天空の大地に降り立つ
また移動し次の星は空に大地が浮き、地球の転生者が作ったであろうあの巨匠の物語の城そっくりな、合い言葉を言っても壊れないだろうが、巨匠の作品が好きだったらしく天空の城的なのやデストロイ的な、機械の足的なのがワシャワシャした城が有る。
某巨人兵の作品ぽい城にジェラールさんは、映像を見て顔が引き吊りながらおでこに手を当てて居た。
城はたぶん廃棄で巨木が何ヵ所か枝とかが出て居た、他には庭園だけの空の大地には管理ロボ? が居て、野生の小動物がのんびりと管理ロボの肩に乗って居る。
管理ロボは二足歩行の人形ロボで近くにはソーラーシステムらしき物と、円盤受信機らしき物やエネルギー補給蓄電施設や、管理棟らしき場所にロボが入れそうな開閉式、シャッターらしき物まであるが、小さなグリーンの狐らしき動物がロボ達を監視してるみたいな光景。
他は人々が住む街が有る場所が在るのに、生活水準は低いの不思議でゴミや排泄分が放置され、疲れきった姿の人々や絶望の瞳の子供達が徘徊して居た。
その街の外ではゴブリンを倒しそのゴブリンを、解体した肉を焼いて食べてる冒険者? や、何かの中毒で泡を吹いて倒れたのか倒れてる人々、まあ色々な気前の良い冒険者なら余ってるモンスター肉を、この大地の人に渡すだろう一時的にも成らない量を、だが私はしない自分達の食料を減らす事はしないし、前の星で倒したモンスター肉を渡しても、この大地の住人全員の一食もないし、何ヵ所かの大きな街の近くにはゲートらしきのが破壊されて居た。
調べると浮遊大陸間移動ゲートらしい、しかも人為的に壊されたみたいなので仕方がないが、その壊されたゲートから木の枝を持ったゴブリンが出て来るが、ゴブリンはゲートが壊れた事によるバグのモンスターらしいし。
ゴブリンはバグモンスターなのか? まあ分からんが、だが大陸の端に向かい行く家族は何かを警戒しながら進み、蔦が絡まってる柱があるゲートに向かってるらしい。
ゴブリンが大量に徘徊してる大地、バグのゴブリンだけあり肉体は毒の様な効果と、口臭は感覚麻痺毒の成分が出てるらしいが、もうそれゴブリンではないな。
まあ泡吹いて倒れてる訳だよね、一応カバンが回収しない様にしてアステリアに、下部対空砲でゴブリンを蜂の巣にして貰い一応減らしたが、あの家族が他の大陸に行けたかは彼等次第だ。
他の大陸はグライダーを使い近い大陸に移動してるが、あのバグのゴブリンが居る大陸には行く者は居ない、更に他の浮遊大陸に行くとバーミンガム城に似た外見の、巨大な城が威風堂々とあったが何故に、イギリスのバーミンガム城と外見似た巨城が在るのだろうか?
「我がの城より大きいとは許せんな!」
「………いや、もうお義父さんの城では無いでしょ、今はバナージさんの孫のエルステット王の城でしょう」
細かい事を言うなと無言のプレッシャーを、此方に放って来るが知った事ではない。
事実は事実でしかないのだ、城の庭には可愛い銀髪で青いドレス姿の姫が居た、幼い姫ぽいがなかなかお転婆だそうでメイド達が、右往左往し困り果ててたがその内疲れたらしく捕まって居た、お仕置きのタイキックは田○と方○だけだたが家の子達と同じく、姫もお尻叩きだろうか?
