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元おっさん,猫と異世界ライフと旅に出る。  作者: 猫を愛でる会
スローライフ
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子供達と旅に行く

妻達と旅をした星アルカナアースに、新婚旅行ぶりに来たがネモフィラはシャロ達と、妻達の会だかに用事らしいのでルーク達を連れ、先ずはモンスターの倒し方を教える。

今回はルーク達に剣や体術に魔法の修行と、楽しくモンスターを倒す事。

全員レベルは高いからモンスターには、負ける事は無いハズのレベル差有るし。


先ずはベール高原の人気がない場所からスタート、ルークとアンドリューはが先行しリディーとエディーは、周りを見渡しながら弟達の助太刀をする、流石長男と次男自覚があって良い兄弟に成った、禎丞とリアムは竹刀を出し立ち向かう。

ちょうどモンスターはゴブリンで、息子達は棍棒を木刀や竹刀で受け流しを実戦し、上手く立ち回って居る。


エミリアはファイヤーボールで応戦し、援護魔法に兄妹達は呆然とする。

練習用の棒槍を持ちマテオは突きの一撃を放つ、エルとは違い万能武器タイプのマテオは、特に打槍と大剣の扱いが上手いがそれは、兄妹の中での話し。


エリーゼは長剣やレイピアに魔法全種類が使え、料理もスキルでなんのそのである。

そこに剣捌きの美しさも入ればエルが娘に、嫉妬してるが君の娘だからねと前に言ったが、エリーゼも母エルリーナの剣捌きに嫉妬してたが、似た者親子とはよく言ったもんだ。


エリーゼとエミリアはタッグを組み、遂に懐かしいモフモフモンスター達と戦っていた、昔シャロとアリシアが戦ってたのを思い出す。

今日はタレを染み込ませたジンギスを、子供達に振る舞うかね妻達にはこの頃食べさせて無いが、カバンからテーブルや調理道具を出して調理を始める。


「ジンギス……ジンギスと」

「父さんは肉を見るとアレだ」

「でも美味しいからね父さんの焼肉は」


ルークとアンドリューはこの後の食事に、心踊りやる気が加速し引っ張られる様にリディー達も、負けられないと父にアピールを始めるが、感じんの父雅史はそんな息子達を頑張ってるな程度しか、見て居なかった。

スノーバードの肉を出し一口大に包丁切り、子供達には初めてのから揚げを作る事にしたが、何か影から気配がするからみかんの皮を投げといた。


そわそわする子供達の気配と、チーズやレモンにシンプル味や生姜にピリ辛胡椒に、ゆず胡椒や七味味にハーブ味を作り子供達の、やる気が更に上がったのを確認する。


「から揚げは昼で夜はジンギスだな、ジンギスは寝かして味を染み込ませないとな」


影から何か訴える気配がしたが無視、デカイ息子を相手をしてる暇はない、味が移らない順に揚げて行くとリディーとエディーが、我慢出来ず帰って来た。


「まだ早いからモンスターを倒してなさい」

「父さんのケチ」

「エディー…………」


ヤバいと口を塞ぐエディー、色々後の祭り。


「見直してたが残念だなエディー、デザート無し」


がぁ~ん!!


大地に膝を付きエディーのダメージは相当だ、リディーは兄の二の舞に成るものかと誓う。


「今日はプリンだったのに」

「私が食べ……グェ……」


影から現れた、プリン中毒二世を投げ戻す。


「今のミリミリだよね父さん」


リディーは影に放り投げられた、妖精の事を言う。


「気のせいだリディー、よい子は実戦で腕を磨いて来なさい」

「プリンの為に!」


何故そうなるリディー。


「エミリアとエリーゼはクリーム付きは、もう少し頑張ったら考えるかな」


更にやる気が加速し子供達は、楽しくより食欲の為に戦いエディーは名誉挽回に戦う、久々に父のプリンを食べる為に。


「まったくエディーは困った長男だ」


食意地の強さは父雅史と似てるぞ。


「さてついでにフライドポテト作るかな」


子供達は母達にダメと言われてる、まだ食べた事ないフライドポテトに心踊るが。


「まあ嫁達にバレたら大変だから、私用だけでいい……作るか子供達にも」


子供達の悲しげな表情に負けた雅史だった、その日雅史の子供達の成長は目覚ましく、食欲の力は偉大らしい。


から揚げを元気良く食べる子供達は嬉しいが、取り合いを起こさない様にコントロールするのは大変だった。

結局エディーはプリンを食べる事は出来たが、エミリアとエリーゼに一つプリンを取られ、泣く泣く残った一つのプリンを食べるが、弟たちはエディーの犠牲だけで済んで安心したのだった。


