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元おっさん,猫と異世界ライフと旅に出る。  作者: 猫を愛でる会
7章異形の魔族決戦最終章
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もう一つの戦い・・・戦いの終焉、全ての世界を破壊する(滅ぼす)者とのラストバトル

全ての世界を破壊する者とのラストピリオド戦

私はもうゴブリンでもないあの野郎、エロルリン邪神形態(第四形態超ド変態)を倒し、ルーデウスさんに支部に報告すれば良い言われてたので、一応報告に冒険者スノーローズ支部に寄り、中に入ると美女に見とれてたら捕まりそのまま、堅苦しくない食事会をが開かれ美味い肉料理を食べた、ジンやウォッカらしき酒はなかなか美味かった、何故かマリー姫に個人的にも労を労うと言われメイド? に連れられ、綺麗な部屋でチーズや酒を接待されて浮かれて居たが、何か裏でルーデウスさんが手引きしてる気がする、それに食事会や接待に苦手な物が無いのが証拠まあ、一晩位羽目を外して良いよね?


マリー次期王女は顔立ち美しく、19歳には見えない大人の色香と幼さが入り交じる、私的にくびれも細いスタイルは良い方に見えたが、πぽっちゃり紳士的にはダメて言う紳士が居るだろう大きさで、美しきその姿はまるで絵画の様な美しい姿だった、アレは銀髪で美しい天使の様な姿だった、しかも白いドレスアーマ姿だったら更に、戦乙女天使の様に見えたかも知れない、百合と薔薇模様をあしらったドレス姿は美しく、性別問わずに振り返って見てしまう美しさ。

マリー姫に個人的に接待され美味しい酒を、マリー姫と飲み交わし酔わない私に文句を言ってた様な……、何故か接待されてる筈なのにマリー姫の愚痴を聞いてたのが大半、まあ良い思いも色々したがたまには良いよね。


トムは猫精霊だからか接待の質が違い、沢山の魚料理をお腹いっぱい食べたらしい、飲んで歌えや踊れのどんちゃん騒ぎをしたとか、後でトムに聞いたのだがどんな接待されてるんだ? トムよ。

マリー姫の膝枕耳掃除は癒されたが、やはり一番はシャロの慣れた膝枕にシャロの香りが落ち着く、まあセーラと違いマリー姫の香りは甘く爽やかな香りがした。

翌朝は久々にスッキリした朝だった、高級感溢れる部屋は落ち着かない、騎士や執事にメイドに何か引き止められたが満腹トムを背負い、南極に再調査に行くと薄気味悪い暗い空が広がる。


黒いリングが空に有り、嫌な予感にエルビー博士に調査を頼み、千石さんと鬼丸さんにエネーブルを連れ戻る、リングからは歪んだ次元の様な観測を捉えたらしい、エルビー博士にドラグーンの調整を頼み、リングから黒い線が一瞬で現れ六芒星が現れた、雪原の大地に六芒星が描かれ六本のダークパープルの柱が立つ、六芒星の真ん中に有る六芒星が不気味に光を放つ、エルビー博士は真ん中の六芒星を解析どうやら、異空間に繋がってるらしい。


「判り易く自分に有利な場所への、誘い込みね」


それを言ったら全てのゲームのラスボスは、エルビー博士に文句を言うだろうな。

ラスボスのセオリーみないなもんだし、さて防具の不思議シリーズで何処まで耐えられるかだ、一応全員に体力回復ポーションと、薬用エナジーハイポーションを一本渡した。


「わざわざ行くなんて物好きね」

「倒さないと終わらないでしょ」


やれやれて顔をするエルビー博士、帰って来た万能スーツのブレスレットを装着し……アレ? 、時計型だった筈だが?


「改良しておいたわ」

「改良しておいたわて、レベルでは無い気がするよ」


人差し指を振りながら、エルビー博士は言う。


「そんな些細な事、騒ぐ程でわないのよ」

「些細じゃあないわぁー!!」


雅史のツッコミは雪原に虚しく響く。


「また変な武器増えてたりしてな」


エネーブルがニヒル風な顔で、変なフラグを立てる。


「変なフラグを立てるな、エネーブル」

「変な武器は作ってないわ」


エネーブルに文句を言う、雅史とエルビー博士。


「モル……新しい実験アイディア武器を追加してるだけよ」


今モルモットとか言おうとしたよね?


