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元おっさん,猫と異世界ライフと旅に出る。  作者: 猫を愛でる会
7章異形の魔族決戦最終章
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第26回元オッサン異世界人飲み会 忘年会

年の暮れだが忘れては成らない忘年会、一応未成年は酒ではなく他の星の炭酸を用意した、妻達のプレゼントの余ったお金を使ってだが、大半のコーラは私が保管し飲んで居る。

さあやって来たらしい、今日は忘年会すき焼祭りの開催だが、すき焼以外もちゃんと出す。



「来たぞー!」

「兄貴やっと俺にも酒が!」

「和政は後二年待て、あとルーデウスさんは語彙増やして」


和政はガッカリし、ルーデウスは知らんなとズカズカと、座敷に向かって行った。


「疲れたわい」

「今日は何だろうな? 鬼丸殿」

「私には分かりません千石殿」

「…………」


ジェラールと鬼丸と千石が現れた、そして更にゲッソリとパウエルが影薄く居た。


「年末パーティー前に、違うパーティーなんて!」


何かウキウキで来た義母ローリエ。


「まだまだ若いな義母は」


そんな事を口に出しながら、作業を続ける雅史。


「お酒~お酒~」


酒癖悪いマリが現れたが放置し、ライドスもしれっといつの間にか居た、あと何故か出れてるミリスタまで。


「プリンは出るのかしら」

「出ねえよちんちくりん」

「煩いわよ、精霊もどきオセロで勝負かしら」

「僕はちんちくりんと違って忙しい、彼処で寝てる分身とやれちんちくりん」

「カッチィ~ン、今喧嘩売ったわよね? 売ったわよね?」


毎度飽きない二人だ。


先にドラゴンアリゲーターの肉の、鶏肉みたいな部位のから揚げから出、あのビッグ芋虫を食べてた鬼鮪の刺し身にカルパッチョを出す。


「このブランデーは美味い!!」

「酒なら日本酒だたわけが!!」

「拙者はゆっくり静かにマグロと酒を……ぷはぁ~」

「もう一献千石殿」


あのうるさい一角は、毎回うるさいが仕方無いな。


「美味しいわ~」

「生き返るゼェ~」


パウエルギルマスはいつの間にか復活した。


「コーラ飲み過ぎだライドスさんよ!」

「堅いこと言うなカズ、俺とお前の仲だろ」


ポテトフライ食べながら言うが、ライドスよいつの間にポテトフライ持って来た?


「これも美味しい~!」

「お酒おかわりまだ?」


義母は美味しいを連呼し、マリあんたは酒を控えろ一気飲み禁止だ。


「酒を一気飲みした人はこれからペナルティー、水だけ出す」


全員血の気が退き……和政とライドス関係無いだろ以外、全員真っ青で此方を見る。


「酒の一気飲みは死ぬ元だから許さん」


絶望の顔を更にするマリ、何か犯人が分かったぞとマリを見る全員。

まあ最初から一気飲みしておかわりしてるし、まあ分からない人は居ないわな、牛モンスターの重甲獣の肉ブロックをスライサーに掛け、皿に盛りテーブル真ん中を開ける。

未成年二人のテーブル席に女性二人と1匹の、テーブル真ん中を開け鍋を置く。


「メインのすき焼だが、肉はたぶんもう手に入らないからね」

(後は年末パーティーで出すから)


一頭分の肉をその日出した、更に酒は進みご飯も進む。


「この肉また何時もと違ってなかなか」

「焼肉でも美味いよな兄貴………兄貴?」


一人隠れ焼肉を食べてた雅史は、和政に発見されたのだった。


「一人で焼肉ずりー!」

「そうだズルいぞー!!」


鬱陶しいので直ぐに食べ、鍋を取り上げ。


「「俺達のすき焼がぁ~!!」」


ルーデウス達の席に鍋引きを引いて置かれ、直ぐに無くなったとさ。


「「俺達すき焼がぁ~!!」」


酔っ払い達に容赦と言う言葉は存在しない、無慈悲なら存在するが。

トム分身達は肩を組ながら刺し身を食べ、マタタビ酒を飲み浮かれながら楽しんで居たが、酒を飲まされたのかミリスタがいつの間にか、トム達の輪に入って居るがまあ良いか。


最後はアイスと酒を飲むのと別れ、最後の〆を楽しんだ面々は酔い潰れるまで飲み、トムの動ける分身とエルを呼び酔い潰れた惨状に力を借り、ローリエさんに感謝と愚痴を言いながら連れて行った、翌朝全員二日酔いで動けずエルが対応して、城に行ったが羨ましいがる義父に後に文句を言われるのは、この数日後である。



















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