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元おっさん,猫と異世界ライフと旅に出る。  作者: 猫を愛でる会
第6章新婚生活と
135/257

進む先は………そしてアルカナアース

シャロとアリシアの冒険の旅編スタート

雅史はトムを呼び話をした。


「私の役割て何だと思う」


トムは答える。


「分かりません!」

「だろうね……」


色々有り過ぎて頭の中が整理が付かない、エルビー博士が去りいきなり見付けた場所の木々が無くなり、食材や婚約者達とデート場所に此れからもする予定だった、四季エリアが無くなり色々な目論見が崩れ去る。

まあ自業自得な部分が多いが雅史の知った事ではない、トムも聞かれても知らないしそもそも、雅史のスローライフをサポートが本業、なのに変な魔族と戦ったり虫の女王に、汚いゴブリンとの戦いはスローライフではない。


「そろそろスローライフしたいなトム」

「まあ戦い以外スローライフですが、マサさんの場合たまに自分から、スローライフ壊してますよね?」

「………ハーレムスローライフ状態の事か?」

「そんな事は言ってませんよ」


何処でスローライフ冒険を間違えたのだろうと、雅史とトムは思ったが結局、とある人物が尻拭いしてるのでまだ、雅史はハーレム野郎スローライフを過ごして居る、余分な事をしてその人物に恨まれて居るが。


「まだ半年なのに、一年経ってる気がするよトム」

「地球だったらもう一年経過して、一年二ヶ月過ぎてますよ」


トムの言葉に5月の心の傷が疼く……


「ミリスタや優姫達との出会いも懐かしい……」


雅史は染々言うと。


「でも今は静かですが、そろそろ動きますか?」

「………妻達と幸せな日々を過ごしたいが、その幸せを守る為にも強くなって、セーラを泣かせた敵を倒す」


まだ雅史には怒りが残って居る、カルミア達を危険に去らした報いも晴らしたい。


「さて最後の新婚旅行して、何処かに修行に行くかトム」

「モンスター狩ってレベル上げですね」


何故か立ち上がり、シャドーボクシングを始めるトム。


「さて方針も決まったし、修行前の休暇をエンジョイしてカシム達を鍛えてから、自分達の修行を始めるぞ」

「……カシム君達の事忘れてましたよ」


テヘと舌を出しながら言うトム。


「さあ行くぞ!」

「マグロの為に!」

「………それは違うトム……」


二人は各々の最後の休暇しに向かうが。


「面白い星の軌道だったから来たけど、やはり……」

(異世界は地球の科学や常識が通よしないな……)


❪アルカナアース❫


ハミダブルゾーンにある星だが、他の星の軌道と違い40度傾いた軌道で恒星を周り、他の星とぶつからない不思議な星は、その星自体も他の星の常識が通用しなかった………

そしてとある事(笑)が雅史に待ち受ける………


❪マルダー超大陸❫


沢山の人が住む大陸、国が無い不思議な星にもルールがあるそれは………


「着いたよシャロとシア」

「なんか浮かない顔ね~」

「どうしたの?」


雅史は話す。


「この星観光する所が殆んど冒険、しかもモンスターレベルが大抵1の最弱だらけで、そんなに強いモンスターは居ない………」


顔を見合わせるシャロとアリシア、だがアリシアが雅史の部屋に行きある本を持って来た。


「まーくん、この可愛い服の防具作って!」

「ナイスアイデアよアリシア!」

「え゛~」


シャロとシアは要望する〘エターナルサーガレインボー〙、て前に猫雑貨屋で買った本の女主人みたいに、可愛い服で旅がしたいらしい。

シャロはアルケミストタイプでアリシアは、お嫁さんらしいが今現在進行形で妻なんだが? アリシアは舌を出しおどけるし困ったもんだ、アリシアは和服の木刀剣士を希望し、シャロは試験管を武器にして欲しいらしい、なんだかなぁ~


