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元おっさん,猫と異世界ライフと旅に出る。  作者: 猫を愛でる会
レーティシア国~ルーベルト国
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ルート北上 交易中継点の街ドローペン

金髪オールバックの男は唖然として居た、アッチは実家のある王都方面でこのままだと、この頃身体の調子が悪いと言ってた父上が泡吹いて倒れてしまうと、金髪オールバックの青年には少し足りない年齢だが、キャスビルは仲間と急ぎ後を追う。


そして街から出てブラックヴァイパーか、プリティーキングベアーを退治して旅の資金を稼ぐ予定だった、レオンと同い年で最年少十三歳で冒険者に成った、元貴族令嬢ローリエは驚くが黄色のプリティーキングベアーが、人を乗せてさっき来た道を行く。

しかも冒険者ギルドに寄った時に、すれ違った冒険者だと思う男子が乗って居た。


「私の報酬・・・」


気が付くと走り去りそして知った顔が街に入る、この国の次期王のキャスビル王子だ。

私も急ぎ冒険者ギルドに行き、走竜を借りキャスビル王子一行の後ろを追う。



「エドなかなか良い走りぷりだな」

「レオンさん、まだまだ本気は出してませんよ」

「兄貴には負けないぜ」

「競わなくて良いぞクロ」


マイケルはクロの背中で再びお菓子を食べて居たが、マイケルは結構器用に乗ってるが落ちるなよ。

キューブでグリフォンの住みかを探すと竜王国と、アンダルシアて国に居るらしいが、今の方角だとアンダルシアしかないが遠い。

まあ美味しい料理が次の街で食べれると良いな、有ればの話しだけど。


歩いて数日の街道を半日で踏破し、日が沈む頃に着いたがこのままでは入れない、近くの森で夜営する。

エドとシルに要らないゴブリンを出したら、コイツら不味いが体力は回復すると言って食べて居た、無理に食べろとは言ってないが。

此方は今日は外で鍋パーティーだ、モンスター牛のすき焼を星空の下で食べる、頬っぺたが落ちそうな美味しさが広がる炊いた、淡雪こまちは凄く美味く更にすき焼が進む、キャンプ道具は鍋料理も可能で助かる。

何か食べたそうにしてたから、エド達の分も作り何故か有ったデカイ鍋にご飯と、その上からすき焼を掛けてブラッディーブラックブルのすき焼丼の完成だ。

美味しそうに食べるエド達と、怪しく藪から此方を見る一行は何か半日前に見た気がするが、それよりすき焼だ。


「サーバーが無限だからて、マイケル飲み過ぎだろう」

「炭酸サーバーのペ○シが美味いのが悪い」


僕はお茶を飲みながら肉屋秘伝の割下を追加し、またブラッディーブラックブルの肉を追加し、味が染みた豆腐を食べる。

この美味しさは幸せの極みだね、マイケルは白滝と肉を一緒に食べる、生卵が減り再びキューブから卵を出す。


「無限ループの極みだな」

「ペ○シ飲んでるのに良く入るな」


ゲプッ


「まだまだ入るぜ」

「レオンさん僕も」

「我もな」

「俺もだマイケル兄貴」

「我を忘れては困るなマイケルよ」

「俺の分まで食う気かシロとクロ」

「イヤイヤその料理のおかわりが食べたい」

「そうだぞマイケルよ」


何か和気あいあいて感じだな、あと藪で此方を見てる集団は何がしたいのだろうか?

