異世界ボードゲーム勝者は……
アリシアは再びレッドドラゴンと対峙し、イケメンエルフ達は足手まといになりまた振り出しに戻る、シャロは何故か兵士に捕まり女クルセイダー二人は放置され、シャロはソロ旅に戻されて居たが倫理的な物だろうか?
フローラはバンパイアレディー剣士と進み、海の街でボスのクラーケンと戦いギリギリの体力で勝てたみたい。
そして私はと言うと、六朗がゴブリンに寝返り野良ゴブリンスレイヤーに、ゴブリンと狩られた以外問題無く何故か、野良ゴブリンスレイヤーが仲間に成った、ワケわからんな仲間に成ったオチが。
次の街でゴブリン討伐の強制依頼で、ドワーフの斧戦士と術戦士のリザードマンが仲間に成った。
「何か仲間が増えるのだが、何故に仲間に成った三人揃って称号ゴブリン殺しなんだよ!」
流石お菓子だけでは限界の四人は、休憩する事にした。
「………何か廊下薄暗いわよ?」
シャロが部屋を開け廊下を見て言う、始めたのは確か昼前だった気がする、それからトイレ休憩やおやつを食べつつゲームしてたからね。
「じゃあ夕食後に少しゲーム再開して、続きは明日かな徹夜はキツいし」
シャロ達も頷き夕食に四人で向かった、軽く夕食を終わらせて食器を洗い三人を出し抜き向かう。
「「「しまったー!」」」
「「「?」」」
シャロとアリシアは急ぐが、セーラ達が食べ終わらないと行けない、フローラはマイペースに食べて食器を洗い去って行った。
「ヤバイよシャロ!」
「私が一番遠いから更にピンチよ」
セーラ達は興味が湧きシャロ達に付いて行った、部屋に入ると巨大な盤が在り中央に不思議な透明な塔が在った。
何かのゲームらしいけど四人に似た小さな駒が動く、数字が出た数で進むらしいので見てると、エルリーナが我慢できずに雅史に聞き参戦、この後エルリーナは地獄の洗練を受ける。
ヨーロピアン風の国からスタートした、レイピア剣士のエルリーナだったが脳筋ソロプレーに盗賊との連戦で、四戦目に盗賊に身ぐるみ剥がされゲームオーバー、またリスタートし魔法使いとタンク重騎士の仲間を連れ、今度は出た数字と行く道を考えて進むと、サキュバスの国に入って行きい仲間が途中魅了されて居なく成った。
「エル………無惨」
そうセーラは言いルリスティーナは。
「此はダーリンとの冒険よりハードですね」
冒険をした記憶を思い出しながら言う、ルリスティーナ。
「新しい仲間で切り抜けたぁ~!」
アリシアは女エルフ魔法剣士と、イケメンムキムキクルセイダーエルフと共に、レッドドラゴンとブルードラゴンを撃破し進む、闇の樹海エリアに入るアリシアだった。
ゲームを見て理解したルリスティーナも参戦、某ナンとかの歴史とか言ってるが、国としての歴史が浅い国にソックリな国から、何故かルリスティーナはスタートし数回で追い剥ぎやスリ、山賊に盗賊に襲われハード過ぎるルリスティーナのゲームスタート、数分でルリスティーナは何度もリスタートに心が折れた。
「恐るべしルリのスタート国、異世界にも同じヤバイ国有るみたいだな」
セーラが立ち上がりルリスティーナのスタート点に行き、リセットボタンを押してからスタートすると、地球のシチリアの様に美しい海の国からスタート、何だこの格差スタートは。
「セーラも結構強運だな」
「旦那様に褒められましたわ」
体をくねくねするセーラ、全員無視をしゲームを進めるがエルリーナはやはり、ソロでは勝てずまたリスタートして仲間を集め、壁役と魔法使いに弓の魔弾使いを率いて進む。
雅史は洞窟イベントで全裸に剥かれた、金髪美少女プリーストを助けて仲間を増やしたが、何故か妻達から圧力的なプレッシャーを雅史は受ける。
ルリスティーナはシャロとアリシアの中間に移動し、スタートするとドラゴン王国からスタートした、女ドラゴン騎士と厳ついオッサンクルセイダーに、いぶし銀のオッサン格闘家にいぶし銀のハンマーを持ったドワーフ、何故かやつれた姿の男騎士に魔法使いのルリスティーナ、何かいぶし銀率高くない? ルリスティーナよ。