装備は無敵に皮や髭等の繊維を染めたり、ベルトやポーチに試験管ホルダー、霊脈檜れいみゃくひのきを削り久々に木刀を作りシアに木刀ホルダーを作り、武器の製作はシャロ以外は終わった。

アルケミスト武器は現地調査を、アステリアに調査ドローンを出発させると、武器屋か薬やか自作錬金術らしいけど、自作錬金術は道具屋で簡単自動錬成アイテムが、普通に売ってるが駆け出しには高いらしい。

硬貨は金貨らしいけど、モンスターを倒すと手に入りダメージ判定は攻撃するとなんとなく分かるらしい。


シャロの防具は膝丈半袖の不思議な国アリスの、アイデア風にした絵のキャラをピックアップし、シャロの魅力を生かしつつワンピースドレスを基本に、翡翠色をベース色に縦に白い線を入れ、ブラック・グランドホエールクラウンの皮や繊維で、皮のブーツに白のニーソにピンクのリボン付き手袋、ゴスロリ風オレンジのリボン付き白ハット。

着替え用のアリス風ワンピースドレスを複数と、左右の試験管ホルダーと異次元小物入れポーチ。


アリシアは開けてない宝箱が数点有ったから、金の宝箱が何故開けてなかったかわ分からないが、着物系?の防具がちょうどありしかも何故か、不思議シリーズで効果は後で調べるとした。

ピンクの和服風セーラーで模様は藤の花で薄紫ピンク、襟は和服の様な着方風に成って居て、振り袖はやや短めで水に浮かぶ藤の花びらを表現してあり、スカートは膝丈の藤の花模様で、アリシアには白のニーハイにシャロと同じブーツ。

木刀ベルトホルダーと回復ポーションホルダー、ベルト付き異次元アイテムポーチ。


「………だいぶ時間が掛かったが、旅の途中でセーラ達と結婚に成りそうだな、まあセーラ達の結婚前にシャロの裏誕生日だな」


19月の頭を過ぎシャロの裏誕生日が、カウントダウンが始まるが先にシャロ達の冒険者登録をしに向かう。


❪初心者向けの街ジェンドルナ❫

初心者冒険者が多い海岸の街ジェンドルナ、レンガに漆喰をした家が建ち並ぶ。

たまに陽気なおばちゃんの、背中に一撃張り手は痛い。


エトワールから外套ステルスで降り、街に入ってから裏路地で解除し冒険者組合に行くが、何故か近くに居た野良兎や野良猫が後ろから付いて来る、剣を掲げる甲冑の旗がたなびくファンタジーそのままな、酒場風冒険者組合の建物に入り中の受付は、何かスーツ姿で何処かのショップみたいな感じしかしない。


「いらっしゃいませ、冒険者登録ですね」


何で分かるんだ? 受付のお姉さんよ?


