見た目も表記も漢字の龍だが読み方はドラゴン
レオン達は昼を食べルリエは風呂でサッパリしたが、メグルンに料理のスパルタを受け怠ける事が出来なく成ったルリエ。
メグルンと料理の腕も修行に成ったルリエだが、メグルンと楽しく教わり始めるとハマリ何故今までしなかったのか悔やむルリエ、メグルンに簡単なサンドイッチを教えて貰ったルリエ、更に「やれば出来る子だな」とレオンに言われて更にやる気が上がるルリエだったが、それで良いのか? ルリエ。
何か閉まった方向の扉に攻撃魔法の音がするが無視し、レオン達は開いてる地下七階層の階段を二時間掛け降りて行くが、ルリエは新しいマントで浮遊しながら降りメグルンは杖に乗り進み、ルーナはメグルンの杖に一緒に乗って居たが天使の様な翼が消え、普通の人間に見える姿に成って居た。
どうやらあの腕輪はまだ色々な力を秘めてるらしい、そしてレオン達は地下七階層に着く。
地下七階層に着くと通路に光が見える、地下七階層は明るさが変わり石のレンガにクリスタルが在りそこから、不思議に暖かい光が通路を照らして居た。
怪しいスイッチは罠らしくメグルン達に触るなと言い、まあ帰りたければ降りて来た場所近くのスイッチ押せば、何処かの外に出れると言っておいたが帰らなかった、他にも天井から剣山が落ちて来る仕掛けやヘビやワームが降ってくる罠等が有るが、一番はサイクロプスが再び現れる罠やブラックタイガーヴァイパーが現れる罠、ブラックタイガーヴァイパーは虎の様に強い肉食のヘビ魔物で、毒以外にも尻尾の先に虎の爪の様な物が有り、凶暴な一撃を放つ攻撃をして来るらしい。
罠スイッチを警戒しながら、ダンジョンの石のレンガの隙間には特殊な茸や薬草や、虫の死骸に寄生する植物が豊富に有り採取しながらルーナがナビゲーションを見ながら、ルリエとメグルンは薬草をマイケルはキューブで食べれる茸や、回復薬とかに使える色々な茸を取りながら進む、僕は寄生薬草や死骸の不思議な虫に白い冷たい花咲く冬虫夏草花に、赤い燃える様な花が咲いた火炎草花に怪しく光る青白い花の、煉獄草花をトングで掴み入れて行く。
特殊な環境下でしか手に入れられないらしい寄生薬草、途中宝箱を発見し不思議な緑色のフラスコに入った上級エナジーポーションを手に入れた、どうやらこの上級エナジーポーション(緑)は此処に生えてる、貴重な薬草や寄生植物の調合されてるみたいだ、上級エナジーポーション(緑)は体力や疲労や魔力等を回復や毒等の異常も回復、大抵の呪い関連も回復するらしいし此処に居る龍のブレス呪いすら回復するらしいが、対策はして有るので他で活躍して貰うが味は気になる・・・大抵薬草主張が強いから。
他には迷宮茸と言うクリスタル近くに生えてた茸は、見た目椎茸だが香りは肉の様な感じでルリエが目の色を変え必死で採って居た。
ルリエ曰くエルフでも数千年に一度何処かの迷宮かダンジョンで、一生に一度食べれば良い方の激レア茸らしい、更に進む先に黄金に輝く龍が居たがさて仲間に出来るか? 一応試す。
「・・・・・・なにやってるのですか? レオンさんは」
「魔獣を仲間にする気だろう」
「・・・・・・ほぇ?」
気が抜けそうなルリエの声が木霊するが、何とかズッコケなかったが龍は此方を向き他の個体とは異質な、龍なのに読み方はドラゴンとか書かれた龍と交渉を開始。
