めろ、滝の様に口からファイヤーするぞ・・・うっ」
サッと手を離し逃げるツインテール女子高生、何て酷い女子高生なんだ・・・
「まあ私も今日この世界に来たばかりだが・・・」
「私はまだ死んで無いわよ!」
ツインテール女子高生が青い顔をして言うと、銀髪美人は・・・
「私は乗った車が爆発しましたよ」
今、とんでもない爆弾が投下された気がしたが・・・
ふとトム達をみるとミディアムカットの女子高生は、悲しい顔で言う。
「私は気に入らないと言われて、虐めでリンチされて・・・」
「・・・」
涙を流すミディアムカットの女子高生、その頭を撫でるトムとアカツキ。
「何か暗い空気に成ったわよ・・・」
何故か私に言うツインテール女子高生。
「私に言われてもな・・・」
一応全員の話を聞く事にした。
女神様から貰った中がコテージ風の、不思議な万能テントを出してまあテントではなかったが、テント近くにノブが浮いてたので掴むと、猫の形をした黒い鈴が付いた扉が現れ。
扉を開くと涼しげな鈴の音と、広い玄関がある・・・
命名変更が必要だな、万能異空間扉か何処でも家でも良い気がする。
「全員入って、靴は玄関で脱いでね」
私がそう言うと銀髪美人は。
「大和帝国式ですね」
「大和帝国?」
「「?」」
ツインテールとミディアムカット女子高生が、不思議な顔して私を見る。
「何かこの外国人の人の言葉が分かるの?」
「英語なら少しは理解出来ますが、英語では無いですよね?」
「? 日本語として聴こえてるが?」
「「?」」
首をかしげる女子高生二人と・・・
「日本語てなんですか?」
銀髪美人が不思議そうに聞くが、此れは女神様から貰ったチートてヤツだろうか?
「此れがさっき会った、女神様て神様がくれたらチートかな?」
「何処のネタよ・・・て、本当に異世界なのぉ~!」
ムンクの叫びの様なポーズをする、ツインテール女子高生と理解出来ない、ミディアムカット女子高生。
一応話を聞く為に全員靴とブーツを脱ぎ、何故かバイクは万能キューブに回収されてた。
近くにトイレを発見した二人は、トイレに入って行ったが銀髪美人はトイレに興味在るのか、他の扉を開くと叫ぶ。
「なんですか? この綺麗なトイレは!」
一応覗くと、普通のシャワートイレだった。
「普通のトイレだな・・・」
「大和帝国恐ろしいです」
「大和帝国て何?」
「・・・え!?」
なんでて顔で見る銀髪美人、同時にジャーと水が流れる音が響くと。
「なにトイレの前に居るのよ、エッチ!」
「なんでそこの美人さんは、カタカタと震えてるのですか?」
一応話すと。
「大和帝国・・・私は日本人よ」
「同じく私も日本育ちですよ」
「一応此処に来る前は、私も中年日本人だ」
三人は何故か私を見て固まる、まあ見た目は十代だし中身は四十代だからな・・・
「私は弟に夕食作らないといけないのに・・・」
「私は死んだので、両親が哀しんで暴走しないと良いけど・・・・・・」
ミディアムカット女子高生の両親は、どんな両親なんだろうか。
だが彼女は知らない、リンチした者達は不審な死と事故や不審な出来事により、その日の内に全員命の報いを受けてたのであった。
その家族も謎の現象に苦しみ、その一族全員数十年の時の果てに全ての血族は途絶えた。
銀髪美人はまだ混乱して居た、話をし易い場所を探しトムとアカツキが扉を開くが、客室の様に布団やベッドが何部屋か在り、廊下の突き当たりの部屋は広くリビングスペースだったので、此処で話しを聞く事にした。
まだ起きないお嬢様らしき、黒髪ロング女子高生を絨毯の上に置き。
「アンモニアとミントと、匂いがヤバいハバネロを超えるデスマスターソースの匂い、どれが効果有ると思う?」
女子高生二人は無難に・・・
「ミント一択よね」
「ですね・・・」
だが銀髪美人は・・・
「アンモニアは直ぐに目覚めますよ」
ド・Sに火が付く雅史が選んだのは・・・
「臭い!」
鼻をおさえのたうち回る黒髪ロング、膝上丈故に見える黒い紐。
「・・・スケベ」
「私はあんなの捌けないです・・・」
「私は履いてませんよ」
最後の銀髪の自己申告はスルーした。
全員揃い近くのテーブルに座り、飲み物の好みが判らないのでキューブに何故か入ってた、ペットボトルの水を出してから一応自己紹介をする。
「私は雅史だ、一応元中年で若返った姿だが、たぶん私だけ地方だな・・・何となく」
そう話すと黒髪ツインテールは・・・
「私は恵理、東京の私立校の二年生よ・・・もうじき悪夢の受験生ね・・・」
漢字で恵理と表記とエリとカタカナ表記が出る、今のタイミングなんだな・・・
そして恵理さんの自己紹介後に手を上げる、黒髪ロングの女子高生。
「あっ・・・私もだけど、都心かな・・・あと私の名は優姫です、私はもう推薦があるので受験は無関係かな?」
「何か格差を感じるんだけど・・・」
黒髪ロングの優姫はそう話すと、恵理は悔しそうに言う。
