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元おっさん,猫と異世界ライフと旅に出る。  作者: 猫を愛でる会
スローライフ
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作物の植え付け

炭酸泉や神酒やブドウ酒泉の三つ以外無かった、ブドウ酒泉はその名の通り葡萄酒のお酒の泉、甘口で葡萄の味が広がり微妙に酸味も有る酒、度数も低い感じがする飲み易い系かもしれない。

トムはマタタビ酒泉を見付け酔い潰れて居て、エネーブルは諦めきれずに探してたが見付けられず。


家に戻りのんびり過ごしトラクターで、うねを形成したがマルチが無いなので、草むしり管理用にアースドールを作り待機させ、種蒔きしたのはまだ先なので、次にキュウリやナスに適した畑を先ずは、1つ開墾する種は米ナスと白長ナスに千両ナスに、水茄子やメーカ苗のナスに変わり種ナス。

キュウリは入ってた適当な種子だが、何時のか分からない種なので、発芽率は低い前提に蒔く事にした。


シャロ以外畑には興味ないので、まあシアはジャガイモに興味津々だったが、ハーブの花の種を蒔く時はシアとか来て、不思議そうに種を蒔いて居た。

板鍬で張った糸に沿って畑を掘り一定の間隔で、草木灰コーティングした切った種ジャガイモを植えるが、デストロイやシャドークイーンを食べれるジャガイモか、不思議そうに見て居た数人、次に小鬼の里から分けて貰った落花生やサツマイモも植え、玉葱や何故か有った松本一本ネギを植え付け、数日後ジャガイモの芽が出て来たがまばらは仕方ない。


ある程度成長した苗のピーマンやカボチャを植え、平行して代掻(しろか)きをして田植えの準備をし、前のトマトハウス予定地に魔法強化ガラス張の、温室に変え重機や運搬車の出入り口を頑丈な、更に魔法強化ガラスにして自然被害対策をして、トマト温室ハウス用の手押しトラクターまあ、耕運機をコンバータにしてフルーツトマトの土壌を作る、開閉式扉は何ヵ所か設置して、アースドールで換気と温度と水分に間引きを任せ、苗を植えられるタイミングでシャロと植え、何かワクワクしてるシャロを連れ次は、キュウリやナスの畑に行く。


「沢山作るわよ!」

「適度にしなよ」


張り切るシャロを横目に水路を魔法で掘り、雷エーテル魔石可動式ポンプを置き、雨避けを被せて害虫害獣対策の魔法装置を、大量に作り畑近くに効果範囲200mおきに設置、アルミ材があっという間に消えて行った、田植の季節まあ日本では5月にあたる季節、田植機で苗を乗りながらじゃんじゃん植え、もち米の苗も植え終わり風さかやとかでは無いが、異世界で何とか美味しいお米を少し異世界科学で改良し、苗にして機械で植え通常の田植え間隔より広い間で植え付ける、野菜もだいたい終わった筈。


「だいたい野菜は終わり………」

「まだ何か足りないわねぇ~」


まだ植え足りないらしいし恐ろしい妻シャロ。


「ハーブが足りないわねぇ~」

「………ハーブは野菜ではないが、もろこしは忘れてた」

「………ニンジンもね!」

「人参は大変なんだよ………種が」

「?」


人参の種を知らないシャロは、人参の種を購入してから見せたら驚いて居た、まあ普通に人参の種て見ないからね。

ジャガイモの蕾が開き紫や白い花を咲かせ、だいぶ農作業も終わりジャガイモに追肥をし畝を補修する、だいたいの仕事が終わりのんびり過ごす。

穏やかに過ぎる日々は楽しく隣には支えてくれる妻達、そして次の工程に移る。

お茶は聖条京で買えば良いのでシャロ用の、紅茶の苗木を買い回り湖近くの山の風通しが良い場所に、段々畑を作り苗をスコップで穴を掘り植えて行く、海の海岸沿いで陽当たりと気温が温暖な場所を開墾し、植える苗や木を揃えたら植え始める事にして次に進む。


「麦とかどうするの? マサ」

「「「「「「うんうん」」」」」」


何故全員一致で頷く妻達よ、仕方ないので田んぼの近くに4haの開墾を始めるが、4haの目印をする所から疲れ火魔法で、野焼きをしつつ水魔法で火事を避けつつ開墾をし、昼休憩に戻る最中に奴が来た、初夏の日差し眩しい季節にまたあのサトシが、あの巨大石像野郎を攻撃してた宇宙船から降り立ち、サトシの仲間のトムが何か疲れた顔をして居た。


「半年前にルナリアの荷物以外、全部引っ越し終わって次の開墾中に懲りずにまたかよ!」


走って来るマントマニアと船から降り立つ女性、見覚え有る女性に雅史は動揺しそして、裏切られたと思いサトシに向かい怒りと、色々ぐちゃぐちゃな感情を拳と神速に込め、サトシを殴り空を舞うサトシ。


(帰ったのは嘘だったのか? 優姫………私は………私は………)