「そこの龍よ、仲間に成らないか?」
「・・・・・・」
「・・・・・・」
「言葉通じない筈は無いと思うが」
「・・・・・・通じてるよ・・・・・・我は元は竜だからな・・・何故に俺がヘビ姿の龍に、転生したのか意味分からん・・・」
竜が龍に転生てギャグだろうか? 面白くないが、龍に成った竜に聞く。
「それでどうする?」
「・・・・・・俺はドラン、俺の記憶の半分を追い求めてるが・・・それよりはこのまま此処に居ても、何時かは人間に狩られるからな仲間に成った方が楽だろうな・・・」
一応グリーンキャップのゴブリンの死骸を放り投げたら。
「そいつは食べ飽きたな・・・美味い肉を何時か食べさせてくれよ、あと酒も頼むぜ!」
要求が多い龍だ、まあ全員乗れるし戦力にも成るし万能の仲間だ。
「今日から頼むよドラン、僕はレオン」
「俺は相棒のマイケルだドラン」
「私はルーナ、シルフ族です」
ルーナの次に無い胸を張りながら、自信たっぷりに名乗るメグルン。
「我はメグルン、最強のウイザードです」
「派手な魔法好きな」
「最強・・・ぷっ・・・」
「ソコ、笑うな!」
マイケルに文句を言うメグルン。
「そして私は・・・」
覚えなくて良いのでルリエの名乗りを邪魔をする。
「ポンコツエルフだよ」
「ポンコツエルフだ」
「確かにポンコツですね・・・・・」
(努力は認めますが・・・たまにやらかしますし)
「酷いですよぉ~(号泣)」
「・・・・・・ポンコツエルフ属性・・・何時の時代もまだ居るんだな・・・」
何か呆れながら有った言うドラン、不服なルリエを放置してキューブに登録するとドランの姿が変わる、光眩しく黄金に光り姿が龍から竜に変わりそして再び姿が変わりながら小さく成り、最終的に全裸の金髪変態男の姿に成りルリエが顔を手で隠しながら、指の隙間から下半身を凝視しながら顔を真っ赤にしてたが、そんなルリエを放置しさっさと服を着ろと言ったら、ルリエのローブアーマーをトレースしたらしく白いローブを一瞬で纏ったが、下着とかは後に考える事にしたが・・・どうやらルリエを、ポンコツから改名が必要かも知れない、あとメグルン鼻血拭け。
「此れから宜しく頼むぜ、レオンマスター」
「レオンで構わないドラン」
「分かったぜレオンさんよ」
キューブを見ながらオリハルコン製生地のズボンと、最強のブーツと言う物理や魔法攻撃無効化のまた何かのモンスター革製品を、ドランに買い履かせてついでに同じくグローブも買い、武器は・・・ドランのリクエストを聞いてからにするが・・・
「・・・武器は・・・俺は竜だったからな、肉弾戦とブレス以外知らないぜ」
「だよね・・・・・・」
なんとなく分かってた結果だったが、メグルンは何かに期待してるがドラゴンブレスを此処で放ったら、流石に壁が崩れるだろうなと思った。
新しくドランを仲間にし進むと次の広い部屋には、二匹の龍がうろうろして居たがルリエとメグルンが目を輝かせ言う。
「私の仲間に成らない」
「我の仲間に成って下さい」
メグルン・・・キャラが崩壊してるが、あの黄龍て金色の龍はたぶん無理だよだって、戦う意思を出してるからねそして、黄龍二匹はメグルンとルリエに襲い掛かる。
「何でレオンさんは出来たのにぃー!」
「さあ倒せ、ドランさん」
「・・・俺のマスターはレオンさんなんだが・・・」
