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元おっさん,猫と異世界ライフと旅に出る。  作者: 猫を愛でる会
7章異形の魔族決戦最終章
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続々アリシア 絵本作家への道

ある日アリシアが絵を描いて居た、前々から才能有るなと見てた雅史はアリシアと話す。


「シア何描いてるの?」

「あ! まーくん、今ね今まで描いて見たかった、妖精さんや精霊さんを描いてたんだ、でも表現や表情て大変だよね」


唸りながら言うアリシア、なので視点を変えさせてみた。


「シア一緒に来て」

「まーくんまだ日が高いからベッドは……」

「……夫婦の営みは夜だ、他で一緒に来て欲しい」


アリシアを連れ知識庫に行き、確か絵本童話もとキャナルに頼み運んで貰ったが、知識庫は更に拡張し果てが見えないし絵本童話が、異常な数の山に成って居るが大抵は異世界の本や他星の本が多い。

アリシアに絵本を教え色々な作風、たまに妖精? の漫画を見せ眼を輝かせるアリシアを見る。

色々な絵に心踊るアリシア、物語は分からないのでキャナルが読み、アリシアが見て行く流れで暫くは、アリシアは知識庫の住人に成った。


数十日後アリシアは絵を描き始める、雪はなかなか強情で火のエーテル魔石を設置してなかったら、新築したばかりで潰れる雪の量だがかまくらやトンネルは作れそう、生き埋め覚悟なら。

アリシア最初の絵本らしきのが出来た、一応ジャンルは違うがカルミアに見て貰い、素人販売会には出せるわよと言われたが、何か売るには足りないらしいが此はアリシアの物語、リアルは要らない物語。


「私は売るより見て楽しんでくれれば良いよ」


何か変な顔をするカルミア、まあ子供向けだが取材は必要だがら、シャロに一言だけ言ってアリシアと小旅行。

先ずは白鯨に行き童話ぽい人間顔ぽい蜂を観察、チノ店長達を観察して更に精霊達の街に行く、アリシアは観察を忘れおクッキーにチョコに紅茶を楽しむ、不思議な精霊の国のアリシアの完成だな。


少し観察や食事をしてから精霊達が、たまに他の精霊と交流が有るらしいので近い、やや面倒な国フラワーウェル連合首長国と、魔族の国クレールの国境に有る森に行くと、妖精の遺跡が有りまたいつか、シャロやフローラを連れて来るとして、遺跡に入るとまた何か同じ気がしたので、ダンジョンマップを使い行く、階段を探し右往左往し探し出し上に向かうと嫌な予感の部屋が、中を開けるとピンクな部屋が有りアリシアを連れて出る、何故かアリシアがもじもじしてたから下に降り、一回外に出て旅ハウスを出し急いでアリシアを入れた。


「危なかったよ」

「色々な意味で、妻の惨状回避出来て良かったよ」


再び入り再び二階に行けば景色は変わり、緑繁る森に切り株を切り抜いた家や、パジャマの様な童話小人の様な精霊が居たが、何か眠そうな連中だが話し掛けたら目を覚まし言う。


「本当に僕達が見える人間居るなんて、昔の妖精が人間に付いて行ったて話は本当だったんだ」


アレ?交流あるて話しだったけどな、一応話して見ると。


「それ違う精霊達だよ、僕達は自然に住む精霊だから植物を成長させる力があるんだ」


一応誘ってみたが断られた、この生活から離れたく無いらしいので、もう1つの精霊に会いに向かった。

案内され樹の根っこトンネルを通り、洞窟みたいなトンネルを出るとオランダみたいな、風車のレンガ建物や水車や陽気な歌が聴こえる、何か森の恵みを賛歌してる様な感じだ。


「何かワクワクするよ」

「どんな連中何だろうな」


向かった先には北欧の民族衣装を来た、陽気な精霊が居て陽気に木組みの家……何か、シルバニアぽい家の修理や煙突の煤払いに、葡萄酒を飲む呑兵衛精霊等またクセが強い。

此方には狐の傭兵やらオコジョの傭兵に、オコジョの狩人にイタチの料理屋に精霊の肉屋や魚屋が有るが、近くのイタチの雑貨屋に行き話を聞く。


「いらっしゃい、珍しい人間のお客様」

「他の精霊から紹介されて見に来た者だ」


それを聞いてイタチの雑貨屋は。


「何だ客じゃあ無いのか………」


あからさま過ぎやろ。


「なら私の出番かな?」

「長老!」


目以外髭もじゃでタワシに見えそうだ。


「今ワシをタワシとか思わんかったか?」

「私は毛玉に見えたよ」

「「…………」」

(正直過ぎだシア)


だが長老は笑顔で。


「なかなか正直過ぎるお馬鹿そうな娘じゃ」

(笑顔で毒吐きやがったー)

