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元おっさん,猫と異世界ライフと旅に出る。  作者: 猫を愛でる会
レーティシア国~ルーベルト国
173/260

魔獣ザサファー封印の遺跡

王都ベルセルクの冒険者ギルドで、金髪オールバックのシャアさんとその御一行が居たが何か国王に謁見したらしく、聖騎士らしき白い鎧に白いマントをした人達が後ろに居る。


「キャスビル王子、王との謁見の時間が間も無くなのでお急ぎを・・・」

「そこで待ってろよ、逃げるなよ!」


待つ理由も無いがあのシャアさん王子だったのか、まあ知った事では無いし何故か腕に抱き付くローリエさんは何故か、僕に上目使いして来るが何故かルリエが睨んで来る?


「誰ですか? その女は」

「ダーリンの彼女のローリエで~す」

「嘘は良くない、前に少し旅した人達だよルーナ」

「何で私に言うのですか?」

「何で私に言い訳しないのですかぁ!」


何故かキレるルリエに、興味ないルーナにそれに絶望するレオンにそれを見てムッとするローリエ・・・カオスである。


「パウエルとヘクターは、シャアと一緒か」


何かつまらなそうなゼルダーさんに、毎回イチャイチャのバカプルが居たが無視をしてローリエさんから逃げ、何か言いたそうなメグルンは小さな声で。


「リア充爆発しろ」


普通に聞こえたので言う。


「取り分次回減らすぞメグルン」

「このハーレム主人公野郎・・・」

「次は無いぞメグルン」


顔面アイヤンクローで黙らせた。


「顔面が潰れるかと思いましたよぉ~」

「次は潰す!」


思いっきり拳を握るとメグルンは涙目で訴える。


「乙女の顔を潰さないで下さい」

「メグルン次第だな」


そんなやり取りをしてると、ローリエさんがメグルンをこの泥棒猫みたいな顔で睨んでいたが、メグルンには意味がないのだった・・・だってメグルンは恋愛に今は興味は無いから、派手な魔法を覚える為なら何でもしそうだが。


報酬も分けたので冒険者ギルドを出る、約束した覚えはないしする気も無いのでルーナとマイケルとルリエを連れ・・・・・・


「しれっと私を置いて行かないで下さいよぉ~」


モタモタしてるルリエが悪い。


「待って、今度こそ私も一緒よ」

「俺達もだ!」


イチャイチャバカプルは来なかったが団体パーティーに成ってしまった、王都ベルセルクから北に向かいシルで向かう。

マイケルもシロを呼び何故かマイケルの後ろにルーナが居て、僕の後ろではルリエとローリエさんが火花を散らす、困るなスピード落ちるから三人はキツイのだけど。

ゼルダーさんは冒険者ギルドから走竜を借り爆走してたが、レンタル料は誰が払うのだろうか?

大昔に封印討伐されたザサファーて十二の頭を持つ、邪悪な蛇の魔獣らしく一説にはアジ・ダハーカて言う魔物と言った異世界歴史家が、本にして出版したらしいけど受け入れられなかったらしい。


片道二週間の馬車での道程を2日間で踏破した、タイニーフェザーにワームをキューブのパネルで移動し食事を与え、エドにはドライフルーツを与えた。

もう2日間も夜営ハウスで寝てないので疲れて居る、メグルンやルリエはまあ危険視しないがローリエさんはともかく、ゼルダーさんやあのシャアいやキャスビル王子は面倒くさく成りそうだから、教えると面倒に巻き込まれそう。

それにしてもルリエやメグルンは寝袋でも爆睡する、君達適応力高過ぎないかな?