メグルンに困惑するドランは此方を見る。
「殴り倒して良いよドラン」
「龍て素材に成るのかな?」
疑問をマイケルは言うがたぶん成るのでわと僕は思った、ドランは軽くジャンプし空中でアクロバティックに回転し、黄龍の脳天を一撃で砕きその直後にもう一匹に向かって倒した黄龍を足場にし跳び、また拳一撃を脳天に食らわせ倒すドランは頼もしい。
しかしレオンは知らない・・・ドランが仲間に成ったのは、今のレオンのみで何故かハルモニアルートはドランが居ないので仲間に居ない、この選択肢に何故こんなに差が有るのだろうか? それは、とある女神が仲間に成る条件にも関わって来るが、それはその女神すら知らないのだった・・・それはレオンの旅を鑑賞する、イザナギすら知らない事だった。
ドランが倒した黄龍を回収し黄龍の肉は鰻に匹敵する味の部位や、竜と違う牛肉より更に上質な肉らしいが野性味が強い部位も有るらしい、内臓はタイニーフェザーやシルの食料にする事にしたが、まさかあんな事に成るとは・・・
龍の肉はは毒袋以外は問題無いらしい、強酸やクリスタル液は隔離し牙や革に鱗はオーダーメイドを頼んだ。
龍の革の全身革鎧と龍鱗と牙は鎧と盾に剣を発注した、一応四億アイリスもしたがナベツナを倒したお金で楽に頼める。
再び先に進み次は赤い鱗の炎龍と緑の神龍が二体に、黄龍が四体居たが神龍は敵意なく此方に来て野太い声で話し掛けて来た。
「人間とは久しいな・・・幾年ぶりか」
「前の人間は我等を見て逃げて行き、何故か他の龍に逃げてる最中に食われてたな・・・」
近くには虫食いの様な布・・・ステルスローブの成れの果てが在り、この神龍にはステルスローブは意味を成さなかったのだろう。
それにダンジョンの空気を取り込むダクトさえ、地上で見付ければ他の方法でも地下七階層にも八階層にも来れるだろうな・・・
「此処は退屈だ・・・外に連れ出してくれないか?」
「兄貴・・・確かに退屈だけど、我等が知らぬ世界だったらどうする気だ?」
何か他の世界から来た様な言い方だけど、君達他の龍から睨まれてるよ・・・
「此処に居るよりはマシだろう」
「そうだな・・・では我はソコの猫耳の男に」
「俺かよ!」
マイケルは神龍弟に指名され、神龍兄は・・・
「お主名は?」
「我はメグルン・・・」
「お前ではないわ!」
「私はルリエです」
「エルフの女にも言ってないわぁー!」
僕は溜め息をして名乗る。
「僕はレオンだ」
「我の名は・・・」
「チュン竜丸ですよね」
「そんなヘンテコな名前ではないわぁー!」
めっちゃメグルンは怒られた。
「我の名は龍王」
「我の名は緑龍王」
兄が龍王で弟が緑龍王らしいが却下しよう、仲間の間は他の名前に成って貰おう。
「いや君は今日からリュウちゃんね」
「え゛・・・リュウちゃん・・・威厳が・・・」
「お前さんはミドリか緑で」
「・・・兄貴の方がマシなネーミングだな・・・しくしく・・・」
マイケルは勝ち誇った様にミドリ? 緑? に名付けた、そしてメグルンとルリエは膝を抱え端で拗ねて居たが、ドランは他の龍を殴り倒し終わっていた・・・やる気有り過ぎる気がする。
リュウちゃんを仲間にしてキューブの中に入って貰った、僕の空きスロットは残り五枠でマイケルは残り六枠だが、ドランは普通に人の姿で居るし六枠に成らないかな?