ルリスティーナ一行はエルフの国に向かい進む、雅史はゴブリンの最初のボスのゴブリンキングの砦で、最高の数字出目が出て先制不意討ち全員攻撃がハマリ、最初のゴブリンボスを倒してフィールドアーマーを手に入れた、雅史一行は黒い雲の演出された場所に移動する。
アリシアは闇の樹海エリアでダークエルフを仲間にし、蛇系魔物や何故か弱い吸血鬼を倒して闇の樹海を抜け、魔王の眠る魔王殿エリアに入りイービルアイや、腐食恐竜にダーグドラゴンゾンビに立ち向かう。
ルリスティーナはエルフ国に入り違う方面に出て、迷いの森に入り迷い迷走のループにハマる。
シャロも違う場所の悪戯妖精の迷いの森に入り、妖精に惑わされて迷いループに突入した。
フローラは二人目に犬人魔法剣士を仲間にし、獣人の王国でイベントクエストに足止めして居た。
人助けに王の依頼に特殊薬草採取に、獣モンスターボスの討伐クエストの依頼。
「ゴブリン魔王か、さてボコボコにしてお宝を頂こう」
駒の移動を補佐するコントローラと、魔王殿のマップマスに攻略した地域が変わり、なかなか迫力有る演出。
洞窟はシンプルなままだったが魔王殿は、イベントでも作り込まれてるらしい、スロットを回し進んで行くが宝箱はクロスクレイモアと、竜燐の盾に神竜の剣を手に入れ仲間に装備させ、魔王の間の扉の前にキマイラが。
何故にゴブリン魔王の前にキマイラ? 中ボスにしてはゴブリン魔王より格上感がハンパない、スロットを回しキマイラを倒しリザードマンの負傷が厳しいが、魔王の間に入り戦闘開始。
数字の出目がまた良く先制攻撃で、術戦士のリザードマンを回復させ一斉攻撃を仕掛け、攻撃し数ターン費やし何故か美少女プリーストが、服がボロボロとゴブリンスレイヤーの、クロスヘルムがボロボロ以外は問題無さそう、ゴブリン魔王殿から出ると塔に近いの草原に居た。
「このまま進んでシアに勝つ」
「負けないよまーくん」
アリシアは神竜の塔手の街道を進んで居たが、シャロとルリスティーナはループに嵌まったまま。
フローラは何故かゴブリン魔王殿に向かって居た、セーラはエルリーナと共に塔近くの森に居た、何かオーガチャンピオンボスと、協力して倒してる様だが協力プレイも可能みたいだ。
スロットの出目も運良くアリシアより先に、何とか到着出来たがアリシアが悔しがりながら後に続き、いつの間にかループから出たシャロが猛追、だがフローラと同着の三位タイでルリスティーナがその後、スロットの出目の差でエルリーナが先着した。
「エルの裏切り者」
「セーラこれはゲームですわ」
最後にセーラも着きゲームは終わり、外を見れば朝焼けが登り全員昼過ぎまで爆睡した。
このゲームは長いから封印する事にした、暫く収穫や秋作物の種まきを終わらせて暇に成り、管理はアースドールに任せて新しいボードゲームを広げる。
「まーくん次は負けないよ」
「受けて立つシア、だけど体調悪くなったら中断するからな」
新しい命が身籠ったらしい、心当たりは有るしシャロとイレイナも同時だ、イレイナは実家で過ごすらしいしシャロは、ある程度動いて居たいらしい。
アリシアはもう少ししたら実家で過ごすらしい、義母の助けは正直助かる。
ハーブ畑はアースドールに任せて、子供用のベッドとかは有るのでおもちゃ類を買いに雑貨屋に行き、異世界の色々な物やオムツ等を買い予定以上に、現金の方お金が減ってるが問題はない、まだ私に何か有った用や子供養育費資金に、売ってない素材の山も有るし、いざと成れば何とか成る。
秋も深まり秋野菜の収穫も終わり、冬支度をし南半球に移動する。
また再びサトシが現れた……
「雅史くたばれ!」
「やられはせんよ!」
サトシのパンチを躱し最強ハイキックから、ふらついてる隙にウラカンラナのコンボでねじ伏せる。
「もう諦めろサトシ………」
「か……ぐふぇ~」
気絶させ祐奈とサトシが壊した屋敷の弁償請求書を渡し、祐奈は渋々全財産を渡し一応渡したサインを書き、ローリエさんとクロイツ君宛に謝罪文を書かせた、サトシの方は異世界のコミックや小説の没収して、肩代わりには割に合わない金額だが、肩代わりした。
そして数日後エリスちゃんとフランソワーちゃんが、やはり異世界に旅に出たがフランソワーちゃんは、その後を知ってるだけに止めるべきだっただろうか?
