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元おっさん,猫と異世界ライフと旅に出る。  作者: 猫を愛でる会
レーティシア国~ルーベルト国
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タイニーフェザー

頂上に近付き海を見ると遠くに東方日光は見えないが、海は広く広大だたまに幻級の薬草や薬草花に回復系の材料茸を採取し、レアアース鉱石や宝箱から神鉄と言う特殊金属も手に入れると、キューブが成長してモンスター仲間枠が増えて一人10枠まで拡張したが、何故か金の延べ棒が二本減って居た。

何故かマイケルは一本だけ減っただけ、不公平過ぎやしないか? 途中霧が深く成り洞窟に入り、洞窟から頂上を目指した。

途中道が分かれコイントスしてコインがバウンドして、止まった右の道を進むがその先には鬱陶しいコウモリが多いし、糞尿が臭って来る地獄を味わった。


洞窟には虫が沢山居た、主にオオムカデだが頭を斬ったり潰すと汚い体液を撒き散らすと、新しいオオムカデが現れ面倒な迎撃戦に成り魔法は斬撃系は使えないし、炎系や光魔法は威力次第では洞窟が崩れるし土魔法は打撃なので、斬撃系の風魔法と変わらないから意味が無い。

マイケルがエーテルライフルで頭を狙撃し最小限の貫通で倒し、何かオオムカデは解体したくないからそのままキューブの虫魔物保管場所の、新しい枠の毒等分離枠に放置する。

毒物劇物の危険物は集積枠に廃棄物として溜めて置く、危ない危険物だし棄てられる場所か毒を浄化する生き物を探して、危険物処理を考える。


オオムカデの体液は他の虫さえ呼んだ、虹色に綺麗な身体のレインボービートルはこがね虫を巨大化した魔物、()()()()()()()()類では倒せないらしい、オリハルコン武器か弱点か火魔法で燃やすしか無いらしい、大抵は槍とかで接合間接部の隙間を狙うらしいが、毒や酸攻撃を受ける覚悟しての攻撃らしい。

その飛んで来たレインボービートルをマイケルは、ライフルで顔を攻撃して撃墜して倒しグリーンで艶やかな同じ虫に見えるが、ギフトケーファー(毒甲虫)も容易くマイケルは迎撃した、まだレインボービートルとギフトケーファーが更にやって来たので妖精の弓を出し、マイケルと迎撃し洞窟の隙間の穴からヘビの様な大きさの、大きなウジ虫の様なワームも現れ倒して行くが気持ち悪い。

虫の量が100体を越えるとキューブが機能が更新され、新しく虫解体機能が追加されたがそんな暇はない、虫の大群罠としか言えない地獄が終わり先に進みやっと明かりらしき物が見えたが、洞窟から出たらもう夜だった。


複数の月? いやまあ一つは衛星ミズンらしいが、たまに衛星ミズンを見てると光が見えるだけどねたまに。

近くの広い場所で夜営ハウスを出して一泊する、今日は疲れたので何も作らず猫屋の食べ物のを頼む事にした、装備や着替えも早く終わらせて手洗いを済ませ台所に行くとマイケルが居た、マイケルは台所で手を洗ったらしくタオルで手を拭いていた、二人で猫屋にアクセスし食べ物を見て選ぶ。

僕は特盛カツ丼弁当のオプション豚汁のみにし、マイケルは異世界魚介類の寿司特上わさび抜きを頼んで居たが、デリバリーに寿司の特上は有りなのだろうか?


「・・・・・・普通に特盛カツ丼なんだが・・・」


直ぐに来た銀のクーラーボックスに入ってたのは、特盛専用丼に入ってる特上ロースカツにふわふわ卵とじの特盛カツ丼だった。


「俺はあの寿司屋の桶に似た、綺麗な入れ物に寿司が入ってたぜ」


高そうな漆塗りの漆器桶に色取り取りの魚の握りが二桶有り、そんなに食べれなくも無いなマイケルなら、マイケルは取り皿と寿司種類別醤油を猫屋から買いぬるいに調整したお茶をサーバーから淹れ、無言で食べ始めた。

マイケルは食べる度に感度極まり至福の顔に目から涙が光る、ゆっくり味わいながら異世界魚介類特上寿司を食べて居た。


「毎日はお金が足りなく成るけど、たまに贅沢したい時にデリバリーはありだなマイケル」

「そうだな、この寿司でも18万アイリスと江戸の寿司より凄く高いからな」


マイケルの頼んだ寿司の値段に愕然としか出来なかった、あの寿司屋でもそこまで高く無かったからだ、異世界魚介類特上寿司恐ろしい・・・・・・

一応僕が頼んだ特盛カツ丼は4800アイリスだったが、高い方だと思うがマイケルよりはマシな気がした。

食休みをしてからお風呂で疲れを癒し、ふかふかな布団でグッスリ眠ったが今日は薄い本をおかずに出来る気力は無かった。


翌朝ご飯を炊くのを忘れてたので、朝食は猫屋で頼む。


「僕はチョココロネとイチゴ生クリームとカスタードサンドイッチ、後は牛乳屋が本気で作った牛乳パンにパンに合う牛乳屋のコーヒー牛乳だな」

「俺はマグロの鉄火巻きと、とろろマグロ巻きだな」


来たバックのジッパーを開け朝食を食べる、チョコクリームが美味しいチョココロネは絶品、牛乳パンもクリームがなめらかで美味しいしたまらん。

カフェイン苦手やや苦いコーヒー嫌いにはこのコーヒー牛乳は、苦味は無くカフェインも薄いので飲み易い、イチゴ生クリームとカスタードは絶品過ぎて感想を表せない、甘党には素晴らしいサンドイッチだった。