「人間の姿疲れたし、少し寝かせて貰うぜレオンさんよ」
「今かよ!」
そう言い勝手にキューブの枠に行ってしまったドラン、何か自由過ぎる奴だなドランはと思いながら溜め息しか出ない、部屋の端に宝箱が有り鍵はしてなかったので開け、中には赤い水晶と白の水晶の玉が入ってたので回収する。
いじけてるメグルンとルリエを引き摺りながら先に進む、暫く魔獣の反応は無かったが暫く歩くと反応が有る部屋が有る、部屋に行くと宝箱を守る様に水色の鱗の水龍が居たが、海や運河にも生息してる、種類も居るがこの水龍とは別ジャンルらしい。
「あの宝箱は何が入ってるのだろうな?」
「倒せば分かるさマイケル」
僕とマイケルは新しい武器を鞘から抜き構える、戦う気力が無い二人をルーナに任せ神速で走り向かうと、口を開けブレスを吐くが一瞬身体がクリスタル化しそうに成るが、一瞬でクリスタル化が砕けるので無効化したのだろう。
マイケルは剣先を向けると剣の刀身を伸ばし顎を貫く、顎から血が流れるが決定打には・・・と思ってたら頭を貫いて居た、僕の攻撃出番無く戦闘は終わった。
剣を元の長さに戻しマイケルは剣の血を払い、鞘に収めるがそれを無視してアイテムで鍵を解除し青い水晶玉を手に入れた。
龍の紋章が刃に有る大剣・・・ドラゴンデストロイヤーを手に入れ、何か物騒な名前だけどドランが使えるだろうと収納した。
水龍と黄龍と炎龍の鱗の一部は三億アイリスで売れた、更に進みグリーンキャップゴブリンはルリエとメグルンに任せ、近くの部屋に入ると金色に輝く龍が居たが一応土龍らしいが名前と色が合わない、空中から睨みながら息を吸う体勢に土龍は成り戦闘に入る。
僕は刀で戦うつもりだったけど、飛んでる相手にはやはり風魔法を使うのが鉄則だ、リングの風の刃を構成し放つとリープエアースラッシャーは火花を散らしながら、金色の鱗を切り裂きながら首らしき辺りを切り裂き一撃で倒す。
堕ちて来た土龍を回収し宝箱を普通に開け茶色の水晶玉を手に入れた、他はヘンテコなちょび髭王様の金メダル・・・要らないから売ったら、1アイリスしか成らなかった・・・何故か凹む、他に普通の革のブーツが有り調べるとエーテルクラフトブーツと言うブーツらしい、エーテルクラフトブーツはエーテルを圧縮し、空中に力場を発生させられるらしいが使って見なければ分からない。
あと他の宝箱にはミズン鉱石と言う鉄? しか入って無かったから、宝箱に入ってたインゴットの延べ棒を何十本か分からないが売ると、9000 アイリスで売れたが安いのか高いのか分からない。
エーテルクラフトブーツを履いて見たが、エアーウイングの様な原理らしく浮遊するコントロールが必要らしいが、エアーウイングとは違う部分も在るけど使いこなせばエアーウイングを使わずに、空中戦も可能みたいだが空中浮遊の感覚はエアーウイングとは違い、何か懐かしい気持ちがするのは何故だろうか?
再び歩き出すとメグルンとルリエがお腹空いたと言う、ルーナは首をかしげマイケルは無視をして歩いてたので、マイケルと一緒に前に進むと急いで二人は来たがどうせおやつが食べたいかも知れない。
それに通路で休む気には成らない、更に進み通路にも黄龍が現れ空中を走るがタイムラグが有りもどかしい、神速もやはり力場のタイミングがややタイムラグが発生し思う速さを出せない。
刀を鞘から抜き頭に立ち刀を突き刺し倒すと、またクリスタル結晶化するが一瞬で砕けるが鬱陶しい攻撃ブレスだ、空中を蹴る様に力場を足場に走るがやはりタイムラグが気になる、力場のタイミングがたまに弱いしエアーウイングだと力場が無いので、攻撃で踏ん張り力が入れられない。
マイケルは剣先を自在に長さを変え突き刺し、黄龍を倒して行くがメグルンはフレイムレーザーで黄龍を倒して行く、ルリエは何故かグリーンキャップゴブリンと戦って居たが、いつの間に現れた?