エルビーは誤魔化す様に明後日の方角を見る、全員思い思いに覚悟を決め雅史とトムを先頭に行く、雅史達は知らなかったこのラスボスが全ての時間軸の、破壊する者との戦いにピリオドに成るとは。

装備を見直しエルビーは外から観察し、雅史達は六芒星の真ん中のゲートでには入り向かう、六芒星のゲートから暗い空間に飛びそして、何もない黒い大地? に立つとそこには、ゲームのラスボスの様な巨大な敵が居た。


ラスボスは黒い鳥か堕天使の様な翼をし、仮面なのか分からないが六つの穴から、眼らしきのが閉じていてトリコロールカラーの肌色に、肉体美を強調するかの様に上半身が裸な変態姿と、脚は有るか分からないが黒い布らしき物を履いて? 居る。

そして六つの目が開き此方を見ると、何か憎しみの様な瞳で睨みそして口が無いが憎しみ混じりの声が響く。


「また貴様達か人間と毛深き者、我が分身をよくも滅ぼしたな………許さぬ!」

「しかも我が配下の存在すら滅ぼした、貴様は我が滅ぼしてくれる!!」


雅史達五人は顔を見合せるが、全員見覚えは無い。


「世界を無に還し、我々が怨みを持つ者達に永遠の死を」


何も聞いてないが、いきなりラスボスぽい台詞を言う。


「お前ら黙れ! 今は我が話してるだろう!」


何か独り言が酷いラスボスらしい。


「アレなに独り言を言ってるんだ?」

「絡むなよエネーブル」


言いたい事は分かるが、挑発みたいに言うなよエネーブル。


「何か体の一部に人の顔らしきのが見えるな」

「アレ気持ち悪いですね、千石殿」


千石さんが見る先に、トリコロール色の心霊的な顔が蠢いて居た、憎しみや妬みや負の感情が形成した姿かも知れない。


「邪魔をするな、我はこの人間を滅ぼすのだ!」


雅史に向けてラスボスの背中からトリコロールカラーの、ミミズの様な触手が現れ襲い掛かる。


「あらよっと!」

「あの変態以下ですね」


軽々と避ける雅史とトム、軽く避けられ苛立つラスボス。


「我が力よ、アビスゲートを開き我が力を解放せよ!」


ラスボス頭上に六芒星が現れ、ラスボスがトリコロールの肌色からダークパープルの肌色に変わり、黒い大地から巨大な剣を出し襲い掛かる。

沢山の黒い巨大剣が黒い大地から現れ、雅史達は刀や剣を抜き立ち向かう。


「最初から貴様らを葬る為に………何故だ、何故普通にしてられる?」


驚愕の顔で破壊する者は雅史達を見る、何故アビスの力を解放してるのに倒れないのかと、破壊する者は六芒星を破壊し制御を棄て、手を汚さずに始末する事にしたが。


「何か体が少しダルいが、行くぜ雅史」

「なら、先にデカイのをぶちかますかエネーブル」


雅史はブレスレットを起動させ、万能スーツが一瞬で展開し刀はカバンに入れ、空中に翔びエネーブルと共に攻撃を開始する。


「行くぜ!!」


エネルギーバズーカランチャーを担ぎ、エネルギー弾を放つエネーブル。


「ドラグーン、全力攻撃開始」

『待ってたぜ、全力攻撃了解だぜマスター!』


フィンをパージすると変形し向かう、間髪入れずにドランとキャナルに言う雅史。


「ドラン、全武装制御任せた」

『任せろマスター!』

「キャナルには制御修正と、照準を任せた」

『了解マスター』


ドランが全固定砲を展開し、ミサイルプラットホームも全解放する、キャナルが制御し照準を心臓辺りをロックオン、エネーブルが攻撃開始と共に火を噴く、眩い閃光が破壊する者を貫きミサイルが着弾し、破壊する者の身体に炎の柱が立つが黒い巨大剣で一瞬で火柱は消える。

エネルギー攻撃も貫通するが直ぐに超再生し、無傷に戻りドラグーンのフィンの一枚が斬られ撃墜される。


「この新しい浮遊エネルギーキャノン使えんな」

「私の新しい兵器が使えないですって!!!」


何か聞こえたが無視して、エネルギーライフルも追加し撃つも再生する。


「行くぞ! 鬼丸殿」

「行きますか千石殿」

「やれやれ僕達を忘れては困るね」


トムはトム分身と千石と鬼丸と破壊する者に向かう、トムとトム分身達は神速サードを使い破壊する者を斬る。


「神速雷神の太刀!!」


千石は破壊する者の黒き脚らしきに、稲妻を帯びた一太刀食らわせそして、鬼丸も身体から闘気を纏い一撃を放つ。


「修羅一撃の太刀!!」


渾身の一撃を込め撫で斬るも直ぐ再生した、黒き脚らしき物は黒い巨大剣を回避しつつ雅史達は攻撃を続けるが、ドラグーンのフィンが残り一枚に成り、エネルギーも尽きそうだったので回収。

ミサイルも尽き砲のエネルギーと疲れたので降り立ち、万能スーツを一回解除し薬用エナジーハイポーションを飲み、攻撃を始めてから何時間経つか分からないが、未だに衰えない超再生能力に苦戦する。


「流石化け物だぜ、直ぐに再生しやがる」


毒づきながらエネーブルは言う。


「腹へって刺身食べようと出すと、刺身が腐って食べれなく成っちゃうよ」

「……持久戦は不利だな」

(食料食べれずに戦うのは難しい)