薔薇が綺麗に咲き誇る庭園のある、バーミンガム擬き城を過ぎ進むと今度の大陸は、他の大陸と孤立し凄く離れた場所に在り、その大陸は北アメリカ大陸位は有った。
文明は地球を越えて浮遊大陸の下から、不思議な飛行タンカーが降り海水? を回収しながら、回りの戦闘機が海中のモンスターにミサイル攻撃をし、浮遊タンカーを護衛してるが巨大水棲モンスターも、回収されてたが観察すると海中ではなく、海中に紛れて入った普通の魚が目的だったらしい。
大陸に戻った飛行タンカーの中には色々な魚に、変なモンスターやらクラゲやらが入って居たが、トムとエネーブルは少し見た目の後興味を無くした。
大きい魚では鯛位しか入って無かったからだろう、巨大水棲モンスターもデカイ目玉が印象の、マンボウの様な平べったい鰹の様な、なんとも摩訶不思議な魚モンスターだった。
この浮遊大陸にも受信機らしき設備が在り、マイクロウェーブエネルギー受信設備らしい、まあ何か途中の衛星や恒星の近くにレーダーが何か感知した気が。
何か近未来的な浮遊自動車にエアーバイク、パンタグラフやレールが無い新幹線の姿の、リニアらしき鉄道? が走って居た。
大陸を離れ更に雷雲暗い雲を突き進むと、誰でも住んで無いが動物が沢山居て巨大な滝が沢山有る、南アフリカと南米大陸を合わせた様な巨大な大陸が有り、そこの大きな湖に着水し大陸移動ゲート無いアニマルエデンに降り立つ。
外は爽やかな花の香りがし、シャロは匂いのする方に向かって行った。
頭を抱えロゼとセーラが走って追い掛ける、動物しか居ないからって安全とは言えないからだ、困った妻だが何時もの事だな………まだ匂いの主が、安全とは限らないのに。
「たまにシャロさんは暴走するよな」
エネーブルが同情するかの様に言う。
「まあマサさんの妻だから」
「トム後でみかん皮食らわす」
「なんでぇ~!!」
(流石トムさん、地雷を踏むとは)
なんやかんやバタバタとしながら、暫くこの場所に居る事にしたが、爽やかな匂いの元はクールラフレシア、肉食植物だったてオチだったがロゼが魔法ライフルで倒し、シャロは無事だったが何かガッカリ感が半端ない、暫くシャロをシアとネモフィラに任せた、私達はのんびりと釣りを楽しむ・・・
「どうしました義父達、少ないですね」
雅史はキャスビル達を見ながら言い、鮭の様に大きな岩魚を釣り上げて言う。
「「「クッ!!」」」
「孫達より少ないですよ」
「「「クッ!!」」」
雅史の言葉にイラッとする三人、ライアンやリディーの一家は大漁でトムとエネーブルが、リディー達を羨ましそうに見て居た。
近くではフィーネが魚を解体し、フローラが料理をしながらお腹の虫が鳴いて居た、ルリはその隣で溜め息をして居た。
エルも沢山釣り上げて居て、義父達は妻や孫に暖かい目で見守られて居た。
中々大漁だが旅の食糧はどんだけ有ろうと構わない、手に入る時に手に入るだけ手に入れないと、次に手に入る期は何時かは分からないからだ。
次は滝の近くにソロ……トムと来て釣り始めると、二人同時に不思議な竿で天空の鰻を釣り上げた。
「・・・・よし、大漁に釣るぞトム」
「勿論!!」
色々忘れ二人は夕方まで無我夢中で釣り上げた。
流石残ってた不思議シリーズの釣竿、普通に釣れない鰻もなんのそのだ。
その日の夜は眠れない者が続出したのは、言うまでもない。
翌日昼に起きた眠れなかった者達は、昼を食べ走り回る子供達を眺めて居た、子供の元気な姿は癒されるが子供に負かされてる偽眼帯は、何をしてるやらだ。
この日は何をするでもなくのんびりと、リクライニングチェアで寝たり読書したり、稽古を強制的に付き合わされボコボコにされたり、アーサーの子達に乗り散歩に出掛けたりと自由気ままに過ごす。