更に先にはグリーンキャップゴブリンを追い食べる、黄龍と水龍が居た・・・どうやらゴブリンを追って来た様だ。
水龍が口を開け息を吸い次の瞬間黄龍や炎龍を巻き込み、冷凍レーザーブレスを吐き黄龍や炎龍にグリーンキャップゴブリンに、メグルンとルリエが氷漬けに成ってしまったが、メグルンとルリエは数秒で氷漬けを砕き復帰したが避けろよ二人共。
再び口を開いたので寒さでブルブル震えた二人を無視し、神速で走りマイケルは剣先を延ばしアゴに突き刺し僕は首らしき部分を切り裂く、倒し終わり一応氷漬けの炎龍と黄龍にトドメを刺して収納。
ルーナはルリエとメグルンを引き摺り後から来る、暫く進んで休める場所で今日は一泊した。
龍の肉は淡白だけどなかなか美味かったが、やはり部位により調理方法が違い牛肉の様な肉質や鳥の様な肉質に、蜥蜴やヘビや鰻の様な肉質部位も存在するが蜥蜴の様な肉質の部位は、鶏肉の肉質に近いらしいがヘビの方は鰻に近い肉質らしいが、夜に食べるのはお勧めしない。
僕はステーキが食べたいのでワインを出し、黄龍のロースをステーキ風に切り肉を柔らかくしてから、更に手を加えてフライパンで焼く。
途中でワインを掛けフランベし両面焼いて、火を切り蓋をし余熱で焼き次に火が通った位にキッチンペーパーに載せ、食べやすいように切り皿に載せる。
ステーキタレをキューブから買い、御飯を盛りタレを掛けて食べると黄龍のロースステーキ美味い・・・
メグルン達は自動ミンチ機を使い黄龍のミンチ肉を作り、どうやらハンバーグ作りをするかと思ったのだが、最終的にミートボール的なのが入った? スープ? を食べて居た。
翌朝は普通に出発し上で何か地鳴りがしたがまあ、気にせずに進む今日もまた採取しながら進む、昨日より多く有りたまに無い場所も有るけど先に進むが昼近くにまた地鳴りがして、何か嫌な予感がするが採取は続ける。
迷宮茸をルリエは今日もせっせと採る、メグルンは非常食にもするらしく鞄に詰めて居た、今日はある程度迷宮茸を集めたら料理をするつもりだ。
何故か迷宮茸のレシピが有るが一番美味しいのは、シンプルに焼いて塩を振り食べるのが一番らしい・・・レシピでもなんでもないな・・・
昼に成り黄龍を倒すのも何か飽きて来たが、バーベキューセットで炭に火を入れ網をし迷宮茸を焼く、マイケルは塩に醤油メグルン達は塩のみ僕は塩にレモンに塩コショウに、醤油と熟成醤油を用意すると何か視線を感じたが無視をする。
ルーナは相変わらずフルーツを食べてるが、今日はマンゴーと言う甘い香りが漂う果物を食べて居る。
「迷宮茸はなかなか美味いですね」
「此が伝説の迷宮茸・・・レオンさんに付いて来て良かったです」
「・・・醤油もイケるな・・・お前らに醤油は渡さん」
「「マイケルさんのケチ!」」
迷宮茸は椎茸の見た目で茸なのに茸の風味が全くしない、そもそも木に生えるはずの茸がクリスタルの近くに成ってるのが不思議、他にも大樹の根っ子からも生えてるが食べれるとキューブで調べたが出るし、この摩訶不思議茸は不思議過ぎるが食の手も止まらない。
茸だが茸でない肉に似た食感に、旨味が広がる味に不思議に身体に活力が溢れる感覚、そして何故か隣にいきなり現れたエルフ・・・どうやら失敗したスキルを今度は、ちゃんと制御して来たみたいだが何かやつれてる気がするが気のせいか?