技を連続で放ってた千石さんや鬼丸さんは、今や技を放てる気力が無いのか居合い斬りで対応して居た。

トム分身も何体か殺られたのか姿が見えない、いや変な場所でトムと同じく刺身を出して、一瞬で腐ってしまった刺身に絶望してるだけみたいだが。


「刺身の怨みを………」

「「刺身の怨みを晴らす!!」」


沸き上がるトム達の食い意地から放たれる、怒りのオーラに破壊する者は一瞬ヒビった気配がした、そして変な場所から変な奴が現れた。


「まだ倒して無かったか、楽できると思ってたのに」


何か自分と同じ様な声に言葉。


「貴様は何故二人も居る?」


破壊する者は怯える、真にヤバいのは最初に戦ってた雅史ではない、狐の仮面をし背中に月と桜吹雪が描かれた着物を着た、その人物こそが破壊する者の一部や配下を滅ぼした、本人の一人だからだ。


「私は何時も一人だが、そこのハーレム種馬と一緒にされたくない」


雅史はハーレム種馬と言われブチキレる。


「私は人間だぁー」

「雅史の姿をしたハリボテだろ?」


狐の仮面をした奴に私がハリボテと言われ、余計にムカついて来る。


(コイツムカつく)


雅史が思ってると狐仮面は。


(半端な私の魂だな本当に、身体が不完全てやはりどの雅史もそうらしいな、拾われなかった我々がオリジナルか………さてと、上司の任務終わらせて隠居旅に出たいし終わらせよう)


狐仮面が一瞬で姿を消す。


「あの野郎何処に……」


ドスンと何かが降って来た瞬間、ダークパープルの腕がそこには有った、再生する事もなく更に腕が落ちて来て見上げるとラスボスは、切り刻まれたかの様に斬られて居た。

トム達や千石さんに鬼丸さんやエネーブルも、理解出来ずに落ちて来るラスボスの残骸から逃げて居た、落ちた残骸は無に帰るみたいに粒子に成り消えて行く。


「任務完了だ」


そう言う狐仮面の男。


「誰が種馬だぁー!!」


殴りかかる雅史を軽くあしらうと、剣を抜き空中を神速で走る様に行き、黒く輝く塊を剣で斬りそして


グオォォォ!!!!


断末魔の悲鳴が響き渡り空間が揺らいで、黒い大地が崩壊を始める。


「さっさと帰りな、ハーレム種馬よ」

「種馬言うなやァー!!」


光の柱に狐仮面は行き、姿を消し全員で急ぎ光の柱に入り脱した。



「お疲れ様ヨシナカ君」

「上司、暇なんですか?」


ヨシナカは上司と話す。


「一人で本当に今までの任務果たすとは、思わなかったよ」


エルドールはヨシナカに対し、まさか本当に果たすとはと思いながら言う。


「では隠居て事で色々な世界に旅に出ますね」

「まあ他はアッチのヨシナカに任せるから、また何か頼む時は……」


間髪入れずにヨシナカは言う。


「隠居させて下さい上司」

「まあその時が来なければ良いだけだよ」


雅史達のハーレムに恨み言を言わずに、上司に妻候補を提案もされなかたヨシナカ、銀河鯨に帰りゆっくりしてるとたまに来る精霊と、始めて見る金髪幼女が走って来るので、何かタコ唇で走った来たが、凄く身の危険を感じたので避けた、そして思い出す別れた恋人の事を。


「もうマリーは一国の姫で恋人でもないし、もう会えないが元気で新しい婚約者見付けろよマリー……」


ヨシナカはツブヤキローリエは。


「ヨシナカお兄さん避けないでよ!!」


金髪幼女から軽く逃げながら、もう会えない愛しき恋人マリーを思う。

何回もマリーを刺客から守り、唯一私の存在を認識し恋人に成って愛を語らった恋人、私は王には成れないしマリーは王女を棄てられない、民を導く為に。




光の柱から出たらエルビー博士に、ブレスレットを取られ。


「私の自信作を使えないとか……て、これ修理必要レベルだわよぉ~!!」


ムンクの叫びな姿で叫ぶエルビー博士を置き、五人は自分達が倒したのでは無いがやけ酒しに、五人はさっさとその場から去った。


お疲れ様会は盛大にして酒や魚や肉を食らい、酔い潰れるまで五人は騒ぎ飲み食いした、特に雅史はハーレム種馬と言われたのが悔しくって、ぶっ倒れるまでやけ酒をした、そして帰ったらめっちゃシャロに叱られたのだった。


こうしてゴブルリン以外の、脅威は去ったのだった。




ゴブルリン「どんな手を使ってでも、ルリちゃんとセーラ姫をこの手に……」


まだゴブルリンのエッチな野望の火は消えない………

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