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元おっさん,猫と異世界ライフと旅に出る。  作者: 猫を愛でる会
7章異形の魔族決戦最終章
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全ての世界を破壊する(滅ぼす)者

冒険者章完結

雪が融け行く日々を数日見て、トムが来たのを合図に再び南極に向かうと、黒い球体がどんどん大きく成り空に停泊してる船から、黒い球体に攻撃が開始されるが当たるには当たるが、ダメージは無い様に更に巨大化し万能スーツを展開して、足の無いスカートの様な石像の下が黒い球体から、どんどん現れたので。


「ドラグーン行くぞ!!」

『何て禍々し力何だ、アレはヤバいぞマスター!』


ドラグーンがそう言うとドランも。


『アレはヤバい、本能的に危険と感じるが退いても危険と感じるぜマスター!』


どの道セーラを泣かせた敵にして、スローライフの最大の敵なら倒すしかない。


「コイツを倒さないと妻達とイチャイチャの、新婚生活が出来ないから倒すぞ」


少し間を置き。


『了承だマスター!』

『任せろマスター!』


異形の魔族の親玉なら通常兵器は無駄、フィンを全機パージし両脇のバスターエーテルライフルランチに、ドランに異次元空間から浮遊型キャノンを射出して貰い、ドランに四基の浮遊オーラキャノン砲を任せ、出て来た下半身に砲身を向ける、ドラグーンは全方位に展開する。


「行くぞ!! ドランとドラグーン!」

『『了解!!』』


雅史はトリガーを引きドラグーンはレーザーを放ち、ドランは四基一斉射撃で半身に攻撃、一部レーザーが船に当たったが知った事ではない、更に攻撃し蒼い閃光が次々に着弾し下半身の石像部分が砕け始め、まだ降りて来る身体に向かい更に放ち、船からも白い光の攻撃を始めた。


グオオォォォォー!?


何か憎しみが混ざった気持ち悪く、苦痛な叫び声が響くと砕けた身体から、蜘蛛の胴体らしき物から脚にそれと、気持ち悪い黒い触手の様なのも生えたて来た、何とも気味の悪いおぞましき姿を始めるが一気に仕留めに掛かる。

蕀の月桂冠を付け赤黒い血を流し、中性的な顔立ちの石像の頭や面倒から、赤黒い血らしきのを流し姿を表し黒い風を吹かせる、更に出力を上げて敵に攻撃し砕ける石像だが、禍々し四の角に赤い怨みの瞳に、白い肉体はマッチョだがその肉体のには、小さな絶望や苦しみ等の人間の顔らしきのが蠢きながら、雪原の大地に墜ち立つが気を緩めない。


「エネルギー全解放」

『フルバーストモードで行くぜマスター!』


ドラグーンが言うとドランは。


『此方も全エネルギーを使い切るぜ!!』


ドラグーンのレーザーの色と出力が変わり、ドランも最大出力で放ち次元アンカーが悲鳴を上げる、蜘蛛脚の破壊する者の身体を貫通し始めるが。


「我に楯突く人間がまた増えるとは………此のままでは………」


響く憎悪と悪意に満ちた声、黒き霧を出しドランのエネルギー砲を、防ごうとしてたが何かを形成前に砕いた用だ、憎しみの顔で此方を見るが背後の船前方に、六芒星の光が浮かびエネルギー波が破壊する者の背中を直撃、だが更に蜘蛛脚胴体背中から本体背中を守る様に、肉体と同じ色の花びららしきのが現れたが、船からの攻撃に黒い塵に成りそして身体の耐久性も限界か、蜘蛛脚やその胴体や触手が塵に成って行く。


「許さん! 許さん! 許さんぞぉー!!」


消えて行く下半身、響く憎悪と憎しみに満ちた声が響く、人でも自称神や白金の存在とも違う声、それはまるで地獄から這い出た罪人の様な声かもしれない、憎しみや嫉妬に憎悪に言い知れない憎しみ、そんな声が広がりながらヤツの身体は黒き塵に成り、睨みながら黒い霧から一振の黒き巨大な剣を出し言う。


「私は只では滅びん、お前の肉体ごと魂も滅べ!!」


迂闊だった振り下ろされた黒き巨大な剣は、咄嗟に万能スーツを解除して、袖を指で掴み腕をクロスさせ防御した、腕の着物が防ぎ何とか死なずに済んだが、腕の骨はやられたらしく手や腕の感覚が痛みで分からない、攻撃に吹き飛んだ身体は雪原を転がる、不思議シリーズの防具だったから生きてるだけで、普通の防具なら即死してもおかしくはなかった。

痛みに転げ回ってる所に回復魔法が、………誰だか分からない間に私は、初めて死ぬかもしれないと思う激痛に、意識が遠退き気絶した。





「やれやれ最後は私が倒す羽目かよ」

「何だ貴様………その仮面まさか……」


着物姿の男と三人の人間的な獣人と、犬の様なマーブル毛の者と対峙する。


「私は初顔何だがな、まあ何だか気持ち悪い奴だが滅んでくれ」

「またお前に滅ぼ………」


一瞬だった狐の仮面の男が一瞬で姿を消し、トムが目で全く追えない間に、残った頭から刀で一刀両断に切り裂き倒して居た、そして破壊する者は黒い塵に成り消えて行き、そして空中を歩きながらトムに手を振りその男は、四人と共に一瞬で消えた。


