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元おっさん,猫と異世界ライフと旅に出る。  作者: 猫を愛でる会
7章異形の魔族決戦最終章
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アンダルシア地にてヤツ再び

トムとアンダルシアにスキル移動し、新たに復興中の首都元レッドスタークレムリン、現王都スノーローズにやって来た。


元々スノーローズは王都だったが、ラスブータンによりスノーローズ王家は滅亡し、監視社会と国家による国民の統制と言う名の支配、戦争や不法進行占領に歴史の改ざんに、嘘の歴史教育に愛国心と言う名の洗脳、嘘で塗り固めた侵略の大義名分、だがウォームレッドクイーンにより三代目大統領総書記、マッスプチン=イワゴロフは民間人を肉盾にし逃げるも,反政府のスノーローズ家の生き残りや、恨みを持つ民間人が立ち上がるも、マッスプチンは呆気なくは虫に殺され連れて行かれたらしいと、ルーデウスさんから聞いたが何処の世界にも居るな独裁者。


今はスノーローズ王家正当血族の、マリー=スノーローズ姫が政治をしてるらしい、前の政治の汚職に大量虐殺の証拠に頭が痛くなる、世界征服計画など色々噴出してるが元々、スノーローズ王家は周りの国と、上手く外交や取り引き等をしてたので、スノーローズ王家の亡命先が援助を先に始め、冒険者ギルドも再びアンダルシアに、四十二年振りにギルドが復帰し、派遣した職員が色々手続きして再開した矢先の二日前、やっと通信機材を入れたその日に東から、スノーローズ王都に向け巨大なゴブリンが接近と、走竜で速伝を逃がした悪行政治家探しをしてる、警備騎士第十二団の報告士官が急ぎ知らせを送り、魔法戦士や聖騎士団や復興に力を貸す流れの外国人部隊が、巨大ゴブリン退治に向かったが全滅したらしい。


冒険者も手を貸したらしいが、女性達は屈辱されゴブリンを産まされ老婆にされ死に、男は容赦なく踏み潰し笑ながら殺したみたいだ、しかも人間の言葉を喋り「世の美女は俺様のハーレムだ!」と、吠えてたらしいが何か前にルリを襲ったゲスゴブリンに、思考が似てる気がする。


冒険者ギルドスノーローズ支部で話を聞き、一応大変そうだったので薬用エナジーポーションを一人一本と、博士が居ないし残ってたてエトワールには必要無い、直ぐ食べられるハンバーグを渡し、職員達の食欲を満たした。


どうやら落ち着いたタイミングでマリー姫を戴冠式で、正式なマリー女王に成る予定だったらしいが、巨大ゴブリンのせいで未定らしいが、急がないとやっと虫の脅威から復帰し圧政が無くなり、皆で力を合わせて国を立て直してるのに邪魔をするとは。

昨日何か背の低い短いスカート姿の少女神官が、「私が倒してあげるわ」と職員の制止を無視して夕方旅立ったらしい。

まあ全く方向が違う方に向かったらしいが、方向教えてたらもう今頃死んでるだろう。


トムと共に北東に向かいルーヴル海沿岸に現れた、ゴブリンを討伐に飛び立つ途中万能スーツを装備し、トムを猫姿で抱っこし全速力で行くと、あの()()()()()()()が居た、何も無い海岸線を南西に方向転換を始める所だった。


「ルリを汚し泣かせた代償、再び払って貰う!!」


雅史から怒りのオーラが吹き上がり、トムはエアーウイングで飛び元に戻り地上で分身達を出し、雅史は不意討ち先制攻撃を開始した。


「最初から全力攻撃だドラグーン!」

『任せろマスター!!』


全フィンをパージしドラグーンが行くと、頭や心臓を狙い一斉掃射と共に。


「ドラン、ミサイル全異次元プラットホーム解放発射!!」

『了解だぜマスター!』


後方から異次元収納された、ミサイルプラットホームから二十発の、万能スーツバックパッカー用、対魔物熱探知ミサイルを放ち触手や本体に向け飛んで行く、続いて新バスターエーテルライフルランチを両脇にセット、キャナル照準サポートでロックオンし。