「…………」

「私は普通だけど?」


何か変な空気だが、次嫁を侮辱したらアーサーをけしかける。


「さて行くか!」

「宜しく毛玉の長老さん」

「…………」


長老の機嫌がやや悪く成った気がする、長老を見て追い付く距離に成ったら歩き出し行く、後で名物でも買おう。


長老を追い向かうと巨大な樹に向かって居る、途中カブトムシが引く馬車に長老は乗り、それを追い向かうが遠回りし巨大な樹に向かってたので、先に行き待つと数十分後に長老は驚いた顔で此方を見る、どうやら帰ったか見失ったと思ってたらしい……浅はかな。

長老に案内されたが入れないぞ樹には、長老は誰かの家をノックすると眠そうな花のフリルの、オーロラピンク色のワンピースに見えない翼で、光の粒子を纏わせ宙を浮き話す。


「妖精王の所に住む彼等が言ってた人間さんね、私はリズこの領域を守護する妖精? のはず」

「はずなんですか?」


リズさんの言葉にアリシアが聞く。


「誰かに頼まれた気がしますが、何せ長い年月だから何時だったか、私忘れてしまいました~」


呑気に言うリズさんに、シアの観察と買い物に移動アイテムや移住希望者を聞いたが、ご勝手にと言って帰ってしまった。


「………長老さんも大変ですね」

「人間さん、わかってくれるか!」


許可も貰ったのでアリシアは観察を、私は新しい精霊の集落で買い物をする。

雑貨屋は小麦粉や近くの森から取れた果物ジャム、クルミを買い巨大樹の木の実の完熟した黄金の実液を、特殊製法で取り出し抽出した此処でしか出回らない、幻の黄金果酒を買えるだけ買った、アイリスもだいぶ減ったが問題はない、冒険者カードの残金は減る事知らずだ、まあカルミア達には言えないが。


「まさか黄金果酒を全部買う、猛者が現れるとはね」

「まさか此処までお金が減る買い物は、貴方の店だけだよ」


イタチの店主と握手をし、別れ次はイタチの店主に教わった茶葉専門店、巨大樹に行く道の反対側に街が在るらしいので向かう、暫く歩き確かに奥に塀に囲まれた街が在り向かう、歩いて着くと狐の番人に止められ、まあ入るつもりは無いが要件を言うとここぞとばかりに、精霊セールスが始まりお目当ての妖精黄金紅茶や、また違った香りのコーヒーは契約は出来なかった、他に契約してる所が有るが教えられないらしい、一瞬黒猫のケットシーが森の奥に見えた気がしたが、気のせいだろうか?


更に買い物をしてアリシアの元に行く、今買ったばかりの妖精黄金紅茶……アレでは無いよ飲める紅茶だよ、をアリシアに差し出し一休みする。

リンゴの様な香りだが優しい香りと味わい、何故かホッとする味に疲れが消えて行く様な感覚がした。


リズさんに挨拶し次のグレードアーチに居る、精霊達に会いに行くと言ったら、最初の精霊達と変わらない連中とあの近くには、妖精の集落も在るが悪戯好きと真面目な集落と、何て名だったか分からないけど人間が嫌いらしい、何か数ヵ月前の答無用で嫌われたトラウマが甦る雅史だった。


アリシアを連れてグレードアーチの、精霊の森と言う名のジャングル奥の、アンコール遺跡みたいな遺跡に入るが入った途端、精霊の歓迎に会うがセールス早くない?

特製の南国風なフルーツ香る茶葉に、それに合うドライフルーツが入ったクッキーや、ドライフルーツ各種を買いグリーン色のドレスに、エルフぽい姿に光の翼をはためかせ飛ぶ不思議な妖精、エルダーフェアリーて種族らしいがたまにとある店に行き、美味しい肉料理を食べてるらしいが妖精しか通れないらしい、畜生がぁ~


アリシアの創作に火が付いたらしく、エルダーフェアリーを観察し遺跡の奥の木に寝てる、コアラらしき生き物やナマケモノらしき生き物は、見なかった事にして違う場所から睨むハシビロコウらしき、眼光鋭い鳥は何とかして欲しい。

一応移住を進めたが無理と言われた、何故かは分からないが無理としか言わない。


また買い物をしに来ると言うと、この遺跡はまた他に移動するらしいし、彼等は他に行く場所が有るから他の精霊達とは、もうじきお別れらしい。

手を振り見送られアリシアと共に帰る前に、ミルさんの店で画材を買いお茶をしてそして帰る。

次はシャロとフローラを連れて行こう、セーラやルリやカルミアは見えて無いらしいし。


そして私はアリシアの絵を見ながら、マッタリしたたまに実家に遊びに行くセーラと、久々に超大作を書き上げたと実家経由で、原稿を出しに行ったカルミアが青い顔して帰って来るまでは。

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