一応周りを確認し夜営ハウスを出し、お風呂だけでも済ませた・・・お風呂は必要疲れや衛生の為に。

巨木に囲まれた遺跡にの前に来た、巨木は封印した魔獣の邪悪な気を吸い上げる浄化の聖樹らしく、封印が破られる力を与えない様にしてるらしいがこの頃遺跡の魔獣やモンスターが増え始めてるらしい、遺跡は石造りの神殿の上が入口で中はダンジョンに成ってるらしい、石の階段を眺めルーナは翼を広げ空を飛び僕とマイケルは軽々と段差を蹴り上げ上がって行く、ローリエさんは空中を歩く様にルリエはエルフらしく爽快に登る、メグルンは僕の背中の背負子で黙って荷物に成って居る、「私は荷物じゃないのに・・・」何か聴こえたが無視をし向かう。

ゼルダーさんは近くの冒険者ギルドで走竜を返しに行って居る、まあ誰も来てくれとは頼んで無いから放置する。


遺跡の入口に入りザサファーを封印した絵壁を見ずに過ぎ、二つの通路が有るが此処はやはり便利アイテムに頼ろう。


「便利ダンジョン地図ナビゲーション~!」

「「「「・・・・・・テンションがオカシイ」」」」


何個か適当なエーテル魔石をスライドする場所にいれ、★のスイッチを押すと疑似画面が現れ『暫くお待ち下さい』と出る、暫くすると地図が出てどちらに行っても一つの階段に行くらしい、宝箱は黄色に点滅しモンスターや魔物や魔獣は●に点滅するらしい、他の冒険者は緑に点滅するらしいで●点滅しないのは敵対意思のある人間で、犯罪者は基本ダンジョン内での殺害は許可されてるがそれは、いちいち犯罪者連れてダンジョン攻略の進行に支障が出るからで、一応警邏してる騎士に引き渡す事も可能だが騎士が居るか出会えるかは運次第らしい。


マイケルも取り出し確かめると同じらしく説明を読み、先回りして敵を攻撃したり逃げたり出来るが宝箱を守るモンスター達の戦闘は、避けて通れない宿命みたいらしいがそもそも入っても有るかは分からない。

先ずは下に降りて見る魔獣ザサファー封印神殿は全八階層で、上から降りて地下八階層を目指すらしい。

地下一階層は冒険者が多くは無い、着いたのは少し日が登った時間帯だからだろうか? 地下二階層には二つの階段が有るが、地下二階層はダンジョンで夜営してる冒険者が居るらしい。

宝箱の反応は無いし一階層の隠し通路から下に向かうのも在り、一応三階層を見ると冒険者が居るが宝箱は無いけど人間の敵は居る、明らかに点滅してない●が動いて居るからだ。


「三階層は犯罪者が居るみたいだ、マイケル」

「四階層の情報見てからだな」


地下四階層は宝箱の反応は在るけど、モンスターも多く人間が居ない代わりにやや大きなモンスター反応も有る。

隠し通路の回路は地下五階層まで在るけど、先ずは中間地点で冒険者が居ない四階層を目指す。


「楽過ぎるチートですね」


メグルンが言うとルリエは。


「無駄な時間が短縮出来て良いと思いますよ」

「メグルンだけ地下一階からどうぞ」

「頑張ってね」

「頑張れよ」

「皆薄情者です!」


メグルンを放置し地下一階層の隠し通路に向かい、ナビゲーションの僕が先頭で後方警戒にマイケルがシンガリを任せた、結局メグルンも付いて来たがルーナの後ろに隠れなが居る、隠し通路は壁の一部がスイッチに成ってて押すとスライドして壁の後ろに、埃で誰も通って無い道に入り灯りが無いので魔法で灯りを出して進む、壁に沿い歩くのとナビゲーションの地図と一致してるので進み階段の入口に入り、階段を降りて行くがやはり使った形跡が無いので誰も探し出せてないルートらしい。


地下二階層の踊り場を通過し更に降りるがどこ、何処からか風の音が聴こえるが通気孔か何かだろうか? 更に降りて居ると、壁が荒く成り剥き出しの地面が現れる。

どうやら地面に入ったらしいが、本当の地下て地下三階からでは無いだろうか? 更に進み、地下三階層の踊り場を通過し更に長い階段を降りると見えて来た地下四階層の踊り場、踊り場から通路に入り途中で石の壁に変わりクネクネと進み、モンスターや冒険者が居ない事を確認してから隠し壁スイッチを押すとスライドし、地下四階層に入ると宝箱が二つ反応が有りモンスターの反応もある。


地下四階層は照明が無いのに明るい、ルリエやルーナやメグルンが物珍しそうに見て居たが、ルリエが何もない場所で転びルーナは素早く回避しルリエはローリエさんの、スカートを掴んでたがラッキースケベは起きなかった・・・当然だけどね。

モンスター反応が近付いたので戦闘態勢に入り、ルーナに預けると何か太った邪悪なエルフみたいなのが現れたので、ルリエに聞いてみる。


「ルリエの種族の知り合いか?」

「知りませんよー!」


そこにはエルフと同じ耳だが体型は巨体で、片手には冒険者の亡骸を持って居たが口には血が滴って居た、お腹が空き過ぎて人間を食ったのだろうがオークより行動はオーガだな、キューブには悪魔堕ちエルフのオーク種と出て居たが何をしたら悪魔堕ちするんだ?