「此れも喰らいな!!」


トリガーを引き放つ。


「今度こそ滅べよ!!」


ライフルの先から蒼い閃光が走る、ドラグーンのレーザーが怪獣級巨大ゴブルリンを貫く、続いて対魔物熱探知ミサイルが触手等に着弾後、閃光を放ち爆発し燃やして行くそして二つの光が、ゴブルリンの身体を貫き上半身に風穴を開け、閃光は海に突撃した。

それでもゴブルリンは超再生する、トム分身は周りの雑魚ゴブルリンを倒して行く。

黒い肉塊は今回見えないが巨大ゴブルリンの再生が、イヤらしく早い回復だがドラグーンは、更に触手を回避しながら貫くが回復力が異常。


「もう一撃行けぇー!!」


バスターエーテルライフルランチのトリガーを引き、さっきより更に出力アップさせ放つが、風穴を開けても何故か倒れない、仕方ないので次のカードを使う。

キャナルに頼みトムを退避させ、フェニックストマホークを使う。


「ドラン行くぞ!」

『フェニックストマホーク三本了解!』


三本のフェニックストマホークが巨大ゴブルリンに行く、ドラグーンは退避し次元アンカーを出し、爆風衝撃に備えるがトムはワクワクと見て居る、音速で行き着弾と共に火の鳥の火柱を立て、巨大ゴブルリンを焼き爆風がトム達を吹き飛ばす、幸い雪が深いので直ぐ復活するトム達、次元アンカーを解きドラグーンは再攻撃を開始、今の攻撃でゴブルリン雑魚は全滅したが、油断は出来ない。


「ドラン次!」

『何時でも』


キャナルにトムに影に退避を頼み、急いだトムを見た後に。


「フェニックストマホーク五本発射!」

『了解!! フェニックストマホーク五本発射します』


再びドラグーンは退避し次元アンカーで、固定し衝撃に備え着弾と共に。


「リミッター解除、マジックイージスフィールド展開」


爆発する火柱を巨大なドーム型の、マジックイージスフィールドで爆風の威力を、覆いさっきの倍の爆風の威力と熱で焼き尽くすが、フィールドが限界らしく砕け爆風が広がる。

更に周りの雪の塊を凪払い地形が変化し、海水が流れ込み火柱を鎮火して行く、流石にこの攻撃は効いたのか黒い灰が風に舞い、煙が消え完全に倒したか確認分析を開始。

ドラグーンは一旦戻り万能スーツから警戒して、キャナルの確認分析を待つが時間が必要らしい、何故かドラグーンは全力攻撃出来てご満悦何だが……


暫くすると雪まみれの軽装女剣士姿で、祐奈が現れたが一瞬あの変態恥女誰だと思ってしまった。

まあミニスカワンピースに胸当て姿見れば、普通に変態だよね寒い中で薄着の格好はね。

煙も収まりキャナルの分析も、倒したと出たのでトムを回収し去る、祐奈に関わるつもりは無い。

またそれ頂戴とか普通に言うヤツに、関わるつもりは無いので万能スーツを解除して、スノーローズの冒険者ギルドにスキル移動し、報告をしてから面倒な謁見を回避する為、「ルーデウスさんに報告に帰る」と煙に巻き、後はスノーローズのギルマスに任せ、ルーデウスさんに報告後南極に調査に行く。


「何か変なマント野郎が居るのだが?」


マントをたなびかせ立つ奴が居る、男だが何か体型が似てるし前に、ロゼとエルを襲った奴エネーブルの元仲間に、特長が似た奴が居たが異世界だから居ないはずだから、アレはこの雷の元凶だろうか?