こうして始まった冒険の旅は子供達を成長させた、兄妹達と連携して戦い大きなモンスターを倒し、大群の倒す方法を自分達で考え越えて行く。


「そろそろステップ2かな?」


冒険者風な服装から冒険者の防具に変え、一週間のアルカナアースの旅からエリアスアースに向かう。

シャロとアリシアとは新婚旅行で寄らなかった、フランシス国のクララ遺跡に子供達と入る。

クララ遺跡は海岸の内陸部に在り砂漠の遺跡で、子供達の成長を促すには良い場所かも知れない、現地人の攻略では地下七階層が限界らしい。

基本打撃と光に炎に弱いスケルトンや、ゾンビやマミーが主力モンスターらしい、昔灰色の髪の魔法使いが居たパーティーが第八階層まで進んだが、灰色髪少女の瀕死の重症により地下七階層までしか、攻略は出来て無いらしいが瀕死の重症の少女は、後に息を引き取ったとか魔法使いを辞めて、片腕失くなった心の傷で身投げをしたとか、もう嫁に行けないと引きこもりに成り遺体で数年後発見されたとか、何処かに失踪して行方不明とか色々噂が残る。


「油断せずに行くぞ」

「「「「ハイ」」」」


念のため旅装備で子供達の後ろを行く、ステータスの腕力に見合った実戦武器を装備させ、エミリアには聖霊石の杖を装備させた。

地下一階層はビックバット……巨大コウモリを倒し、カバンに回収し素材にするが一応子供達にも、コピー解体BOXを異次元アイテム入れに入ってる、まだ子供達の解体BOX能力は試して無いので未知数、修行中に手に入れた食料は子供達の将来の為に、そのまま持たせてる。

まあ妻達は子供達を学園か大学を卒業させたいらしい、そこら辺は子供達と話し合って決めて欲しい、最後に決断するのは子供達に委ねてねとは言って居る、親が子の道の障害には成っては成らないから。


冒険者にしろ親戚のコネ事務職にしろ、何かを極める道に行くにしろ必要な物は、子供達に渡して行きたい。

一応周囲の警戒をしながら子供達は、スケルトンの倒し方を覚えて行く、半日で一階層ボスのスケルトンナイトをエミリアが、ファイヤーボール一撃で倒し変な空気に成ったが、まあ弱いスケルトンが悪いので仕方ない。

それにしても鎧や魔法反射しそうな盾持ってたに、一撃で燃えて倒されるスケルトンナイトて。


二階層はスケルトン騎士がロングソード片手に、徘徊し神速を使い息子達は先手で頭を砕き切る、エミリアとエリーゼはサンライトアローで攻撃、兄達のサポートではないが考えながら魔法を使い、魔法のレベルを上げて行く。


マテオは大剣で攻撃を弾きながら、スケルトン騎士のロングソードの攻撃を妨害し、体制崩したスケルトン騎士にアンドリューが一撃を与え倒す。


禎丞とリアムは刀に闘気を纏い叩き切る、負けてたまるかとエディーとリディーも双子コンビネーションで、禎丞とリアムにライバル心を燃やし始める。

良く見るとルークとアンドリューも闘争心丸出し、あの三人のたまに出すライバル心が影響だろうか?

エミリアとエリーゼは協力してるのに、困った息子達だなまったく……


だがエディー達はただライバル心で戦ってる分けではない、闘気を見て自分達より先に闘気コントロールが完璧で、対抗心に火が付き負けて成るものかと成っただけ。

まだエディーやルーク達は闘気を纏えるが、武器に纏い制御まではまだ完璧には程遠かった。

しかし戦いの中での闘気コントロールを覚醒し、エディー達は禎丞達に追い付いて行く。


他の冒険者達が呆気に取られてるが、エディー達は無視しそのまま階層主に向かうが居なく、地下3階層に降り次はゾンビだが光魔法や火魔法で倒し、階層主スライムゾンビまあゾンビが、スライムと融合したような気持ち悪いヤツを魔法で倒し、テンポ良く戦い慣れ地下八階層に三日で到着。