「………僕は何かの幻を見たのかな?」


黒い塵が消え行く、分身にマサさんを任せ僕はマサさんが倒れてた近くの、怪しい小さな黒い球体を切り刻み倒した、何か気味の悪い気配が消え白金の人の姿をした人が現れた。


「やあ、久し振りだね………て、君の主は負傷したみたいだね」


いきなり目の前に現れ、白金色の存在が僕に言う。


「まああんなデカイ剣を、貴方の防具着物で防いで骨か腕がやられたら、気絶もしますよ」


トムはそう言って白金色の存在に向き合う。


「まあ一人で戦うと覚悟したヨシナカには初陣だったが、まさかあんな小さい粒すら身体の一部とはね、もう一人のヨシナカは……まあ良いか彼には、雑用や在る者を倒して貰わないと」


そう言って白金色の存在はトムに向き合い。


「もうこの世界は平和だ、本来の異世界生活を楽しみたまえ」


そう言い残して、光の玉に成り空高く飛び消えて行った。




冒険者章エピローグ



腕の痛みと気絶から目が覚め、私はトドメをさせなかったが助けてくれた、何処かの時代劇世直しみたいな者に助けられた、腕は動くし痛みや後遺症は無いが失くなった物もある、一部戦闘スキルと全ての攻撃技に中級以上の戦略級魔法、不思議シリーズの武器防具に使わなかったお金や、一部鉱石や金属類や素材が消えキャナルの知識庫も、魔法の一部や何かの大半が消え去り、私が使わずに居たジャガイモが大部分減り、精神的ダメージが今は来てる最中だ、残った武器防具は旅装備と手に入れた刀や剣、神鉄で作った武器それとセーラを泣かせた、あの化物を自分では倒して無いせいか何かモヤモヤした。


トムは相変わらずで沢山マグロを食べる、もうじき大地の雪も融け開墾も出来そうだが、その前にルーデウスさんと義父達に報告だな。


だが此で終わらなかった。


「本当にそんな化物が………嘘では無いみたいだが、さて他で少し困って居るが、この国の用心棒をやれ義息子よ」


何か厄介事かな? 義父(キャスビル王)聞いてみる。


「理由を聞かせて下さい義父」

「なに簡単だ、お前に似たマント姿をした男がユウナを連れ去った、しかもだハウゼンの屋敷を一部破壊したらしい、犯人はユウナとソイツだがアレは、ハウゼン所有の屋敷では正式にそうではない、弁償を請求をハウゼンの父から頼まれてな、だが追える訳がない」


此方を見て言う。


「それで修理出来るか?」

「さてお金と資材沢山必要ですよね、しかも私はあの屋敷全て把握してませんから」


義父が苦々しい顔で見て来ると、ローリエ義母が言う。


「まだ公式では無いけどその内にクロイツが、ハルモニアの領主予定なのよ」


本来の歴史は変わりまだ先だった就任が早まり、そしてバナージ王子の旅も変わる。


「後お前の妻の一人の双子の妹が、大学を辞めてバナージと旅に出掛けた」

「…………え゛!?」


話を聞くとやはり手料理に苦戦し、たまに会いに行ったバナージ王子も、踏ん切りを付けロイドさんに直談判しモカさんを、結婚前提で王家に招きたいのと命懸けで守るから、婚約者として旅に連れて行く了承をと、モカさんの説得に負けロイドさんは仕方なく了承したらしい。


「フローラからは、そんな話は聞いて無いですが?」

「三日前だからな」


アレ?旅に出たと聞いたが?


「大学退学の手続きを昨日して、今朝直ぐクロイツの変わりに、お前の弟子達と出掛けて行ったぞ」


それは今日出発したと言って欲しい。


「カシム達なら下手な護衛より強いですよ、まあバナージ王子も強いはずですよ、キャスビル王より」


余計な一言をわざと言う雅史。


「言う様に成ったな」

「お褒め頂……」

「褒めた覚えはない!」


冷たい義父だ、ルーデウスさんに報告を終え我が家に帰る、妻シャロとシアが抱き付き出迎えてくれた。

一部から嫉妬の目が痛いがそれは仕方ない、春はもう少しで訪れる武器を仕舞い、汚れない旅装備で外に出て前を向く。


「湖の氷も溶けて来たし、護岸工事もしないとな」


隣にはシャロが笑顔で居て、反対側を見れば抱き付くアリシア、後ろから抱き付く美しきセーラに抱き付くのに対抗する、困ったフローラと嫉妬のオーラを出すカルミアに、不意に前から抱き付くルリスティーナ、チョコを食べながら走るロゼと、この頃自分がやはり双子の姉と証明出来たけど、実家が大変なエルリーナは溜め息をし此方に来る。


「ちょとシャロ手の甲をツネらないで、微妙に痛いからやめて」


笑顔が怖いよ(シャロ)よ。


「えい!」

「カルミアは胸を押し付けるな、余計シャロがツネ……痛い痛いからシャロ痛いて、地味に痛いからぁ~!」


リビングにはプリントした家族写真があり、此から未来に家族は増える、いつか産まれて来る子供の為にも更に住みやすい家を増築を、今は考えて居るが材料が足りないので木や鉄も増やさないと、武器から農具へ攻撃魔法は開拓魔法に変え次の一歩を進む。

さあ家族一団で行くか………アレ? イレイナ連れて来るの忘れてた……


しくしく私は何時旦那様が迎えに来るの、しくしく………




トム「冒険者は終わりですね」

雅史「狩はするから微妙だけどな」

トム「またあの星に行って、マグロ倒しましょう」

雅史「また銀河を移動しろてか!」

トム「マグロに時間の犠牲は必要です」

雅史「嫌だ、私は開墾をする」

トム「そこを何とか、ねえマサさぁ~ん!」


次回スローライフ本編スタート。

次回から開拓開墾開始、平凡だと思う………たぶん


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