「悪魔堕ちエルフて聞いた事有る?」

「呑気に聞かないで下さいよぉ~(号泣)」


刀身が無い剣を鞘から抜きオーラを纏い、冒険者の亡骸を棄てやって来るオークをオーラの刃を形成し一気に間合いを詰め、殴り来る拳を躱し背後を取り一撃でオークを斬り倒した。


「この頃魔法しか使って無いから、身体が少し鈍ったかな?」

「まだ来るみたいだぜ!」

「点滅したのが来るよ、レオンさん」

「やるぞルリエ」

「ひぇ~!(大号泣)」

「私も居るけど・・・」


何かムッとしてるローリエさん、ローリエさんは防御力ならこの中では最強なので心配は無い、メグルンは足をカタカタと震えて居たが顔は何故かどや顔だった。


「何か頼りないな、さて相棒(マイケル)行くよ」

「任せろ!」


エルフ悪魔堕ちオークを回収しつつT字路に出て、哀れな姿の冒険者・・・頭と片腕が無いので食べられたらしい、同じオークがヨダレを滴しやって来る姿は地獄だがマイケルと視線を合わせ。


「少し本気を出すか」

「まあ初めて出すけどな」

「「神速セカンド!!」」


一歩を踏み出し加速しオークが此方を見失い狼狽えてる間に、素早く敵を切り裂き進みマイケルも新しい武器で瞬殺してるみたいだ。

小さな悪魔らしきのも次いでに倒し、オークの姿が見えなく成ったのを確認し合流してから再び歩き出す、途中宝箱を便利アイテムで解除しオリハルコンナイフとオリハルコン小手を手に入れた、あとは50アイリス位しか無かったので進みナビゲーション地図を見ながら進む。

無駄な戦闘を避けて進み再び宝箱を便利アイテムで解除し、妖精のシールドと言う小手の装備をルリエにして、防御力をアップさせたが魔力エネルギーシールド発生機構付きらしく、自動で魔力エネルギーシールドを展開するらしい。

他は妖精特製ハチミツ回復ドリンクとハーブリフレッシュポーションが、1ダース入って居た、途中セーフティー区画らしき場所を通過し一応ナビゲーション地図を見る。


宝箱反応はもう無いので地下五階層の階段に向かい、開けた階段の前には魔物が居て階段の前で待ち受けて居た。


「ココハトオサセン・・・ウガァー!!」


どうやら階層主と言われる敵らしいが、高身長の人間と変わらない身長にグリーンの肌に長く鋭い爪に、人間の腕を簡単に噛み砕きそうな凶悪そうな牙に鉄球を片手に持って居て、何故かボロボロの布のパンツ一丁で居たが鉄球の鎖を回しそして攻撃を回収した。

軽くジャンプして躱しルリエとローリエさんが剣とサーベルを抜き、素早く走り階層主のトロルの腕を切り落とすが、直ぐに腕は気持ち悪く再生し再び鎖を手にし振り回し再攻撃を始める。


