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元おっさん,猫と異世界ライフと旅に出る。  作者: 猫を愛でる会
第6章新婚生活と
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ベール街に続く街道とベール高原

ジェンドルナを出てスライムや狼や、根っ子をタコの様に操り動くタンポポや野バラに、エーデルワイスや木の蔓を蜘蛛の脚の様に操る、レベル2の女の姿をした植物や赤い眼をしたグリズリーに、ファンシーな姿のアライグマや狸や兎にシャロとアリシアは、粒羅な瞳に大苦戦した。


「こんな可愛い子倒せないよ~」

「そんな目で私を見ないでー!!」


粒羅な瞳の兎は命乞いの様に二人を見る、だがヤツは隙を見て飛び上がりシャロの胸に、蹴りを食らわせるが意味はないノーダメージだが、蹴られた事にシャロの心がダメージを負う。


「何で………そんなぁ~……酷いわ……」


もう少し茶番を見て居よう、膝を付き心にダメージを負うシャロだがアリシアも。


「ダメだよ狸さん、戦ってはダメだよ……」


アリシア、それモンスターだよ精霊的なのや、ぬいぐるみとは違うんだよアリシアよ。


攻撃を躱しながら説得するアリシア、意味は全く無い。


「ダメだよウサギさんも!」

「………二人共それモンスターだから」

「「分かってるけど!!」」


涙目で訴える二人。


駄目だ茶番劇は強制修了だ。


「二人の為に成らないから撤退」

「「そんなぁ~!!」」


二人を両脇に抱えファンシーモンスターの、街道脇の森から撤退した。


「あんなに可愛かったのに………」

「……友達に成れないのかな?」


二人はぼやきながら抱えられてるが。


「シア」

「何まーくん?」


雅史は事実を言う。


「人間もだが仲間になる意志が無ければ無理だ、しかもモンスターだから向こうが意思表示をしないと、命を落とすのはこっちだよ」


悲しげな顔をする二人だったが、アレはモンスターでぬいぐるみや愛玩動物でもない、野生の人に敵意を向けた物だが猫だった場合、雅史は是可否でも仲間に取り入れる為に他のモンスターで、力を示し仲間に成れと追い込む可能性もある。


「まだ街道の半分も進んでない、野宿は確定だけどまだモンスター退治はする?」


二人は顔を見合わせて………


「もう少し今日は楽しみたいよ」

「マサとまだ冒険したいわ」


二人のリクエストに答え、二人がまた躊躇わないモンスターが居る場所まで、移動してから下ろし冒険再開。

途中川を発見し戦う事にしたが……


「カニだね」

「沢蟹より海の蟹によね?」


川で遭遇した沢蟹は沢とかに居る小さい蟹では無く、福井や京都の一部で冬の味覚のあの蟹である。


「………よし倒そう」

「食材ゲットして」

「マサが作るのカニ鍋ね」

「………出さないよ」

「「え゛」」


やる気が失せた二人を放置し、食材狩りし蟹の殻は何故か防具素材として売れるが、薄い殻なら砕けば錬成素材に成るらしい、何の素材かわ知らんけど。

だがそんな事より影から現れたキジトラ、周りを見渡し言う。


「カニ鍋は何処ですか?」


雅史はすかさず言う。


「作らないぞ」


それを聞きガッカリするトムだったが、その時川から魚が跳びはね、大きな魚に反応し飛び蹴りを食らわせるが、格好付け過ぎ空中回転するも距離が足りず、川にドボンと落ちたトムだったが、ただでは落ちて無く近くの魚を狩って居た。