そして次にミディアムカットの美少女が、自己紹介をする。
「私は神奈川です、高校二年に上がる前に死んでしまいましたが・・・」
再び暗い空気が漂うが、三人共に関東の大都市だな・・・美少女な訳だ。
「あと私の名前は冬美です」
申し訳なさそうに名前を言う、ミディアムカットの冬美ちゃんだが、更に重い人が居る。
「私はシャーロンです、王族として視察公務中に暗殺されました・・・」
それを言うとやはり、更に重い空気が部屋に蔓延するが・・・
「でもその時の服装なのに、私は服や身体が死ぬ前と変わらないのは不思議です」
それを三人の女子高生に伝えると、冬美ちゃんも。
「私もリンチされて打撲とか、内臓とか・・・あとしょ・・・何でも有りません・・・」
何か赤い顔して言うのを止めたが、聞き間違えではなければトンデモ爆弾が投下された筈だ。
そして恵理さんと優姫さんは。
「私は家の玄関で何かに吸い込まれたわね・・・」
「私は色々有りまして、家出してる時に何故か森に居て二人に話を聞こうとしたら、彼女・・・冬美さんが光から現れた後に、あの時代劇でしか見ない方々に囲まれたと思ったら・・・」
その直後に私が盗賊に放った魔法が、四人にもて訳だな・・・
助けたようなそうで無いような、まあ先ずは万能キューブで今の話を解析して貰うと・・・
「全員帰れるらしいよ・・・シャーロンさんと、冬美ちゃんは少しタイムラグが発生するらしいけど」
それを聴いて喜ぶ恵理さんと、微妙な優姫さんと憂鬱な冬美ちゃんとシャーロンさん。
「冬美ちゃんは直ぐに両親に話して、警察に犯罪を受けた事を話せば保護さるよ」
(たぶん)
「シャーロンさんは、時間が死ぬ前まで戻るらしいよ」
この万能キューブの解析結果だとね・・・
シャーロンは言う。
「私が死ぬ歴史を変えられるて事ですか?」
「たぶん」
シャーロンさんの顔に希望の顔に成ると、何かを思い出し。
「たぶん私を暗殺の駒にされた人物は、私は判ったかもしれません・・・」
そして四人のターニングポイントは・・・
全員一致で帰るを選択し、何処でも家から出てキューブが示す場所に行くと、さっき帰った筈の女神様が居た。
「ごめんなさいね、私の孫が・・・」
「えぇ~と誰アレ?」
恵理さんが聞くので答えた。
「私をこの世界に連れて来た神様・・・」
全員混乱中に女神様が全員を帰した。
「ごめんね、孫が仕出かして・・・」
「大変なんですね、神様も・・・」
何だかは私には分からんが・・・
「まあ残ると言われたら、何も出来なかったわよ・・・」
(魔法が使えたりする、ステータスや装備は渡したかもだけど、少し彼女達にお詫びとして、私の護りの力を授けましょう・・・)
そう笑顔で言った後・・・
「此れから孫を、お仕置きに向かわないと・・・」
「でも命を救われた二人が居ますので、お手柔らかにお願いいたします神様」
ため息をして女神様は言う。
「そうね・・・人を助けた減刑は必要よね・・・」
そう言い女神様は消えた、光の粒子を降らせながら。
だがこの光の粒子が、その後の四人の人生に影響を与えたが、それは語られるかは謎だ。
◇◆◇◆◇◇◇
その後優姫は弟を発見し、ナンヤカンヤで政略結婚を回避し探偵を雇い、三人はとある人物故郷にに向かった。
冬美は事件から二日、知らない場所でさまよい、警察に保護されそして事件の事とを話すが、当事者達は謎の死により全員この世に居ない事を知る。
色々理解出来ない現象に、警察は手に負えずに未解決事件として封印した。
何故なら確かに冬美が話した場所から、彼女の大量の血痕や犯人の体液に足跡やら、状況証拠が在るにも関わらず遺体を運んでた者も特定したが。
何故かその運転した無免許の未成年と数人は、山中で車ごと崖から落ちてるのが発見され、バラバラに遺体を解体した道具や形跡が在るが、遺体は発見されない・・・埋めた形跡を掘り返してもだ。
まあ本人は何故か無傷で生きてるけど・・・
シャーロンは暗殺を回避し、暗殺を企てた者達が以外にあっさり、当局に捕まり収集したが・・・
恵理は希望の大学に余裕で受かったが、何か気が乗らない・・・何故かを考えるが答えは出なかった、優姫と再開して在る場所に行くまで。
◇◆◇◇◇◆
雅史は再びバイクに乗り、北に向かいバイクを走らせるのだった。
「美味しいご飯期待してますよ」
「魚とかね」
何で食い物で結託してるんだ?
伊岡に向けて何か慌ただしい、異世界一日目はまだまだ続くみたいだ。
優姫「久々に再登場!」
恵理「私もよ・・・何か前回はメイドに何故か成ってたし」
シャーロン「私もです・・・」
冬美「私は違う異世界で・・・髪型が違う私が、ヒロイン降格されました・・・」
三人は聞かなかった事にした・・・
続く予定です・・・だけど、次回あのロリ達再び登場しますが何やらヘクターの人生が変わってます。
分岐しない次回は色々懐かしい方々がご登場、新たなキャラも含めお楽しみに・・・たぶん話は八月予定です。