だがそこで終わらず、ローリエさんが城の職務引退を表明と離婚も表明、そして新しいハルモニア領主にクロイツ君が襲名した、何かクーデターぽい感じの領主交代に成った。
エルリーナは混乱し色々落ち着くまで時間は必要で、エルリーナは少し気分転換に二人で小旅行に連れて行く。
シャロ達はだいぶお腹が大きくなり、エルリーナはシャロのお腹を擦り羨ましいそうにして居た、そして月日は経ち待望の子供達が出産したがアリシアが先に出産し、元気な双子の男の子をそしてその三十分後にシャロも、双子の男の子を出産した。
数分後にはイレイナも双子の男の子を出産し、気が付いた時に有り難うと妻達を抱き締めた。
まあシャロとアリシアは実家近くの病院で、イレイナは実家御抱えの医師が取り上げたけど。
シャロは実家から家に戻り、アリシアとイレイナは実家で暫く子育て、シャロの弟が発狂して家出中らしいが弟子の家らしい、何時かは向き合わないと成らないだろう。
シスコンでヤバイ精神らしい義弟には、あとゼノンさんが孫に向ける顔が笑えると、ルキア義母が大爆笑して言ってた。
あのゴツい顔がどうなってるか気には成る、シャロ達が落ち着き子育てに馴れたら、他の妻達との子作りしないとな。
まあ無茶を言うのはセーラとカルミアの辺りだし、フローラやルリスティーナにはもう少し待って貰う、子作りは計画性が必要なのだ、まあエルリーナと子作りしたのはまだ誰にも言って無い、それに不思議な体験もエルリーナとした、家出して異世界に行ったエリスちゃんらしき、光をエルリーナが受け止めお腹の中に光が消え、何故かお帰りエリスちゃんと夢らしき中で言った気がする、何か嫌な予感がするがエリスちゃんは、向かった異世界で幸せにしてるだろうか?
イレイナは何故か猫人の集落の砂浜で、勝ち誇った様に言って居たが夜は冷えるから体を大事にして欲しいのだが。
「シャロさんより先に出産しましたわぁー!」
実際には数十分差有ったけどね、先にアリシアが出産してるのはシャロもイレイナも知らない、誰が先とかは無いし優劣は無いがイレイナは、シャロを善きライバルと思ってるらしいが、さて困ったもんだなイレイナは。
可愛い子供達が元気良く………元気良過ぎても大変だな、無事に健康に育ってくれれば良い。
困ったちゃんなイレイナを連れ帰る、子供に母親の母乳は必要だしすくすくと育って欲しい。
オムツは想像より多く必要で、雑貨屋のミル店長に大量発注をして、お金も沢山払ったけど何故か店が少し広く成った気がする、いや広く成ってるよね?
シャロとの子の長男ルークは七ヶ月で立ち上がり、弟のアンドリューは七ヶ月半で立ち上がり、私に付いて来ようとする可愛い息子だが、顔付きが似て無い気がする、だがスキルは受け継いでるし私の子供だ。
アリシアは長男エディーに手を焼く、ヤンチャ過ぎるわんぱくだがリディーも、なかなかわんぱくな片鱗を見せて居る。
アリシアが男だったら、わんぱくかヤンチャだったのだろうか?