M字開脚で倒れてるサトシ、赤子を抱え母親の顔に成った優姫と祐奈にフリーズしてる、前より何故か成長したルイーズちゃん。


「やあまた会えたね僕」

「やあ久し振りだね僕」


何かややこしいトム二人の会話、救護班トム分身が優姫達の後ろの、宇宙船光エレベーターらしき場所にサトシを放り込むが、勢い良過ぎてオーバーランし更にダメージ悪化、優姫は雅史を悲しげに見た後に去って行き祐奈は。


「次はアーノルド………私の旦那が勝つから!」


と言い残し戻って行き、ルイーズちゃんは苦笑いし去って行き、ルリとセーラとエルは祐奈が赤ちゃん連れてた衝撃に、何故か灰の様に真っ白に成って固まって居た。


「何で此処が分かったんだ?」

「色々異世界迷ってたら、サトシがあの星に俺の敵がてね」


何とも迷惑な勘だ。


「これマタタビ分けてあげるよ」

「僕は取って置きのマグロの刺身を……」


何か物々交換始めたが無視して、昔愛した優姫ではなく心配そうな目で、私の側に居てくれるシャロ達を大切にしょう、もう優姫との日々を今の胸の痛みを魔法で、記憶封印して皆で前に進もう……私にはもう大切な家族達が居る、あの日々とは違う道を進んで居るから……


「マサ、早くお昼にしましょ」

「お腹ペコペコだよまーくん」

「「「……祐奈が赤ちゃんを………」」」


まだ三人は立ち直れないらしいし、シャロとシアに手首を掴まれながら、我が家に昼を食べに向かう。

まあ精神的ダメージか味がしない昼だった、昼の仕事は休み湖畔でハンモックに寝る、猫姿のトムが脇で寝る姿にシャロ達妻が、トムに嫉妬の炎を燃やすがトムを撫でてると気分が落ち着く、暫くトムと昼寝を楽しみ目を覚ましてから、トムを肩に乗せ湖畔を散歩する。


「畑開墾でスローライフてより、怒涛の趣味ライフだな」

「また酒泉いきますか?」


雅史は少し考えてから、トムに言う。


「たまには野郎だけで焼肉と酒を楽しむか……」

「僕は刺身で」

「「「賛成!」」」


何処からか現れたトム分身達、雅史は野郎達だけの息抜きスペース兼、飲み食い場所を作る事にした。

主に酒を飲み交わし焼肉や鍋を食べるだけだが、もう会は凍結して私も交ざり料理するだけで終わってた、集まりから食べて騒ぐ方に変える。


「焼肉用の野外スペースと、焼肉屋的な座敷隠れ家でも作るかトム」

「良いですね、食べるだけなら楽ですから」


まあ準備は大変だけどね。


トムと雅史は妻達が来ない場所に、バーベキュースタイルの焼肉スペースを簡単に作り、隠れ家は前に発見した温泉とは違う、新しい温泉近くに作った。

外観は江戸時代庵風中は囲炉裏が在る段差式と、掘りコタツ風焼肉座敷テーブルに分けた。

一応宿泊可能で引き布団完備毛布完備、露天風呂にマッサージチェアー完備。

トムは大量の備長炭を買い漁り帰って来て、雅史は肉用包丁を磨いでから牛や、食べられる魔物やモンスター肉を薄く切り、カルビー部分はやや厚くほかはしゃぶしゃぶ肉の様に薄く切る、何か物足りないので気分転換に狩りに行く。


「やっぱりコイツら狩らないとな」

「僕は陸海老狩りに行きますね」


巨体で大地を揺らし鈍牛達が来る、前の狩場と違い沢山居る鈍牛達を意識を集中させ、十六夜を抜き下段に構え神速サードで突撃、闘気を十六夜に纏わせ首を跳ね倒して行く、一撃必殺技で首切り裂き鈍牛を倒し食料を増やす、そして更に後方に暴れん坊将軍牛が待ち構える、仲間達を殺られ血走る目を睨み返しながら、回りの突撃や抵抗の角攻撃を躱しながら首を跳ね、更に暴れん坊将軍牛に向かう。


「私の胃袋の糧に成って貰うぞ!!」


そして暴れん坊将軍牛が鳴き吠える。


グモオォォー!!


10頭の暴れん坊将軍牛が突撃を開始、鈍牛達を倒しつつ刀に闘気の密度を上げ向かう、回り込み側面側の暴れん坊将軍牛を倒し、更に間髪入れずに倒して行く。

更に鈍牛の援軍8頭が増えるが問題ない、更に立ち向かって来る鈍牛と暴れん坊将軍牛を倒し、援軍も何回有ったが全部倒したが、流石に疲れたので肉を切るのは後回しにした。


最終的に暴れん坊将軍牛は30頭に、鈍牛は118頭倒したて帰ると夕方を過ぎて居た、トムはその一時間後に帰って来て陸海老を全て渡て帰って行った。

数日後にまた襲撃された今回はマントは無いが、懲りずにやって来たサトシをラリアットで空中回転させ、首を足で捕まえ回転しホールドする、俗に言うウラカン・ラナでホールドし逃がさない。


「ギブアップして負けを認めれば、解放するぞ」

「クッ………」


大地を降参と叩きギブアップと見せ掛け、反撃のタイミングを見ながら待つ、回復ポーションを隙を見て飲み回復して再び、雅史に殴り掛かるが。


「祐奈真似パ~ンチ!」

「グッ!!」

「ぐふぇ!!」


ムカムカと雅史を睨む祐奈、パンチに吹き飛ぶサトシだったが直ぐに、回復ポーションを飲み立ち上がった隙に後ろを取り、肩を取りブリッチ体制からのドラゴンスープレクスホールドを喰らわす。


「ワン・ツー・スリー!!」


何かこの頃レフリーしてない? サトシの仲間だよね?