「・・・・・・ルリエさんとローリエさんのせいで、僕の食料無いので食べさせて下さい・・・・・・」
ルリエが目を剃らす・・・悪いエルフだな・・・ルリエ。
「うぅ~」
視線が痛いルリエは迷宮茸をルーカスに差し出し、ルーカス君? さん? も一緒に迷宮茸を食べてると、遠くで何か鳴ったり悲鳴らしき声が聞こえた気がするが僕は知らない、自爆なら自己責任で解決してくれよ。
たまに地響きがしたのでもしかしたらサイクロプスのボタンを押したらしい、何かルリエが青い顔してたがメグルンは知らん顔してた、この二人は何かスイッチ近くにやらかしたな・・・・・・
「ルーカス君はあっち手伝わなくて良いのかい?」
「ルーカスで良いですよ、レオンさん・・・それに彼等はめんどくさいので僕はもう手を貸しませんよ」
何か口調が変わってるけど、此が本来の口調なのかな?
「特にザビーネて人はランスを投げまくるだけだし、バーンて言う剣士は勢いだけだし暇さえ有れば筋トレしててうるさい」
聞きたくなかった名前が出たよ、マイケルも変な顔をしてたが僕も成ってるだろうな。
「ローリエさんは武器の性能任せだし、ジ・・・キャスビルさんは人をコントロールするの上手いけど、まだ神速の入口に居るスピードだし・・・」
何かダメ出し多くない?
「アムロさんは武器さえ良ければ、能力を発揮するタイプなのに勿体ない人ですよ、グリフォンは普通では無いですし」
グリフォンに乗ってた人は評価するんだ、どうやってグリフォンで来たかは知らないけど、ルーカスは醤油で迷宮茸を美味そうに食べてたが何故かルリエが恨めしそうに見て居た。
メグルンは自分の予備を食べられない様に、ルリエから離れて居たがいつの間にかルリエはメグルンの隣に居る、まあ横から取られてるメグルン・・・強く生きてくれよ。
迷宮茸を食べ終わりゆっくりしてたら匂いに吊られた、炎龍と土龍が現れたがルリエは炎龍をメグルンは土龍を倒して居たが、メグルンはそろそろ水魔法使えば良いのに・・・炎龍は水に弱いのに。
ルーカスは二人にドン引きしてたが黄龍を連戦よりマシ、暫くナビゲーションを見て無かったがルーナが見ると、入口付近でまだ戦闘してるみたいだが爆発音は何故か聞こえない、メグルン並みに爆裂系の魔法を好む人が居るみたいだ。
リクライニングチェアで仮眠を取った後、身体をほぐし再出発するがまた何かガタンと音が聞こえるが無視、触らぬ神に祟りなしだ。
「大量の生き物反応・・・」
「ルーナ先に行こう」
「そうだね」
ルーナに先に行く事を促し、ワームだかヘビを呼び出したお馬鹿さん達は自己責任で進んでくれよ。
黄龍の変わりに水龍と土龍が増え、ルーカスも龍との戦いに慣れて行くがメグルンはもっぱら土龍としか戦わない、風や土や水魔法も使えや!
更に奥に進み龍と共にビール腹の巨漢オークと、グリーンキャップゴブリンが龍から逃げてるが拳で殴りゴブリンを足枷に逃げるオーク、今度のオークはエルフの闇落ちでは無いらしく顔は完全に豚・・・あと、牙は猪で肉体はビール飲み過ぎた中年オヤジ的な身体、何かの革の短パン姿で此方に来るが・・・
「乙女の天敵死ねぇー!」
メグルンがファイヤーボールを放ち、オークに着弾すると炸裂爆発し肉片に変えるが、あのオークに何か恨みが有るのだろうか?
「エロオークは出会ったら即殲滅です!」
氷の槍を構成しルリエも魔法を放つ、オークや土龍や炎龍は氷の槍にミンチ肉にされて行く、メグルンは更にフレイムレーザーを放ち土龍やオークを倒して行くがエロオークて何だ?