「今の金色の魚何ですか?」


キャナルの出番だ。


『アレは黄金桜鮭、この星だけ居る鮭モンスターです』


それを聞きトムの目の色が変わる。


「鮭料理祭り!!!」

「祭りか………作るの私だよなトム」


聞いてないフリをするトム、そしてトムは飛び上がり空中から川に向かい攻撃する。


「猫精霊魔法、振動波!!」


川に向かって拳から振動する空気の塊を川に打ち込み、川に振動の波が1km広がりその範囲の川に居た、全てのモンスターは倒された。

倒されたモンスタードロップはトムと雅史の、カバンと首輪が自動回収したが、トムはアリシアより運良く川に在った宝箱さえ何故か回収した。


「これはホクホクですね」

「色々な意味でトムさんには勝てないね」

「アリシア、トムさんはとんでもない底無しの食いしん坊よ!」


更に川の上流を目指す、途中鉄の様な岩の様な物が転がって来て、アリシアが回り込み奇襲して倒す。

鉄岩ゴーレムらしいが見た目岩にしかに見えなかった、赤い岩の身体をしたレッドウルフゴーレムや、白金色身体やオリハルコンの身体の、ラビットゴーレムを倒して行く。


「木刀軽く一撃で楽勝!」

「岩の動物わ可愛くないわ!」


トムは拳で楽々倒す熊型のゴーレムを、アクロバティックに空中回転しながら倒して行く、頭を蹴り次のに反動付け回転し木をバネに蹴り倒す。


「流石一応猫」

「猫精霊ですよマサさん!!」


ツッコミを入れつつ更に倒すトム、雅史も木刀二刀流で応戦し襲いかかるゴーレムを、片っ端から力技でねじ伏せて行く。

更にゴーレムは増え石で構成された、人形ゴーレムが近くの岩や石を投げるが遅い。


「なんだなめてるのか遅い!!」


岩のモンスターに遅いと言う雅史だが、そもそもレベル差が有り過ぎである。

雅史は走り抜けるのと同時に一撃食らわせる、トムも木刀を出し人形ゴーレムを打ち倒す。


「マサさんに負けられない!」

「トムに負ける気は無い!」


何かの勝負を始めた二人と、楽しく倒すアリシア&シャロだがシャロのBB弾魔弾は底を尽きつつある。

そんな事は知らずに撃ち続けるシャロ、アリシアは倒してるとアルミ剣とゴム棒剣を手に入れた。


「シャロ!」


ゴム棒剣をシャロに投げ渡すアリシア。


「私だって!」


ゴム棒剣を受け取ったシャロは、破れかぶれに振り回し倒して行く、そしてどんどん貯まる素材や金貨。


「軽い敵だなトム!」

「ゴキ達の方が手強いですね」


更に素早く動く二人、久々のトムとの共に戦う時間を楽しむ雅史、いまだに破れかぶれにゴム棒を剣を振り回しるシャロに、試しにエアーボールを放ちゴーレムを一網打尽に吹き飛ばすアリシア。


「私の魔法で倒せる何て弱……」


一応学園時代では魔力だけなら、学園一位の実力が有るが本気を出さないアリシアだった。


「やるなシアだがスライムには使うなよ!」


誰も退治してないのかゴーレムはまだ現れる、雑魚だけどボーナスステージではなく,逃げれないトラップ地獄の様な感じだが,尽きないなら尽きるまで殴り倒すだけ。

更に蹴り方向転換しながらゴーレムが来る方向を、更にゴーレムの頭を足場蹴りし高く飛び上がり見るが、人形のゴーレムはもう少ないが、上流方面から一団体お越し以外の土煙は見えない。

トムと更にゴーレムを倒して戻るとつまらない顔で、雅史を見て居た。


「お帰りまーくん、妻を置いて楽しそうだね」

「お帰りマサ、本妻置いて行くてどういう事かしら」


何か不満オーラが吹き出てる二人を連れ、川の上流を目指し着いた場所は、小規模ダム位は在りそうな湖だったが、更に山も近くに在るし、湧水もとかもこの小さな湖を形成した元らしい。

綺麗な水だが湧水の方がまだ綺麗なので、シャロとアリシアは湧水を飲み喉を潤す。


「まあ水辺だし居るよね………」

「僕達は見守りますかね……」


レベル2のレッドボアて全身真っ赤なイノシシと、シャロとアリシアが立ち向かうが………


「足速いよ!!」

「私のでば………ちょと何で私に、向かって来るのよ~」


アリシアは追い付かれそうな直前に、頭を殴り倒しそしてシャロは逃げながら撃ち倒す、だがまだ現れるレッドボア君達そして小さな湖からも敵が。


「何で私達ばかり来るのよ~」


たぶんレベルが近いシャロ達を、まだ強敵とは思って無いだけだろう。


「湖から変な草が伸びて来たよ?」


水草らしき触手らしきのがにょろにょろと、湖から現れた。


「何で増えるのよ!」


ヘルプは無いので見守る。


「さっきの軽い剣で!」


アルミ剣を取り出し水草触手を切り倒す、切り倒してもまた次が現れるがドロップアイテムも増える、シャロはレッドボアを倒し終わり少しげっそりして居る、シャロは回収する暇が無いのでカバンに回収、回収した素材に試験管武器アイテム作れそうなので、取説見ながら材料入れて完成。