近くには戦闘機らしき乗り物が、この世界の人間では無いのは確定、エルビー博士は例外だし謎の五人組でもない、何か後ろ姿がむかつくので。


「何か腹立つからくたばれー!!」

「!?……雅史てメェー!!」


何だか知らんが向こうはコッチを知ってるらしい、だが知った事か殴り掛かって来る奴目掛け、蹴りとフェイクしスライディングし足払いし、腕を取り十文字固めを食らわせる。


「イタタ……腕がぁ~!! 腕がもげる止めろ、マサ……イタタ………死ぬもげ死ぬ……」


もう少しキツく………


「死ぬ………本当にもげるから止めろ雅史ぃ~」


涙声で雪原を叩くマント変態を解放し、一応話を聞く為に奴の背中に座り。


「……………………………」


ジタバタして何を言ってるか分からないが、仕方ない普通に話を………


肩に担ぎブリッジ状態にし。


「死ぬ゛それ死ぬ゛」


バキバキと何か聴こえたがそろそろ良いだろう。


「………いつかお前を倒す雅史………」

「お前は誰だ? 返答によっては滅ぼすぞ」


まだ死にたくないのでサトシは雅史に話す、そしてロゼ達を襲った野郎は死んだと言った。


「では次はその身体に、ロゼと妻エルの制裁も……」

「……今エルリーナを妻て言った?」


アホ面で聞く前にアーノルドだったヤツ、サトシが絶望の顔で言う。


「去年の夏に結婚したぞ、セーラとルリも」

「そんなルリは向こうに残して来たはず!!」


雅史はもう一回技を掛け、再起不能前までボコった。


「妻を泣かせる輩は成敗」

「…………」


何故かトムが増えて居たが、そのトムの話しだとサトシの仲間のトムが、サトシからルリを逃がしてくれたらしいので、マグロの刺身をお礼に渡したら喜んだ。

色々そのトムから話を聞きあのサトシ、昨日ハルモニアに行きちょうど居た、ルイーズちゃんにプロポーズして、妻として連れて船に今は居るらしいが、良くゲルダーさんが許したかと聞いたら、ネフィルさんが了承したらしい以外は、フィーネちゃんはサトシの妻の話を断ったらしい、このロリコン野郎が!!

ハルモニアの惨状にサトシは、祐奈の家に行ったが居なかったらしいが、さっきアンダルシアに居たからな。


「これ美味いね」

「話し分かるね異世界の僕」


何か刺身食いながら意気投合してるのだが。


「立ち食いは後にして、あの黒い雷の正体は?」


異世界トムに聞くと。


「アレはサトシが倒し損ねた、僕達は宇宙を破壊する存在やらラスボスと付けた、全身石像の破壊する存在かな?」


雅史は固まる、それは白金色の存在が倒せとか言ってた敵、しかもこのバカが倒し損ねた敵らしい。


「骨の三本か五本折って良いよね」

「止めてやって、アレでも僕の仲間だから」


ピクピクしながら何か訴えたそうに、此方を見るロリコンサトシ。


「なら少し報告は………難しいな、魔王とか邪神なら信じそうだが異世界全てを滅ぼす者とか、信じられる訳無いしそれに今なら、ハルモニアに行けば祐奈に会えるかもよ」


一応救いの手を差し伸べた。


「ライトヒール!」


サトシは一人飛行機に乗り向かって行った、前に異世界行きたいとエリスちゃんに言われた事を思い出し、一応話して置いたがサトシはエリスちゃんも、嫁にしたいらしくルイーズに聞いたら、「もう貴族の学校に戻って勉強してるよ」と言った、膝から崩れ落ちたらしいあのロリコン野郎。

だがトムを思い出して帰って来て、異世界トムと別れ分身トムに監視を頼み、アイテムを設置して一旦戻り疲れを癒す。


「お帰りまーくん」

「もう仕事終わりよね?」


シャロが聞いて来たのでまだ仕事は最中で、経過次第ではまた仕事に向かうと話して、温泉で疲れを癒し妻達と束の間の休息をする、新居の方は春近く雪が融け始める


「次回俺がこの作品をの………」


サトシは雅史にラリアット喰らわされ、吹っ飛んで行った。





トム「遂に終盤だね」

異世界トム「僕達のタッグで主役に成ろう」

トム「僕主役の一人だから大丈夫」

異世界トム「………そんなぁ~」


膝を付きダメージを負う異世界トム、それでは次回に続く。

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