「ならファイヤーボール!!」


メグルンがファイヤーボールを放ちトロルに直撃したけど、腕の骨が見える程の攻撃でも肉体再生は早く意味が無い。


「我のファイヤーボールでも倒せないだと・・・」


何故かメグルンが変な言葉遣いに成って居るが。


「何か新しい設定出して来たぞこのご病気ちゃん」

「さて、俺達もやるぞレオン」

「ご病気ちゃん言うな!!」


鞘から柄を抜きオーラを纏わせ刀身を発生させ、光の剣を形成してトロルに向けて神速を使い向かう。


「この攻撃は行けるか?」


袈裟斬りに斬るが再生がやや遅い意外変わらないが、再生が阻害されたみたいだが鉄球の攻撃スピードが上がったので、どうやら今の攻撃は何らかのダメージは与えたみたいだ。


「俺も居るぜ!」

「何で居場所教える攻撃してるんだ? マイケルは」


打槍を振りかぶり一気に脳天を攻撃するが、頭が潰れたのに腕は普通に動いて居てマイケルはその態勢から、打槍にオーラを纏わせて更に攻撃を追加する。


「オーラ纏い・・・竜撃打!!」


紫色の血を払い打槍に竜の形をしたオーラを纏わせ、もう一撃頭に竜のオーラを纏った攻撃を食らわすが、頭が飛散したのにまだ身体は動いて居る・・・気持ち悪い。


「「「気持ち悪いよ~・・・・・・うっ」」」


此方にクレームを訴える様な顔をしてるが、やったのはマイケルなんだが。


「ハアァァァー!」


更に気合いを入れ柄にオーラを送り、刃が更に光を強く増し刃の長さもやや延長する。


「此なら!」


神速を併用し何時もより更に加速してダンジョンの床を蹴り、勢いのまま払い抜けと同時に胴体を切り裂いた筈が、何か剣の刃に違和感を覚える。

何か硬い物を斬った様なそんな違和感だったが、脇腹からは血が吹き出て居たし再生が追い付いて居ない様だ。


「トドメは俺が!」

「私が!」

「いいえ私が!」


三人でトロルに剣と打槍を突き刺すが・・・


「グガァーオォーッ!!」

「此れで終わりだあーっ!」


まだ倒れずに踏ん張って居た、寄生らしき雄叫びを挙げ血を吹き出しながらチェーンを持つが、大量出血で膝を着くトロルに今度は更にオーラを強めて岩を砕き斬る様な感じで上段から一気に脳天から真っ二つに叩き斬る。

やはり心臓辺りで硬い感触がしそのまま切り裂くき、切り口から黒い玉が血と共に落ちる途中で砕け、何かバングル的な腕輪が現れトロルの血の海に落ちた。

トロルは再生せず倒れ血が飛び散る前に皆逃げてたので、血まみれに成らずに済んだ。

腕輪はトロルバングルと言う持ち主の、防御力と回復力は通常の2倍引き上げるらしいあと、肉体回復再生の特典付きだったがアレはそんな生易しい感じでは無かった気がする。


トロルバングルは知を拭いてからルリエに渡した、前衛で一番生存率が低いのはルリエだからだが何か、ローリエさんが不機嫌だしルリエは赤い顔し喜んでるが何故だろうか?

地下五階層への階段を降りて行く途中で、何かメグルンが聞く。


「あの腕輪て私に貰えないですか?」

「アレは持ち主の防御力と肉体の自動回復再生だぞ、後衛のメグルンには要らないだろ?」

「・・・・・・要らないですね、そんな効果・・・」


何かを想像したらしいメグルンは顔が青ざめて居た、階段を降ってる最中に一斉にお腹の虫が鳴く、遺跡に入ってから何も食べて無いから仕方がない。

一応地下五階層に着いてから考える事にする、長い階段を降りる前に確認して階段の近くにモンスターが入らない場所が在るので、モンスターや魔物を確認してから進む事にする。


この地下五階層には魔獣・・・魔の影響を受け、異質なモンスターや魔物に成ったのが徘徊して居る、その一種ドラゴンナーガは元は魔物のナーガだがヘビの鱗がドラゴン並みの強度に変化し、見た目は変わらない上半身は女性の姿をし髪はヘビの魔物みたいだが、アジットブレスや強酸攻撃にドラゴンの様な強靭な爪攻撃と、イービルアイと石化の魔眼攻撃とナーガとドラゴンの特性を融合した面倒な敵だが、上半身はナーガのままなので問題は無いしイービルアイ等の対策回復アイテムも問題無いが、他にも黒い炎の魔法や黒い霧で生命力を奪う魔法も有る。


他にネズミモンスターの茶色い毛色のラットや、グリーンキャップを被った茶色い肌色の色々特殊なゴブリンに、魔物の紫色のヘビの胴体を持つメデューサと土色でヘビの迷彩色な胴体のメデューサは、モンスターだが魔物の方が厄介な敵だ。