たまに寝そべってると目の前を雲が流れて行く、空気は薄くないが浮遊大陸て事をたまに思い出す。
トムとエネーブルは何かのカードゲームをしてる、シアは散歩に行ったままだしセーラとシャロに腕を枕にされ、まったく動けないから困るのだが。
のんびりと日は過ぎ翌日はトムとエネーブルに、リディーとルリとフィーネとロゼと偽眼帯を連れ、エトワールを海に向かい降下して釣りをする。
「食らえ! サンダーボルト!!」
釣り上げあ巨大カジキマグロに、サンダーボルトを食らわせ電気ショックで倒す。
「マサさんに先越された!!」
「畜生、運が良過ぎだな雅史はよ!」
何か恨み節が聴こえたがスルー、フィーネはアイテムキューブに巨大カジキマグロを収納し、新しく増設した解体空間に向かって行った。
何か鼻歌だかが聴こえた気がするが気のせいだ、そう気のせいだよ気のせいだ。
再び釣竿が反応し釣り上げると疑似餌を、ハサミで掴んだ大きな毛蟹が居たが一撃食らわせ、カバンに回収させ次を釣る。
今度は水深を深くに釣糸を垂らすと、数分で当たりが来て釣り上げると巨大あんこう、深海大王鮟鱇が襲って来たので。
「エアーポール!!」
空気のポール状の塊を放ち、脳天に打ち込みロゼが止めを刺しカバンが回収し、解体開始する。
「ナイスロゼ」
「当然だ此くらい旦那様」
胸を張り言うロゼだったが、何か言いたい顔の偽眼帯が居たが、何故にまた偽眼帯してるかは聞く気はない。
「マグロ来たぜぇー!!」
エネーブルが興奮しながら釣り上げたが、マグロではなくマグロ擬きと言うサメだった、ヘッドショットし倒した後でエネーブルはガッカリし、何かを察したフィーネが血塗れでやって来てサメをキューブに回収し、平然とエトワールの中に戻って行った。
後で血塗れの床とか掃除だろうなたぶん、唖然とするロゼとリディーと他数名にトムは我関せず、マグロが釣れるまで粘るがウミヘビやウツボにポイズンウミヘビを、腹が立ち見えない斬撃で切り刻み海の藻屑に変えた、ボケ海亀て言うお爺ちゃんぽい亀はなんとなく、トムは直ぐリリースして次こそマグロと釣りを続けるが・・・・・・
エネーブルも煩悩垂れ流しに釣りをするが、マグロや蟹は釣れない。
更に隣に居たリディーが、巨大カジキマグロを釣り上げて苛つくエネーブル、片手でリディーの巨大カジキマグロを打ち倒す八つ当たりに、リディーは手間が省けてラッキーと思った。
リディーもマグロを釣りエネーブルが苛々し撃ち倒してたが、何故かリディーは喜んでるのだが、まあトムはまたウミヘビ釣り上げてるし、煩悩強過ぎだろうよ二人共。
「「なんで、マグロ釣れないんだぁー!!」」
叫んでも釣れない物は釣れない、釣竿にも嫌われた二人は結局マグロは釣れなかった、まあ何故か鯨モンスターが現れたので開いた口に魔法弾を、エネーブルやロゼに偽眼帯とトムが見えない斬撃を撃ち込んで居たが。
鯨は竜田揚げにして夕食として出した、フローラとジェラールさんが容赦なく食べてたが。
シャロはまた一人ハーブを探そうとしてたが、知識無いのに採取しに出掛けるの禁止を強めに言った、寿命以外で身内がもう死んで欲しくはない。
もう少し滞在したかったがまたシャロが、一人ハーブ採取に出るかも知れないから数日だったが、久々に色々子や孫達と楽しめたと思う。
何かトムとエネーブルとシャロがガッカリしてるが、一番の原因シャロだからね。
再び宇宙に出て次の恒星系に向け進路を取る、今度はシャロが無闇に出歩かずゆっくり出来る場所を願う。
トム「マグロ釣れなかった」
エネーブル「早く出発し過ぎだぜ」
さて次回もマグロが居る星だろうか?