サトシの仲間? トムのカウントとスリーと共に、サトシは地面に顔を埋めたまま気絶し、また担架で運ばれ放り落とされ雑に放置されて居た。


旦那(サトシ)の仇!!」

「夫婦揃って変態だな、結婚したなら大人しく成れよ」


ミニスカ女神官服で突撃する祐奈を、足払いして湖にジャイアントスイングで放り込む。


(一年以上ぶりにあしらわれて快……じゃあないわ)


ドMは治って無いらしい、どうやら色々な異世界に行き雅史達より時の流れが違うみたいだ。


「まだ負けて無いんだから!!」

「「「ユウナ………」」」


残念な者を見る目で、セーラやエルにルリが見てる中で祐奈は、身をくねらせ快感顔で雅史に戦いを挑むびしょ濡れで。


「後任せたトム」

「さて、小娘また倒してあげるよ」


ムカッとした祐奈は、爆裂ファイヤーボールを放つ。


「喰らえ!!」


あっさりと雅史とトムに躱される。


「あらよっと!」

「まだまだだね」


だが避けた爆裂ファイヤーボールは、シャロが密かに植えてたハーブに炸裂し燃やす。

騒ぎに出て来たシャロが燃えるハーブに涙を流す、だが悲劇は終わらない可愛い花と珍しく花壇を作って貰い、セーラとエルリーナが植えた花も燃え花壇は吹き飛んで居た。


「避ける何て卑怯よ!!」

「「避けるだろう普通」」

「「ユウナ………許さない………」」


ゆらりゆらりとセーラとエルリーナから、怒りの炎が沸き上がり祐奈に向かって魔法を放つ。


「ロッククラッシュ!!」


怒りのセーラのロッククラッシュが祐奈に放たれると、エルリーナも魔法を放つ。


「サンダーボルト!!」


雷球を放つエルリーナ、相当ご立腹だ。


「私の………ハーブがぁ……」


膝を付き涙を流すシャロ、魔法で鎮火するがクレーターと塵が舞う。


「何で二人が私を攻撃するのよ!!」


セーラとエルリーナの攻撃をギリギリ躱し、雅史を睨みながら祐奈は抗議するが。


「あんた何かセーラ達に吹き込んだわね!!」

「「ユウナ許すまじ!!」」


怒りに燃えるセーラかエルリーナ、更に逆恨みする祐奈をトムは背負い投げし、湖に放り投げた。


(たま投げられたわ、でも負けないわ!)


湖から出た途端魔法が祐奈を吹き飛ばす、セーラが放ったロッククラッシュでまた水の中へ、再び立ち上がるとエルリーナの放ったエアーボールが直撃して、痛みは無いが宙を舞いまた水中に戻る。


(許さないアイツを倒すわ!)


びしょ濡れで再び現れた祐奈に、三つの魔法が合わさった攻撃がヒットし、更に深い場所に飛んで行った。


「………花壇や花やハーブは後で何とかするから、もう家に帰ってダイニングで待ってなさい」


ルリに三人を任せ湖から上がって来た祐奈を、分身トムに任せ吹き飛んだ花壇を手直しして、後で雪の様に白い花の白雪花と、淡いピンクで小さく可愛い花のエーデルローズを探しに行く、シャロは思い入れ有るハーブらしいがラベンダーに似た花で、昔顔を覚えて無いけどクッキーくれた冒険者が、また苛められてたシャロを助けてくれた時に、ハーブの匂い袋と一緒にくれた種らしい、だがその種は何回私が鑑定しても鑑定不能だった。


「知識庫経由の鑑定でも鑑定不能だったからな……」


雅史は不思議な種のストックは無いし、毎年春に咲き花を摘んでも不思議に数日で他から花が咲く、匂いは落ち着く香りらしいけど何故か、シアは香りが分かるらしいが私を含め他は何の匂いか、未だに匂いが分からない。

不思議な良い香りで心安らぐと二人は言ってた、匂いが分からないので探しようがない。


「種もいつの間にか落ちるらしいし、生えてきたプランターをそのまま植えただけだからね」


何とも成らないので、いつか代用のハーブを探す事にした。





サトシ「次回は俺が勝つ!!」

ルイーズ「たぶん無理」

優姫「絶対無理だから止めなさい」


二人に凹まされるサトシだった、次回に続く。

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