朝食を終え身支度をし再び行く、山道は岩肌や剣山みたいな岩が有るがフェザーブーツのお陰でスラスラ進める、たまに剣山岩を足場に蹴り上がり最短距離で行くが酸素が薄いので、途中で休み歩きやジャンプショートカットは辛いのでエアーウイングで向かう。


エアーウイングを使うと呼吸が辛くないので助かる、頂上付近には動物の牛の骨やヤギの骨らしき物やモンスターの獣や魚の骨が散乱してる。

近くには大きな羽の一部が落ちて居て、白く美しい羽はアクセサリーや兜の飾りにすると運気が上がるらしい、まあ小さい普通の鳥の羽位のだけしか効果は無いみたいだけど。

茶色系の羽で大きいのはフェザーブーツの原料らしいが、誰が作ってるかは表示されない。


エアーフィールドを展開し空気確保し、更に進み広いモンスターの毛や革の巣には卵が砕けた物が有り、特殊素材らしいので回収しお目当てのタイニーフェザーを探すが居ない。

近くにエーテル魔石が落ちてるので骨は要らないので、魔物やモンスターの売れる素材を回収する、まあ何故か巣の端に円を描く様に固まってるけどね。


「人間! 我等の寝床で何をしてる!!」


呼ばれたので見るとお腹以外白い羽に巨大な怪獣級の鷲の姿をし、鉤爪は前に三本は普通だがかかとに二つ鉤爪が有る、普通の鳥のモンスターはかかとの方の鉤爪は一つのはずだ、しかも人間の言葉を発したので見るとスキルに人語通訳とタイニーフェザーには有った。


「君を見に来た旅の人間さ」

「・・・聞こえん、今降りるから逃げるなよ!」


何故逃げる必要が有るのだろうか? まあ、卵の殻や魔物やモンスターの売れる素材や、エーテル魔石は回収してたけどね・・・・・・それかな?

強い風と少し埃を撒き散らし巨体が降り立つ、道理で巣の端に魔物の骨や素材や魔石や卵の殻が固まってる訳だ。


「珍しい人間だ、我に脅さない者が居るとは!」

「此が人間ですか?」


ふた回り小さいタイニーフェザーが、不思議そうに此方を見る。


「我が産みし最初で最後の我が子よ、人間とは善き理解者と悪き独裁者や悪しき意思を持つ者が居る、この山の下に住む人間の国のつい最近王に成った小僧とかな」


一応自己紹介する。


「僕はレオン、人間で旅や冒険をしてる者だ」

「俺はマイケル、猫人らしいがレオンの相棒だ」


タイニーフェザーも名乗る。


「我はこの山の主でこの世界の神とは違う神に産み出されしタイニーフェザー」

「私はタイニーフェザーJr.と言われてるよ」

「「?」」


何だか分からん部分も有るが、空の旅を共に出来る仲間にしたいので一応交渉を始めて見る。


「単刀直入に言うが、仲間に成らないか?」

「単刀直入過ぎるだろうレオン」


ツッコミ入れるマイケルに唖然とするタイニーフェザー親子、レオンは返事を待つと。


「我の食事は大変だぞ?」

「魚に獣に虫を食べるからね」

「特にワームは柔らかくて食べ易いからな」


レオンは内心うげと思った、ウジ虫みたいな見た目のワームを昨日嫌と言う程倒したからだ。


「昨日近くの洞窟で倒したぜ」


言うなよマイケルよ、しかも親指立ててどや顔してるし。


「なら仲間に成ろうではないか」

「狩りせずに楽が出来ますよ」

「本音隠せよあんた等」


こうして新たにタイニーフェザー親子が仲間に成った。


「此処も飽きたし毎日マグロや牛は飽きたからな」


この頃東方日光のマグロが少く成った原因は、どうやらタイニーフェザー親子が犯人だったらしい、何かマイケルから嫉妬オーラを感じた。


「では我の背中にのれレオンよ」

「此から頼むよ相棒よ」

「君は俺のキューブで休んでなよ」

「何だか分からないが休ませて貰うよ」


タイニーフェザーJr.はマイケルのキューブに入り、大きさ関係なく枠は一つに収まるらしい。

マイケルとタイニーフェザーの背中に乗り、広い背中から肩? 付近に掴まると羽を広げ飛び立ち空高く行き、そして大空を滑空し大海原にむけ飛び立つ。


タイニーフェザーから見た風景は凄く綺麗で、移動してる帆船が蟻のように小さく見えるより小さな種位に見える、タイニーフェザーは気流に乗り行き先不明な空の旅に向かったのだった。

海は広くそして新たな場所に向けて空の旅は続く・・・・・・



イザナギ「食べてる時に虫はキツイぞ」

この先の行き先は同じですが、内容は違いますが行くのは同じ国なのでこの先は続かない予定です、もう1つの話は続きますけど。

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