「三名様奥の登録窓口へ」


手を振る次の案内お姉さんに向かい歩くと、何故か二人に睨まれてるのが解せない。


「登録は借金後払いで構いません、一人五金に成ります」


安いのか高いのか分からない金額だ。


「じゃあ私からね」

「水晶盤に手を当てて下さいね、直ぐ発行します」


シャロが水晶盤に手の平を置くと、水晶盤が虹色に光……


「レアなカードが出る前兆よ!」


全員集まり見守ると水晶盤のカード出口から、如何にも冒険者カードが出て来たが。


「…………コレは凄い!!! ………」


カタカタ震えるお姉さん、冒険者カードを凝視する人々。


「金の兎プリント柄の冒険者カード何て、レア過ぎるわ!」

「そこかぁー!!」


ついツッコミを入れてしまった。


「次は私!」


アリシアも水晶盤に手の平を置くと、虹色に光が溢れそして出て来た冒険者カードは


「超レアカード来たぁー!!」

「「「おおぉぉー!!」」」


皆固唾を飲み待つと。


「虹色の猫神様プリント来たぁー!!」

「「おおぉぉー!!」」


シャロはカード四角に金の兎のプリントが、アリシアのカードは釣竿担いだ虹色猫のシルエットが、カード中央に有る。


~Syaro~


LEVEL3

職業 冒険者初心者


~Alisia~


LEVEL5

職業 冒険者初心者


何で英語と日本語何だ? て私に都合良く、解釈されてるだけだよね。


「初心者なのにレベルも高いですね新米レベルですよ、まあ中堅はレベル20ですから、数年以内に中堅クラスに達してそうですね」


次に私が触れると光って水晶盤が割れた………


「………大丈夫ですよ……レアなカード出て、負荷が強くて割れただけですよて、カード出てますよ!」


出たカードを見たら……


~雅史(w)~


LEVEL✕✕???

職業 ねーよ



なんだこりゃぁ~


「………まあガンバ…………www」


何か受付のお姉さんに凄い笑われた。


「兄ちゃんドンマイ」

「そんな日もあるさ」

「レアを越えたレアだな兄ちゃん」


情けが色々痛いよおっちゃん達………


「……では一応説明しますね、モンスターは貴重な資源が出ますアルケミストなら、スライムと鉱石ゴーレムをお勧めしますね、アルケミストの武器の素材がドロップするモンスターですから」


更に説明をする。


「農家さんの素材依頼なら、植物モンスターが一般ですがたまに石灰とか鉱物肥料は、アルケミスト素材と変わりませんが、水棲モンスターを倒して貝殻の石灰は高価買取に成ります」


牡蠣殻とかのカルシウムとかの石灰だね。


「水棲モンスターは魚の切り身とかのドロップします、ちなみに肉はそのモンスターの特性次第、肉や魚の食材をドロップしないモンスターはお金だけのハズレです」


ハズレもあるモンスタードロップて。


「倒したモンスターはドロップアイテムに変わりますが、変わる前のを食べたいとかの好奇心は、お腹や生命の危機に関わるので止めてくださいね」


生命の危機て………


「野菜は農家しか作れないので、野菜がたまにドロップてもそれは、農家に種として売って下さいね、お腹壊しても神官居ないと死にますよ!」


笑顔で死にますよて怖!


「果物は森の木の実か八百屋にエルフや、寝坊助ダークエルフからも買えますよ」


寝坊助ダークエルフて、………どんなダークエルフなんだ?


「街の移動は歩きかこの……」


何か扉を開きがさごそ漁って居る、何かを取り出し言う。


「移動~ぼーどぉー!!」


ドラちゃんかぁー!!


「座りながら進んでくれるこのボード、お値段なんと金三千ですよ、今なら枝切りハサミを………買って下さいね」

「「「……………」」」

(((ツッコムものか!!)))


シャロは顔を引き吊らせながらプルプルと震え、アリシアは雅史の背中に隠れブツブツと言い、雅史は顔が引き吊る。


「他は相乗り馬車か、馬か土恐竜を借り移動ですかね?」


竜ではなく恐竜かよ!


「まあ他には魔法使いが覚える、マジックテレポートに大陸を移動する、大陸ポートも有りますね」


魔法に短距離移動有ったけど、忘れたな………


「ではご注意して冒険なさって下さいね」


冒険者組合を出て砂浜でモンスター狩り、何故か鯛や鮫が海から出て来て空中を移動し、攻撃を仕掛けて来るがアリシアが木刀で殴る度に、モンスターはアイテムに成りお金が貯まって行く、たまにシャロがタコにエロく襲われてたが、少し鑑賞してから助けると怒られた、シャロは近くの石をトス投げしてモンスターをたまに倒したが……食材だらけ。