エルリーナも数ヵ月後に出産して、男の子と女の子の双子が産まれた、エルリーナは精神的にやや弱って居たのでシャロとケアーをした、まあ色々有ったが消息が不明な元父の事だろうな。
セーラの子はまた双子で、また男の子と女の子の双子だったが、出産後にセーラは気絶しやや衰弱してたのでセーラとの子は、その後作らない方向で居た……セーラの身体の負担を考えて。
カルミアは女の子を出産したが、カルミアに似ず天使の様な愛くるしい可愛さだ、しかも何か後光が出てる気がする。
「マサ、今私に似て無いて思った?」
カルミアが何故か睨むが………何故か、義父達がカルミアに本音を言う。
「私は思ったぞ、カルミアとは違って天使だな孫娘は」
「アナタ奇遇ね私もよ、本当ねカルミアとは違って天使な孫娘ね」
実の両親に本音を言われ凹むカルミアだった。
「娘より孫娘贔屓………」
相当なダメージらしいカルミア、次はルリスティーナが出産すると此方も、笑顔が天使過ぎる娘だった。
「ルリ………」
疑わずには居られないレベルだった。
「ダージリンの子だよ」
カルミアとの子と同じく天使過ぎる。
「………今から娘に、悪い虫付かない様にしないとな」
「此は今から大変ね………娘離れに」
シャロとアリシアの子は、何かイケメン金髪息子とイケメン赤毛息子過ぎるのだが、本当に私の子何だろうか?
まあスキルは何回見ても息子達に受け継がれてる、息子達全員神速のスキルや料理スキルに通訳スキル、高い魔力等を引き継いで居る、通訳翻訳スキルは受け継がれても発揮するのは、まだ先の話だろう。
畑の拡張もして新しい畑を開墾して居る、もろこし専用畑も増やしコーンスープや、蒸し器で蒸かしたもろこしを何時かは子供達に食べて貰う。
トムは四つ子が産まれたがユリが衰弱して、一時危ない状態に成ったが今は回復し、トムは釣りをして毎日刺し身の催促を私にして来る。
ロゼとの結婚とフローラとの子作りはまだ先、シャロは子供達に色々な可能性を広げる為に、子供達にもう教育を始めたがヤンチャなエディーとリディーは逃げ、ルークとアンドリューは目を盗みいつの間にか姿を消し、妹達に会いに行ってるらしい、良くシャロの怒鳴り声が聞こえる「待ちなさい!!」と、言いながら走るシャロはリアルサ○エさんだな。
兄心が育って来てるらしいが、何時かは兄ウザイと妹に言われない事を、息子達に切に思う。
何時かはお父さんウザイとか言われたら、思春期でも心折れる自信がある。
そんな未来に成らない事を願う、あと子供部屋を増築した。
さて次はどうするかな? 考えながら、天使な娘達の顔を見に行く。
エルリーナとの娘はお転婆で、完全にエルリーナのお転婆が原因だろう、孫娘エリーゼのお転婆にローリエ義母が頭を抱えて居たが、面影は末娘のエリスちゃんに似て居るがたまに落ち着いた姿勢は、小さな頃のエリスちゃんに似てるらしい、あと誰の子かは分からないがローリエ義母もこの頃妊娠してるが、旦那は誰かは教えてくれない。
ローリエ義母は今は、私やセーラ達が作った宝石等のアクセサリーや、宝石彫刻錬成品等を扱う店主を任せて居る。
そして毎日孫の顔を見にやって来る、クロイツ義弟も良く来ては息子を見ては、何か癒されてる様な顔をして居た、まあエリスちゃんが末ではなくなる日も遠くない。
たまにキャスビル義父が来ては、双子の孫を見ては見たこと無い顔をしヤバイ言葉を発して居る、アレはバナージ義兄弟には見せられない。
娘アメリアは成長するに連れ、セーラより凛々しく美しいく何か、品格等が覚醒して来てる様な気がする。
まあフローラ姫は良く来ては息子のライアンを、婿にくれと言うが息子のライアンは君の姉の息子だ、フローラ姫は困った姫だよ、キャスビル義父がフローラ姫に孫を誘惑するのは許さんと、キツく言ってたがまだライアンは幼児ですよ義父。
カルミアとの子サディは更に可愛く成り、何故かカルミアはこの頃若返ったみたいに可愛い、産休で締め切りが無い影響だろうか?
ルリスティーナとの娘ココミは、何か後光が神々しさが増してる気がする。
まあ子供達がどう成長するか楽しみだ。
クロ「この頃出番無いぞ白夜」
白夜「私に言うな、作者に言え」
酒泉でマタタビ酒を飲みながら、愚痴る妖怪だが次回も出番無さそうな予感。