明日はブラックヴァイパーでも、あの街の冒険者ギルドに売るかな、そろそろガラハドギルマスの根回し終わった頃かも知れないし。


だがその頃色々手続きは終わったが、監査が二日後に迫りギルマスの査定が更に落ちそうな予感に、ガラハドは夜しか眠れなかった。


「次はフルーツトマトすき焼で〆だな」

「・・・・・・アレどうする気だレオン」


藪でお腹の虫を鳴らす一行、だが容赦なく見える様に食べる。


「鬼畜だなレオン」

「マイケルもな」

「もう我慢出来ない」

「待てローリエ!」


ピンクゴスロリが現れた。


⇒〖無視をする〗


「やっぱ牛肉は美味いなマイケル」

「もっと狩っても良かったかもな」

「私にも頂戴!」

「なら私も貰おうか!」

「ふざけるなキャスビル、俺がお前の分を食う」

「ふざけるなパウエル、私の物は私のだ」


何か争いが始まったが知らん、無視を変わり種トマトすき焼を食べる。


「レオンさん僕のは?」

「エドは沢山食べただろう、我が食べるのが正解だろう」


何かエドとシルがまだ食べたがってるが、もう作る気は無いぞ二人共。


「今日仲間に成ってもう仲良く食べ物で喧嘩かよ」

「やれやれだな」

「だから私にもその料理頂戴!」


諦めないピンクゴスロリと。


「えぇーい早く私にその料理を出せ」


何故か上から目線の金髪オールバック。


⇒〖更に無視をする〗


「マイケル此れ美味いな」

「確かにな、硬いヘビより牛をまた狩ろう」


うるさかった一行が青い顔をし黙る、マイケルの一言で黙ったらしいので、何故クロが暴れてたのか何故ブラックヴァイパーが活発化したのか話した。

だが金髪オールバックは何か心当たり有るらしい、ので肉一切れを皿に入れ話させる。


「美味いな此れは」

「早う話せ!」


これだけでかと言う顔をしたが、睨むと話し始めた。


「そうだなこの頃怪しげな旅一座がこの国に居てな、モンスターを使った見世物をしてるのだが、きな臭い噂も多いが噂止まりで証拠が無い」


きな臭いと言うのはたまに貴族の屋敷に賊が入り、金品を盗み子ども拐いがたまに起きるらしいが、魔法や厳しい監視の荷物検査に掛からないらしい。


「国内では数件被害が出てるが、なかなか尻尾が掴めんがおかわりはまだか」

「・・・・・・大丈夫かなこの国」

「今私に喧嘩売ったか?」

「さてね、本音を言っただけだがね」


仕方なく一枚追加したが此れだけかと、何か変なプレッシャーが来るが無視。

仕方ないのでキャンプ焼肉用セットを、キューブから出してブラッディーブラックブルの肉を焼く、焼いても美味しい香りが広がりエド達がヨダレを垂らす。

そしてピンクゴスロリと金髪オールバック一行が、何処からか皿を出し待ってるが用意良過ぎない? 君達。


アノタレは出さないが塩コショウを降ったのだけ出す、タレはこの人達に出すのは勿体ないからだ。

それなりの厚みの肉が焼けたから、エド達の方に空中トスし落下点で待ち構え一口で食べ、熱かったそうでダメージを受けて居た。


小さな肉からピンクゴスロリと金髪オールバックにの、皿に入れると何か文句ありそうな顔をしたから。


「要らないなら仲間にあげたら」


と言った途端に食べられて居た、まあ僕のせいではない。


「キャスビルは隙がまだ多いな」

「パウエル、私はシャアだキャスビルではない」


金髪オールバックは何か名前で文句を言ってるが、ピンクゴスロリの方は。


「ちよっと私の食べないでよ」

「食べないのが悪いのよ!」


何か女のバトルが肉で起きてるのだが。


「俺にも早くその肉くれ」

「ゼルダーより先に俺が頂くぜ」


素早い動きで調度良い焼き加減の肉を食べると、全員から鉄拳が発動し逃げ回るのだった。


「待ちなさいゲルダー!」

「許さんぞゲルダー!」

「ゲルダー許さないわよ!!」

「ゲルダーはバカなヤツだぜ」


そして次の標的は黒髪の男に成るのだった。


「どさくさに紛れて食ってるとは、ゼルダー覚悟しろよ!!」

「爆裂の餌食にしてあげるわ」

「私の剣の露にしてあげるわ」


何かヤバい連中なんだが・・・・・・・・・


「お腹いっぱい・・・ゲプッ」


マイケルはクロ達を回収しキューブから、夜営ハウスを出して入って行った、僕もさっさと片付け夜営ハウスに入る。


「何処に行った奴ら!?」

「キャスビル王子が満腹で寝てるから」

「そうだな」

「だから私はシャア・クラウドだ」

「また即席偽名始まったぜ」

「シャア以外の偽名があやふやなヤツな」

「うるさいぞ女たらしが」

「俺はモテモテなんだよ、インテリのシャアとは違うんだよ!」

「何だと!! 聞き捨て成らんなゼルダー!!」

「やれやれまた始まったぜ、名物決闘」


木刀を構える二人を、パウエルは呆れながら見守るのだった。


その頃着替えて部屋着の作務衣姿で風呂に行くレオン、マイケルは満腹で部屋から出て来る気配はない。


「1日の〆は風呂だよな」


スキップしながら風呂に行くレオンだった。


「風呂サイコ~♪」


1日の疲れを風呂に入り取る、風呂から上がり部屋に行きぐっすりと眠る。

翌朝目覚めると身体の筋肉をほぐしながら伸びをし、朝食に納豆と昨日のご飯に即席味噌汁の豆腐を出し、マイケルは猫屋で買った惣菜パンを食べる。


「なかなか美味いな惣菜パン」

「何か高い気がするけどね」


マイケルは八ケ岳牛乳をパックに口付け、グビグビと飲みながら他の惣菜パンを食べる。