「シャロ出来たよ新しい武器アイテム」

「急いで取りに行くわ!」


雅史の手から受け取り、試験管武器ホルダーに差し込み急いで、アリシアの援護に向かうが、アリシアは足を水草触手に捕まり、空中逆さまに成って居た


「………やっぱ逆さまでも不思議な力で見えんか」

「マジマジ見てないで、助けてよまーくん!」


アリシアに絡む水草触手を木刀で凪払い受け止める。


「流石私の旦那様」

「可愛いなシアは」

「私の旦那様でもあるわよアリシア!」


頭に来たシャロは強力なフラスコ試験管を、湖に投げ込み大爆破させて一網打尽、ついでにシャロとトムはびしょ濡れ。

まあ装備無しで来たトムと、不思議シリーズではないシャロは濡れるよね、攻撃ではないし。

日が暮れ始めたので旅ハウスを出して一泊する、疲れた二人は直ぐ爆睡しトムと分身達である場所に行く。

翌朝元気に成った二人を連れ三人で森に入り、蔓触手の花のモンスターに今度はシャロが捕まる。


「……レース柄の黒とはまた凄いのを」

「見てないで助けなさいよ!」

「まーくん」

「何?」


アリシアが言う。


「シャロこの頃エロい下着買って、この前は……」


アリシアのその先を言わせまいと、ゴム棒剣をアリシアに投げたが避けられる。


「……スケスケや紐買ってたよ…」

「ヨッシャ剥げて事だな!」

「違うやる気出すんじゃあ無いわよ!」


シャロからクレームが来る、触手花を蹴り倒しシャロを受け止めたが、ほっぺたをつねられた……解せん。

モンスターを倒しながら森を抜け街道に戻り、ファンシーなモンスターからシャロ達を抱き抱え撤退しながら、次の街ベールに着いた。

冒険者組合に素材の一部を売り、錬成素材や魔弾を店在庫の半分買い、シャロ達が野菜を買いに行ってる間にトイレと言って騙して、果物屋で色々買いシャロにバレない様に戻り次は街の少し先に広がるベール高原に向かう。


「何か植物てより………」

「木の実のモンスター多いね」


ヤシの木らしきのを生やした、変な亀やハリネズミだが針の代わりにハーブを生やしてたり、全身に茸を付けたイノシシゾンビモンスターは、色々な冒険者が倒して倒してたのでイノシシゾンビ以外を狙う。


ちなみにシャロ達の、冒険者カード更新のレベルは………


~Syaro~


LEVEL5

職業 冒険者



~Alisia~


LEVEL11

職業 冒険者


まあアレだけゴーレム倒せばレベルアップするよね、特にアリシアは不思議シリーズの恩恵受けてる気がする。


そして狩りを始める、変な亀のドロップアイテムはチョコとアーモンドにマカダミアナッツ、これはもっと狩らないとな。

次はハーブネズミをシャロが眼を血走りながら、狩りに行ったソロでたがたまにシャロを狩りに来た冒険者を、私が狩りに行ってその仲間女性冒険者に渡し、ボコボコに狩られてたが自業自得である。


その後破局したパーティーが続出してようが、私の知った事ではないのだ、更にベール高原の奥に向かう。

のんびりな牛を狩りダチョウ級の大きさ鶏を狩り、巨大化した歩くコスモス?を狩り、更に奥に行きアルプスの様な山近くは誰も居らず、目付きの悪いヤンキーなウサギをシャロとアリシアが狩り、頭が二つあるツインウルフをシャロとアリシアが連携し倒す。


「………山羊倒せそうか?」

「やってみるよ」

「ここは援護よね?」


だがシャロが撃った弾は突撃して来た、山羊にヒットして倒したが山からモフモフした、回転しながらやって来た羊がアリシアに襲いかかるが、またもやシャロが倒す。


「アリシアばかり活躍させないわ」

「そんな場合ではないぞ」

「「?」」


大量にモフモフ玉が襲来それを見て、やっとシャロとアリシアは慌て始める。


「早く言いなさいよマサ」

「早く教えてよまーくん」


文句を言いつつ二人はモフモフ玉集団に、立ち向かって行った。


「………疲れたよ~まーくん」

「当分羊は見たく無いわよ~」


またもやげっそりする二人、旅ハウスを出して少し日が陰って来たので休む。

今日は北海道のジンギスカンにした、我が県のジンギスは味付け染み込みが必要だ、味付けジンギスは後にしょう。


またもや爆睡したので再びトム達を連れ向かった、翌朝疲れが抜けない二人を休ませエアーウイングで、エリエルフの里まあ普通にエルフの里に行き不思議な柑橘類や、大きな瑞々しい白桃に苺の様な香りがするベリーピーチ、濃厚なカカオバターに甘味糖度が高い苺に、不思議な巨大巨峰を買い戻ると、ハーブティを飲みながらマッタリして居た。

シャロを満腹にして眠らせて、アリシアとニヤニヤしながら準備をして翌日に備える。

アリシアと婚約者達と新居で飾りをして、皆でニヤニヤしながら明日に備える。



「次回私沢山食べるー」

「食べちゃあダメですよフローラさん」


困った顔で言うルリスティーナだった。



ゼノン「今年は寂しいな………」

ルキア「娘が沢山の人に誕生日も、裏誕生日も祝ってくれる何て幸せじゃない」

ゼノン「分かってる………分かってるが可愛い娘が……」

ルキア「何時に成ったら娘離れ出来るのかしら?」


永遠に無理だろう次回に続け

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