魔物だけあり知力も高いらしく魔法を使うのだが、黒い炎の魔法はオリハルコンの防具すら防げず燃やし尽くすらしい。

イービルアイ以外にもストーンブレスと言う、広範囲に相手を石化する呪いのブレスも有り、電光石火でメデューサを倒さなくては成らないらしいが僕とマイケルとローリエさんには無効な攻撃だが、ローリエさんは黒い炎の魔法すら防ぎそうな予感がする。


一応警戒しながらセーフティ場所を目指し、メデューサに石化されたゴブリンが捕まり石化したまま、グリーンキャップ? のゴブリンを魔物のメデューサが食べて居たが、隙を見て一応バレない様にマイケルが狙撃して倒し、更に向かう途中で周りにモンスターや魔物が居なければ、単独の敵をマイケルが狙撃して倒して行った、メデューサは下半身の身はヘビと同じらしいが毒抜きが必要で、アクアサーペントとか海の竜やヘビの様に毒抜きは大変らしい、何十体倒したか分からないがやっとセーフティ場所に着き、遅昼の為に夜営の今度はテントを出すつもりだったが、ローリエさんが一人キャンプの様にテーブルを用意を始めたが、ルリエとメグルンがトイレ限界ぽい顔なので夜営テントを出したら、二人は直ぐに入って行った。


「じゃあ僕達はコッチで」

「え!?」


何か悲しげな顔で此方を見るが、僕も安心したらトイレが近く成ったので急いで入って、取っ手を掴み玄関に向かって暗い空間を降りて行き玄関着地誘導に従い、手を離しゆっくり着地するが何かの秘密基地みたいで面白いが、メグルンは家にしたいから欲しいと言う・・・あげないけど。


全装備解除し急ぎトイレに入り・・・・・・スッキリしたら、手を洗い何を食べようか考えてるとメグルンは。


「お子さまランチ!」

「少量で色々食べれるからね」


何か喉に引っ掛かってる言葉が有るのに、何故かそれを言えない・・・何故だろうか。


レオンが言いたいのはたぶん、此処はファミレスでは無いと言いたいのだろう。


「私はパフェかな?」

「それは昼ご飯ではない、おやつだ!」

「私はフルーツ沢山のパフェ」

「どんなフルーツが良い、ルーナ?」

「私と対応違いますぅ~!」


ルーナはフルーツが主食だから仕方ないのだ、ポンコツエルフは小食以外普通に食べてただろうが!


「ポンコツエルフは甘い物を食べたいだけですぅ~」

「レオンさん・・・私怒って、寝込み襲って責任取らせますよ・・・」


ルリエにレオンは言う。


「あばら骨と腕がどうなっても良ければ、掛かって来いやぁー!!」

「・・・・・・嘘です、ごめんなさい・・・」


メグルンはキューブで頼んだお子様セットBの、サラダに小さなハンバーグにチキンライスとミートスパゲッティーと、プリンアラモードを頼みマイケルは自分のキューブからシーフードピザの貝類を頼み、ルリエはリンゴ一つとコッペパンに水、ルーナはバナナとイチゴとメロンのパフェを渡し、僕は昨日の残りの牛丼を食べるが・・・キューブに入れて置くと、冷めずに温かいまままた食べれるから助かる。


「私だけ・・・酷い・・・」


何かルリエが言ってたが無視して食べる、メグルンは満足そうに食べると視線を感じるが、無視をしてメグルンは食べる。


「私もプリン食べたいなぁ~」


メグルンに言うルリエのだが。


「此れは私のです、あげませんよ」

「うぅ~」


半泣きする残念見た目美少女の残念エルフのルリエ、仕方なくレオンは食べ終わった後にルリエの側に行き、コッペパンの真ん中に切れ目を入れ生クリームを切れ目に沿い乗せて、生クリームにベリーやカットしたイチゴを入れその上からカスタードクリームをでクリームサンドし、特製コッペパンの完成だ。