地下七階層のボスは六つも腕があるスケルトンだったが、魔法には弱くエミリアとエリーゼが攻撃し、スケルトンが弱体化した隙に息子達が一斉に攻撃を仕掛け、敵をフルボッコにした数の暴力で倒す。


八階層は雰囲気が変わり子供達にはやや厳しい気がする、調べるとガーゴイルスケルトンにデスサイズスケルトン、死霊戦士が居るが明かに、七階層までの敵と雰囲気が変わり過ぎだ。


「全員防御魔法展開しなさい」


子供達は金剛の盾にライトガードソードを展開し、子供達に先ずはお手本に死霊等を倒す魔法を見せる。


「死霊とかは基本物理は無効だ、退魔用の刀に剣や魔を払う酒や聖水以外ね」


子供達は頷き話を聴いてくれる、ついでに母の言う事も少しは聞いてやって欲しいが。


「先ずは、レイ・ブレス!!」


扇状に放たれた光は死霊達を無えと帰し、ついでにガーゴイルスケルトンを倒す。


「久々で出力間違えたな」


大半のモンスターを倒してしまった、だが息子達は眼を輝かせ魔法を使う。


「「「「「レイ・ブレス!!」」」」」


一斉に放つ息子達は残りのガーゴイルスケルトンや、デスサイズスケルトンに死霊戦士を倒すと、拗ねたエミリアとエリーゼが私の手を引っ張る。


「「お兄ちゃん達ばかりズルい!!」」

「私に言っても意味は無いぞ娘達」


ムッとする娘達だが頭を撫でご機嫌を取る、後で娘だけ食後のアイスを出そう娘に嫌われたくないし。

一応警戒しながら進むが接近するモンスターや、魔物は居ないので広間から、石タイルの通路を進むと奥の部屋に怪しく宝箱が一つだけ有り、怪しむ子供達は近くの石を拾い宝箱に投げると、ビックリ箱の様に蓋が開き石を噛み砕く、そして宝箱の蓋の奥には女性冒険者らしき骸骨に、片腕だけ骨の腕が入って居た。


「アレはミミックて言うモンスターだ、魔法で応戦!」

『マスター、久々の私の仕事を………』


何かキャナルが悲しく抗議するが、そんな場合ではない。


「今度こそ」

「お兄ちゃん達に邪魔をさせない!」


エミリアとエリーゼは同時に魔法を放つ。


「フレイムボム!!」

「ファイヤージャーベリン!!」


燃え盛る高出力の火炎球と炎の槍がミミックに直撃、ミミックを燃やすがまだ倒してはない、そして禎丞が魔法を放つ。


「リープエアースラッシャー!!」


禎丞が放った風のリングがミミックを切り刻むと、エミリアとエリーゼは禎丞を睨む、美味しい所を持っていかれたと思ったらしい。

禎丞は妹に睨まれ何とも言えない顔をして居た、そして進み階層主の居る間に入り金色の色をした、ガーゴイルスケルトンが居た。


『アレはナイトメアー・ガーゴイルスケルトンです』


六つの腕には禍々しい大剣に、血塗られ多様な赤い剣に呪いの様な気配がする、デスサイズに黒い刃のナイフと小剣に、赤い炎の様な作りのレイピアらしき細剣。

そして娘達はさっきのお返しとばかりに、兄達より先に魔法を放つ。


「エミリア姉行くよ」

「いいわよマイシスター!」


二人は見合って。


「「レイ・ブレス!!」」

「「「「妹に先越されたぁ~!!」」」」


どうやら転んでもただでは起きないらしい、渾身の娘達の魔法はナイトメアー・ガーゴイルスケルトンに、直撃し一つの武器を落とし光の中へ消えて行った。

次は地下九階層だがそろそろ義両親達の所に、子供達を遊びに行かせる予定日も近いので、遺跡出口に続くセーフティ回路を使い出る、何人か冒険者が驚いてたがさっさと去り、子供達を連れ家路に着くとシャロとアリシアとネモフィラに、子供達は楽しかったと報告をした。