キューブにはオークしか出ないが、色々な種類が居るが町や村を襲い欲を満たすために家畜を襲い、人を襲い食う存在らしいが他にも繁殖生態に成ると種族関係なく襲い、全て生き物のメスを繁殖相手に襲うと書いて有るが・・・特に色欲が強い種類が、増殖すると国が滅ぶレベルの災害に成るらしい・・・何だろう頭が痛いな・・・
「オークは全て滅ぶべし!」
「エロオークはエルフの天敵だよ!」
四階層のオークには全く敵意出さなかったルリエ、何故かこの階層の今出会ったばかりのオークには、殺意を放つ銀髪エルフに成って居る・・・恐ろしや。
ルーカスは二人の攻撃にドン引きしてたが、手を貸す気は無いらしく此方で見物してた居た。
やっと終わったらしく龍の素材は此方で換金して、オークはメグルンとルリエがいつか冒険者ギルドに出すらしい。
一応食材の天引きは忘れない、特にルリエは腕が新人なのに良い食材を要求する残念エルフ、メグルンはそれに関してはドン引きだ。
残念エルフだから良い食材使えば、良い料理が出来ると脱線した残念エルフだが何とか、メグルンは根気よく教えて居るが僕は関わる気は無い。
「メグルンより私の取り分少ないですよ~!」
「腕に見合わない食材を要求するからですよ」
冷静に言うメグルンは溜め息しながら、今日の晩御飯のレシピを料理本を出して考え始める。
「だってぇ~」
「・・・・・・初心者の意識高い系が陥る行動ですね」
呆れながらルーカスは言うがその通りだと思う・・・たぶん。
「不当ですよぉ~」
ルリエを放置し先に進み途中で一泊して進んで数日、やっと地下七階層のボスにたどり着いた、エメラルドグリーンの龍は神龍と違い後ろ足が有り前足は鶏の様な足だが、白い毛と卑下をたなびかせ此方を睨む。
「・・・・・・」
守護神は話したがこの風龍は前口上無しに、前足で攻撃を開始して来たがルーナには不利なので下がって貰う、ドランを呼び出しドラゴンデストロイヤーを渡し戦闘に参加させた。
フレイムレーザーは風の魔法防御で弾かれ、メグルンはムカつきファイヤーバードを放つが、前足で一撃粉砕されてしまった・・・強過ぎるだろう。
ルリエが剣で片前足を切り落とすとブチキレ、ルリエ尻尾で吹き飛ばされ木の葉の様に軽く吹き飛ぶが、ルーカスが回復魔法を使いルリエはルーナが空中キャッチして、戦闘から離脱した。
メグルンは更に後方に下がりルリエの状態を見に行ったきり帰って来ない、一応回復ポーションは各自持っている・・・ルーカスは知らないが。
ドランは動きが鈍く成ったのを見極め、背中に重い一撃を食らわせルーカスも首を狙い土の槍を構成し放つが、刺さったのは一本だけだが効果は抜群で更にマイケルと僕で、最後のトドメを刺し頭に刀を刺しマイケルは喉を串刺しにし倒した、ルリエの元に行くと血を吐いた後が有り・・・。
「・・・間に合わなかったのか・・・・・・」
「・・・色々迷惑だったが・・・・・・死ぬとは情けない・・・」
「料理はアレだったし良い仲間とは・・・・・・」
口々ににルリエの事を言うルーカスにマイケル、溜め息しながらレオンもルリエに言う。
「まさかこんなに呆気なく死ぬ何て・・・・・・情けなしですよ」
「・・・・・・勝手に殺さないで! メグルン」
「「チィ!」」
「レオンさんとマイケルさん、舌打ちしないで下さいヨォ~(大号泣)」
無事だったルリエは立ち上がり、まだ身体が痛いけどルーナとメグルンに肩を借り進む、アイテムで宝箱の鍵を開けエメラルドグリーンの水晶の玉を手に入れポーションを手に入れ、上級エナジーポーション(緑)を口に入れ無理やり飲ませて、涙目のルリエを放置し引き摺りながら最後の地下八階層に向かう。
イザナギ「皆無事で良かったのじゃ・・・鼻が・・・鼻かみ紙が無い・・・」
??「そろそろ私の出番到来よね」