「ルリエが食べないし僕が食べるか」

「イジワルしないで下さいヨォ~」


ルリエは涙を流しながら食べたのだったが、シラケた顔でメグルンはルリエを見てたが、コップを持ちサーバーから間違えてお湯を入れ飲み大惨事に成ったのは言うまでも無い、メグルン的には紅茶が飲みたかったらしい。

ルリエは甘い麦茶が飲みたいらしいが、サーバーには麦茶は無いので入れて欲しいとたまに言うが、自分で麦茶を店で買って飲めばと言ったら。


「面倒だからイヤだぁー!」


一番面倒なのはルリエなんだが・・・まあナンヤカンヤ食休みして、全員でテントを出る時にルリエのアレが見えたが、ルリエにしては大人な黒い花柄レースだったが、外では膝を抱えローリエさんがいじけて居た。

再び地下五階層を進み単独行動のメデューサを、ダンジョンの道の角を有効に使い魔法弓やエーテルライフルで狙撃して、更に減らし地下六階層に向かう前に再び階層主が待ち受ける。

階層主は浮遊する目玉の魔物だが、この魔物は悪魔の魔物のイービルアイと言う魔物で、攻撃は石化光線に破壊光線に目眩ましのフラッシュらしいが、破壊光線て何かヤバい気がするしメグルンには黙っとこ・・・絶対欲しいとか言いそう。


「ヤバい攻撃して来るから、装備を整えよう」

「悪魔なら光属性の攻撃だよなレオン」

「僕は接近出来れば剣だけど、残りのモンスターが此方に来られると地獄だな」


モンスターの位置は分かるけど、どんなモンスターかは目視でしか判別出来ないし、メデューサに背後を取られたくない。

イービルアイは自分のテリトリーをうろうろと浮遊し、階段前からは出て来ない事を願うがどう戦うか悩むとマイケルが言う。


「俺が後ろを守るから、レオン頼んだぜ」


まあ狙撃して活躍したマイケルに言われ、僕は魔法を使う事にした。


「マイケル、背中は任せた」

「任せろ!」


ハイッチを交わしマイケルはナビを見ながら、モンスターや魔物を狙撃を始めたので此方も動く。

試してみたい魔法の名を頭に浮かべ、どんな魔法かをイメージが記憶の様に魔法を教えてくれた、意識を集中しイービルアイが背中を向けてる今がチャンス。

手の平に青い光の玉を構成させ魔力を縮退凝縮させ、イービルアイに向けて呟く様に言う。


「ブルーレーザー!」


手の平を敵の方にかざし青い光の玉から放たれた青い閃光は、イービルアイの背後を直撃し同時に青い炎がイービルアイを燃やす、イービルアイは倒された意味すら知らずに滅びた。

イービルアイは燃え尽きると黒い灰に成り、灰の中から鏡の様な盾に不思議な宝石のネックレスが四つと、星屑の指輪を手に入れた。

星屑の指輪は全ての状態異常を防ぐアクセサリー類防具、石化や魅了や毒を無効化出来るらしいが、不思議な宝石のネックレスは精神異常や無効化の効果が有るらしい、だが物理や魔法防御力は無いがそれは他の防具次第だろう。

一応マイケルは僕の防具を僕はトムの防具を調べると、ローリエさんと変わらなかったが何故早く調べて居れば、ビビりながら戦う戦法しなかったと思ったが後の祭りだ、魔の反射盾はルリエに装備させて星屑の指輪と不思議な宝石のネックレスは、ルーナとメグルンとルリエに装備させた。


「・・・・・・何でレオンさんは、ルーナに指輪を薬指にしてるのかな?」

「・・・・・・何でレオンさんは、ルーナに指輪をしてるのですか?」

「・・・・・・何でレオンさんは私に指輪をしてくれないのかな?」


ローリエさんには要らないでしょ! 、あとルリエは何故に気に入らない顔して睨むのかな? あとメグルン、勝手に薬指に指輪をするな! ルーナは可愛いから良いんだ。


「人間さん達の行動の意味が分かりません?」


ルーナには指輪を薬指にする文化は無い、そもそも子孫残すのに相手は要らないからだからだ、そして階段前に来ると宝箱が六つ在りマイケルと宝箱に便利アイテムを使うと、『罠を解除しました』が全部の宝箱に表示されたが宝箱の中身はアイリス通貨が34000有り、ルーナは要らないと拒否し五人で山分けし妖精のローブアーマーはルリエが装備は後回し、バスタードソードを元にした魔宝石が鍔に有る炎や水等の魔法剣を手に入れた、再び長い階段を降りるが木の根が壁の隙間から入って来て居た、更に降りて行くレオン一行だが遺跡に来る者達が居た、そしてダンジョンを一階から攻略をし進む者達が居た。