エルリーナが現れると二人も行き、エリーゼはまた強くなったと言いエルリーナは、また強く成らないとと危機感を強くしたのだが、雅史が許可する事はなかった。


次にシャロ達と入れ替わりに実家から帰って来た、セーラとライアンとアメリアを連れ旅行に行く、たまにはセーラを連れて行かないと旅行範囲狭いセーラだし。

またエリアスアースに行き換金してから、金沢から高速魔列車に乗りセーラには新婚旅行みたいに、列車旅を味わって貰う。

ライアンやアメリアはやはりスープをお代わりし、セーラは微笑ましく見ていたがやはり子供達も、トイレに走り行く。

セーラは甘えながら子供達を見守る、大人らしい色香を出して母親をしてるセーラだが、外見は二十代前半の大人びいた以外変わらずの姿で可愛い妻だ。


「旦那様と初めて子供と旅行は新鮮ね」

「たまにはセーラと旅行も良いだろ」


子供達が居ない間に沢山キスを交わした、子供達の気配が近いので外の景色を見ながら、先ずは雪の城(スノーキャッスル)を目指す。

途中から雪が無かった大地は次第に、雪が増え雪が吹雪に変わりオスロースに着くと深々とした雪が積り、子供達にコートを着させ昔泊まったホテルに行き、子供達は自分の部屋が良いと言って三つ部屋を取る事にした。

親に気を遣ったかは分からないが、息子と娘に感謝して夜はセーラと二人で、激しく熱いく燃え上がる夜を過ごした。


翌朝セーラはぐったりして寝てるが、朝食を食べないと後知らないぞと言ったら起きた、子供達もやや寝坊をしてたがトムに起こして来て貰い、トムを含め朝食を済ませてトムは帰って行った。

スノーキャッスルで観光し、眼を輝かせ子供達は祖父母のお土産を買い、叔父夫婦や従兄弟達の土産も買う。

まあ義父(キャスビル王)は何でも喜ぶが、バナージ王子はファンシーな物は受け取るが、微妙な顔をするかも知れない。

まあ色々フォローはモカさんがしてくれるだろう、モニカさんは羨ましくするから寄らないが。

特にモニカさんはこの頃ライアンを男として、見てる様な気がするのは気のせいだろうか?

確かたまに会うエレンさんも何かライアンを、狙ってる様な気がするがその時は全力で阻止する。


高速魔列車でミュージークランに行き、音楽鑑賞や芸術に触れ数日滞在してから、ミュージークランからまた高速魔列車に乗り、雪深いアクアアンジュから隣国エルフリーデン神国に入り、南の自然豊かな国グランドアースに行く。

首都アデレードを過ぎ海岸線を進み、子供達やセーラが熱心にこの国名物の、赤い岩の様なグランドテーブルマウンテンを興奮しながら見てた、巨大な赤い岩山は興味深いらしいが地球のオーストラリアの、エアーズロックも負けてない気がする。


一日掛かりで移動しリゾート地プレーテオンに着いた、近くのリゾートホテルに泊まり翌日は海を見たり、遠くに聳え立つ氷山らしき物や、グランドアース名物のグレート・バリア・リーフ・スターの、珊瑚礁の一部を観光し珊瑚の胞子が星の煌めきの様に海中にで光る。

この珊瑚礁はまだ成長してるらしく、色々な新種の魚が毎年発見されてる海でも有るらしい。


日焼け止めをしてライアンとアメリアは大はしゃぎし、海で浮き輪をしながら楽しむ。

セーラはリクライニングチェアから動かない、まあ子供達にカナヅチを知られたくは無いからだろう、だから何回か泳ぐの教えたのに覚えないからこう成る。

浮き輪をした姿を子供達に見せたくないと、駄々を捏ねるのが目に見えてるからクロールで泳ぎ、まあクロールしか得意でないが子供達と一緒に行動する、浅瀬で泳ぎをやっとマスターしたライアンとアメリアは、海中の自然を見ながら自分の世界を広げて行く、恐ろしく逃げ足が早い蟹や墨を吐き高速で逃げるイカ、海でバタバタと暴れるトムと逃げる魚達。


「……平和だな………」

「平和ですね父上」

「平和だねパパ・・・」


あくまでもトムを放置する親子だった、数日滞在してお土産を買ってから帰路に着く。

そして年月が経ちエディーとリディー達は成人し、冒険者と成り旅に出た。

ルークは大学に行きアンドリューは、祖父と祖母を連れ旅に出たがまあ、アクアアンジュで芸術を見る旅に行ったらしい。


禎丞とリアムとエミリアは、戦乱続く大陸に行き戦いの根元を断ち切り、力技で長い戦争を終わらせて今は沢山の人を集めて、国を作ってるらしいがこれは、ネモフィラに流れる王族の血の成せるわざだろうか?