何故か見守る野良猫と兎達、あと金は金貨に500と数字が刻印されて居るが、宝箱以外は1と100刻印しか出ないらしい、1000金と5000金と10000金も存在するが、宝箱がたまに街道脇や森の中に在り、運が良ければ板状の1000金と入ってるらしいが、たまに500金の金貨が大量に入ってる場合も有るらしいが、砂浜には宝箱は無かったが……

アリシアが殴り倒すと金は100刻印が多いが、私が倒すとスカか1刻印しか出ない。

お金が小金持ちにアリシアが沢山モンスターを倒し、4000金貯めたので借金返して、錬成アイテムと攻撃試験管に空の試験管に調合素材を買い、下手するとダイナマイトと同じ威力出る調合も有ると、スキルの通訳翻訳で発覚したが、大量のスライムとか倒すのに有効らしい。


「私大活躍」


胸はアレだが張るアリシアは可愛い、頬を膨らませ機嫌が微妙に悪いシャロ。

シャロが手に入れた食材の一部は高価買取され、二万五千金で売れアリシアが悔しがった、何故か食材には倒してないマグロの中トロや、試しに海の中に投げた石がたまたま当たったと思われる、ウニやムール貝に牡蠣も入ってて高価買取された。


「シア出番だよ」

「私の主役の物語がはじ……」


アリシアが倒す前に試験管を勢い良く投げ、弧を描き当たり爆破しスライムを倒すシャロ。


「私が倒す!」


握り拳を胸の前で強く握り、高らかに宣言するシャロ。


「赤いスライム」

「私が倒す!」


アリシアとシャロがイキイキとモンスターを狩る、何かほのぼのとはしないが楽しんでるのは、一番良い事だ。


あと武器屋には素材弾薬式銃が売ってたが、スライムは魔法を食べ増殖するので、魔法使いのサブ武器らしいが杖で殴っても倒せるので、物好きしか買わないらしいから安かったのでこっそり25金で3つ買った。

ちなみに魔弾は一つ1金と炸薬魔弾丸は1ケース20弾30金とケース売り魔弾丸は1つ100弾110金の値段、私が海でモンスター倒して得た額は308金、ちなみに宿屋の一人の料金は18金何かアカン。


「次は狼だー!」

「ヤらせないわ!」


………イキイキし過ぎじゃ無いですか? 妻達よ。


「………アレは熊ならば………」


神速で熊の背後を取り足払いで180度回転させ、そのままホールドしジャンプから技を放つ。


「○ン○クバスター」


❪そんな技は御座いません、やり直して下さい!❫


地面に熊が刺さっただけで、技は発動しなかった使えない。


❪無い技は発動しません、クレームしないで下さい❫


シャロが張りきり過ぎて武器を全部使い切り、売却したお金でシャロの武器アイテムをもう少し、多く買えば良かったと後悔する。


「仕方ないから此れ貸すけど、玩具ではないからね」

「使い方教えてね」


使い方は買った時に教えて貰ったが、銃だがワルサーP38タイプと、ハンドガン一丁を買って居るが、ハンドガンはシャロの護身用に買った、試験管武器アイテム以外無いからだしかも、ハンドガンの弾はBB弾の魔弾丸で微妙に安全なはず。

軽いので使い易く自動追尾機能付きなので、シャロにも扱える武器でスリットスカートに、太ももにホルダー………他の男には見せたくないので却下して、レクチャーしながらスライムを倒す。


「ある程度遠くても倒せるな」

「ロゼと何か被ってる気がするわ……」


微妙な顔をした割に、イキイキと撃ってましたよね(シャロ)よ。


こうして旅は始まったのだったが、次回に続くよ。



セーラ「楽しそう」

イレイナ「二人だけズルいですわ」

エルリーナ「でも弱いし………て! 何故マサのメイドが居るの?」

セーラ「そんな事より出番少な過ぎて、私達マズイわよエル」

エルリーナ「結婚式ちゃんと……」

セーラ「それ駄目なフラグよエル!」


もう色々手遅れだったのだった、次回に続く。

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