「口に牛乳ヒゲ出来てるぞ」

「問題無いぜ」


食事を終わらせて準備を終わらせて、一応外を見れる外見の窓を確認して、霧が立ち込める中少し離れた場所に二人見張りをし、後はテントと寝袋で寝てるので。

気付かれない様にして霧に紛れ街に向かう、街に着くとまだ霧は濃く川かや森の方から霧が未だに流れている。

霧に紛れ街道から来たかの様にして道を歩き、屈強そうな門番に挨拶してギルドカードを石板らしき場所にタッチし、そのまま向かう。


「今日は濃霧が一番キツイが凄いな少年達」

「街道の道を見ながら来ただけですから」


何か褒められてる気がするが、普通は危ないとか言うと思うがまあ良いか。

街に入るともう露天が始まってる所も有り、マイケルがリンゴを一つ買い服でリンゴを拭き、一口噛る。


「・・・・・・洗ってから食った方が良いな」

「何かベタつきが有るのだなマイケル」


僕はキューブ経由でエド達の朝食の果物を渡した、キューブの仲間枠が一つ追加されて居た、あと四枠を有効活用せねば。

マイケルはキューブに噛ったリンゴを入れ、クロ達に食べさせたみたいだ、マイケルも鬼畜な所業だな。

冒険者ギルドは開いてたので入り、ノースリーブのロマンスグレーの男が暇そうにカウンターに居た。


「何だ小僧、ギルドに用事か?」


何かやる気が無いオッサンだ、眠そうにあくびをしている。


「モンスター素材を売りに来たのですが」

「・・・・・・来な」


やる気の無かったオッサンがいきなり空気を変え、先を歩きギルドマスター入室中と看板を変え、扉の中に入って行ったがこのオッサンがここのギルマスらしい。


「どんなヤツだ、商業ギルドは昼近くまで冒険者の受付はしない、優先は商人や業者だからな」


商業ギルドに頼む気は無いので、ブラックヴァイパーの素材を頭を出しただけで部屋に置けない、まあわざとだが。


「お前はガラハドがB級にした冒険者達だな、まあこんな非常識な魔物持って来るからな、ガラハドの言い分が良く分かるな」


何か喧嘩売ってます?


「まあ良い、俺はこのドローペン冒険者ギルド支部のマスター」


親指を立て言う。


「グレインだ!」

「僕はレオンですグレインギルマス」


グレインギルマスに挨拶の握手をし。


「俺はマイケルだ、グレインギルマス」


マイケルも挨拶の握手を交わし。


「冒険者ギルドの倉庫に案内するぜ!」


グレインギルマスの後を付いて行き、レンガ造りの倉庫の重そうな鉄の扉の鍵を開け、重い鋼鉄の扉を開き魔力を流し照明を光らせ、何かのシートを広げると。


「思う存分に全部だせ!」

「高い付けに成りますよ」


ブラッディーブラックブルの残ってた革に、ブラックヴァイパーの革や肉等の素材を出す、魔石は必要なので出さない。


「・・・・・・・・・有り過ぎだろう」


顔が引き吊ってるが知らない、思う存分出せと言ったのはグレインギルマス何で。

グレインギルマスは職員を呼びに行き、他言無用でブラックヴァイパーの革や肉や水晶眼や通常の瞳を鑑定し、一億アイリスでブラックヴァイパーの素材が売れた、普通ではない状態での解体が高額に成ったらしい、ブラッディーブラックブルの革は交易の関係上、更に高価買い取りしてその値段から競売に掛けるらしい。

かなりのやり手のギルマスだ、ランクは上げる気は無いのでカードに入金手続きをして、ブラックヴァイパーやプリティーキングベアーの、一連の話をしたがやはりこのギルマスも怪しげな旅一座に疑念が有るそうだ。


「全ギルドに報告が必要だな」

「では僕達は此れで・・・・・・」

「美味い食い物の店は沢山あるし、冒険者カードで支払い出来るぜ」


マイケルが美味い食い物有るかと、鑑定中に聞いてたのを言ったみたいだ。


「なら急ごうぜレオン」

「本当に美味ければね」

「トゲがある言い方だが、まあ人それぞれだからな」


冒険者ギルドを出て少し歩き、超人コックの店と言う興味深い店に入ると、広い店で空いてるテーブルの場所に座りメニューを見て、ワイバーンのステーキセットやブラックボアのシチューに等、まだ見ぬモンスター肉のメニューが有る。


「僕はブラックボアのシチューかな」

「俺は黄金サーモンパイ」


二人で注文して数分して同時に出て来た、ビーフシチューの様なシチューだが食べるとやや野性味は有るが、シチューがその野性味の肉を主張させないでいる、マイケルはパイ包みを切りそして柔らかい身を美味そうに食べる。


「此れは美味いな」

「僕達は運が良いかもね」


やや硬いパンにシチューを付け食べるが、パンはいまいちで硬い以外美味しくは無い。

このシチューを分析し今後の糧にさせて貰う、マイケルは黄金サーモンを狩りたいらしいが、それは旅をしてる時に調べて狩る事にした。


冒険者ギルドを出る時にボードを見たが、警護依頼だらけなので今度は楊子を出して行き先を決める。


「次は楊子かよ、コインにしろよ」


マイケルは裏なら東で表なら北キャッチ出来なければ、西に向かう事にしたが怪しい動きだから、マイケルがコイントスしたのをキャッチしたの先にする。


「行くぜ!」

「任せろ!」


親指で弾いたコインをキャッチし、手の甲に移動し手をどけた先は。

店を出て門を抜け歩いて行く、コインに運命託し歩き向かう。



イザナギ「仲間が増えたが、あのシチュー食べてみたいな」

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