義父(キャスビル父)はライアンとアメリアを連れ、水戸黄門みたいな道楽をして居る、まったく困った義父だ。

エフェルナ義母はセーラとの次男カルストと、城の庭でお茶会を毎日してる。

従兄弟達と義父の道楽に溜め息しながら、毎日話してるらしい。


その道楽で書類が溜まるバナージ王は疲れ気味らしい、あと嫁の貰い手無いフィーネを受け入れ、私が妻として引き取り最後の嫁に成ったはず。

まあ義両親は涙を流し喜んでたが、それで良いのかこの一家は。


シャロやアリシアにセーラにエルリーナは、フィーネを暖かくも厳しく受け入れた。

まあ厳しくは仕事のし過ぎに対するお叱り、仕事のし過ぎ管理もされゲルダーさん合わせ、色々生活面が変わりフィーネはあのジェラールさんと同じ事をし、二十代前半の若さに戻りシャロ達に問い詰められたが、私が全て隠した酒泉や温泉は私以外使えない様にした。


「ワシまたアレを飲みたい」

「また若返る気ですね、ジェラールさん」


また催促されたが却下した。


「まあルーデウスが死んでから、静かじゃな」

「………まだ生きてますよ、ボケてますけど」


まだ生きてるので、勝手に殺して下さるな。


「そのボケジジイの後釜に、俺が今はギルド長なんだが」


パウエル元ハルモニアギルマスが言う、まあ外見そんなに年取って無いが、それなりにジジイだ。


「ローリエはやはり行方不明のままか」

「ローリエ義母はやはり、何処で静かに暮らしてれば良いのですが……」


何時か曾孫を見せてあげたいし、子供達の成長した姿を見て欲しかった。

エリーゼは本当エリス義妹に瓜二つに育ち、今は他の星にホームステイしながら自分の可能性を広げて居る。

ローゼン家は安泰で領地が増え、農産業も充実し産業や農業や工業が目まぐるしく成長し、何か異世界人の技術者が列車を作り、交通の革命を起こしてるとか。


「久々に焼き肉は美味いぜ!」

「ルーデウスの分はワシが食う」

「兄貴、何で老けないか教えてくださいよ~」


和政は年齢相応に老け一人嫁に逃げられたらしい、まあ私の知った事ではないがその嫁が、ある店に入り浸り若返って再婚した事は、つい最近知ったが旦那が誰かは知らないし話の出所は、知り合いの精霊なのだが旦那が誰かまでは教えてくれないが、どうやら沢山の奥さんが居る人らしいので冒険者みたいだ。


千石さんは道場を開き子供や弟子達に剣を教え、鬼丸さんは隠居してお茶を飲みながら平和に暮らしては居ない、猪やモンスターを今も狩り若い世代を鍛えてるらしい。

体育会系過ぎるな鬼丸さんよ、孫も居るらしく孫にデレデレらしいとユリさんから聴いた。

キジトラ喫茶店は廃業したが、近くで販売したアリシアの絵本はベストセラーに成り、今も来る親子連れが何シリーズか買って帰る。


キジトラ食堂近くではフィーネが魔物解体学校を開設、解体を知りたい冒険者や魔物やモンスターを、専門に解体したい子供や少年少女を育成してる。

勿論師匠であるゲルダーさんが中心に、冒険者引退した人も手伝いワークショップ的な感じに、引退した冒険者から次の世代に技術や業を継承する、そしてセフィール家末っ子長男のベルンハルトは、ネフィルさんの魔法素質とゲルダーさんの前衛能力を備わってたらしく、今は我が息子エディー達の引率いんそつし旅をして居る。

ベルンハルトは解体の修行も平行ししてるらしいが、出番が有るかは息子達次第だろう。


「まあトムの息子も一緒だし、大丈夫だろうな」

「僕的には心配ですが」


ゲソを噛りながら言っても説得力無いぞトム、そしてもうじきフィーネとの子が産まれる、もうイケメンや美少女は良いので普通の子が産まれます様に。



次回に続くかも。





白夜「何で高貴な我等が、小娘の子供のお供なんだ?」

クロ「仕方あるまい、付いて行かないとまた腹を弄られてはたまらん」


二人は溜め息をしエディー達と旅をする。

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