次は地下六階層の端着くと灯りが変わり、蒼白い炎の篝火がダンジョンの壁に在り通路を照らす、通路や天井が人間サイズでは無い広さと高さの地下六階層は魔獣と言うか、巨人の魔獣類が居るまあモンスターだよね・・・しかも最悪な事に四体も居るが広い場所に居るが、何故かグリーンキャップのゴブリンまで居るが巨人に追われてるらしい、地下七階層の階段は遠そうだ。


巨人達はサイクロプスと巨人兵にナベツナと守護神の四体、守護神は石像の本体にオリハルコン製の外装防御をした剣士らしい、サイクロプスは一つ目の巨人で年期のあるジーパンに世界樹製の棍棒と、抜き身の鉈の様な大剣を持つらしい。

巨人兵はバイキングの様な兜をし、基本肉弾戦らしいが剣を持つ個体や槍やスレッジハンマーを持ってる個体も居るらしい。

ナベツナは狂暴な巨人で直ぐに気に入らない物を見ると、容赦なく喧嘩を売る髪の毛が少ない白髪の巨人らしいが、短気だが倒すと大金が手に入る伝説の魔獣・・・いや・・・モンスター巨人らしい。


「何か地下六階層は相当広いみたいだな」

「もう夜の時刻だしどうする?」


何ヵ所かセーフティ場所が在るけど、今居る場所も巨人は入れないので此処で一泊する、夜営ハウスも出せる空間とスペースなので夜営ハウスでを出して入ると何故か、ローリエさんが固まってるので放置して玄関に入りルリエとメグルンはまた、トイレにダッシュして行った。

ローリエさんは何故か入って来ないので戸を閉めブーツを脱ぎ、防具を外し洗面所で手洗いと顔を洗い自室で部屋着の作務衣に着替え、先ずは風呂に行きマイケルとサッパリし奥ではエド達が温泉に浸かってるらしく、声がするがモンスターや魔物用の温泉は話を聞くとキューブから何故か出れ、温泉だけは浸かれるらしいがタイニーフェザーは、何かの設備が気に入ったとか言ってたらしいが鳥モンスター系の気に入る設備とは、一体何なのだろうか?


もう夏なので今は涼しい地域に近いが、真夏に成ったら何処が涼しいだろうか? 疲れを癒し、夕御飯は魔物肉のクリームシチューにした・・・


材料は


・五寸人参

・玉葱

・トヨシロ

・ブラッディーブラックブル

・ハ○スの粉シチュー

・○○オバサンのクリームシチュー


粉シチュールーは便利だ・・・高いけど固形はコクを追加する為に、固い野菜を圧力鍋に入れ煮込み柔らかく成ったら次は玉葱を入れアクを取りつつ煮込み、ブラッディーブラックブルの肉を少し火を入れ、玉葱と共に煮つつアクを取り野菜が煮えたか確めてからシチューの粉ルーを入れ味見する、食べ易いサイズの肉にキューブから買ったシチュールーと野菜が美味しい味を醸し出す、マイケルも少し味見して早く食べたそうにしてた。

ルリエ達の風呂は長いのでシチューはじっくり煮込めた、パンとご飯を用意しテーブルに置くが先に僕とマイケルは夕御飯にした、ルーナはバナナを一房食べてたが。

メグルン達に連れられ来たローリエさんは、三人揃って行動してたが何故にシチューおかわりまで三人一緒なのかな? あと、ルリエはシチューだけ何故か小食で無いのだけど・・・まあ良いか。

僕とマイケルはマッサージチェアーで寛ぎ、三人は食休みの後でまたお風呂に行くらしい・・・・・・


こうして魔獣ザサファー封印遺跡の一日目の夜は無事過ぎて行った。





イザナギ「クリームシチュー・・・なかなか興味深い」

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